2022年05月09日

先週は5本、オススメは「ショーシャンクの空に」「最高の人生の見つけ方」「ゴーンガール」、「虎狼の血Lebel2」はえげつなすぎます^^)

GWのスクリーンは観たい映画がなかったので、すべて自宅鑑賞です

(★★★★★)(1994年米国)(原題:The Shawshank Redemption)
えん罪で服役した男の不屈の闘い、不朽の名作

05ショーシャンクの空に

無実の1級殺人罪でショーシャンク刑務所に服役中のアンディ、元銀行員の生真面目な性格、囚人からの暴行や看守達の横暴にさらされながらも、キャリアを活かした節税対策で刑務所長の裏金管理を任されるようになり、徐々に刑務所内での存在価値を高めていくが、、、えん罪での服役も早19年が経過、、、



不朽の名作、暴力シーンも抑え気味で淡々と理不尽な刑務所生活とえん罪による苦痛が描かれていきます、囚人仲間との友情も芽生え、それでも出所できる可能性がない刑務所生活の理不尽さがヒタヒタと押し寄せてきて、観ている側のストレスが最高潮に達した時にとんでもない事件が発生します、

淡々とした描写の中に数々の伏線が上手に張られており、終盤の伏線回収が爽快!不朽の名作、久しぶりに観ても観応えたっぷりでした、必鑑賞の1本、

原題のRedemptionは、『贖い=自分の罪と向き合うこと』という解釈かな?


(★★★★☆)(2007年米国)(原題:The Bucket List)
ガンで余命宣告を受けた2人の最高の人生とは?

05最高の人生の見つけ方

真面目に働き続けてきた自動車整備工のカーター、検査でがんと判明、余命半年を宣告される、病院で同質になったのは同じく余命宣告を受けた病院オーナのエドワード、油と水のような2人だが人生の最終章を共有する事になる、それは『死ぬまでにやるべき事』を実行することだった、、、



ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演は見応えあり、誰もが迎える死が予告された時、人はどう振る舞うべきなのか?という難しい問題がとってもハッピーな物語になります、スカイダイビングに世界名所巡り、そして美女とのアバンチュール!?これは、これで病気も治ってしまうのではないか?と思えるほどの2人の珍道中は、大いに参考になる死との向き合い方です、

2019年に吉永小百合と天海祐希主演で日本版がリメイクされています、小百合さんの映画としては珍しく笑える映画でこちらもまずまずの出来映えでした、

原題のBucketは“棺桶”の意、



◆(自宅で鑑賞)「ゴーンガール」
(★★★★☆)(2014年米国)(原題:Gone Girl)
突然失踪した妻、残された夫への疑惑、異常で巧妙なサスペンス

05ゴーンガール

ニックの妻エイミーが突然失踪する、ニックとエイミーの両親はエイミーの無事を信じて妻の捜索キャンペーンに奔走するが、不自然な室内の様子、妻が残した不可解なメッセージ、ニックの不倫の暴露などニックへの疑惑が深まっていき、ついにニックは逮捕されてしまう、、、



暴力的なシーンは少ないですが、人のココロの怖さは相当なレベルまで高められているサスペンス、妻の安否は終盤に明かされますが、その後の展開がまた怖い、、、

ロザムンド・パイクが適役、こういう役柄も上手にこなすというか、近作の「パーフェクトケア」でも非情な役柄を好演、個性的でエエ女優さんです、


◆(自宅で鑑賞)「虎狼の血 Lebel2」
(★★??☆)(2021年日本)
ヤクザの抗争を知力で収める刑事、そこにとんでもない怪物が出現

05虎狼の血2

対立する2つの暴力団、3年前に謀殺された刑事大上の後を継いだ刑事日岡は巧みに立ち回りながら抗争の鎮静化に成功していた、しかし、刑期を終えて出所してきた上林は手打ちを由とせず、先代の仇を討つべく次々と暴挙に及び、ついに抗争が勃発、日岡も窮地に立たされる、



どうもヤクザ映画は苦手、というか観ていて気分が悪くなる残虐なシーンの連続、グロてんこ盛り、どうも評価する気になれません、

物語的には結構面白い映画的レトリックが仕組まれており、後半は観入ってしまいます、残虐シーンなど無しにして“警察ドラマ”として描いても結構面白く出来る話だと思うのですが、、、やはり、こういうヤクザ映画ってニーズがあるんでしょうね、、、


(★★★☆☆)(2019年米国)(原題:Men in Black International)
地球に生息するエイリアンを取り締まるMIB、今回の敵は?

05MIBインターナショナル

幼少期にエイリアンと遭遇、その記憶からMIB就職を夢見ていたM、なんとか組織に潜り込み女性初のエイジェントとなる、敏腕エイジェントHとコンビを組みエイリアン退治の任務に就くが、内部情報の漏洩から危機に直面、なんとか任務は成功させるが、組織内スパイの正体が掴めない、、、



「メン イン ブラック」シリーズ4作目だそうです、へ~~、3作目を観ていないのかな?タイトルがジェンダー平等に反する??^^)ので今回は女性エイジェントの登場となりますが、物語に新味無しというかエイリアン退治の醍醐味無し、仕込まれた映画的レトリックも最近の流行ネタで意外性無し、

ま、休日の時間潰しにどうぞ、





syougai1pon at 05:30|PermalinkComments(0)

2022年05月02日

先週は6本、オススメは「赤ひげ」「ブラックブック」「ホワイトハウスダウン」、「キャロル」はまずまず、スクリーンの「パリ13区」は微妙。

◆(自宅で鑑賞)「赤ひげ」
(★★★★★)(1965年日本)
江戸時代、庶民を助ける“赤ひげ”と呼ばれる町医者と青年医師

04赤ひげ

長崎で医学を学んできた保本は小石川療養所に差し向けられる、そこは金のない庶民へボランティアで治療にあたる“赤ひげ”と呼ばれる所長医師がいる、保本は赤ひげの独善的な態度に反発、1日も早く療養を所出たいと願いながら渋々診療にあたるのだが、、、



黒澤作品で未観だったこの作品、時代劇とはいえ武将は登場しない、どんな物語かも知らなかったので鑑賞、3時間超の長編ですが見応えありました、タイトルの「赤ひげ」=三船敏郎の映画と思いきや、原作(山本周五郎)も未読ですが、映画では何人かの患者のエピソードを通して保本=加山雄三の成長を描く人間ドラマになっています、医学ものドラマの原点、

クロサワ作品が世界で認められる要因に、台詞よりも映像での説明力の強さがあります、本作品も台詞が無いシーンが何回か登場しますが、そこで映像の驚くべき迫力が生まれます、世界中、誰が観ても共感を呼ぶ映像、クロサワの真骨頂です、

必見、



◆(自宅で鑑賞)「ブラック ブック」
(★★★★☆)(2006年オランダ・ドイツ・イギリス・ベルギー合作)(原題:Zwartoek)
1944年オランダ、ユダヤ人女性歌手のナチスとの闘い

04ブラックブック

ナチス占領下のオランダ、裕福なユダヤ人ラヘルは家族とともにレジスタンスの手引きで非ナチス占領地域への脱出を試みるが、途中でドイツ兵の待ち伏せに遭い両親と弟を失い、独り逃げ延びて再び占領地区へ舞い戻る、レジスタンス組織に身を投じたラヘルはナチス幹部を籠絡する任務を与えられスパイとしてナチスの本部へ潜入するが、、、



大規模な戦闘シーンが無い反ナチス映画、主人公がスパイとなって身を挺してナチスの裏をかこうとしますが、敵も然る者、危機の連続、ナチスの金品強奪犯罪行為も絡んでドキドキのサスペンスが終盤まで続きます、終盤の展開は2転3転、最後の顛末はちょっとやり過ぎのような気もしますが、伏線もしっかり回収されてまずまず、

物語の内容はとても悲惨なものですが、観後感がそんなに悪くないのは抑えめの演出のお陰かな?

(★★★★★)(2013年米国)(原題:White House Down)
テロで占領されたホワイトハウス内で活躍する父娘

04ホワイトハウスダウン

大統領警護官の面接にホワイトハウスを訪れたジョンと娘のエミリー、面接は上手く行かずジョンは失意のままホワイトハウスを去ろうとするが、突然テロ集団がホワイトハウスを襲撃、次々と防御線が破られる中、ジョンは一人テロ集団に立ち向かう、エミリーもまた勇気ある行動をとるが、大統領は消息を絶ち、エアフォースへ待避した副大統領も死亡、世界の情勢は一気に緊張する、、、



ほとんど同じプロットの「エンド オブ ホワイトハウス」と同じ2013年制作、どちらかがB級なのかと思っていたら両作品とも良く出来ています、本作は娘エミリーが重要なファクターで、上手に(ま、無理はあるけど、、、なんせ、ホワイトハウスがいとも簡単に乗っ取られるなんて、、、無理^^)家族の物語も描いています、旗振りの伏線回収はやられた感じ、

「ブラックブック」同様、裏切りに次ぐ裏切り、そうでもしないと事件が起こらないから仕方ないけど、動機は不明瞭、それでもジョンの獅子奮迅の活躍はジョン・マクレーン並みです^^)



〇(スクリーンで鑑賞)「パリ13区」
(★★★?☆)(2021年フランス)(原題:Les Olympiades)
現代、パリ13区に住む若者達の幸せ探し

04パリ13区

エミリーが出したルームメイト募集の広告に男性のカミーユが応募してきた、渋りながらも契約、そしてすぐにセックスを楽しむ間柄になるが、それも2週間ほどで解消、関係を続けたいエミリーの不満からカミーユは出て行く、一方、パリの生活に憧れて大学に再入学したノラ、SNSがきっかけで描いていた大学生活とは裏腹のハラスメントを受け挫折、それぞれが抱える不安や空洞感・喪失感が3人を翻弄する、、、



名監督3人が脚本を書いたなかなかスタイリッシュな映画、モノクロの画面は素敵だと思いますが、、、現代の若者が抱えている不安や空洞感・喪失感、家族や社会への不満、どれもその通りなのですが、物語ではその捌け口のほとんどがセックス、少しのドラッグ、ラストでそれ以外の大切なものに気付くという意味なのでしょうが、、、SNSでのハラスメントもセックス絡み、おっちゃんにはちと難しい^^)ということで、個人的には微妙な感じで劇場を後にしました、

エミリーはアジア系、カミーユはアフリカ系、ノラはフランス人、パリ13区の象徴か?2020年代の映画の必須条件、

原題はフランス語で『オリンピック』という意味、どういう意味だ?物語が2024年の設定だったのか?やはり難しい映画です、



◆(自宅で鑑賞)「キャロル」
(★★★★☆)(2015年米国)(原題:Calor)
1950年代のNY、彷徨いながらも愛し合うようになるまでの2人の女性の物語

04キャロルkai

写真家志望のテレーズ、アルバイト先のデパートに客としてやって来たキャロルに強く惹かれる、偶然から2人で食事をするようになるが、キャロルは夫との不仲で悩んでおり、さらに以前に女性の恋人がいたことも分ってくる、夫の策略で娘の親権を奪われたキャロルはテレーズを誘い車で傷心旅行に出掛ける、、、



静かな物語のようでメラメラと燃え上がる強い感情が見え隠れします、恋人、娘、夫それぞれに静かに強い感情をぶつけるキャロル、恋人はいるが何か違うような気がしているテレーズっもまた強い意志の持ち主、静かに強く物語は進みますが、終盤ではいきなりの映画的サスペンスが!

1950年代のファッションが素敵です、とくにテレーズの衣装がキュート、そしてテレーズのヘアスタイルはヘップバーンへのオマージュのように観えました、

(★★★★☆)(2021年米国)(原題:Army of Thieves)
金庫オタクが伝説の金庫破りに挑戦!

04アーミーオブシーブス

平凡な銀行員ルドウィックの趣味は金庫破りシュミレーション、いつか伝説のワグナーの金庫に挑戦してみたいと考えている、その動画をSNSにアップしたところ謎のメッセージが帰ってきた、それは腕試しの金庫破りコンテストへの招待、そして見事優勝したルドウィックは国際強盗団にスカウトされる、、、



コメディアクションですね、主人公のルドウィックがエエ感じのおとぼけキャラなのでお話全体は軽く転がっていきます、物語の主軸になっている『伝説の金庫』は5つあり、5つ目は制作者ワグナーの棺桶、4つ目はこの映画の前作で本編となる「アーミー オブ ザ デッド」ターゲット、今作はその前段という感じで1~3つ目の金庫を破っていきます、金庫は作曲家ワグナー楽劇「ニーベルングの指環」4部作になぞらえられています、この辺はまずまずエエ感じの本格派っぽいですが、基本はコメディアクション^^)

本作の後日談となる本編も観るべきでしょうが、どうも金庫破りにゾンビが絡んでくるようなので、、、どうするかな、本作の方が出来は良いようです、





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2022年04月25日

先週も5本、オススメは「親愛なる同士たちへ」今観るべきロシア映画、「ウイークエンドアウェイ」「オールドガード」「バーニングダウン 爆発都市」も楽しめます。

〇(スクリーンで鑑賞)「親愛なる同士たちへ」
(★★★★★)(2020年ロシア)(原題:Dorogie Tovarischi)
1962年、ストライキ、デモの参加者虐殺の事実を隠蔽するソビエト共産党

04親愛なる同士たちへ

ソビエト共産主義を信奉し市政委員会に勤めるリューダ、食料品不足から工場で発生したストライキにも強く臨むべきと共産党幹部に進言する、一方、労働者の権利を護るため娘のスヴェッカはデモに参加、市役所にデモ隊が押し寄せたとき、突然謎の発砲があり死者が出る、共産党はこの事件を闇に葬ろうと躍起になるが、リューダは事件以来行方不明のスヴェッカの捜索に奔走する、、、



なんとも皮肉な運命、共産主義を信奉しそれに反する労働者を厳しく取り締まるべきと出張していたリューダは、娘を失うことで初めて人の痛みを自らも感じることが出来るようになります、『共産主義以外の何を信じれば良いの?』彼女の言葉がむなしい、独裁による統治はいつか失敗することをハッキリと宣言している映画です、モノクロ映像と動かないカメラも新鮮、

そして今日、なんとも絶妙のタイミングでの日本上映となったものです、事実を元にして60年前のソビエト共産主義を痛烈に揶揄しているこの映画、現在のロシアの愚行そのままに、国民を自らの手で殺め、その事件そのものを隠蔽しようとするソビエト共産党、いつの時代の政治家も自身に都合の悪いことは闇の中に葬ろうとする、つい数年前の日本も同じ轍を踏んでいます、

もう2年制作が遅れていたらこの映画は完成していなかったかもしれません、とてもロシア国内で上映できそうにない内容です、今だからこそ観るべき映画、

原題は『物価高』みたいな意味のロシア語です、

(★★★★☆)(2022年米国)(原題:The Weekend Away)
休暇で訪れた避暑地で起こる殺人、無実の主人公に迫る捜査

04ウイークエンドアウェイ

親友ケイトとの休暇を楽しむために避暑地を訪れたベス、ケイトと羽目を外し飲み明かした翌朝、ケイトは忽然と姿を消してしまう、夫ロブやケイトの恋人と連絡を取りながら警察にも相談、しかし、だれも真剣に取り合ってくれない、がケイトは水死体で発見される、重い腰を上げた警察の捜査が進むとケイトの秘密が次々と暴かれ、ベスに疑惑の目が向けられる、、、



91分の小品、無駄なくテンポ良く物語が進みます、視聴者には主人公が無実であることは分っているのに、どんどん不利な状況証拠が出てきてついには逮捕されてしまうというストレス、映画的なサスペンスが上手に醸成されていきます、

ケイトの恋人、ベスの夫、タクシー運転手、そして担当の刑事までが怪しい、事件は思わぬきっかけで解決したかにみえましたが、、、ラストまで席を立たないでください^^)



◆(自宅で鑑賞)「オールドガード」
(★★★★☆)(2020年米国)(原題:The Old Guard)
古代より人類の進歩を支え続けてきた超人たちの物語

04オールドガード

アンディ率いる傭兵特殊部隊、CIAの依頼を受けて敵地へ乗り込むが、罠にはまり全員が戦死してしまう、、、が、なぜか彼女たちは生き返り反撃、この一部始終をモニターしていた黒幕は不老不死の秘密を解明、医薬の世界市場を独占するためにするために彼らを生け捕りにするよう命じる、、、



事前情報無しで鑑賞、似たようなアイデアの映画を観たような気がしますが、歴史上の重要なポイントで正しい道へ人類を導いてきた不老不死のソルジャーという設定は面白い、そして、その不老不死も決して永遠ではないというのも少しは人間味がある、新しい仲間が加入しての続編もありそうな感じ、

休日のお気楽鑑賞におススメです、



(★★★★☆)(2020年合作)(原題:拆弾専家2 Shock Wave 2)
香港壊滅を目論むテロリスト集団の前に立ちはだかる元爆弾処理班エースだが、、、

04バーニングダウン

香港警察の爆弾処理班のエース フォンだが巧妙に仕掛けられた爆弾の処理に失敗、片足を失うことになる、それでも現場復帰を望むフォン、しかしデスクワークに転属を命じられフォンは警察を辞めてしまう、数年後、大規模なテロ事件の現場にテロ組織の一員としてのフォンの姿があったが、、、



香港を舞台にした警察アクション映画、主人公は片足を失い、そしていつの間にかテロ組織の一員になっている?いや、実はそこには警察組織の暗躍があり、、、と、なかなか複雑な物語になっていますが、ラストのテロ集団と警察との激戦は見所、荒唐無稽なテロ計画も笑い飛ばせないのが今の世界、

2018年に同監督同主演の「ショックウエイブ 爆弾処理班」という作品もあります、今作は続編ではなく物語はリセットされているようですが、前作も鑑賞してみます、



◆(自宅で鑑賞)「宇宙大怪獣ドゴラ」
(★★☆☆☆)(1964年日本)
東宝SF(怪獣)映画、炭素を食い荒らす宇宙細胞が襲来

04ドゴラ

日本上空の宇宙で通信衛星が次々と姿を消す、地上では宝石店からダイヤモンドが強奪される事件が連続、警視庁が犯人を追う中、宇宙から謎の細胞が出現、この細胞は炭素を主食に増殖、宇宙怪獣ドゴラに変身する!



「ゴジラ」に代表される東宝の怪獣シリーズの中では異色の作品、怪獣映画と云うよりSF映画、この路線では「ガス人間第一号」「妖星ゴラス」「マタンゴ」などあり、宝石強盗団や謎のアメリカ人と刑事とのピストルの撃ち合いアクションが延々と続き(物語重視?)、ドゴラも形が定まらない設定(意欲的挑戦?)なので、どうにも中途半端な印象、結局、東宝もこの路線から撤退、着ぐるみ怪獣シリーズが全盛を迎えます、

公開当時、この映画を映画館で観れなかったのが悔しかったなあ^^)今回の鑑賞でスッキリ!




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2022年04月18日

先週も5本、オススメは「ジョゼと虎と魚たち」「用心棒」「世界大戦争」、スクリーンでは「英雄の証明」もがんばっている。

(★★★★★)(2003年日本)
障害のある少女と普通の大学生の不思議で切実な物語

04ジョゼと虎と

大学生活をエンジョイしている恒夫、バイト先の麻雀店で不思議な話を聞く、早朝に老婆が乳母車を押して街中を徘徊しているらしい、ある日、その乳母車が坂道を暴走、ガードレールに激突するのを目撃した恒夫、その乳母車の中には少女ジョゼが乗っていた、、、



原作は1985年発表の田辺聖子さんの短編小説、40年近く前の田辺さんの感性が素晴らしい!社会の障害者への視線、必死に生きる障害者、健常者の思いやりとためらい、21世紀でもなおかつ存在する様々な問題がぎゅっと詰まっています、それでいて物語は素直で爽やか、大阪のおばちゃんはサイコーです、

出演者がみなさん初々しくて観ていても楽しいです、あの顔この顔、全部若い、江口のりこさんが今のキャラクターの原型のような役回り、監督に力眼あり、

アニメ版、韓国リメイク版もあるので全部観ましょう!



◆(自宅で鑑賞)「用心棒」
(★★★★★)(1961年日本)
クロサワ・三船コンビの痛快娯楽時代劇、文句なく楽しめます

04用心棒

浪人があてもなく流れ着いた宿場町はヤクザの抗争真っ最中、すぐに立ち去るよう脅されるが浪人はなぜか宿場に居残り、両方の組に自分を用心棒として雇うよう持ちかける、浪人の見事な剣捌きを見たヤクザは自陣に引き込もうと躍起になるが、、、



やはり面白い、ヤクザの裏をかく浪人の巧みな立ち回りに110分間目が離せません、バッサバッサと切るわけではない、知略でヤクザをギャフンと云わせます、

この浪人の本名は明かされていませんが劇中では桑畑三十郎と名乗っています、もちろん偽名、ということは「椿三十郎」(1962年)の主人公=椿三十郎と同一人物の設定なのか?初見の時はそういう風には見ていませんでしたが、これの続編ですね、そういうと相手の裏をかく戦略もまったく同じ、

50年ほど前、イタリア版リメイク「荒野の用心棒」を先に鑑賞、クロサワの「用心棒」はずいぶん後に再映で鑑賞、棺桶から覗き見するシーンがそっくりなのに驚いた記憶があります、



◆(自宅で鑑賞)「世界大戦争」
(★★★★☆)(1961年日本)
1961年、第3次世界大戦の危機に平和を願う日本の人たち

04世界大戦争

敗戦から16年、一面の焼け野原から復興を果たした東京、しかし世界ではふたたび東西両陣営の緊張が高まっていた、慎ましく普段通りの生活を営んでいた市井の人たちだったが、いつの間にか最終兵器の水爆ミサイルがいつ発射されてもおかしくない事態に、、、



戦争映画のようなタイトルですが、確固たる信念を持った反戦映画、普通の家族の物語であります、しかし、たった1発の核兵器でそんないつもの生活が一瞬にして無くなってしまう悲劇、ちょっと切ない映画でありました、

1961年、「用心棒」と同じ年の作品、他には「モスラ」も同年制作、模型とピアノ線操作の特撮ですがなかなかがんばっています、ワタシが初めてスクリーンで観た特撮映画は1962年の「妖星ゴラス」、本作は存在すら知りませんでした、

ロシアのウクライナ侵攻で緊張感が高まる今、観る価値がある作品です、



〇(スクリーンで鑑賞)「英雄の証明」
(★★★★☆)(2021年イラン・フランス合作)(原題:A Hero)
善行を行なったはずが、事態はどんどん悪くなっていく、2021年カンヌグランプリ作品

04英雄の証明

事業の借金を持ち逃げされ刑務所に入っているラヒム、仮出所(劇中では休暇中と呼んでいます!)中に婚約者が17枚の金貨が入ったバッグを拾う、誘惑に駆られながらも落とし主を探し出し金貨を返すことにする、この美談が評判になり一躍時の人になったラヒムだが、この美談はでっち上げではないかという噂がSNSで飛び交い、、、



なんとも切ない物語、ラヒムが正直者であることは物語を観ている観客には分る仕組み、でも劇中の登場人物は英雄のラヒムに飛びつき、そして、どんどんラヒムを追い詰めていくという不条理なお話、それでも真実を証明するチャンスは最後まで残されているのだが、、、

日本映画ならこういう結末はないだろうなあ、なんというか社会観が違う、きっと逆転劇を期待する日本人が多いだろう、SNSは冷酷でイラン社会はもっと厳しい、、、

イランの刑期には“休暇”があり、その間は家に戻れるみたいです、軽罪服役者だけだろうけど、日本の刑務所運用の厳しさを再確認、



(★★☆☆☆)(2021年米国)(原題:The Hitman's Wife's Bodyguard)
シリーズ2作目、とにかく撃ちまくるアクションコメディ!だが、、、

04ヒットマンズ

前作の任務で失敗したマイケルは悪夢に悩まされている、セラピストに休暇を取るようにアドバイスを受けリゾート地へ、しかし、そこで殺し屋ダリウスの妻ソニアが現れダリウス救出作戦に巻き込まれる、さらにインターポールからはテロリストとの囮捜査の指令が、3人は再びチームを組むのだが、、、



前作はサブスクで予習鑑賞、まずまずでしたが、、、今作はちょっとイケていません、『ユーモアがちりばめられたアクション映画』は面白いですが、『アクションが派手なだけコメディ』は眠たくなりました、とにかく派手な撃ち合いとカーアクション、でも主人公には絶対に弾は当たらないので緊張感無し、延々と続く単調なアクションと凸凹コメディアンヌの台詞回しに途中で眠たくなりました、

先週の自宅鑑賞が秀作ばかりだったので余計に残念な事に、、、





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2022年04月11日

先週も5本、オススメは「ワンダー 君は太陽」、奇怪な迷作!?「チタン」、お気楽に「アンビュランス」、そしてクロサワ作品を2本。

◆(自宅で鑑賞)「ワンダー 君は太陽」

(★★★★★)(2017年米国)(原題:Wonder)

障害を持って生まれた少年と家族の物語、明るく心暖まる映画です


04ワンダー
 

生まれつきの障害で人とは違う顔で生まれたオギー、そのため表へ出ることをせず母親が自宅学習をしてきたが、小学5年生の歳に初めて学校に通うことになる、一人異形のオギーは周囲から好奇の眼で見られ、イジメにも遭う、それでも明るく利発なオギー、徐々に周囲と溶け込んでいけるように思えたのだが、、、


オギーの障害は両親が共に特別な遺伝子を持っていたための障害と説明されていました、偶然の障害、健常者の姉が『ワタシも障害を持って生まれたかもしれない』と語るシーンが切ないです、両親も姉もオギーのことを心から愛しているので、ステレオタイプですが安心して観ていられる良き映画です、


 いじめっ子の両親が如何にも!!^^)ジュリア・ロバーツがグッと抑えた演技で好感、オススメです、


〇(スクリーンで鑑賞)「TITANE チタン」

(★★???)(2021年フランス・ベルギー合作)(原題:Titane)

2021年カンヌ映画祭最高賞作品、グロくて奇怪な作品、ワタシは評価不能ということで


04チタン


幼少期の自動車事故の治療で頭にチタンを埋め込まれたアクレシア、以来自動車に異常な興味を示すようになり自動車と愛を交わす、自動車ショーのダンサーとして働くアクレシアに言い寄ってきた男をいきなり殺害、堰を切ったように異常な殺人を繰り返すようになり警察からも追われるハメになったアクレシアがとった異様な行動とは、、、


2021年カンヌ映画祭最高賞のパルムドール作品、奇天烈な映画とは思っていましたが、、、想像以上のエロ・グロ・奇怪な物語、前半はまだしも、自動車とのセックスシーンから物語はとんでもない事に、途中から出来れば退席したくなりましたが、なんとか観了、たしかに終盤は少しなにか感じるモノはありますが、、、ワタシはダメでした、評価も不能???


怖いもの観たさで観てください、オススメはしませんが^^)


〇(スクリーンで鑑賞)「アンビュランス」

(★★★★☆)(2022年米国)(原題:Ambulance)

救急搬送中の救急車が乗っ取られた、文字通りのノンストップムービー


04アンビュランス

キャムは日々患者の命を病院まで20分で運ぶ優秀な救急隊員、銀行強盗の現場に駆け付けたキャムは撃たれた警官を病院へ搬送する途中で、強盗一味の2人に救急車はジャックされる、逃走する犯人と病院へ患者を搬送したいキャム、警察は総動員でこの救急車を追跡し始める、車内で必死の治療を続けるキャムだが患者の容態は次第に悪化、ついに、、、


ほぼリアルタイムくらいの時間の物語、血まみれの警官を乗せたままの逃走、何度も捕獲に失敗する警察、サクッとお金を盗んで新天地を目指す計画がどんどん破綻、大事になっていく、という分かりやすいノンストップムービー、100分もあれば十分な物語ですが136分もあります、これでもかこれでもかと逃し続ける警察が情けない、患者ももう失血死するんじゃない?と心配になるほどしつこいです、監督、粘着質かな?^^)それでも最後まで退屈せずに観れたので、やはり監督の手腕か?


 高価な車が壊れまくります、これはちょっと持続可能な映画じゃないな^^)


◆(自宅で鑑賞)「羅生門」

(★★★★☆)(1950年日本)

云わずと知れた、黒澤明の名前を世界に轟かせた不朽の名作


04羅生門

平安時代、都の朽ち果てた羅生門で一つの事件の様子が語られる、武士が殺されその下手人と思われる男、武士の妻、そして殺された武士までが巫女の力を借りて事件のいきさつを語るが、その内容は三者三様、似て非なる事件の始末、果たして本当のことを話しているのは誰なのか?真実はどこにあるのか?


原作は芥川龍之介の「藪の中」という短編(恥ずかしながらたぶん未読です)、人間の本性の怖さ、愚かさ、弱さをシンプルな語り口でぐいぐい見せつけます、言葉がなくても分かる筋立て、演出、俳優の力、そりゃ世界中のだれが観ても魅了される映画であることがよく分かります、クロサワの映画的センスが爆発した作品ですね、


 何十年ぶりかで鑑賞、ほとんど憶えていないのにびっくり、 


◆(自宅で鑑賞)「蜘蛛巣城」

(★★★★☆)(2057年日本)

主君を討って城主に成り上がった大将の悲劇


04蜘蛛の巣城


家来の謀反で窮地に陥った主君を助け、出世した武時は城に戻る途中で不思議な老婆から『城の次の主はお前だ』と告げられる、主君に忠誠を使う武時だったが、妻の執拗な甘言に惑わされ、友を謀殺し、主君までも殺してしまう、お告げ通り城主になった武時だが、老婆の予言にはもう一つ、『その次の城主は友の息子だ』があった、、、


ラストの弓矢を射られるシーンが圧巻、世界中の映画人が間違いなく驚嘆したシーン、ドキュメンタリーでこのシーンの撮影で弓矢を射っているのは大学の弓道部の生徒だとか、実際に本物の矢を射っているそうで、三船敏郎は無保険で演じたそうです、マジか!?今では考えらない撮影ですが半世紀前のお話、クロサワの完璧主義極まれり、


シェイクスピアの『マクベス』が下敷き、森が動くシーンもあります、これは全編通して観たことがなかったのか?憶えのあるシーンはラストの弓矢と森が動くシーンだけ、記憶力落ちているなあ、








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2022年04月04日

先週は5本、オススメは「ベルファスト」「ナイトメア アリー」、自宅で凸凹コンビ3作「悪人伝」「ヒットマンズ ボディガード」、そしてあの名作も鑑賞。

〇(スクリーンで鑑賞)「ベルファスト」
(★★★★☆)(2021年英国)(原題:Belfast)
少年が見たベルファストでの宗教対立暴動、でも、とってもチャーミングな映画

03ベルファスト

1969年、北アイルランドのベルファスト、9歳のパディは家族の愛に包まれて完璧な少年時代を過ごしていた、が、8月15日に世界は一変、プロテスタントの過激な一団がカソリック信者が住む街を襲撃、ベルファストの街の平和があっという間に失われる、家族でのイングランドへの移住を考える家族、パディは愛しのベルファストを離れたくない、



物語の背景のベルファストでの宗教対立自体はまったく知りませんでした、プロテスタントとカソリックの対立がここまで根深いのは驚き、深刻な事件に発展しますが、、、

映画自体はとってもチャーミング、家族やご近所さんに囲まれて屈託のない少年時代のパディが愛しいです、監督自身の自叙伝的物語、パディの目に映る映画や音楽、TV番組やおもちゃ、モノクロで描かれる当時の生活が懐かしく感じるのはワタシも年齢が近いから、パートカラーの映画「チキチキバンバン」の1シーンも鮮烈、当時最先端のエンターテーメント!驚嘆、

ぜひスクリーンで鑑賞を!オススメです、



〇(スクリーンで鑑賞)「ナイトメア アリー」
(★★★★☆)(2021年米国)(原題:Nightmare Alley)
どん底からショービジネス界を這い上がった男と女の行き着く先は?

03ナイトメアアリー

宿無しのスタンは旅のカーニバル一座に拾われ下働きを始める、そこで利発な才気を発揮したスタンは芸人ジーナと駆け落ち、読心術ショーを始めた2人は一躍ショービジネスの世界で成功を収める、そんなスタンに謎の美女リッター博士が近づいてくる、、、



スタンの猟奇的な旅立ち、獣人や不気味な出し物で人を呼ぶカーニバル一座、前半はおどろおどろしい世界の物語、2人が駆け落ちしてからは一転見事なトリックで観客を驚かせるショービジネスの世界へ、そしてそこから始まる悲劇的な結末、150分の濃密な物語、小説が原作、さもありなんという感じの見応えのあるフィルムでした、

リッター博士の復讐だったのか?スタンが罠に気付いた一言の意味は?ジーナのその後は?いろいろと疑問は残るものの、前半のくどいほどの伏線をしっかり回収、いかにも小説的な結末にニヤリ、

スタンのコンプレックスがテーマ?その辺りは難解すぎて、、、



◆(自宅で鑑賞)「悪人伝」
(★★★★☆)(2019年韓国)(原題:The Gangster, the Cop, the Devil)
殺人鬼、マフィアのボス、問題児刑事、三つ巴の消耗戦

03悪人伝

管内で殺人事件が頻発、同一犯による連続殺人であることを見抜くチョン刑事だが上司は取り合わない、そんな時、マフィアのボス ドンスが襲われるがなんとか殺人鬼を撃退、唯一の生きた被害者となったドンスは復讐を決意、チョン刑事もドンスに接触、殺人鬼の情報提供を迫る、マフィアと刑事は裏取引、共同で殺人鬼を追うことになるが、、、



マフィアと警察、複雑な利害関係にマフィアの内部抗争、警察の権力争いと腐敗が絡んで事態がこんがらがりなかなか捜査が進まない間に、殺人鬼はのうのうと犯行を続けるのがなんとももどかしい、やっとこさ殺人鬼を追い詰めるのだが、その先にも厄介な問題が、、、最後は如何にも東洋的な解決となります、

主演のマ・ドンソクは迫力満点、ハリウッド進出も頷けます、



〇(スクリーンで鑑賞)「ヒットマンズ ボディガード」
(★★★★☆)(2017年米国)(原題:The Hitman's Bodyguard)
宿敵の殺し屋を護ることになったボディガード、ストレス無く楽しめます

03ヒットマンズボディガード

任務に失敗した一流ボディガードのプライス、今は三流ボディガードに落ちぶれている、一方、独裁国家の悪行を暴く国際司法裁判の証人に殺し屋キンケードが召喚されるが、護送中に襲撃を受けキンケードは負傷しながら逃げ延びる、そして、キンケードのボディガードとしてプライスが呼び出される、最悪の凸凹コンビは法廷にたどり着けるのか?



理屈抜きで楽しめるコメディアクション、犬猿の仲の2人のやりとりが笑えます、飄々としたライアン レイノルズ、「レッド ノーティス」と同じキャラ、サミュエルLジャクソンの減らず口も止まりません、休日ののんびり鑑賞に、

続編「ヒットマンズ ワイフズ ボディガード」が公開待ち、この2人には強~い奥さんがいるのです、恐いよ~^^)



◆(自宅で鑑賞)「隠し砦の三悪人」
(★★★★☆)(1958年日本)
黒澤明・三船敏郎コンビの大型娯楽時代劇、

03、隠し砦の三悪人

戦で立身を企てた農民凸凹コンビの2人、味方は敗れ落ち延びる途中の山中で隠し砦に隠れ住む姫と護衛の武将と遭遇、軍資金の黄金の存在を知り欲に駆られる2人、姫と共に同盟国へ向かうことにするが、、、



海外で評価の高い黒澤作品、本作の農民2人がスピルバーグ監督「STAR WARS」シリーズの凸凹コンビ「C-3PO」「R2D2」のネタ元ではないか?というのは有名なエピソード、最後まで口喧嘩しながら抱き合う2人はまさしくネタ元でしょう、

一体、何年ぶりに観たのか?圧巻の「城攻めシーン」や「火祭りシーン」よりも、「秋月藩」という藩名や、何気ない「三叉路でのドタバタ」シーンや「同盟国へ逃げる経路を地面に書く」シーンなどを鮮明に憶えていました、ヒトの記憶って不思議なものです、



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2022年03月28日

先週は4本、★5つ「湯を沸かすほどの熱い愛」、秀作「マヤの秘密」、「ガンパウダー ミルクシェイク」、そして「MIFUNE THE LAST SAMURAI」。

(★★★★★)(2016年日本)
惜しみなく熱い愛を家族に注ぎ込む明るい母さんの悲しい物語、
文句なく★5つ

03湯を沸かすほど熱い愛

風呂屋を営む幸野一家、父の一浩は1年前、パチンコに行くと出掛けたまま行方不明、風呂屋を休業し、気の弱い一人娘安澄をしっかり見守る母の双葉だったが、突然のガン告知で余命数カ月の宣告を受ける、双葉は死ぬ前に家族をしっかりと繋ぐことを決意、一浩を探し出すが、一浩は幼い女の子を養っていた、、、



宮沢りえ演じる双葉が素晴らしい、学校でいじめられている一人娘を一人前に育て上げる、出奔した夫へも余りある愛を注ぎ込む、突然現れた連れ子へも惜しみなく愛を与える、そして安澄の出自、自身の悲しい思い出も全部清算して旅立っていきます、

難病モノですが、あきらかに他作と一線を画した素晴らしい出来映え、安澄と双葉自身の過去を開いていく映画的レトリックも上手、

ぜひ、鑑賞をお奨めします!間違いなく名作です、


〇(スクリーンで鑑賞)「マヤの秘密」
(★★★★☆)(2020年米国)(原題:The Secrets We Keep)
偶然が呼び込む過去と現在の悲劇、果たして真相は?そして衝撃の結末へ

03マヤの秘密

1960年頃のアメリカ、夫と一人息子と幸せに暮らすマヤだったが、ある日第2次世界大戦下での忌まわしい出来事を思い出させる男を街で見かける、その男は元ドイツ兵でマヤとマヤの妹を陵辱した男にそっくりだった、マヤはその男を誘拐、自宅の地下室に軟禁して告白を迫るが、男は人違いだと主張する、、、



上映時間97分、ファーストシーンでマヤは男を見つける、そしてあっという間に事態は進展、そこからの90分間ほどは不安定なサスペンスで緊張の連続、15年前の悪夢の真実は?この男は本当にあのドイツ兵なのか?無実の男なのか?の間で揺れ続け、マヤと夫の葛藤と共にラストシーンになだれ込みます、

最近、こういう映画が多いそうです、女性活躍・男女逆転、主婦が誘拐を実行、夫がそれに振り回される、♯Mee too運動の影響だとか、たしかに虐げられた女性はもう黙ってはいない!


(★★★★☆)(2021年フランス・ドイツ・アメリカ合作)
(原題:Gunpowder Milkshake)
こちらも♯Mee too、年代・都市不明、独特な世界観の女殺し屋銃撃アクション、

03ガンパウダーミルクシェイク

敏腕殺し屋サム、ある仕事で闇組織ボスの息子を殺してしまい闇組織から追われる、さらに身内組織の金を奪った男から金を取り戻す任務中にアクシデントが、その男の娘が誘拐され、盗まれた金は身代金だった、サムは任務から外れ娘と身代金を交換しようとするが、、、



年代、都市名不明(ゴッサムシティな感じ)、スマホではなく数世代前の携帯電話、昔ながらのダイナー、サムと母との思い出と確執、謎の女性組織、なんとも不思議な世界観の中であらゆるものが躍動します、幼い娘と共に2つの組織から追われるハメになった絶体絶命のサムですが、銃も格闘も滅法強いんです、これまた♯Mee too、

人が死に過ぎですが、ストレス無く観れます、オススメ、


(★★★☆☆)(2016年日本)
俳優三船敏郎の素顔をあぶり出すドキュメンタリー、知らなかったこと多いです

03MIFUNE

黒澤明作品を中心に1950年代~活躍した三船敏郎の素顔を、同時期に活躍した俳優、スタッフ、海外の一流監督などへのインタビューと、名作映画のシーンとで解き明かしていくドキュメンタリー映画、



三船さん、たくさんの映画を観ましたが、このドキュメンタリーを観てちょっと印象変わりました、とても真面目で、我慢強く、勉強家で、そしてお酒が好きだったんですね、

「羅生門」「蜘蛛巣城」、「隠し砦の三悪人」などのシーンも凄い、黒澤明と三船敏郎という2つの才能が共鳴熟成していった感じが凄いです、

80分と短いので気楽に鑑賞できます、




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2022年03月22日

先週は4本、オススメは「交渉人」、スクリーンの「ボブという名の猫2」「ウエディングハイ」も健闘!

◆(自宅で鑑賞)「交渉人」
(★★★★☆)(1998年英国)(原題:The Negotiator)
ピカイチの人質交渉人2人が対峙するタイトロープサスペンス

03交渉人

シカゴ警察のダニーは署内切っての人質交渉人、ある日相棒ネイサンから署内の不正について相談される、直後にネイサンは何者かに殺害され、その嫌疑がダニーに掛かる、無実の罪でダニーは停職、裁かれることに、内務調査局のニーバウムが黒幕だと気付いたダニーは無実を証明するために彼を人質に立て籠もる、そしてもう一人の切れ者人質交渉人クリスを交渉人に指名する、、、



ダニーの優秀さが冒頭の事件で紹介された後、事態は一気に動きます、冒頭の20分くらいで立て籠もりが始まり終盤まで、交渉人2人の緊迫した駆け引きが続きます、2人の駆け引きの中で徐々に明らかになる黒幕の存在、署長や幹部、隊長に同僚、誰が不正に関わっているのか?分らないまま、状況がどんどん悪化していく過程はサスペンスたっぷり、

毎度お馴染みFBIは狂言回しで役に立たず、顔つきが如何にもFBI顔(知らんけど)なのには笑いました、主演のサミュエル・L・ジャクソンが若い、ケビン・スペイシー迫真、


(★★★☆☆)(2020年英国)(原題:A Christmas Gift from Bob)
どん底生活で喘ぐ青年と猫のボブとの愛情物語、続編、

03ボブという名の猫2

路上演奏と雑誌「ビッグイシュー」の販売で食いつないでいるジェームズ、愛猫のボブはいつも彼の肩に乗って外へ出掛ける、ある日、動物福祉局の役人の目に留まり、ジェームズに猫を飼う社会的資格があるか?調査されることになる、さらにいくつかの不運が重なり、ボブの健康を守ることが出来なかったジャームズはボブを手放す決断をする、



大ヒットした「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の続編、物語も出版に成功したジェームズの回想という形で進むので結末は心配しなくても良い、それでも度重なる不運、意地悪な役人、暴漢とジェームズが追い込まれていくと切なくなります、それ以上の心温かい友人達がいるのだけども、、、

猫のボブは今作も本人(本猫^^)実在のボブが演じていました、2作続けての主演、前作が2016年公開だから5~6年振り、凄いなあと感心していたらエンドロールでボブへの哀悼が、、、残念ながら亡くなったようです、うん、仕方ない、天国で映画を楽しんでいるでしょう、



〇(スクリーンで鑑賞)「ウエディングハイ」
(★★★☆☆)(2022年日本)
人生最大のイベント 結婚披露宴で巻き起こる悲喜交々のアクシデントと人間模様

03ウエディングハイ

ウエディングプランナー中越、今日も結婚披露宴を全力で進行していく、が、主賓と乾杯の挨拶でなんと1時間押しになってしまう、友人の余興をカットすることを提案するが花嫁は首を縦に振らない、なんとかすべての余興を行なうために次から次へと奇策を繰り出す中越、はたして披露宴は無事に終わるのか?、、、



結婚披露宴の成功に情熱を注ぐウエディングプランナー、花嫁と花婿、披露宴出席者の歴々、それに花嫁の元カレ、そして謎の男が入り乱れてのウエディングコメディ、ウエディングプランナーの物語かと思いきや、群像劇に近い、登場人物それぞれにスポットライトを当てる脚本はラストの伏線回収でよく効いてきます、脚本のバカリズム、なかなかクレバーです、バイプレーヤー達もがんばりました、

元カレと謎の男のエピソードが本線と交わっているにも関わらず、ヒントが少なかったのは残念、もっと何度もチラ見せさせた方が面白かったかな、



◆(自宅で鑑賞)「LUCY ルーシー」
(★★★☆☆)(2014年フランス)(原題:Lucy)
謎の物質が脳の機能を全開、超人的な能力を身につけていくルーシー

03ルーシー

友人に運び屋を頼まれたルーシーはヤクザ組織に取り込まれ、体内に謎の物質を埋め込まれ密輸を強制されるが、トラブルで謎の物質を摂取したことから猛烈なスピードで脳が活性化、次々と超人的な能力を身につける、そして、追ってくるヤクザ組織に対してルーシーは一人反撃に出る、


リュック・ベンソン監督作品、冒頭からテンポ良く事件は転がっていきます、脳科学学者のシーンが繰り返し出てきますが、終盤で種明かし、ちょっと強引なところもありますが、簡潔に89分でまとめられた物語は観やすく分りやすい、休日のお気楽鑑賞に、

最初のシーンで観たことがあることに気付きましたが、結局そのまま最後まで鑑賞、良く出来ていたと云うことかな?監督の手腕?





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2022年03月14日

先週の5本、オススメは「Ribbon」「JUNK HEAD」「博士と彼女のセオリー」、お気楽に「アンチャーテッド」「レッド ノーティス」。

〇(スクリーンで鑑賞)「Ribbon」
(★★★★☆)(2021年日本)
女優のん、企画・主演・脚本・監督作品、期待以上の出来です

03Ribbon

コロナ禍の2020年初春、卒業制作展がコロナ禍で中止になった美大生のいつか、自宅に卒業制作を持ち帰り制作を進めようとするが、一向にやる気が出ず進まない、自宅で鬱々とし近所を散歩するだけのうんざりする毎日、それでも芸術は必要なのか?



女優のんがコロナ禍の世情を正面からしっかり切り取ったね、俳優の企画・主演・脚本・監督ということで、ちょっと危うさを感じながら鑑賞、出だしが抽象的なシーンだったので、不安的中か!?と焦りましたが、、、なんのなんの、しっかりテーマをつかみ取ってエンディングまで持って行きました、中盤までのユル~い会話劇も楽しいし、終盤はちょっとしたサスペンスもあり、そしてラストもちゃんとテーマを昇華、たいした才能です、

コロナ禍での流行語?『不要不急』、芸術は不要不急なのか?生きていく上で芸術は有益ではないのか?様々なジャンルのアーティストが抱えるコロナ禍の自己矛盾と憤懣、それを映画という芸術で答えを出すという、コロナ禍の世情をここまでしっかり捉えた作品は初めてじゃないかな、それだけでこの作品の意味はあります、

Ribbon=リボンは劇中の卒業制作のモチーフ、度々抽象シーンに登場、こういうのは苦手なのですが、、、鑑賞後にリボン⇒リボーン(再生)みたいな洒落なのか?と深読み^^)


◆(自宅で鑑賞)「JUNK HEAD」
(★★★★?)(2017年日本)
一人のクリエイターの情熱が凄い映画になりました、驚異の手作りコマ撮りムービー

03JUNKHEAD

環境破壊で地上に住めなくなった人類は地下に生活空間を開発、地下労働力として“マリガン”を生み出したが、マリガンは独自に進化、人類と争うことになる、それから1600年後、生殖能力を失った人類は地下のマリガンから生殖遺伝子を奪うべく一人の男が地下に送り込まれる、、、



なんとまあ、凄い映画でした、★4つですがそれ以上の怪作です^^)

作ったのは堀貴秀さんというクリエイター、なんと原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果などほとんどの作業を一人でこなしています、コマ撮りアニメーション、総コマ数は14万コマとか、とても人のなせる業とは思えません、

そして、そのセンスが抜群なのです、セットや衣装、そして多数登場するマリガンや謎のクリーチャー達、独特のテイストですがセンスが光っています、脚本も台詞も洒落ていて面白い、コマ撮りで動くキャラクター達がラストでは生きているように見えてくるから不思議、

ちょっと曲者ですが、99分後にはきっとファンになっています、オススメです、


(★★★★☆)(2014年英国)(原題:The Theory of Everything)
難病ALSを煩った天才スティーブ・ホーキング博士と妻ジェーンの物語

03博士と彼女のセオリー

ケンブリッジ大学で物理学を学ぶ青年スティーブン、難解な証明を簡単に解いてしまう天才、詞を研究するジェーンと知り合い学生生活を謳歌するが、、、突然歩けなくなり、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断され、余命2年と宣告される、落胆のスティーブンをジェーンが支え続けるが、、、



発症前のホーキング博士の躍動を見るとなんとも云えない気持ちになります、こんな天才にこんな難病が襲いかかるとは、、、神も厳しい試練を与えます、神を信じないホーキンス博士と信心深い妻ジェーンとの関係は終盤に思わぬ展開となりますが、それでも良き人生、2人の愛情物語と博士の奮闘に拍手、

余命2年と宣告された博士ですが、発症から50年以上研究を続け、2018年3月76歳で死去、ジェーンとの間に3人の子どもをもうけています、

ちなみにアインシュタインの『一般相対性理論』は『General Theory of Relativity』、原題はホーキング博士が目指したもっとシンプルで包括的なセオリー(理論)という意味かな?



〇(スクリーンで鑑賞)「アンチャーテッド」
(★★★☆☆)(2021年韓国)(原題:Uncharted)
伝説の黄金を巡るトレジャーハンターと殺し屋達の冒険談

03アンチャーテッド

ネイトはNYのバーテンダー、手先が器用で盗みも働く、そこへ現れたトレジャーハンターのサリー、行方不明になっているネイトの兄が遺した財宝のありかを示すヒントを探している、さらに女トレジャーハンターのクロエや、富豪、殺し屋が黄金の財宝の争奪戦を繰り広げており、ネイトもそれに巻き込まれていく、



全編、退屈せずに最後まで楽しめますが、、、なんか、既視感がありワクワクドキドキは少ないかも、出だしは若き日のインディ・ジョーンズ?地下迷宮を彷徨い、ラストは「グーニーズ」(古!!)を思い出しました、この映画の原作もゲームなんですね、そういうDNAは感じます、

でも、続編は決まっているようです、新たな人気シリーズになるかな?休日のお気楽鑑賞に、

原題の「Uncharted」は『海図に載っていない』というような意味だそうです、



◆(自宅で鑑賞)「レッド ノーティス」
(★★★☆☆)(2021年米国)(原題:Red Notice)
インターポール、FBIと美術品泥棒の秘宝を巡る虚々実々の駆け引き

03レッドノーティス

FBI捜査官ジョンはインターポールの敏腕捜査官ダスと組み、クレオパトラの秘宝を狙う詐欺師ノーランを逮捕するが、謎の黒幕ビショップの罠にはまりノーラン共々監獄送りとなってしまう、そこで「クレッパトラの3つの卵」にまつわる争奪戦の実情を聞き、自らの無実を証明するためにノーランと手を組みビッショップの裏をかくことにするが、、、



Netflix制作映画、そんな感じアリアリのお気楽クライムアドベンチャームービー、FBI、インターポール、詐欺師、美術品泥棒が入り乱れてのお宝争奪戦、相手の裏をかく駆け引きは2転3転、冒頭から仕掛けられていた映画的レトリックには気付かず、すっかり欺されました、

こちらも休日のお気楽鑑賞に、




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2022年03月07日

先週の5本、オススメは「ドリーム プラン」「ハードヒット」、自宅では「マンチェスターバイ ザ シー」、「Mr&Mrsスミス」「ロイヤル トリートメント」、秀作揃い。

〇(スクリーンで鑑賞)「ドリーム プラン」
(★★★★☆)(2021年米国)(原題:King Richard)
テニスプレイヤー ビーナス&セリーナ姉妹を育て上げた風変わりな親爺さん

03ドリームプラン

父リチャードはTVでテニス大会の高額賞金に魅せられ、娘のビーナスとセリーナの姉妹をテニスプレイヤーにする事を決意、テニス経験の全くないリチャードだが、周囲の目を気にせず独自の方法論で姉妹にテニスを教える、そして、姉ビーナスについにプロへの道が開けそうになるが、、、



とにかく風変わりで頑固な父親です、リチャード、セオリーを無視したテニス練習、有名プロコーチや選手にも怯む事無くアプローチ、数々の困難に直面するが、自分の信じる道が唯一の成功への道という信念は揺るがない、ブレない、それはホントに凄く強い信念であるだけに妻や関係者との軋轢もまた多い、スポンサーからの高額契約オファーを断ってしまうし、回りからすると困った親爺なんだけど、、、

娘5人を厳格に育て上げるリチャード、5人とも利発、道理をわきまえた良い娘ばかり、その辺りはなかなかエエ親爺でもある、そして、決して娘達を裏切らない、信じ続ける、そんなところはやはりただモンではないのだろう、

家族の絆の映画ですが、スポーツ映画としても楽しめます、テニス試合シーンもそれなりに迫真のプレイ、そして観後感も由、オススメです、ぜひ映画館でご覧ください、



〇(スクリーンで鑑賞)「ハード ヒット」
(★★★★☆)(2021年韓国)(原題:Hard Hit)
ノンストップジェットコースタームービー、爆弾を仕掛けられた車の父娘の運命は?

03ハードヒット

投資銀行支店長のソンギュ、ある朝、娘と息子を乗せて学校へ送る途中でスマホに『車に爆弾を仕掛けた』という電話が入る、イタズラと思い無視していたが、目の前で副支店長が乗った車が爆破される、犯人の要求は多額の現金、外部と連絡を取ったり車から出ると即爆破、絶体絶命のピンチにソンギュは一人立ち向かうが、、、



後半少しペースは落ちるものの、始まってすぐに事件は始まり94分間息つく暇も無い展開、ご多分に漏れず警察はソンギュが逃げ回るのを犯罪者として追いかけ回す、警察に事情を説明出来ない設定にストレスが溜まりますが、これが映画のサスペンス、

細かいところを観ると、え!?それは無いんじゃない、おいおい、警察しっかりしろよ、というところもあるけど、ま、細かなところは気にしない、気にしない、

ラストは韓国映画らしくウエット感が出てきて、思わぬ事になりますが、94分という長さが程よく、最後まで楽します、気楽に楽しめるエンターテーメントです、


(★★★★☆)(2016年米国)(原題:Manchester by the Sea)
過去のトラウマから逃れられない男、甥っ子の後見人になるが、、、

03マンチェスターバイザシー

兄が急死、一人残った甥っ子の高校生パトリックの後見人に指名されたリー、海辺の街マンチェスターへ行き遺産整理、過去の苦い事件の記憶から逃れられないリーはマンチェスターには住みたくない、マンチェスターで暮らしたいパトリックと対立しながらも、なんとか折り合いを見つけようと努力するが、、、



全編、なんとも云えない憂鬱な空気が漂う、リーはマンチェスターで過去にある過失を犯し、娘を2人失っている、切れやすく、すぐにケンカもしてしまう粗暴なイメージ、人付き合いも会話も上手ではない、それは自分の過ちが許せないから、理解を示す友人、リーの粗暴さに不快感を表わす人、分かり合えない甥っ子、別れた妻との再会、海辺の街での物語はズンと重い、

それでもリーは少しずつ事態を整理、いくつかのアイデアが実を結んでいく、そして甥っ子と自分にとって最良の方法を見つけていく過程が興味深いです、重い話ですが観後感は悪くない、オススメの秀作です、



◆(自宅で鑑賞)「Mr.&Mrs.スミス」
(★★★★☆)(2005年米国)(原題:Mr. & Mrs. Smith)
運命の出会いを果たして結婚した2人だが、実は2人とも殺し屋だった!!??

03MrMrsスミス

旅行中に運命の出会いを果たしたジョンとジェーンは幸せな結婚生活を送っている、しかし、実は2人とも殺し屋稼業、偶然同じ暗殺案件を請け負った2人は現場で遭遇、お互いの正体を知った2人は殺し合いハメに、、、



結婚して7年経ってもお互いの正体に気付かない殺し屋って!!??そんな理屈は抜きにして気楽に楽しみましょう^^)正体がばれてからの展開はスピーディで楽しめます、自宅で銃や武器を使いながらの派手な“夫婦喧嘩”は結構笑えます^^)

休日のお気楽鑑賞にオススメ、


(★★★★☆)(2022年米国)(原題:The Royal Treatment)
某国の王子とNYの街の美容師のシンデレラストーリー

03ロイヤルトリートメント

ローラは明るく陽気なイタリア系でみんなの人気者、NYの街場で庶民的な美容院を親子3代で経営している、小国の王子メナはアメリカの富豪令嬢との結婚準備のためNYへ、ちょっとした間違いで執事は王子のヘアカットをローラの店に依頼、明るく陽気で王子にもフランクに当たる奔放なローラにメナの気持ちは動く、そして自国での結婚式当日のヘアメイクもローラに依頼する、



身分に縛られた不自由な生活の王子と、明るく奔放な女性、ステレオタイプな物語、でも、ま、安心して観ることができるコメディです、王子の婚約者の富豪令嬢だけが型に嵌っていなかったのもヨカッタ、みんなでハッピーエンディング、

こちらも、休日のお気楽鑑賞に、




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