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2019年12月31日

先週観た映画~「家族を想うとき」 (★★★★☆) (2019年英・仏・ベルギー合作・100分)

2019年最後の記事です、

本年もご愛読ありがとうございました

2020年が良き年になりますように



先週観た映画、


「家族を想うとき」 (★★★★☆) (2019年英・仏・ベルギー合作・100分)




英国の労働者家庭の現実、
日本でも同じようなことが起こっているにちがいない、


201912家族を想うとき

4人家族の父親リッキーは職を転々としてきたが成功せず、マイホーム購入を夢見て一念発起、個人営業の宅配運送業を始める、妻が介護の仕事で使っていたクルマを売り大型バンを購入、連日通販商品の配送に励むが、客とのトラブル、息子の不登校、娘の心の病など想定外の出来事がリッキーを徐々に疲弊させていく、そして共働きの妻の不満もついに爆発、家族の絆は壊れてしまうのか?、、、




なんともやるせない物語です、家族4人、それぞれがそれなりに善人でありながら、それなりの欠点も持ち合わせている、ごくありふれた家族が少しづつ少しづつ貧困と云う厄災に心と体を蝕まれていきます、最初はほんの少しの綻びがついには家族の崩壊にまで繋がってしまう怖さ、


リッキーが起業した個人営業の宅配運送業、映画の冒頭でその契約内容を伝えるオーナーの説明があります、一見、ちゃんとしたように聞こえる契約、これが悪魔の契約で、個人営業とはいえ毎日毎日必ず毎日配達し続けなければならない、休むとペナルティ、苦情は個人の責任、連絡用機材は有料、クルマはローンで、とがんじがらめで搾り取られるシステム、


このシステムが日本のコンビニの自営オーナーの24時間営業の悲哀とまるでそっくりなのにビックリしました、結局チェーン本部に都合の良いルールを個人自営オーナーに押し付ける構図、コンビニチェーン本部の方はこの映画を正視できないかもしれません、




徐々に荒んでいく父親を見て息子も反発し、それに娘が怯え、母親も壊れていく、わずかな利益の(チェーン本部の)搾取が家族を崩壊させていく過程がホントに悲しいです、最低限の幸せさえ失っていく家族、


全編に静かながら映画的サスペンスが流れています、積み重なったサスペンスはついに終盤で暴発、映画的サスペンスが最高潮に高まり始めた頃、、、映画は突然終わります、、、物語は終わるわけがない、毎日配送を続けなければローンも返せない、、なんとも悲壮なラストシーンです、




日本でも同じような問題がジワジワと進行していると感じました、大会社による利益の確保(搾取とまでは言いたくない)が非正規雇用、少子化、非婚問題、貧困家庭、貧困による教育の放棄、引きこもりとさまざまな社会問題を引き起こしているように感じました、


日本映画ではこういう視点の映画が少ないような気がします、もちろん社会派の映画はありますが、もっと個人の心の亀裂、企業の横暴、村八分的な日本人気質に焦点を合わすことが多いような感じ、もう少し子細なレベルで現在の日本の家庭の実情を描く、社会のあり方を率直に問う映画があっても良いかもです、




ということで、観後感は全然良くないですが、観るべき映画かなということで、

鑑賞おススメ度は★4つでお願いします、



(私的ざっくり鑑賞おススメ度★)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★  =観て損はなし
★★★    =時間があれば観てみよう
★★      =観なくても良いです
★        =観たらがっかりするかも






syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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