先週観た映画~「見えない目撃者」 (★★★☆☆) (2019年日本)十三の「中島酒店」が平日の立ち呑み営業を終了、10月からは週末のライブ営業だけになったそうです♪

2019年10月10日

先週観た映画~「エイス グレード」 (★★★☆☆) (2018年アメリカ)

先週観た映画、


「エイス グレード」 (★★★☆☆) (2018年アメリカ)




生まれた時からSNSがある世代の青春は、、、時代は変われど?
不器用で一生懸命で、必死に背伸びをし、そして成長する少女の物語、


201910エイスグレイド

ケイラはミドルスクールの8年生最後の1週間を迎えている、学校では“ベスト無口賞”をもらうくらい目立たない存在、SNSに動画をアップ、あれこれ、同世代の気になるテーマに関して自分の考えを発信しているが読者は一向に増えない、、、友達付き合いにも恋にも遊びにも興味深々、でも思いどおりのクールな自分になれないケイラ、父親との2人暮らしでストレスも溜まる、上級生に誘われてショッピングセンターで遊んでも、背伸びして恋の真似事をしても、結局、クールな自分には出会えず行き止まってしまうが、、、



スマホを駆使し、SNSで大勢と繋がっているように見える世代、でも結局それだけでは何も生まれない、上手に人と関われない主人公の悩み、辛さ、学校での孤独感、恋への憧れ、今も昔も変わらない切ない学園青春物語をリアルな現在形で描いた佳作ということかな、


劇中で最も使われる言葉は“クール!”、とにかく彼女は彼たちはクール!になりたい、クール!なことをしたい、みんなにクール!と思われたい、こんな気持ちは50年前と案あまり変わっていないのだが、取り巻く環境=スマホやSNSがその気持ちの発露の仕方をいろいろと変えてしまっているようであります、




観後感はとても良いです、いろんなことを試しながら、失敗しながら、傷つきながら、それでも最後に少しは大切なことに気付いて、しっかり自分や家族の事を考えて、未来の(きっと、たぶん)クールな自分を夢見る、若者の特権はまだまだ成長できることを信じること、そこらがこの映画のメッセージでしょうか、いや、メッセージでもないか、リアルな物語ということで良いのかな、




生まれた時からSNSがある世代を“ゼネレーションZ”と呼ぶそうです、知らなんだ、ワタシのアンテナも錆びてます、


原題は「Eighth Grade」、“8年生”、ワタシはそのカタカナ表記から勝手に彼女の名前かと勘違いしていました、米国では9年生からの4年間が高校生活、これがとても楽しい4年間みたいです、ワタシの経験でもたしかにその通りです、高校生活は間違いなく楽しかった、




映画的なサスペンスはそれなりにあります、ドキドキするし、胸が苦しくなることもあります、でも、、、何も起きない、、、普通の女子中学生の心のお話、

観後感も良いし、とても良心的な映画ですが、たまに映画を観たいなあ、という方には物足りないかも、、、


ということで、鑑賞おススメ度は★3つでお願いします、



(ざっくり、鑑賞おススメ度★評価)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★  =観て損はなし
★★★    =時間があれば観てみよう
★★      =観なくても良いです
★        =観たらがっかりするかも






syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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先週観た映画~「見えない目撃者」 (★★★☆☆) (2019年日本)十三の「中島酒店」が平日の立ち呑み営業を終了、10月からは週末のライブ営業だけになったそうです♪