2019年07月27日
先週観た映画~「さらば愛しきアウトロー」(★★★☆☆) (2018年アメリカ)
先週観た映画、
「さらば愛しきアウトロー」(★★★☆☆) (2018年アメリカ)
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ムービースター、ロバート・レッドフォードの俳優引退作品!との謳い文句、
実在の銀行強盗を描いたアメリカン・ムービー、
1980年代のアメリカ、74歳のタッカーは10数回にわたる銀行強盗を成功させる、が彼は一度も銃を発砲せず誰も傷つけない、そんな独特のスタイルにマスコミは“黄昏ギャング”という渾名をつけて注目する、刑事のジョンは地道な捜査で彼を追跡するうちに一種の同朋意識が生まれてくる、それくらいタッカーは魅力的なのだ、恋人のジュエルと束の間のデートを楽しむタッカーだったが、ついにFBIの捜査の手が伸びてくる、
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なかなかエエ感じの出だし、1980年代のアメリカの空気が充満するスクリーンを満喫できます、キャストや音楽、ファッションや小物もエエんでしょう、レッドフォード過去作品へのオマージュもあるみたいだし、映画通ならとても観ていて楽しい作品だと思います、、、が、、、
事実を基に作っているという事からか、後半は映画的な緊張感が無くなり、事実を追いかける展開になってしまったのがなんともピンときませんでした、それまで結構いい感じで観ていたのですが、いきなりあれ!?な感じになって残念、93分と短い尺です、何か撮影上の都合とかがあったのか?と訝ってしまうような状態でエンドマーク、
タッカーを追いかける刑事も描写も???いや、意図的に抑えた演技、演出になってはいるのでしょうが、こちらもピンときませんでした、もっと映画的サスペンスが欲しかった、
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レッドフォード、82歳、たいしたものです、「明日に向かって撃て」が1968年、60年代ですよ、そこから今まで50年余りの俳優業の足跡、これはもう称賛に値するでしょう、この映画をスクリーンで観て最初は“レッドフォード、齢やなあ、大丈夫かな”と思いましたが、観ているうちにレッドフォードの演技に引き込まれていきます、それは間違いないです、
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ということで映画通が楽しめる映画にはなっていると思いますが
普通の映画ファンへの鑑賞おすすめ度は、、、ゴメンナサイ、★3つでお願いします、
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(ざっくりおすすめ度★評価)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★ =観て損はなし
★★★ =時間があれば観てみよう
★★ =観なくても良いです
★ =観たらがっかりするかも
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