2022年02月28日

先週の5本、微妙な作品も、オススメは「ラスト ディール」「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」、微妙な「ちょっと想い出しただけ」ほか。

(★★★★☆)(2018年フィンランド)(原題:Tumma Kristus)
老画商が手に入れた一架の肖像画、美術映画と言うよりも家族の物語

02ラストディール

引退間近の画商オラヴィ、オークションハウスの壁に掛かった1枚の肖像画に心を惹かれる、作者不詳のこの作品、密かに調査を進めるが作者の確たる証拠が見つからない、疎遠な孫のオットーが職業体験でオラヴィの元へ、意外にも美術への興味を持ったオットーはITと行動力を駆使して作者の正体へと迫っていくが、、、



埋もれた名画の謎に迫る!という物語ではありますが、それがメインテーマではありません、画廊の運営資金も亡くなりつつある老爺、シングルマザーの母親、そして、もちろん母親の言いつけを守らない孫、そんなギクシャクした家族に謎の名画が飛び込んでくる、最後の仕事としてやり遂げたい老爺、でも買い付ける資金もない、当然、家族の関係はより一層ギクシャクする家族、

でも、この映画が成功しているのはしっかりと家族再生への光が見えたこと、遅きに失したかもしれませんが、、、観後感は良し、オススメです、

悪徳画商が名画を奪いに来ます、欺しの手口、あいつは許せない!!^^)



(★★★★☆)(2018年ロシア)(原題:T-34)
捕虜となったロシア戦車兵たちの大胆な脱走計画

02T34

第2次世界大戦の東部戦線、初めて前線に出た士官イヴシュキンはナチスとの戦車戦で奮闘するも捕虜になってしまう、収容所で行なわれる戦車戦模擬訓練の標的として無弾のソ連戦車T-34に乗ることに、彼らは独軍戦車の演習の餌食になるはずだったが、ほんの僅かな幸運がイヴシュキン達に訪れる、、、



スピーディな展開と迫力あるカメラワーク、CGの効果も相まって緊迫した戦車戦を見ることが出来ます、戦車というのは大きな車体に強力な火力と防御性能を持っていますが、接近戦となると小回りが効かないのですね、そして毎回弾込めもしなければならない、シンプルですが結構手に汗握るサスペンス溢れる戦闘シーンでした、

戦車戦映画というと、「フューリー」が初めてCGを駆使した戦車戦を描いたような気がします、とても面白かった、それに劣らない戦車戦映画でした、ちなみにT-34は当時のソ連主力戦車、独軍の強力な戦車陣ティガーやパンツアーと渡り合った、こちらも名戦車です、



〇(スクリーンで鑑賞)「ちょっと想い出しただけ」
(★★★?☆)(2022年日本)
女性タクシードライバーの恋物語、洒落た映画でしたが、、、

02ちょっと思い出しただけ

タクシードライバーの葉、目標は整備工になること、そして目的地までお客を運ぶことが好きで淡々とタクシードライバーを続けている、舞台照明の仕事をしている照生、彼もまた大きな目標を失い、日々の生活を淡々とこなしている、この2人の間にあるのは?徐々に2人の過去が浮かび上がってきます、、、



タイトルがこの映画の最大の映画的レトリックでした、物語は現在から少しづつ過去に戻っていき、そしてまた現在に戻って来る時間軸の中で葉と照生の恋物語が少しづつ解きほぐされていきますが、、、

伊藤沙莉が光っていますね、池松壮亮も良いのだけれど、、、エピソードの積み重ねなのでどうも2人のキャラクターの輪郭が浮かび上がってこない、台詞回しが自然すぎてどうも刺さってこない、タクシー客のエピソードも紋切り型、照生のエピソードもステレオタイプ、充実の脇役陣も本筋には絡めていないし、

ということで、洒落た映画で、観てると楽しいのだが観終わったときに何が残るのか?あ、葉はそういうことになったんだ、くらいな感じで、、、

みなさんの評価が高いのでワタシの見損じがあるのかもしれません、、、

(★★★?☆)(2008年米国)(原題:Little Miss Sunshine)
親子3代家族5人と1人の風変わりなロードムービー

02リトルミスサンシャイン

娘のオリーブが繰り上げ当選で子ども美人コンテスト決勝に出場することに、それぞれに問題を抱えた家族5人と伯父の6人でカリフォルニアまでのクルマ旅、クルマは不調、父親は期待していた契約を失い、空軍パイロットを目指して無言行をしていた息子にも悲劇が、酒と女と麻薬を楽しむ祖父も途中で倒れてしまう、そんなこんなでコンテスト会場へはたどり着けそうにない6人だが、、、



サンダンス映画祭で賞賛を浴び、第19回東京国際映画祭で最多3部門受賞作品、映画サイトの評価も凄く高い作品、でも、、、これまた微妙な感じ、たしかにてんでバラバラ、奇天烈な家族なんだけど、最後はしっかり絆を確認するというところは見所ありました、けど、結局この家族はこれでヨカッタのか?目の前の結束は掴んだけれども、その後はどうするんだ?みたいな消化不良感が残るエンディング、
これまた?印が付く映画でした、

子ども美人コンテストの異様さが恐かったです、



(★★★☆☆)(2022年英国)(原題:Operation Mincemeat)
ヒトラーを罠に嵌めようと練られた英国諜報機関の綿密な計画は?

02OPミンスミート

1943年、対ナチス戦で挽回を狙う英国、シチリアへの上陸作戦の陽動作戦として偽情報をヒトラーに掴ます『ミントミース作戦』を立案、突飛押しもないこの作戦をチャーチルも承認、かくして偽情報を持った英国兵士の死体を海に投じ、スペインへ漂着させる事になる、、、



シリアスな諜報戦映画です、第2次世界大戦の物語ですが戦闘シーンはほとんどありません、前半は英国情報部での会話劇、綿密に練られていく計画の描写が少々退屈、作戦が実行されてからは流石に少しサスペンスが出てきますが、それでもやはり映画的には重厚、もうちょっとテンポが欲しかった、期待して観ただけに残念、

戦時中のロンドンでの生活ぶりが凄いです、食事、お酒、ダンス、観劇、欧州では基本戦争は軍と軍との闘い、市民の生活は守るのがルール(2次大戦ではこのルールも破られましたが)、日本の戦時中との違いまざまざ、



2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻、市民生活も攻撃されているようです、

世界は早期の終息を目指すべきですね、





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2022年02月21日

先週の5本、オススメは「クレッシェンド」「ANNA」「ブルーバイユー」、「インターンシップ」「あしやのきゅうしょく」もまずまず。

(★★★★☆)(2019年ドイツ)(原題:Crescendo - #makemusicnotwar)
イスラエルとパレスチナ、解決不能な問題に音楽が挑む

02クレッシェンド

世界的な指揮者スポルクは、紛争が続くイスラエルとパレスチナの若者で楽団を結成、コンサートを開く企画を承諾、オーディションに合格した20数名を合宿所に集める、音楽を通して両者の融和を図る筈の楽団だったが、両者は常に対立、ケンカが絶えない、それでも少しずつ相手に敬意を払うようになっていく若者達、試みは成功するかに思えたが、、、



音楽で政治的問題を解決できるのか?、、、答えはノーである、それでもそれを試みる事に価値があることをラストシーンで教えてくれます、欧州映画らしい結末と終わり方、邦画ではこういう風には終わらないだろうな、政治の壁はいつまでも残るのであります、

音楽映画の最も重要なシーン、それは役者さん達の演奏シーンです、今作もそこはしっかり担保されています、邦画ではここまでの完成度の演奏シーンになかなか出会えない、役者の技量練習量なのか?編集のチカラか?

思わぬ展開で、望外のアルプスの風景を堪能できたのはラッキーでした、


◆(自宅で鑑賞)「ANNA」
(★★★★★)(2019年フランス・米国合作)(原題:Anna)
虚々実々、KGBとCIAの間で自由を求める無敵の女スパイ

02ANNA02

貧しい生活で生きる意味を見失っていたアナはロシアKGBにスカウトされ、殺人専門のスパイにへと養成される、数々の困難な任務をこなしていくアナ、しかし、やはり生きていく意味を見いだせないでいた、そんなある任務で珍しくミスを犯してしまったアナ、そこにはアメリカCIAの巧みな罠が用意されていた、、、



面白かったです!アナのアクション、虚々実々KGBとCIAの頭脳戦駆け引き、どちらも楽しめます、時間軸が行ったり来たりするので冒頭は少し分りにくいですが、上手な編集でグイグイ引き込まれます、そして明かされていくアナの秘密、途中からはアナ、KGB、CIA3者の視点も交錯し巧妙な映画的レトリックが完成します、人がたくさん死にますが観後感は良いです、休日のお気楽鑑賞にどうぞ、

人を使い捨てにしていくKGBとCIA、なにやら五輪フィギアのドーピング問題と重なりました、


〇(スクリーンで鑑賞)「ブルーバイユー」
(★★★★☆)(2021年米国)(原題:Blue Bayou)
有色人種が主役の米国映画、米国の移民を襲う悲壮な現実

02ブルーバイユー

韓国で生まれ3歳の時に養子縁組で米国に来たアントニオ、白人の妻とその娘と幸せに暮らしている、が、思わぬトラブルで逮捕される、すぐに釈放されるような軽犯罪だったが、いきなり国外退去を命じられる、アントニオ本人も自覚していなかった法的問題がそこに横たわっていた、なんとか国外退去命令を撤回させようとするアントニオだったが、、、



主演の韓国系アメリカ人ジャスティン・チョンが監督・脚本も務めたそうです、なるほど、20世紀に世界中から養子縁組で米国に入った子どもたち、しかし、本人も知らない法的問題で米国での永住権が認められないケースが多発しているそうです、そういう問題を当事者に近いチョンが映画にした、ということかな、

妻の元夫が警察官というのもサスペンス、警察に目を付けられたアントニオは嫌がらせに苦しみます、人種問題も絡んでなんとも陰鬱な展開になってしまいますが、それでも少し米国の正義みたいなモノも出てきて、映画的にはなんとか成功したように思えます、

“ブルーバイユー”は劇中で唄われる曲、米国南部の湿地帯を指す言葉みたいです、



◆(自宅で鑑賞)「インターンシップ」
(★★★★☆)(2013年米国)(原題:The Internship)
IT音痴がGoogleのインターンシップに!?痛快コメディ

02インターンシップ

巧みなトークで高級時計を売るセールスマンのビリーとニック、しかし、会社がいきなり解散、職を失った2人はあの“Google”のインターンシップに応募、なぜか合格したもののIT音痴の2人、正社員になれるのは1チームだけのセレクションに落ちこぼれ4人組と共に挑むが勝算はゼロ、4人組からも見離されてしまう、、、



とにかく、ビリーとニックがしゃべりまくります、お世辞にも真面目で賢明とはいえない2人、マシンガントークで人を煙に巻き高級時計を売ってきた実績はGoogleにもIT勝者にも通用しないのを徐々に察知、そこは中年のど根性で必死にITを学ぶところあたりが常人とは違うところか?そして、ITでは解決できない問題があることもGoogleは知っていました、

なんと、Google本社でロケを敢行したようです、画に描いたような最新の、そして遊び心満載のオフィスは先端企業のお手本なんでしょうね、そういうとワタシの元職のオフィスも影響されていたかも、

こちらも休日のお気楽鑑賞にオススメ、


〇(スクリーンで鑑賞)「あしやのきゅうしょく」
(★★★☆☆)(2022年日本)
兵庫県芦屋市市政80周年記念事業映画、給食風景を観ているとお腹が減りました

02あしやのきゅうしょく

芦屋市で生まれ育った菜々は市立小学校の栄養士となり給食を通して子ども達の成長を見守ることになる、芦屋市の給食のモットーは『食べることは生きること』、セントラルキッチンではなく自校ですべての調理を行なう芦屋、先輩達と創意工夫をこらしながら毎日の給食を作っていきます、、、



映画的には凡庸な仕上がりです、映画的サスペンスはほとんどありません、癖のある先輩も実はすぐに良い先輩になるし、菜々のミスも良き隣人達が即カバーします、行政の記念事業、公金を使って撮っているわけですから、規定演技の連続になるのもやむなしか、

それでも最後まで美味しく観れる映画です、アレルギー除去や宗教食など、あれこれ勉強にもなります、そして今の給食は凄い、ホントに美味しそうでお腹がしっかり減りました、これは映画としては一応成功していると評価しなければなりますまい、

ちなみに芦屋市は小さな市、小学校数は7校、そんな環境だから出来る自校式給食、芦屋の小学生は幸せです、




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2022年02月14日

先週の5本、オススメは「ホリデー」「ゴーストバスターズ アフターライフ」「空白」、「キネマの神様」はきちっと出来上がり、話題の「大怪獣のあとしまつ」も観ちゃった^^)

◆(自宅で鑑賞)「ホリデイ」
(★★★★★)(2006年米国)(原題:The Holiday)
軽快でハッピーなラブコメディ、キャメロン・ディアスの魅力炸裂

02ホリデイ

ハリウッドの映画予告編制作会社社長アマンダ、英国の片田舎に住むライターのアイリス、2人は失恋の傷を癒やすためお互いの自宅で休暇を過ごすことに、アマンダはすぐにハリウッドが恋しくなり翌日には帰ろうとするが、そこにアイリスの兄が現れ恋に落ちる、アイリスもご近所の老映画脚本家と知り合いハリウッドの生活に馴染んでいく、自宅交換の期限が迫ってくる中、2人の心にも変化が、、、



かろやかでしなやかなラブコメディ、大胆で奔放なアマンダと引っ込み思案のアイリスがお互いに知らない世界に踏み込んでいく様が楽しく描かれます、まあ、こんなに上手くいかないだろう!という展開もラブコメディならでは、ハリウッドの老脚本家の存在が光っていました、

キャメロン・ディアス嵌り役、ケイト・ウインスレットも好演、ハッピーエンドなのも嬉しい、休日に気楽に楽しめる1本です、


(★★★★☆)(2021年米国)(原題:Ghostbusters: Afterlife)
リメイクではない、21世紀に蘇るゴーストバスターズ

02ゴーストバスターズ

家賃が払えずアパートを追い出されたフィービー一家、祖父が遺した田舎の古屋敷に移り住む、期待した遺産など無く悲嘆に暮れる母親をよそに、フィービーは屋敷の地下室で謎のハイテク装備を発見、実は祖父はあのゴーストバスターズの一人だった、そしてこの町にはゴースト襲来の危機が迫っていた、、、



「ゴーストバスターズ」(1984年)のリメイクではなく、その孫世代のゴーストとの闘いを描いた正統派後継物語、一世を風靡した映画だけあって、ゴースト退治のクルマやアイテムがあれもこれも懐かしい、物語はシンプルでちょっとした間違いからボスキャラゴーストが復活してしまう事になり、幼い兄妹と友達が立ち向かうのだが、いかんせん戦力としては弱い、誰か助けに来ないのか?と思っていたらなんとサプライズのあの顔もこの顔も観ることが出来ます、

主人公のフィービー、兄、友達がなかなかエエ感じ、アジア系、アフリカ系を登場させるのは現代のハリウッドのデフォルト、あまり期待していなかったので拾いモノでした、



◆(自宅で鑑賞)「空白」
(★★★★☆)(2021年日本)
古田新の強烈なモンスター親爺、それでも救いはあります

02空白

万引きをした女子高生花音が逃げる途中で交通事故に遭い死亡、追いかけたスーパー店長青柳は自責の念に苛まれる、2人暮らしだった花音の父親添田は粗暴な漁師、娘の死に納得できない添田は娘の無実を信じて青柳をどんどん追い詰めていく、なんとか対応しようとする青柳だが徐々に生きる気力を失っていき、、、



とにかく古田新の添田が恐い、娘のことには無頓着だったのに一途に娘の無実を信じて青柳や周囲に毒をまき散らす添田、理不尽に思える展開にストレスが溜まる映画ですが、それだけなら高評価は得られなかったかも、たしかに終盤の添田の心の動きや行動はそれなりに納得出来るものもありますが、それでもやはり辛い映画、勝者も敗者もいない物語、いや添田のために命を絶った彼女が悲しい、、、

細部にわたって完成度高いですが観後感はそれほど良くないです、寺島しのぶさんが壊れなくてヨカッタ、お好みでご鑑賞ください、



◆(自宅で鑑賞)「キネマの神様」
(★★★★☆)(2021年日本)
志村けんさんの後をジュリーが熱演、映画華やかしき頃の青春

02キネマの神様

酒と博打が好きで気ままに暮らしているゴウは妻淑子と娘の3人暮らし、ついに娘の歩の会社にまで借金取りから電話が入り、年金用の通帳とカードを召し上げられてしまう、小遣いがないゴウは親友が経営する街の小さな映画館で懐かしい映画を観ることになる、それは昔ゴウが助監督を務めていた映画だった、、、



懐かしの銀幕の世界を作っていたゴウと、現在のやさぐれたゴウが行き来しながら、映画作りに情熱を燃やした若者たちの青春群像が爽やか、アイデア自体は類似作品もあるが、山田監督らしく丁寧に往年の映画撮影所とそこに関わる人を描いています、好感、

松竹映画100周年記念作品、当初志村けんさんがゴウを演じる予定だったが新型コロナで死去、沢田研二さんが代役を好演、北川景子往年の大女優嵌り役、永野芽郁演技達者、野田洋次郎エエキャラですね、宮本信子さんも可愛い、そして今作品でも寺島しのぶさん、彼女がいると映画が引き締まります、



〇(スクリーンで鑑賞)「大怪獣のあとしまつ」
(★★☆☆☆)(2022年日本)
話題の怪作、奮闘しましたが、、、やはりアカン映画でした

02大怪獣のあとしまつ

東京を襲った大怪獣が突如大きな光に包まれて死んでしまう、残った巨大な大怪獣の死体をどう処理するのか?内閣は右往左往、大怪獣の死体には腐敗ガスがたまり始め、爆発を防ぐために特務隊、自衛隊が入り乱れ、ついにミサイルで怪獣にガス抜き穴を空けることになるが、、、



話題の怪作観ました^^)超駄作!?いやいや「時効警察」監督が放つ異作なのか?恐いモノ観たさで鑑賞、結果は、、、

ま、途中まではなんとかシリアスコメディとしての体裁を保っています、撮影も思ったより真面目だし(真面目って^^)ところが終盤で完全に破綻してしまいました、脚本も三木監督なのですが、どうして終わらせるのかが書けなかったのかな?いや、これがやりたかったのか?個人的には一番安易でやったらアカン結末でした^^)配信が始まったら確認してください、




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2022年02月07日

先週の5本は秀作揃い、オススメは「ブラックボックス」「ハウスオブグッチ」、過去作では「ファーゴ」、邦画は「私の人生なのに」「前科者」

(★★★★☆)(2021年フランス)(原題:Boite noire)
フライトレコーダーの音だけを頼りに航空機事故原因を探る上質サスペンス

02ブラックスボックス

最新鋭旅客機が墜落、航空事故調査局が調査に乗り出すが、音声分析官のマチューは捜査から外される、ところが責任者の上司が突如失踪、捜査を引き継いだマチューは上司の分析からテロの可能性を発見するが、フライトレコーダーの記録に矛盾があることにも気づく、、、



音声だけで事故原因を探るというニッチなサスペンスですが、上手なレトリック構成と意外性のある展開で最後までグイグイと引っ張られます、なんとなくの筋は読めるものの真実がなかなか浮かび上がらないもどかしさ、人付き合いが上手ではない音声専門家のマチューが窮地に追い込まれていくのももどかしい、

フランス映画らしい結末もまた悲しい、できればハッピーエンドを観たかったような気もします、原題もフランス語で「ブラックボックス」という意味、



〇(スクリーンで鑑賞)「ハウス オブ グッチ」
(★★★★☆)(2021年米国)(原題:House of Gucci)
老舗ブランド創業家のお家騒動と壮絶な憎しみ

02ハウスオブグッチ

野心家のパトリツィアは老舗ブランド“グッチ”の後継者マウリツィオと結婚、その知性と野心を最大限に発揮、義父や叔父、従兄弟などを次々と懐柔、マウリツィオを社長に押し上げていくが、その強引さにマウリツィオの心は離れていく、、、



事実を元にした物語だそうです、マウリツィオの事件を知らずに観たので結構インパクトのある結末となりましたが、それよりも映像や美術、衣装が素晴らしい上質な映画として十二分に楽しめます、さすがのリドリー監督、レディ・ガガは凄い、アダム・ドライバーも好演、一大エンターテーメント映画です、

グッチの店に押し寄せる日本人観光客のシーン、ありましたね、そんな時代が、、、



◆(自宅で鑑賞)「ファーゴ」
(★★★★☆)(1996年米国)
面白くも悲しく恐い!?どんどん悪くなっていくコメディ?クライムサスペンス

02ファーゴ

自動車ディーラーのジェリーは金にお困り、富裕家の義父から身代金をだまし取るため妻ジーンの偽装誘拐を計画、誘拐犯と身代金を山分けにして簡単に終わるはずの計画だったが、誘拐犯の2人が逃走中に警官を殺害、そこから事態はどんどんと悪い方向に転がっていく、



とにかくジェリーがでたらめなダメ男、僅かな金策のために嘘と言い訳を重ねて事態をどんどん悪化させ、妻や息子、義父など周りの人間をどんどん不幸にしていく様がなんとも滑稽で恐い、全体にブラックユーモア満載、捜査を取り仕切る妊娠中の警官ののんびり捜査も面白い、

観たことあるかな~?と自宅で鑑賞、とても新鮮でずっと楽しめたのですが、終盤近くのシーンを観て気付きました、あ、これ観たことあるわ!!^^)映画あるある、憶えていないものですね、



◆(自宅で鑑賞)「私の人生なのに」
(★★★★☆)(2018年日本)
下半身不随になったアスリートを支える幼なじみの朴訥とした歌

02私の人生なのに

将来を嘱望された新体操選手の瑞穂、突然難病を発症、選手生命を絶たれてしまう、目標を失い生きる気力も無くしてしまった瑞穂の前に、突然現れた幼なじみの淳之介は唐突に一緒に歌を唄うことを提案するが相手にされない、、、



難病からの立ち直りがテーマ、そのテコになる幼なじみの淳之介が良い、なんとも捉え処のないはみ出し野郎と難病のアスリート、どうも会話が噛み合わない2人のようで徐々に心が繋がっていく過程はなかなか秀逸な展開、車椅子と徒歩で歩みながら会話をする2人を前から撮るカットがこの映画の表札だったような気がします、

主演の知英は韓国アイドル出身だそうです、へ~、彼女の日本語は完璧、才能か?努力の成果か?



〇(スクリーンで鑑賞)「前科者」
(★★★?☆)(2022年日本)
仮釈放中の前科者がやむなく犯罪に巻き込まれていく、社会派サスペンス

02前科者

保護司の佳代は多くの前科者の更生に関わっている、仮釈放中の工藤は真面目な性格で順調に更生、しかし仮釈放が終わり社会に復帰出来る最後の面談日に突如として佳代の前から姿を消してしまう、工藤を信じる佳代、しかし殺人事件の容疑者として工藤が捜査線上に浮かぶ、、、



物語は分りやすい、たぶんそうだろうなという展開、謎の疾走という事態をもっとサスペンスを前面に押し出して描いても良かったかな?と感じますが、それよりは保護司の献身と佳代の信条に重きを置いた終盤でした、すこし説教臭いけど感動したのもたしか、評価が難しい映画、

最近、出所後の受刑者、仮釈放中の受刑者をテーマにした映画多いですね、たしかに日本では“前科者”に寛容ではない、いや、一度前科が付くと普通の生活が送れない不寛容な社会という実体が映画を作らせているのかな、

保護司が非常勤の国家公務員というのも初めて知りました、ボランティアだとは思っていましたが資格は国家公務員なんだ、





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2022年01月31日

先週も5本、オススメは「コーダ あいのうた」、過去作では「プラダを着た悪魔」「麻雀放浪記」も

先週も5本、オススメは「コーダ あいのうた」、過去作では「プラダを着た悪魔」「麻雀放浪記」も



〇(スクリーンで鑑賞)「コーダ あいのうた」
(★★★★★)(2021年米国・フランス・カナダ合作)(原題:CODA)
聾唖者家族の中で唯一唄の才能を授かった女子高校生のハートフルムービー

01CODA

両親と兄は耳が聴こえない高校生ルビーは手話通訳として船に乗り込み稼業の漁業を手伝っている、歌うことが好きなルビーは高校の課外活動で合唱クラブに入部、そこで教師から歌唱の才能を見出される、音楽大学への進学も勧められ夢を抱くルビー、しかし家族で唯一の健常者のルビーがいない隙に進学を諦めるざる事態が起こってしまう、、、



フランス映画「エール!」(2014)のリメイク、もちろん物語の骨子は同じ、結末が分っているけれども、、、それでも、ラストは泣かされてしまいました、

アメリカ東海岸、漁業一家という設定がぴったりはまったような気がします、障がいがありながら自由奔放に暮らす両親、下ネタも楽しく笑えます、ルビーも溌剌と家族と暮らしいるのがとってもハッピーな感じ、それでも健常者と障がい者の間に今もある壁に突き当たります、

ラスト近くでは映画的な仕掛けがあります、そこでは健常者では分らない聾唖者の世界を少しだけ体験することになります、とっても効果的なレトリックだったと思います、爽やかに泣けます、オススメです、



◆(自宅で鑑賞)「プラダを着た悪魔」
(★★★★☆)(2006年米国)(原題:The Devil Wears Prada)
NYのファッション雑誌最前線を舞台にしたハートフル出世コメディ

01プラダ02

ジャーナリスト志望のアンドレア、ファッション雑誌の女性社長秘書の仕事にありつく、が冴えないファッションを小馬鹿にされ悪戦苦闘、無理難題を秘書達に押しつけてくる女性社長ミランダは絶対的存在の悪魔、アンドレアは生来の利発さでミランダに立ち向かい寝る間を惜しまずに働き、ついにミランダにも認めてもらうが、代償として失ったモノは大きかった、、、



「マイインターン」に続いてアン・ハサウェイ主演、メリル・ストリープとの丁々発止のやりとりが楽しい、ミランダの秘書はファッション業界では最大のステータス、ジャーナリスト志望で冴えないファッションのアンドレアを雑誌編集部の同僚は鼻で笑うが、高級ブランドを身につけて颯爽と変身したミランダを見て息をのむことに、やはりアン・ハサウェイは魅力たっぷりです、

「マイインターン」同様、仕事で成功を収めると私生活で大切なモノを失うのはアン・ハサウェイの役回り、そしてミランダの私生活もまた微妙、それでも決して弱みを見せないミランダにも拍手を、



◆(自宅で鑑賞)「麻雀放浪記」
(★★★★☆)(1984年日本)
戦後の日本、博打に命を賭ける男女の数奇な運命、名優勢揃いの名作

01麻雀放浪記

まだ荒廃が続く戦後の日本、博才のある“坊や”は博打で生活することを決意して次々とその世界の人間と関わりを持ち、博打の世界での力を上げていくが、、、



TVでしか見たことがなかったので鑑賞、とにかく博打打ち達と周辺の人間の生き様が凄い、戦後間もない時期とはいえ、大金や家の権利、果ては恋人までも博打の形にしてしまう博打打ちの執念には圧倒されます、

1984年制作ですが、モノクロの世界感と監督(和田誠)の手腕が相まって終戦直後の匂いが画面にプンプン、真田広之若い!!鹿賀丈史、名古屋章、高品格、加藤健一、全員一歩も引けをとらない鬼気迫る打ちっぷり、加賀まりこ、大竹しのぶ、2人とも今と変わら無い容姿が凄い、他にも懐かしい顔がたくさん出てきます、それだけでも楽しい映画、



〇(スクリーンで鑑賞)「さがす」
(★★★☆☆)(2022年日本)
ある日、突然姿を消した父親をさがす!が、その裏には怖ろしい事件が潜んでいた

01さがす

大阪西成、生きがいを失ってフラフラ暮らす父親と暮らす楓、ある日、父親が懸賞金の掛かった殺人犯を見たと言い残し姿を消してしまう、楓は父親の行方をさがし回り、瀬戸内海の小さな島にたどり着くが、そこには、、、



出だし快調、軽やかなリズムとリアルな風景の中で父親が姿を消し、それを“さがす”娘の疾走、そして謎の青年の登場と、ここまではとても楽しめます、ところがその裏にある物語を過去に遡って追い始めると、とたんにリズムが乱れました、

なぜまず見た目の結末を先に観せなかったのか?解せません、猟奇的な部分がなくても成立したように思うのでそれも残念、観後感が悪すぎます、

大阪西成でロケ撮しています、見憶えのある風景が随所に出てきてそれは楽しかった、

(★★★★☆)(2020年日本)
学校給食大好きな教師と生徒が立ち向かうのは?軽く楽しむグルメコメディ

01おいしい給食

教師の甘利田の生きがいは給食の時間だ、毎日の給食を心から愛しみ楽しんで食す、生徒の神野も負けず劣らずの給食好き、2人は張り合いながら、全身全霊で給食と向き合っているが、ある日2人にとって信じられない自体が勃発!

給食をテーマにした蘊蓄満載、コアなテーマで1本作りました、というような映画かと思いきや、終盤は結構エエ話で盛り上がり、神野の校内放送には少し泣かされました、なるほどここらが評価の源泉ですね、

しかし、現在の給食のクオリティの高さには驚かされます、食パンと脱脂粉乳、主菜が1品の60年前とは大違い!(当たり前か^^)
マカロニカレー、白身魚のスティック、鯨の竜田揚げ、懐かしいな、




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2022年01月24日

先週も5本、オススメは「マイインターン」、スクリーンでは「スティルウォーター」「クライマッチョ」も

先週も5本、オススメは「マイインターン」、スクリーンでは「スティルウォーター」「クライマッチョ」も



◆(自宅で鑑賞)「マイインターン」
(★★★★★)(2015年米国)(原題:The Intern)
デジタルよりもアナログな経験と思いやり?定年後世代にエールを送るコメディ

01マイインターン

電話帳会社で真面目に働き通し、定年後妻を失ったベンは新進通販会社のシニアインターン制度に見事合格、敏腕社長ジュールズの下で働き出すが、高齢のベンにはろくな仕事は回って来ない、それでも腐らずに社内の雑用や困り事をきれいに片付けていくベン、いつしかジュールズもベンに興味を抱くようになる、、、



デジタル社会最先端の通販会社に70歳の真面目なサラリーマンが入社!どうやってもついて行けないと思いきや、実はデジタル社会は慣れてしまえば誰にもチャンスがある、しかし、ベンが長年積み上げた経験と心配りはデジタル社会では会得できない無二の財産、シニア定年後世代にとっては夢のような物語、こんな風にもう一度働きたいと思っている人が多いのではないでしょうか?

デニーロが好々爺熱演、アン・ハサウェイのクリクリくちゃくちゃの表情が堪りません、2時間たっぷりと夢物語を楽しめます、ザッツ エンターテイメント!



〇(スクリーンで鑑賞)「スティルウォーター」
(★★★★☆)(2021年米国)(原題:Stillwater)
無実の娘を刑務所から救い出すためマルセイユで孤軍苦闘する不器用な父親

01スティルウォーター

オクラホマの油田で働くビル、一人娘が留学先のフランスマルセイユで殺人容疑で刑務所に入っている、無実を信じてマルセイユに乗り込み娘の無実を晴らそうとするが、言葉も通じない異国、友人の協力を得ながら真実に近づくも、無骨なビルの猪突猛進が思わぬ波紋を広げることになる、、、



とにかく不器用な父親のビル、実直に仕事を遂行するが人間関係は苦手でその場逃れについ嘘もついてしまう、娘とも自分の母親とも友人ともしっかり向き合えないダメ親爺、それでも娘への愛と真実へ迫る勇気は持っている、ゴリゴリ押し行っていくビルを見ていて、暴力シーン少ないのにヒリヒリする緊張感持続、

物語はとてもシンプル、ビルが複雑にしているだけ、中盤の家族劇のまま終わるのかと思いきや、事件解決もまたもや家族崩壊、どんでん返しでまた家族崩壊、少々長い気がしますが楽しめます、



〇(スクリーンで鑑賞)「クライマッチョ」
(★★★?☆)(2021年米国)(原題:Cry Macho)
イーストウッド監督最新作、少年とカウボーイのロードムービー

01クライマッチョ

往年のロデオスター マイクは義理を返すために牧場主の息子ラフォをメキシコの母親のもとからテキサスまで連れ戻す仕事を引き受ける、母親の目を逃れ少年を連れてテキサスへ2人、父親にも母親にも愛されていないことを知っている多感な少年に手こずりながら旅を続ける2人に追っ手と警察が迫る、、、



往年のマイクに“マッチョ”の影を見る少年、その少年に生きていく意味と技を教える老人マイク、逃避行の途中で知り合う家族像は少年に新たな世界を見せてくれます、が、、、全体にちょっと平板な感じ、ま、それが狙いでもあるロードムービーなんですが、、、はっとさせられるカットもありますが、やはりもう少し映画的サスペンスなりレトリックが欲しかった感あり、

“マッチョ”が結構良い働きをします、アレは面白かった、監督が好きなので★はこんな感じで、、、


(★★★☆☆)(2018年日本)
「新参者」加賀恭一郎シリーズ、加賀自身の過去が事件の鍵に?

01祈りの幕が

葛飾区のアパートで身元不明の男性の死体が、管轄外の加賀だが捜査情報を聞くと、加賀しか知らない証拠が、それは加賀の過去と深く関わる事件へと発展していく、、、



東野さんらしい緻密というか、今回は複雑すぎるトリック、時間経過が長すぎてビデオで見ていても混乱する、出だしの展開で平成の「砂の器」かな?と思ったら、やっぱりそんな感じでした、

休日のお家で観るのにぴったり、松嶋菜々子さんはやはり演技上手、



〇(スクリーンで鑑賞)「劇場版 呪術廻戦0」
(★★★☆☆)(2021年)
話題の「呪術廻戦」劇場版、どんな物語なのかが分るようになっています

01呪術回線

幼友達を事故で失った乙骨憂太、死んだ里香ちゃんの呪いに取り憑かれており、その呪いは回りの人間を次々に傷つける、「都立呪術高専」に引き取られた憂太はその呪いをコントロールするための修行を始めるが、憂太の強力な呪いに目を付けた敵が現れ、、、



はい、話題の作品なので観てきました、アニメーションは観やすく、全体に破綻もなく良く出来た作品です、

これは昔でいうと「伊賀の影丸」の忍法合戦漫画の系譜かな、今後は個性溢れる呪術師が敵と戦う、あ、「鬼滅の刃」も同じか、「伊賀の影丸」は不滅です^^)




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2022年01月18日

先週は5本、オススメは「浅草キッド」、好演の主役を喰った大泉洋!劇団ひとりの才能にも感服、

先週は5本、オススメは「浅草キッド」、好演の主役を喰った大泉洋!劇団ひとりの才能にも感服、



◆(自宅で鑑賞)「浅草キッド」
(★★★★★)(2021年日本)
昭和40年代の浅草で躍動する芸人魂

01浅草キッド

大学を中退して「お笑いの殿堂」浅草フランス座のエレベーター係になったタケシ、深見千三郎の芸に惚れ込んで弟子入りする、深見や周りの芸人から厳しく優しく芸の真髄を仕込まれていくタケシだが、TVに客を取られてフランス座の客入りはどんどん悪化、ついにタケシはフランス座を離れ『ツービート』としてTVの世界へ飛び込む、



北野武の自伝小説「浅草キッド」の映画化、トップ人気タレントになった北野武の自伝映画かと思いきや、昭和の時代の浅草の匂いが濃厚に漂う人情劇になっています、師匠の深見は絵にかいたような昭和の芸人、その立ち振る舞いとは裏腹に優しく弟子を愛しむ、そして弟子のタケシや妻、周りの人たちも深見を心から愛する、ハートウォーミングな映画ができました、

絶妙な似せ具合の設楽優弥好演、大泉洋の深見は完璧!監督・脚本の劇団ひとりに才能に拍手!北野武の主題歌も泣かせます、

Netflixで配信中、

(★★★☆☆)(2021年米国)(原題:The King's Man)
私設スパイ組織「キングスマン」の誕生を描くアクション映画、

01キングスマン

1914年、第1次世界大戦前夜の英国、ドイツ、ロシアは虚々実々の駆け引きで開戦を有利に進めようとしていた、英国単独ではドイツに太刀打ちできないと考えたオックスフォード公は息子のコンラッドとともにロシアとの共闘、米国の参戦を促そうとするが、謎の組織によりロシアでは共産革命が成功、米国も大統領のスキャンダルで参戦できず、戦況は悪化、英国滅亡が現実のものになろうとしていた、



シリーズ3作目、今回は私設スパイ組織「キングスマン」の誕生秘話、物語は史実を上手に絡めながらも荒唐無稽、決闘剣劇銃撃アクションも楽しめますが、興味深いのは第1次世界大戦の描き方、この数年で第1次世界大戦を描く作品が増えたような気がします、本作でもその悲惨さが描かれています、この頃、殺傷兵器は格段の進歩を遂げ、それまでの騎士的決闘戦闘から大量に死者が出る近代戦に変容、バタバタと死んでいく兵士、それが印象的、

1作目からの英国的ブラックユーモアセンスはやや押さえ目ながらも健在、とにかく人が死にます、今作でも重要キャストが死んでしまうのは「キングスマン」の宿命か、星は4つでもよかったけど、観後観があまりよくないので厳しく3つでスイマセン、



◆(自宅で鑑賞)「ハスラーズ」
(★★★☆☆)(2019年米国)(原題:Hustlers)
リーマンショック前後、ストリップバーで働く女性たちのしたたかな策略とその結末

01ハスラーズ

デスティニーは定職に就けず困窮の祖母を養うためにストリップバーで働きだすが、リーマンショックでバーの売り上げは激減、先輩のラモーナにその才覚を見いだされ、2人で新たに悪徳サービスを始め証券会社のエリート社員をカモに大金を巻き上げることに成功、大金と優雅な生活を手に入れるのだが、、、



実話を基にした物語らしいです、ま、そうだろうなという感じ、市場に大金を投入して利益を上げる証券会社のエリート社員、リーマンショックで紙くずになった資産、ストリップバーで体を張って働く女たちのエリート社員への復讐にも似た罠に覚える共感と恐怖、それでもとってもアメリカ的にイージーなのです、

ま、酒と色香の罠には気を付けましょう、



◆(自宅で鑑賞)「犬部!」
(★★★☆☆)(2021年日本)
獣医学部時代に犬好きが作った「犬部」、その青春と16年後のエピソード、

01犬部!

獣医学部の学生颯太は実験犬を救ったことから大学内にサークル「犬部」を作り、涼介や仲間とともに動物を救い続けることで青春生活を送る、卒業後、獣医となった颯太が逮捕されるというトラブルに、昔の仲間が集まるがそこに涼介の姿はなかった、、、



青森に北里大学獣医学部があるそうです、そこに実在した「犬部」をモデルにした物語、保健所に持ち込まれる犬や猫の実態を知るといてもたってもいられないが、それでも持ち込まれるペットは後を絶たない現状、ホント、悲しいです、

良作なのですが、映画的にはもう少し起伏と意外性が欲しかった、と感じ星3つで、、、



〇(スクリーンで鑑賞)「99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE」
(★★★☆☆)(2021年)
TVでお馴染み松本潤クンの弁護士もの、

0199.9

刑事事件を専門に型破りな弁護方針で次々と無罪判決を獲得する深山、ひょんなことからライバル弁護士の娘の実父が犯した15年前の毒殺事件の真相解明に挑むことになるが、、、



はい、TVの物語の流れに乗った豪華キャストでの映画化、事件の謎は深まりますが、、、その結末が、、、ま、2時間ドラマだと思って鑑賞しましょう、

でも案外、深山の性格、嫌いじゃないので楽しめました、





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2022年01月10日

年始は4本、オススメは「幸せの隠れ場所」「消えない罪」、サンドラ・ブロック主演の2作です、

◆(自宅で鑑賞)「幸せの隠れ場所」
(★★★★★)(2009年米国)(原題:The Blind Side)
スラムで生まれ育った黒人少年へ無償の愛を注いだ富裕層一家の実話

01幸せの隠れ場所

米南部ミシシッピー、スラムで生まれたマイケルは学校へも通えない、そんな彼の運動能力を見抜いた支援者が有名高校へのスポーツ入学の道を開くが、マイケルは学校に馴染めず、授業にもついて行けず、フットボールでもルールを知らないため活躍出来ず、独り悩みを抱える日々が続く、そんなマイケルに手を差し伸べる一家が、、、



画に描いたような夢物語だがこれが実話、アメリカの良き一面が描かれています、利発でスポーツの才能に恵まれ、人にも優しいマイケル、しかし生まれ育った環境のために道を踏み外しそうになります、そんなマイケルに手を差し伸べるのがこれまた画に描いたよう富裕層白人一家、これぞアメリカンドリームという物語です、

この映画が作られた2009年と現在2022年では、このステレオタイプな物語の受け止め方もずいぶん差があるように思えます、白人の富裕層が黒人の貧困層に手を差し伸べる、、、現在では、この物語を素直に美談として受け止められない複雑な世の中になっているような気もしますが、それでもこの白人一家の夫も妻も、娘も息子もマイケルの人としての本質を見極めているのがこの物語の清らかなところ、素直に感動しても良いかな、、、

アカデミー主演女優賞を取ったサンドラ・ブロックの金髪白人富裕層がピタリと嵌っています、次に観た「消えない罪」とのが対比が凄いです、

原題はアメリカンフットボールの「競技用語」と「光が当たらない人々」のダブルミーニング、邦題はどうなんだろう?ちょっと違うような気もします、、、



◆(自宅で鑑賞)「消えない罪」
(★★★★☆)(2021年米国)(原題:The Unforgivable)
刑期を終えて社会に復帰した女性を襲う現実

01消えない罪

保安官殺しの罪で20年の刑期を終えて出所したルース、事件以来消息が分らない妹を探すことが唯一の願い、過去の罪を隠し粛々と働くルースを20年前に殺された保安官の息子が復讐のため付け狙う、さらに思わぬことからルースの過去が暴露され職場でも不条理な仕打ちを受ける、それでも妹を探し続けるルースだったが、、、



罪は償えるのか?償えないのか?最近、このテーマの作品が邦画でも何作か作られたような気がします、しかし、本作を観ていてもその答えは明確にはなりません、とくに殺人となると二度と元には戻せない罪なわけですから、本当にその答えは出てこない、姉妹、親子、家族、それぞれの立場での解決の方法が提示され、そしてそれが本当の解決にはならないことだけが残ります、

ラストはもう一歩踏み込んで欲しかった、それでも★4つ、オススメします、

「幸せの隠れ場所」とは正反対の役をサンドラ・ブロックが熱演、見応えあります、原題は「許せない(罪)」というような意味でしょうか?



〇(スクリーンで鑑賞)「レイジング ファイヤー」
(★★★★☆)(2021年香港・中国合作)(原題:怒火・Raging Fire)
香港警察と極悪集団との駆け引きと壮絶な市街戦、ハリウッドアクションの香港版

01レイジングファイヤー

生真面目な刑事チョンは上司からの事件もみ消し要望を断わり、麻薬取引現場の捜査から外されてしまう、しかし取引現場へ謎の集団が乱入、取引両者と共に警察隊も殲滅され麻薬も持ち去られてしまう、同僚を失ったチョンは謎の集団の捜査に乗り出す、捜査線上に浮かんできたのは違法捜査で免職になったかつてのバディ、ンゴウだった、、、



銃撃戦からのカーアクション、警察の腐敗、違法捜査、警察官の苦悩、ハリウッドアクション映画の香港版というところ、主人公と敵役のキャラが立ちすぎて捜査チームのメンバーが霞んでしまい警察モノとしてはどうなんだろう?ま、そうだよね、ハリウッドの二番煎じという感じでそれ以上の思い入れも沸いてこなかったのですが、、、ラスト30分は結構楽しめたので★4つに格上げ^^)

主役のチョンを演じるのは「イップマン」のドニー・イェン、「イップマン」のイメージが強すぎて刑事に見えないなあ、とか思っていたら、ラストでしっかりそこんとこも回収していただきました、さすが、

(★★★☆☆)(2021年米国)(原題:Get Smart)
マーベルヒーローの一員、シャン・チーの誕生秘話

01シャンチー

サンフランシスコで働く平凡な市民シャン・チー、実は古代から闇の世界を支配してきた組織の末裔、父親の世界征服の野望に反発したシャンは同僚のケイティと共に中国へ渡り父親と決別、さらに伝説の秘境へ乗り込む、そこでは世界の平和を守るため生き続けている一族があるモノを封じ込めていた、、、



予告編がサンフランシスコでの乱闘シーンだったのでアメリカ国内での超能力者対決モノかと思いきや、古代からの闇一族や現代社会と隔絶された秘境、そして闇一族と正義の一団の対決、さらに、、、と盛り沢山、楽しんで鑑賞できますが、盛り沢山だけにテーマがぼやけてしまった感あり、ま、新ヒーローの誕生編なのでこれからいろいろと展開していくのでしょうが、

主人公のバディには東洋系女優のオークワフィナ、好演、「スターウォーズ」シリーズに出演していた女優さんかと思って観ていましたが違いました、「クレイジーリッチ!」に出ていた人でした、人の顔がよく分らないのです、はい、、、





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2022年01月03日

年末は自宅で5本、オススメは・・・予備知識ゼロ、意外なテーマの映画でした、「ブロークバック マウンテン」、そして笑えないコメディ「ドント ルック アップ」。

年末は自宅で5本、オススメは・・・予備知識ゼロ、意外なテーマの映画でした、「ブロークバック マウンテン」、そして笑えないコメディ「ドント ルック アップ」

(★★★★☆)(2005年米国)(原題:Brokeback Mountain)
山で出会った2人の男の20年に渡る愛情物語とその結末

202112ブロークバックマウンテン

1960年代ワイオミングの山、ブロークバック マウンテンで羊の放牧の仕事で2人きりで数カ月を過ごすことになったイニスとジャック、イニスはバイシェクシャルである晩ジャックを誘惑、一夜の関係を持つ、山を下りた2人は別々の人生を歩み始めるが密かな関係は続く、結婚し子供をもうけても2人の愛情は深まり、、、



山岳モノと勘違いして予備知識無しで観ても、出だしからなんとなくそんな感じを漂わせる無口な2人、妖しげな雰囲気、あ~、やはりそういう映画なんだ、、、と思って観ていると、時間はどんどん経ち、その後の長い人生を歩む2人の生き様が物語になります、

1960年代のワイオミング、LGBTへの理解など全くない男の世界、それでも現代と同じような人たちが苦しみもがいていたのでしょう、イニスの死が受け入れられない、、、

(★★★★☆)(2021年米国)(原題:Don't Look Up)
地球と彗星衝突モノ、笑えないコメディ、痛烈な皮肉

202112ドントルックアップ

冴えない天文学者ミンディと学生ケイトが新彗星を発見、軌道計算では5カ月後に地球と衝突することが判明、宇宙防衛の権威オグルソープ博士の計らいで大統領に地球滅亡の危機を直訴するが相手にされず、それでも彗星衝突は事実と認められ迎撃計画が立てられるが直前になぜかの中止、ドタバタの中、刻一刻と地球滅亡の日が迫ってくる、、、



地球と彗星の衝突、たしかに俄には信じられない事態、大統領の思いはそんな時でも中間選挙に勝つこと、世界的先進企業が考えることは金儲け、純粋な天文学者が危機を訴える度に道化として茶化すTVショー、彗星を信じる派(ルック アップ)と信じない派(ドント ルック アップ)の断絶はコロナ禍の映し鏡、間違いなく現代社会の1面であります、

女性大統領役でメリル・ストリープ怪演、どこまで無責任女を怪演、Netflix制作ドラマでスクリーンとネット配信でのデュアル公開、こんなやり方も成立するんですね、デュアル公開をはじめて配信で鑑賞しました、

(★★★☆☆)(2016年韓国)(原題:Train to Busan)
突然発生したゾンビの群れ、釜山行きの列車にも1人の感染者が乗り込んできた

202112新感染

釜山行きの新幹線、父と娘、出産前の妻と夫、様々な人間が乗り合わせた列車に1人の感染者が逃げるように乗り込んできた、すでにソウルでは突然発生したゾンビとの闘いが始まっていたが、列車の乗客は知るよしもない、、、



細菌映画かと思いきやゾンビ映画でした、列車という隔離された空間でのゾンビとの闘いというのが新着眼点、さらに今作のゾンビは走るし飛ぶし相当高性能、ゾロゾロ歩いたりしません^^)そんな新解釈もそれなりに楽しめます、

韓国映画らしく、これもでもかこれでもかの波状攻撃、次々と感染してしまう主人公達、自分だけは助かりたいキャラは生き延びるのか?父は?娘は?



◆(自宅で鑑賞)「ゲット スマート」
(★★★☆☆)(2008年米国)(原題:Get Smart)
諜報機関の分析官スマートが諜報部員になっての珍活躍のコメディ

202112グッドスマート

犯罪集団カオスの攻撃によって諜報機関コントロールの本部が壊滅、諜報部員のデータが流失、次々と潜入諜報部員が殺害されていく、分析官のスマートは急遽諜報部員に昇進、カオス壊滅のための任務に就くが、、、



これまた予備知識無しで鑑賞、冒頭の地下道で自動ドアが次々と開くシーンで「それ行けスマート」のリメイクだと気付きました、子供の頃にTVドラマでお馴染みでした、あとはまあお気楽に鑑賞、楽しめました、

アン・ハサウェイが好演?美しいコメディエンヌ誕生、

(★★★☆☆)(2021年米国)(原題::Fast & Furious 9)
お馴染み「ワイルドスピード」シリーズ最新作、もはや何でもあり

202112ワイルドスピード9

組織のミスターノーバディが何者かに襲われ、世界制服を可能にする新兵器が奪われる、引退して平穏な生活を送っていたドミニクとレティも新兵器奪還に加わる、そこで対峙したのはドミニクの実弟ジェイソン、仇敵サイファーなども加わり壮絶な闘いの幕が開く、、、



このシリーズ、もうとんでもない世界へと拡がっています、宇宙とか?^^)「東京ミッション」のロケを見たのが2006年頃か?もう15年以上も続いているのですね、ま、1作目とはまったく別物の映画、どんな派手なアクションも9作目になると見慣れてしまうという実証実験的映画です、

なんでもありで過去チームメンバーも復活、残念ながら東京ロケは今回なし、でも東京風路地裏でラーメンをすするシーンで「ホッピー」を飲んでいたのは面白かった、コーディネーターの洒落かな、




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2021年12月27日

先週は5本、ほぼ完璧な出来映えのサスペンスとコメディミュージカル、「女神の見えざる手」、「ANNIEアニー」、邦画では「彼女の好きなもの」も健闘。

先週は5本、ほぼ完璧な出来映えのサスペンスとコメディミュージカル、「女神の見えざる手」、「ANNIEアニー」、邦画では「彼女の好きなもの」も健闘



◆(自宅で鑑賞)「女神の見えざる手」
(★★★★★)(2016年フランス・米国合作)(原題:Miss Sloane)
完璧な戦略で勝利を求めるロビイストの非情な孤高の闘い

202112女神の見えざる手

大手ロビー会社の花形ロビイスト スローン、考え抜かれた緻密な戦略と手段を厭わない実行力で数々のクライアントの要望を達成してきた、新たに銃規制強化法案を廃案にするよう依頼を受けるが一笑に付して断る、そんな時に銃規制法案を支持する弱小ロビー会社から移籍のオファーを受け突如移籍、大手ロビー会社を敵に回しての闘いを有利に進めるが、敵もスローンの弱点を突いてくる、



スローンのロビー活動も映画的レトリックも伏線の回収もほぼ完璧なまでに良く出来ています、味方をも欺き、味方をも利用するスローン、もっとも大きな映画的レトリックもまた見事に嵌ります、次々と繰り出す奇策で大手ロビー会社をギャフンと言わせる様は痛快、2回目の鑑賞でしたがまだまだ十分にサスペンスを味わえます、

惜しむらくは、さすがにスローンの完勝とはいかないところだけ、それでも十分にスカッとネズミ退治をして観終えることが出来ます、絶対にオススメの1作、



◆(自宅で鑑賞)「ANNIEアニー」
(★★★★★)(2014年米国)
とってもハッピーになるコメディ ミュージカル ハートフルストーリー

202112アニー

NYマンハッタン、1歳で捨てられたアニーは悪徳里親ハニガンの元で暮らしている、ある日、車に轢かれそうになったところを市長選候補の傲慢大企業主スタックスに助けられる、この美談を市長選に利用しようとする選挙参謀はアニーを引き取りスタックスと同居させる、他人との関わりを嫌うスタックスだがアニーと暮らすうちに徐々に心を開いていく、が選挙参謀の悪だくみで、、、



とにかくアニーが魅力的すぎます、まあ、そうなっていくんだろうなあ、と分っていながら、アニーの魅力の虜になっていく大人たちの行動も頷けます、ミュージカルが苦手のワタシですが、ミュージカル仕立てのシーンも気にならず、伏線回収もしっかり、ただカツラの件だけが、、、^^)

選挙参謀も憎めない間抜け野郎、ホントの意味での悪い人間が出てこない、誰が見ても安心して楽しめる1作です、キャメロン・ディアス怪演、唄い踊っています、



〇(スクリーンで鑑賞)「彼女の好きなもの」
(★★★★☆)(2021年日本)
腐女子とゲイの恋物語、見終わる頃にはとても穏やかな気持ちになっています

202112彼女の好きなもの

高校生の純はゲイであることを隠して生活している、ある日本屋でクラスメイトの沙枝がBL漫画好きの腐女子であることを偶然知ってしまう、沙枝は秘密を守るために純との接触を増やしていくが、純には妻子有る男性の恋人がいる、それでも縮まっていく2人の距離、そんな時、純がゲイであることが学校内に知れ渡ってしまい、イジメが始まり、純は校舎から飛び降り自殺を図る、、、



腐女子とゲイ、多様性を謳う世の中になってきていますが、その実態はまだまだ、ゲイがバレただけで普通の生活を送れなくなるのが学校、劇中では純の事件をきっかけに授業で性の多様性に関する討論が行なわれ、それなりにしっかりした優等生的発言をしている生徒も心の内は???うやむやのうちに事件は終わるのかと思いきや、、、

沙枝のカミングアウトのシーンが思わぬ展開だっただけに感動的でした、このシーンにこの映画のテーマが凝縮され、メッセージが一気に発散されたのがとてもヨカッタ、映画的レトリックの成功例、★4つで良いと思います、



〇(スクリーンで鑑賞)「ドーナツキング」
(★★★☆☆)(2020年米国)(原題:The Donut King)
米国のドーナツチェーン店で成功したカンボジア人テッド氏を追ったドキュメンタリー

202112ドーナツキング

1975年、ポル・ポト独裁政権下のカンボジアから難民としてカリフォルニアに渡ったテッド、1日24時間働き続け、ついに自分のドーナツ店を持てるようにまでなります、そこへ評判を聞いた同胞が次々と押し寄せ、カンボジア人経営のドーナツ店が続々と開店、テッドは莫大な資産を気付くことになりますが、、、



ドキュメンタリーとしては相当面白かったです、いろんな側面からの情報がテンポ良く飛び込んできた、楽しく勉強にもなりました、とくに、カンボジアの悲劇、ポル・ポト政権が目指した原始共産主義に関してはほとんど知らなかったので食い入るように観ていました、大手ドーナツチェーンとカンボジア系ドーナツチェーンという対比も知らなかった、

これだけ成功したのだからハッピーエンドかと思いきや、そうでないのもご愛敬、それでも笑顔のテッドさん、こちらも笑顔になりました、



◆(自宅で鑑賞)「フライト・ゲーム」
(★★★☆☆)(2014年米国)
国際旅客機に乗り込んでいる航空保安官とテロリストの頭脳戦

202112フライトゲーム

家庭事情や飲酒癖に問題のある航空保安官ビル、乗り込んだロンドン行き旅客機内で「20分ごとに1人殺す」という脅迫文が、犯人はこの機内にいる、姿を現さない犯人を追い詰めるビルだが、犯人は巧妙な罠を仕掛けており、ビルがハイジャッカーと見なされ地上からの支援が途絶えてしまう、、、



機内密室モノ、様々な工夫で物語を展開させていきます、よくある病んだヒーローが味方からも見離される状況にイライラ、犯人隠しのトリックもミステリー小説風でなかなかよろしい、

休日、自宅で気楽に観るのがオススメ、




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