先週観た映画2020-004、

「ロング・ショット」(★★★★★)　(2019年・米国・125分)

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とっても素敵な典型的米国夢物語ラブコメディ、
英語の台詞回しもとっても面白いんだろうな、分からんけど＾＾）

リベラルな中堅新聞社で記事を書くフレッドだが、新聞社が保守系大手メディアグループに買収されたことに腹を立てて退職、フリーライターになるが仕事は無い、そんな時、敏腕女性国務長官シャーロットとパーティで出会う、2人は家が隣同士の幼馴染だが、かたや初の女性大統領を窺う有名政治家、かたや冴えないフリージャーナリスト、釣り合うはずもない、シャーロットの計らいでフレットは彼女の演説原稿を書くようになり行動を共にし接近、しかし、シャーロットには過激派や外国首相の誘惑、政治的黒幕の手が伸びて来る、、、

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小品というか、佳作というか、全然重くない、いや、とっても軽い、下ネタもタップリ、軽すぎるくらい軽いラブロマンスです、が、、、めちゃ気に入りました、おススメの映画です、ちょっと幸せな気分になりたいならぜひ観てください、

典型的なアメリカンドリーム、女性国務長官が主役、男はうだつが上がらないフリーランスのライター、でも彼のジャーナリストとしての信念は鋼の強靭さ、けっして政治的な取引や妥協を許さない、この信念が最後に“ロングショット”を成功させることになる、

典型的という言葉を使うなら、もう一つ、典型的な“民主党”映画です、はい、シャーロットも民主党ですよね、きっと、劇中でフレッドの親友が共和党支持者だと分かってフレッドが喚き散らします、この世の終わりの如く喚き散らします、そこまで！と思いますが、今の米国民の分断を、いや世界中の分断を嘆いていると考えれば、そんなにオーバーでもないかも知れません、

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シャーロットは才色兼備、その働きぶりは凄まじく優秀、環境問題の解決に向けて世界中を専用ジェットで飛び回り各国首脳を手玉に取り、条約の署名を集めていきます、フレッドも優秀なスピーチライターとしては手腕を発揮、2人の恋も順調に進むかに見えますが、、、

後半は一転、ラブコメディはシリアスな政治劇に転換、シャーロットは過激派に命を狙われわ、大統領の黒幕による脅迫で政治信念を曲げざる得ないようになるわ、と、政治の夢と現実の乖離に気付かされ二人の恋も終焉をむかえます、

米国大統領も他国の首相や高官がみんなダメダメという皮肉タップリ、
中東で人質になった米国兵士を救い出すエピソードも面白い、、、

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英語が分かればもっと面白いと思います、台詞のテンポが良い、政治家だけに歯切れが良い、展開が早い、監督の手腕かな？

下ネタも満載です、政治の世界に色恋は付き物ということか？でも、あっけらかんとしているので結構笑える、台詞も面白い、シャーロットも結局下ネタスキャンダルで大統領になる夢を諦めてしまいますが、、、

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めずらしく原題「Long shot」での公開ですね、和訳アプリによると意味は『大胆な企て』とか『大穴』とか云う意味のようです、なるほどね、『大穴の恋』とか変な副題つけないでヨカッタね、

観後感良し、とても気に入りました、★は5つでお願いします、ぜひ観てください、

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(私的ざっくり鑑賞おススメ度★)
★★★★★＝ぜひ観て欲しい
★★★★　 ＝観て損はなし
★★★　　  ＝時間があれば観てみよう
★★　　　   ＝観なくても良いです
★　　　　    ＝観たらがっかりするかも

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