来週、開催です♪『北本フォークジャンボリー』♪、、、って、北本市ってどこだ~^^)先週観た映画~「ワイルドライフ」(★★★☆☆) (2018年アメリカ)

2019年08月07日

先週観た映画~「アルキメデスの大戦」(★★★★☆) (2019年日本)

先週観た映画、

「アルキメデスの大戦」(★★★★☆) (2019年日本)




「三丁目の夕日」「永遠の0」などの監督山崎貴+制作会社ROBOT+CG制作白組の作品、
予想通り戦争アクション映画ではありません、たいへん面白く観れました、

201907アルキメデスの大戦

昭和8年日本帝国海軍は次期戦闘艦船の造船計画を検討、大艦巨砲主義派の巨大戦艦計画(のちの大和)と山本五十六が推す航空母艦建造計画が激しく争っていた、安価な戦艦建造費の虚構に気付いた山本は帝国大学の学生で数学の天才 櫂(かい)に戦艦建造費の正確な積算を命じる、軍部嫌いの櫂であったが、この巨大戦艦こそが日本が戦争への道を突き進むきっかけになると考え、戦争を止めるために協力を決意、全身全霊で建造費の積算に挑む、櫂の超人的な働きにより戦艦建造費の虚構を見事暴露したかに思えたが、、、




予告編でハイライトと思われる戦艦大和沈没シーンをもろ出ししているので、これはそういう映画では無いなと思って観たら、、、その通り、戦争アクションや戦記映画ではありませんでした、法廷映画に近い感じ、数学映画と云っても良いかもしれません、でも、とても面白く観れます、


時代は戦艦大和沈没(昭和20年・1945年)から遡ること12年前の昭和8年、満州事変(昭和6年)で日本が満州を占領し国際連盟を脱退した年、日清戦争・日露戦争・韓国併合・満州事変と国中が無敵日本を信じていた時代、中国大陸侵攻から米英蘭との太平洋戦争へと突っ走って行く時代、

が、まだ民主国家の体はなしていたようで、軍部といえどもそんなに無茶は出来ない時代だったのか、櫂が平気で軍部批判するのも時代背景かなとも思える、全編を通して民間人と軍人のやり取りのバランスが興味深い、こういう時代があって東条英機内閣・軍部政権の時代がある、時の流れは緩やかに、しかし確実に進んで行くんだな、と、、、




映画は終盤まで天才櫂の超人的奇人的な行動で語られる、この辺りもテンポよく進み退屈しなかった、で、見どころは終盤、まるで法廷劇のように数学で戦争を避けようとする櫂の活躍に喝采を送りたくなる、快刀乱麻と行きたいところだが、、、さすがに百戦錬磨の軍人、敵も味方も一筋縄ではいかない、2転3転するサスペンスが待ち受けている、ここらがとても映画的で面白かった、脚本と云うか全体の構図(コンセプト)の勝利、


田中泯演じる海軍造船中将のラストの台詞で最後のどんでん返し、『日本という国は負け方を知らない』、う~ん、戦艦大和をこういう視点で見ることもできるのか、そして現代にも通じるメッセージとも深読みできるこの台詞、たいしたもんだと思いました、こうしてラストでしっかり冒頭の“大和撃沈”シーンを回収したところも映画的レトリックの成功、


あ、ワタシが観た時は上映が始まって10分くらいして入って来たお客さんがおられました、彼らは冒頭の戦闘シーンを観逃しています、物語的にも映画的にももったいない観方でした、


菅田将暉さん熱演、柄本佑さん好演、田中泯さん貫録の演技、みなさん絶妙のキャスティング、




ということで、とても面白く観れる映画でした、

いろいろと考えさせられることも多く、単に勇壮な戦艦大和の最期を描く映画ではないのに好感、またもやこの監督+制作会社+CG会社が良作を世に送り出しました、


鑑賞おすすめ度は★4つでお願いします、




(ざっくりおすすめ度★評価)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★  =観て損はなし
★★★    =時間があれば観てみよう
★★      =観なくても良いです
★        =観たらがっかりするかも





syougai1pon at 05:30│Comments(0) 映画 

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