2020年09月21日
先週、映画館・自宅で観た映画~おススメは、、、話題の「ミッドウェイ」でイイかな。
先週、映画館・自宅で観た映画~
おススメは、、、話題の「ミッドウェイ」でイイかな、
CGのおかげでリアルな航空戦、もはや実写と見紛う迫力のシーンの連続であります、
CGのおかげでリアルな航空戦、もはや実写と見紛う迫力のシーンの連続であります、
、
●(スクリーンで鑑賞)「ミッドウェイ」(★★★☆☆)(2019年米国)
1941年12月、日本軍は真珠湾を奇襲、太平洋戦争が始まりました、その後、航空機が主役となる太平洋戦争の足取りを追いながら、1942年6月、ハワイ諸島の北西にあるミッドウェイ諸島近辺で行われた最大の海上航空戦「ミッドウェイ海戦」を描く戦史映画、


まずはCG技術の発達で観ることができるようになった航空戦描写はたしかに迫力あります、でも、実際の航空戦とはやはり相当違うんだろうな、という感じ、個人的には司令部内の人物描写も含めて少し物足らない、それでも映画の世界に取り込まれることは間違いなし、
、
日米両軍それぞれの視点からの描写も一定の公平感が有り、とくに真珠湾以降劣勢の米軍兵士の日本軍恐怖描写はそれなりに迫真で新鮮、日本軍はやはり定説通り現実軽視・精神論重視の従来型かな、ま、事実そうだったんでしょう、
日米両軍それぞれの視点からの描写も一定の公平感が有り、とくに真珠湾以降劣勢の米軍兵士の日本軍恐怖描写はそれなりに迫真で新鮮、日本軍はやはり定説通り現実軽視・精神論重視の従来型かな、ま、事実そうだったんでしょう、
もちろん、海戦の結果は米軍勝利に終わるのですが、多くの努力と少しの幸運で掴み取った薄氷の勝利であることも分かります、あそこでこうしていたら、、、彼我合わせて空母8隻が出撃した最大の航空戦だけにそのことがフューチャーされるのは仕方ないが、、、
で、海戦の後にあるのは勝利の余韻ではなく戦争の惨さ、死んだ者と生き残った者のヒトとしての姿、この映画の良いところでもあります、
結構楽しめましたが、、、映画の出来栄えとしてはどうかな、、、
、
◆「Viva!公務員」(★★★★☆)(2015年イタリア)
◆「Viva!公務員」(★★★★☆)(2015年イタリア)
イタリアの公務員改革(リストラ)が始まった、公務員大好きなお気楽ケッコはその安定と楽な仕事を手放す気はない、左遷に次ぐ左遷、僻地や奥地、厳しい仕事をあてがわれても、のらりくらりとすり抜けて退職を拒むケッコ、ついに北極にまで飛ばされてしまうが、そこで大切な人を見つけると、、、

公務員というとどこの国でもこんな風にちょっと意地悪く扱われるみたいですね、とにかく働かない、効率が悪い、責任感がない、そんなケッコですが、これが見慣れて来るとそんなに悪い奴には見えなくなるから不思議、イタリア人の脳天気さにはホント尊敬の念を憶えます、
そして、、、ラストにはなんとハッピーエンドまで待っているという贅沢な映画、日本人もこれくらい人生を楽しむ余裕があれば良いのにね、と、変に感心してしまうお気楽映画です、
、
◆「マスター プラン」(★★★☆☆)(2014年スウェーデン)
◆「マスター プラン」(★★★☆☆)(2014年スウェーデン)
自動車泥棒のチャールズ、ある日盗んだ高級車にあったPCの悪徳企業の機密情報を見たことから相棒の命を奪われる、復讐に燃えるチャールズはプロの盗人を集めて、その企業の金庫から汚れた金を強奪するプランを立てる、

割りとアバウトな計画で金庫に押し要るのだが、敵も然る者、徐々にチャールズたちを追い詰めていく、ここらは当たり前の展開ですが、最後はタイトル通りの映画的レトリックであっと云わせる算段の映画、
欧州はこの手のサスペンスが好きですね、最近で云うと「9人の翻訳者」のような手法です、この映画的レトリックを使うならもう少し伏線をたくさん貼って欲しかったな、という感じかな、
、
、
syougai1pon at 05:30│Comments(0)│映画