2019年04月13日
先週観た映画~「ザ・プレイス 運命の交差点」(★★★☆☆)
先週観た映画、
「ザ・プレイス 運命の交差点」(★★★☆☆)
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アメリカの大ヒットドラマのリメイク、イタリア映画、
カフェの店内だけで物語が進むワンシチュエーション映画でもあります、
カフェ「The Place」の奥の席に座っている男の元に、ひっきりなしに老若男女が訪れる、彼らはその男に切なる願い事を伝える、そして男はその願いを叶えるための行動を伝え、その実行を促す、願いを叶える悪魔の契約、そのための代償はなんと殺人、爆破事件を起こす、といった他人を不幸に巻き込む理不尽な指示、それでも願い事を叶えたい人たちはその指示を実行していく、、、
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まずは観始めてすぐに気付きます、ワンシチュエーションです、カフェの男が座ってる席のみで物語が進行します、(先日観た「ギルティ」も電話指令室内のみのいうワンシチュエーションでしたね)、あとは男と依頼人の会話で物語が進みます、この会話だけでいくつかの事件の有様が目に浮かぶようになるのは面白い体験、この映画の成功している部分です、
劇中には9人の依頼人が登場、彼らの行動や計画の次第に焦点が合いはじめ絡まって行く過程は面白いのですが、どうも全部の行動の整合性を取るのは無理だったようで、ラストにすべてが美しく収束する訳ではありません、
男の指示が理不尽で犯罪性の高い指示ばかりなので、登場人物がそれを実行していく様は観ていて少々不機嫌になります、ほんとうに殺人や爆破事件を起こしてしまうのだろうか?というサスペンスよりも、それはやっちゃいけないでしょう、という嫌悪感が先に立ってしまう、ここがこの映画の負の部分、
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登場人物で唯一、男に願い事をしないのがカフェのウエイトレス、彼女の登場シーンは多く映画全体のフックであり、一服の清涼剤になっています、ラストにも絡んでくるのですが、残念ながらそこもまた消化不良気味、結局主人公の男が何者であるか?が分からない限りスッキリとしたエンディングは迎えられそうにないです、
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実験的な手法、好きなトーンの映画ではありますが、、、もうちょっとという感じかな、
星は3つでお願いします、
(ざっくり★評価)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★ =観て損はなし
★★★ =時間があれば観てみよう
★★ =観なくても良いです
★ =観たらがっかりするかも
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