六甲山でも年間82件遭難。「人気の低山でも絶対に油断してはいけない」理由をレスキュー隊に聞いてみたそろそろライブも♪いわさききょうこtour2020~with 常富喜雄(西日本編)♪

2020年10月19日

先週、映画館・自宅で観た映画~おススメは、、、反戦への圧倒的な想い!!「シカゴ7裁判」、圧倒的なアクション「The Witch魔女」も面白い。

先週、映画館・自宅で観た映画~

おススメは、、、反戦への圧倒的な想い!!「シカゴ7裁判」、圧倒的なアクション「The Witch魔女」も面白い、



〇(スクリーンで鑑賞)「シカゴ7裁判」(★★★★★)(2020年米国)

202010シカゴ7

1968年シカゴ、大統領候補を決める民主党全国大会会場近くにベトナム戦争反対を訴える学生や市民が集結、ベトナム戦争を推し進めるだろう民主党ハンフリー候補への不満から平和的デモは一気に警官隊との衝突に発展、この事件を政治的に利用したい司法長官は当時の市民団体、黒人団体、反戦組織などの代表7人を共謀罪で逮捕、裁こうとするが、、、



1968年、ベトナム戦争が泥沼化、1月には北ベトナム軍とベトコンによるテト攻勢があった年、当時の大統領は共和党のジョンソン、次期大統領候補者は共和党ニクソン、民主党ハンフリー、ロバート ケネディ(反戦派)が民主党予備選に立候補していたが、6月5日に暗殺されている、

そんな悩めるアメリカの激動の時代の典型的な政治裁判、あくまで平和的に反戦を貫こうとする7人(実際には8人)、裁判担当の判事はあからさまな嫌がらせを続けて7人を有罪に導いていく、ここらのストレスは観ていて相当なもので、映画的にも成功していると云えますが、ホント政治と司法が結託したら怖い世の中になるなと震える、今の我が国は大丈夫か?

それでも、平和主義の信念を曲げない8人の市民は凄い、骨太というか、自分たちの信念を信じている、心から平和を願っている、弁護士もあの手この手で対抗するが、、、結局は政治の大きな流れに呑み込まれてしまう、、、

結末にアメリカの良心が垣間見える、観後感も良い、骨太で正義感溢れる映画でした、こんな映画が日本でも作れる日が来るかしら?

Netflixオリジナル映画で10月16日から配信中、それに先駆けて1週間限定の劇場公開でした、



「The Witch魔女」(★★★★☆)(2018年韓国)

202010魔女

特殊能力を持った少女ジャウンは育てられた秘密施設から脱出、記憶を失った状態で逃げ込んだ養父母の元で普通の女の子として育っていた、女子高生になったジャウンは家業の運転資金を稼ごうと“スター誕生”番組に応募、勝ち進んで全国ネットの番組にも出演、これがジャウンを探し続けていた組織からの追跡を受けるきっかけになってしまう、記憶を失っているジャウンの前に不審な人物が続々現れる、誰が真の敵なのか?誰が味方なのか?追い詰められたその時、真実が露わになる、、、



よくある特殊能力者少女モノ、不気味な集団に徐々に追いつめられる可憐な女子高生、アクションが半端なくカッコ良く観ていて爽快、アクションにおいても日本映画は10歩も100歩も後れを取っています、

こういう映画なのね、と思って観ていたら、そこは韓国映画、とんでもないどんでん返しを食らわされて、第2作へとうっちゃられます、

当初から2~3部作予定のようで、結末もそんな感じ、コロナの影響で2作目制作は遅れているようですが、たぶん観るかな、スクリーンで、



「インセプション」(★★★★☆)(2010年米国)

202010インセプション

夢の中に入り込めるコブはある依頼を受けて、最高難易度のインセプション=夢の中での刷り込みに挑む、3階層の夢物語を構成、周到な計画でターゲットにインセプションを行なっていくが、コブの亡き妻が夢の中で抵抗を開始、計画はどんどん深遠な夢の世界へと落ちていく、



ノーラン監督の「インターステラ」と「テネット」の間の作品!という感じで鑑賞、これだけ未鑑賞だったのですが、これが一番エンターテーメント性が高く、文字通り理屈抜きに楽しめます、

夢と現実の境目に慣れて来ると3階層4階層の夢の中での戦いも理解できるようになります、ラストカットは気が利いていてニヤリとします、渡辺謙さん、大活躍、



〇(スクリーンで鑑賞)「望み」(★★★☆☆)(2020年日本)

202010望み

高校生の息子規士が出掛けたまま帰らなくなる、TVでは同級生が死体で発見され、さらに事件には4人が関与していることが判明、もう1人被害者がいるとの情報が出回る、行方不明の規士は加害者なのか?被害者なのか?生きて加害者として戻って来るのか?被害者として死んでしまっているのか?家族の苦悩が始まる、



物語全体にストレスが充満します、TVカメラの過剰な取材攻勢、不正確なネット情報の氾濫、陰湿なヘイト行為、警察の秘密主義、雑誌編集者の巧みな取材協力誘導、この辺りは十分に感情移入できる仕上がりになっています、が、、、

これら現代社会の病巣はすでにいろんな映画やシーンで描かれている、ある意味平板で既視感のあるシーンの連続とも云えます、そこを乗り越える映画的レトリックが最後に用意されているのですがこれがやや弱い感じ、それでも、ラスト近くの母親、雑誌記者、刑事、それぞれの台詞に少し心動かされました、

結末は何かもうひと捻りあったような気がしますが、、、韓国映画の観過ぎかな、





syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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