2019年05月21日
先週観た映画~「オーヴァーロード」(★★★☆☆)
先週観た映画、
「オーヴァーロード」(★★★☆☆)
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なんとも不思議な仕上がりの欲張り映画、戦争アクション+??
でも、出来はなかなか良いのです、
1944年6月、ノルマンディー上陸作戦当日、ナチス占領下のフランスの教会に設置された妨害電波塔を破壊する任務を帯びた空挺隊、独軍の猛烈な対空迎撃に会い生き残ったわずかな兵士だけで任務を遂行することになる、なんとか村に到着、フランス人の協力もあり計画は成功するかに見えたが、教会にはナチスが研究開発を進めていた悪魔的な施設があり、空挺隊員は恐ろしい未知の敵と戦う破目になる、、、
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ノルマンディ上陸作戦は西側連合国にとってはもっとも過酷で名誉ある戦い、自由と正義の戦い、いろんな映画で描かれていますが、この映画でもその様子(空挺隊だけやけど)がしっかり描かれています、この冒頭の20分ほどがとても良い出来なのでその後もずっと飽きずに観られます、
が、中盤から映画の様相は不気味な展開をみせます、その要因は如何にもありそうなナチスによる悪魔的な研究、人体実験、優生思想、ま、あちこちでネタバレされているので書いてしまいますと、アンデッド(不死)兵士開発みたいなことが行われているところに空挺隊兵士が飛び込んでしまって軍隊として闘う、というちょっと不安定なアクション映画になります、
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正直、ワタシはホラー映画やゾンビ映画は観ません(「カメ止め」除く)、なので、後半の戦いはどうも面白くない、でも相変わらず通常戦闘シーンは結構迫力がある、あ~、もうややこしい、
さらに人物描写もなかなか上手で、作戦を遂行する各兵士のキャラクターも面白いし、伏線になっている子供と兵士のやり取りなども後半に活き活きと回収されるなど、全体としては割と好きなタイプの映画に仕上がっているのです、
正直に書けば、もっとシンプルな戦争アクションとして撮っても面白い映画になったのではないかと思っています、冒頭のテイストで110分間通したらそれはそれで面白かったかな、、、と、
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う~ん、星は難しい映画ですが、
ワタシとしては、、、星3つでお願いします、ホラー・ゾンビ苦手^^)
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(ざっくり★評価)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★ =観て損はなし
★★★ =時間があれば観てみよう
★★ =観なくても良いです
★ =観たらがっかりするかも
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