先週観た映画20-011~「9人の翻訳者 囚われたベストセラー」(★★★★☆) (2019年・仏ベルギー合作・105分)再発されるようです♪1968年10月17日大阪フェスティバルホール♪『フェアウェル・コンサート』ザ・フォーク・クルセダーズ♪

2020年02月07日

先週観た映画20-012~「ナイブズ アウト 名探偵と刃の館の秘密」(★★★★☆) (2019年・米国・131分)

先週観た映画20-012、

「ナイブズ アウト 名探偵と刃の館の秘密」
(★★★★☆) (2019年・米国・131分)


米国を舞台にした名探偵・本格推理物、
007とは一味違うダニエル・クレイグが名探偵を名演?



NY郊外の古めかしい館、ミステリー作家ハーランの85歳の誕生日パーティーの翌朝、ハーランの死体が自室で発見される、一見自殺に見える状況、警察も自殺で処理しようとするが、そこに紳士探偵ブランが登場!ブランはこの事件が殺人であることをほのめかす匿名の手紙を受け取っていた、真実を解き明かすためにブランの捜査が開始されると、当日の夜、館にいた一族関係者全員が被害者との揉め事を抱えていることが徐々に明らかに、莫大な遺産を巡って探偵と容疑者の駆け引きが続く中、遺言が発表される、、、

202001ナイブズアウト

監督が敬愛するA・クリスティに捧げたオマージュらしいです、米国での館・名探偵・本格推理という珍しいシチュエーション、たしかにアメリカっぽいけど、でも英国推理物の匂いが全編にプンプンするそれなりに本格感がある仕上がりになっています、


探偵役のダニエル・クレイグはどうしてもジェイムズ・ボンドに見えてしまいそうな気がしていたのですが、さすがにここは紳士探偵ブランを演じきっています、が、この名探偵の輪郭がどうもはっきりしない、すでに難事件を解決して名声を得ているという設定ですが、過去の数多いる名探偵のような際立った個性や独特の捜査手法などはありません、“紳士探偵”という謳い文句も苦肉のコピー?


喜劇的な要素も盛り込まれています、これもまたクリスティへのオマージュかと思いますが、にしてもブランは最低限の基本操作を怠ったというか、のんびり捜査を展開したせいでせっかく残っていた現場保存は出来なくなるし、目の前で証拠を破棄されるとか、とちょっと滑稽なシーンがあります、、、わざとか?あれもこれも探偵の掌中にあったのかな?


そして、一番大きな難関は誰がなんのためにブランを呼び寄せたのか?彼さえ現場に来なければ捜査は始まらなかった、そういう意味では「9人の翻訳者」同様の“映画自体がトリックのために作られている”という矛盾を抱えてしまっているところがあります、本作のほうがまだ説得力がある理由付けがなされてはいますが、、、




物語は捜査を通して一族関係者の紹介と、被害者との利害関係を整理したあとに予想外の展開になります、中盤で事件の表面の真相は明らかにされるのですが、そこからが見どころで誰が本当の秘密を握っているのか?ちょっと興味津々、当然2転3転するのでしっかり観ていないと筋道がこんがらがるので要注意、ヒントも分かりにくい、というか、これは分からん、、、


被害者がミステリー作家なのに、提案されたトリックが稚拙過ぎるような気がするし、前述の通り探偵にも切れ味がない(ラストを除いては)、でも米国の本格推理物ということではアメリカ人には嬉しい1作だったのかもしれません、




毎度書きますが副題はまったく不要、ハリーポッターかいな!?誰が付けろと云ったんだ!?^^)
原題にもあるナイフ(刃)は重要な役割を、、、果たしたのか?あれで、、、な感じ^^)たしかにウイットには富んでいる、もしくはクリスティ的喜劇、


それでも重厚な本格推理物を観たという満足感はたしかに残る、★は4つでお願いします、


(私的ざっくり鑑賞おススメ度★)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★  =観て損はなし
★★★    =時間があれば観てみよう
★★      =観なくても良いです
★        =観たらがっかりするかも





syougai1pon at 07:32│Comments(0)映画 

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先週観た映画20-011~「9人の翻訳者 囚われたベストセラー」(★★★★☆) (2019年・仏ベルギー合作・105分)再発されるようです♪1968年10月17日大阪フェスティバルホール♪『フェアウェル・コンサート』ザ・フォーク・クルセダーズ♪