年始は4本、オススメは「幸せの隠れ場所」「消えない罪」、サンドラ・ブロック主演の2作です、先週も5本、オススメは「マイインターン」、スクリーンでは「スティルウォーター」「クライマッチョ」も

2022年01月18日

先週は5本、オススメは「浅草キッド」、好演の主役を喰った大泉洋!劇団ひとりの才能にも感服、

先週は5本、オススメは「浅草キッド」、好演の主役を喰った大泉洋!劇団ひとりの才能にも感服、



◆(自宅で鑑賞)「浅草キッド」
(★★★★★)(2021年日本)
昭和40年代の浅草で躍動する芸人魂

01浅草キッド

大学を中退して「お笑いの殿堂」浅草フランス座のエレベーター係になったタケシ、深見千三郎の芸に惚れ込んで弟子入りする、深見や周りの芸人から厳しく優しく芸の真髄を仕込まれていくタケシだが、TVに客を取られてフランス座の客入りはどんどん悪化、ついにタケシはフランス座を離れ『ツービート』としてTVの世界へ飛び込む、



北野武の自伝小説「浅草キッド」の映画化、トップ人気タレントになった北野武の自伝映画かと思いきや、昭和の時代の浅草の匂いが濃厚に漂う人情劇になっています、師匠の深見は絵にかいたような昭和の芸人、その立ち振る舞いとは裏腹に優しく弟子を愛しむ、そして弟子のタケシや妻、周りの人たちも深見を心から愛する、ハートウォーミングな映画ができました、

絶妙な似せ具合の設楽優弥好演、大泉洋の深見は完璧!監督・脚本の劇団ひとりに才能に拍手!北野武の主題歌も泣かせます、

Netflixで配信中、

(★★★☆☆)(2021年米国)(原題:The King's Man)
私設スパイ組織「キングスマン」の誕生を描くアクション映画、

01キングスマン

1914年、第1次世界大戦前夜の英国、ドイツ、ロシアは虚々実々の駆け引きで開戦を有利に進めようとしていた、英国単独ではドイツに太刀打ちできないと考えたオックスフォード公は息子のコンラッドとともにロシアとの共闘、米国の参戦を促そうとするが、謎の組織によりロシアでは共産革命が成功、米国も大統領のスキャンダルで参戦できず、戦況は悪化、英国滅亡が現実のものになろうとしていた、



シリーズ3作目、今回は私設スパイ組織「キングスマン」の誕生秘話、物語は史実を上手に絡めながらも荒唐無稽、決闘剣劇銃撃アクションも楽しめますが、興味深いのは第1次世界大戦の描き方、この数年で第1次世界大戦を描く作品が増えたような気がします、本作でもその悲惨さが描かれています、この頃、殺傷兵器は格段の進歩を遂げ、それまでの騎士的決闘戦闘から大量に死者が出る近代戦に変容、バタバタと死んでいく兵士、それが印象的、

1作目からの英国的ブラックユーモアセンスはやや押さえ目ながらも健在、とにかく人が死にます、今作でも重要キャストが死んでしまうのは「キングスマン」の宿命か、星は4つでもよかったけど、観後観があまりよくないので厳しく3つでスイマセン、



◆(自宅で鑑賞)「ハスラーズ」
(★★★☆☆)(2019年米国)(原題:Hustlers)
リーマンショック前後、ストリップバーで働く女性たちのしたたかな策略とその結末

01ハスラーズ

デスティニーは定職に就けず困窮の祖母を養うためにストリップバーで働きだすが、リーマンショックでバーの売り上げは激減、先輩のラモーナにその才覚を見いだされ、2人で新たに悪徳サービスを始め証券会社のエリート社員をカモに大金を巻き上げることに成功、大金と優雅な生活を手に入れるのだが、、、



実話を基にした物語らしいです、ま、そうだろうなという感じ、市場に大金を投入して利益を上げる証券会社のエリート社員、リーマンショックで紙くずになった資産、ストリップバーで体を張って働く女たちのエリート社員への復讐にも似た罠に覚える共感と恐怖、それでもとってもアメリカ的にイージーなのです、

ま、酒と色香の罠には気を付けましょう、



◆(自宅で鑑賞)「犬部!」
(★★★☆☆)(2021年日本)
獣医学部時代に犬好きが作った「犬部」、その青春と16年後のエピソード、

01犬部!

獣医学部の学生颯太は実験犬を救ったことから大学内にサークル「犬部」を作り、涼介や仲間とともに動物を救い続けることで青春生活を送る、卒業後、獣医となった颯太が逮捕されるというトラブルに、昔の仲間が集まるがそこに涼介の姿はなかった、、、



青森に北里大学獣医学部があるそうです、そこに実在した「犬部」をモデルにした物語、保健所に持ち込まれる犬や猫の実態を知るといてもたってもいられないが、それでも持ち込まれるペットは後を絶たない現状、ホント、悲しいです、

良作なのですが、映画的にはもう少し起伏と意外性が欲しかった、と感じ星3つで、、、



〇(スクリーンで鑑賞)「99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE」
(★★★☆☆)(2021年)
TVでお馴染み松本潤クンの弁護士もの、

0199.9

刑事事件を専門に型破りな弁護方針で次々と無罪判決を獲得する深山、ひょんなことからライバル弁護士の娘の実父が犯した15年前の毒殺事件の真相解明に挑むことになるが、、、



はい、TVの物語の流れに乗った豪華キャストでの映画化、事件の謎は深まりますが、、、その結末が、、、ま、2時間ドラマだと思って鑑賞しましょう、

でも案外、深山の性格、嫌いじゃないので楽しめました、





syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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