先週観た映画~「記憶にございません!」 (★★★★☆) (2019年日本)もう10年になるんですね♪加藤和彦さん、音楽家(2009年10月16日死去、享年62)

2019年09月27日

先週観た映画~「やっぱり契約破棄していいですか!?」 (★★★☆☆) (2018年英国)

先週観た映画、

「やっぱり契約破棄していいですか!?」 (★★★☆☆) (2018年英国)




自分を暗殺するように依頼!?した青年のドタバタ?シリアスコメディ、
英国コメディのセンスについていけるか!?


201909契約破棄して良いですか

まったく売れる気配のない作家志望のウィリアムは人生に絶望して何度も自殺を試みるが死にきれない、そんな自殺できない現場に通りかかった殺し屋レスリーから自身の暗殺契約を持ちかけられ契約してしまう、が、直後に編集者のエミリーから本の出版の話が持ち込まれる、生きる希望を見出したウィリアムはレスリーに契約の破棄を申し出るがレスリーには契約を完了したい事情があった、ひたすら契約を遂行、1週間以内の暗殺を試みるレスリー、ウィリアムとエミリーは逃げ切れるのか?、、、




なんというか、物語全体の構図というか、各人の気持ちの動きが最後までしっくり来なかった、“自分自身を暗殺する契約”という面白いアイデアなんだけど、主人公が契約を破棄したいと申し出た時点以降の筋立てに無理がある、なにか勘違いとかすれ違いでどんどん事態が悪化していく、とかいうサスペンスがあったらよかったかな~、という感じ、




引退間際の殺し屋好々爺レスリーの腕は少しづつ落ちてきている、ウィリアムの暗殺を試みるがことごとく失敗、その様がコメディの核になってくるわけですが、、、失敗の代償としてレスリーは少なくとも二人の無関係な人間を誤って殺してしまう、それもあっさり、で失敗したことは悔しがるが、殺してしまった無関係な人間には無頓着、ほったらかし、これがなんか後半の物語に没入できなかった一因のような、、、


でも、ここら辺りが英国のブラックジョークのセンスなんでしょうね、いともあっさり人が死ぬ感じ、あの「モンティ・パイソン」みたいな感じの暗殺シーン、レスリーの心情的な背景とどうも一致しない、ここにこだわったらアカンのでしょうけど、、、つまりは、ワタシが英国のジョークやコメディのセンスについて行けなかった、と云うことかな、

終盤、レスリーの自宅での組織のボスとのやりとり、レスリーの妻がエエ仕事しています、




原題は『Dead in a Week: Or Your Money Back』、邦題が長いと思っていましたが、原題のニュアンスを汲み取ってはいますね、なるほど、



ということで、構図は面白いけど物語の進め方にもう一工夫欲しかった、英国ジョークにはついて行けなかった、という事で


鑑賞おススメ度は★3つでお願いします、


(ざっくり、鑑賞おススメ度★評価)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★  =観て損はなし
★★★    =時間があれば観てみよう
★★      =観なくても良いです
★        =観たらがっかりするかも







syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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先週観た映画~「記憶にございません!」 (★★★★☆) (2019年日本)もう10年になるんですね♪加藤和彦さん、音楽家(2009年10月16日死去、享年62)