先週の5本、オススメは「Ribbon」「JUNK HEAD」「博士と彼女のセオリー」、お気楽に「アンチャーテッド」「レッド ノーティス」。先週は4本、★5つ「湯を沸かすほどの熱い愛」、秀作「マヤの秘密」、「ガンパウダー ミルクシェイク」、そして「MIFUNE THE LAST SAMURAI」。

2022年03月22日

先週は4本、オススメは「交渉人」、スクリーンの「ボブという名の猫2」「ウエディングハイ」も健闘!

◆(自宅で鑑賞)「交渉人」
(★★★★☆)(1998年英国)(原題:The Negotiator)
ピカイチの人質交渉人2人が対峙するタイトロープサスペンス

03交渉人

シカゴ警察のダニーは署内切っての人質交渉人、ある日相棒ネイサンから署内の不正について相談される、直後にネイサンは何者かに殺害され、その嫌疑がダニーに掛かる、無実の罪でダニーは停職、裁かれることに、内務調査局のニーバウムが黒幕だと気付いたダニーは無実を証明するために彼を人質に立て籠もる、そしてもう一人の切れ者人質交渉人クリスを交渉人に指名する、、、



ダニーの優秀さが冒頭の事件で紹介された後、事態は一気に動きます、冒頭の20分くらいで立て籠もりが始まり終盤まで、交渉人2人の緊迫した駆け引きが続きます、2人の駆け引きの中で徐々に明らかになる黒幕の存在、署長や幹部、隊長に同僚、誰が不正に関わっているのか?分らないまま、状況がどんどん悪化していく過程はサスペンスたっぷり、

毎度お馴染みFBIは狂言回しで役に立たず、顔つきが如何にもFBI顔(知らんけど)なのには笑いました、主演のサミュエル・L・ジャクソンが若い、ケビン・スペイシー迫真、


(★★★☆☆)(2020年英国)(原題:A Christmas Gift from Bob)
どん底生活で喘ぐ青年と猫のボブとの愛情物語、続編、

03ボブという名の猫2

路上演奏と雑誌「ビッグイシュー」の販売で食いつないでいるジェームズ、愛猫のボブはいつも彼の肩に乗って外へ出掛ける、ある日、動物福祉局の役人の目に留まり、ジェームズに猫を飼う社会的資格があるか?調査されることになる、さらにいくつかの不運が重なり、ボブの健康を守ることが出来なかったジャームズはボブを手放す決断をする、



大ヒットした「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の続編、物語も出版に成功したジェームズの回想という形で進むので結末は心配しなくても良い、それでも度重なる不運、意地悪な役人、暴漢とジェームズが追い込まれていくと切なくなります、それ以上の心温かい友人達がいるのだけども、、、

猫のボブは今作も本人(本猫^^)実在のボブが演じていました、2作続けての主演、前作が2016年公開だから5~6年振り、凄いなあと感心していたらエンドロールでボブへの哀悼が、、、残念ながら亡くなったようです、うん、仕方ない、天国で映画を楽しんでいるでしょう、



〇(スクリーンで鑑賞)「ウエディングハイ」
(★★★☆☆)(2022年日本)
人生最大のイベント 結婚披露宴で巻き起こる悲喜交々のアクシデントと人間模様

03ウエディングハイ

ウエディングプランナー中越、今日も結婚披露宴を全力で進行していく、が、主賓と乾杯の挨拶でなんと1時間押しになってしまう、友人の余興をカットすることを提案するが花嫁は首を縦に振らない、なんとかすべての余興を行なうために次から次へと奇策を繰り出す中越、はたして披露宴は無事に終わるのか?、、、



結婚披露宴の成功に情熱を注ぐウエディングプランナー、花嫁と花婿、披露宴出席者の歴々、それに花嫁の元カレ、そして謎の男が入り乱れてのウエディングコメディ、ウエディングプランナーの物語かと思いきや、群像劇に近い、登場人物それぞれにスポットライトを当てる脚本はラストの伏線回収でよく効いてきます、脚本のバカリズム、なかなかクレバーです、バイプレーヤー達もがんばりました、

元カレと謎の男のエピソードが本線と交わっているにも関わらず、ヒントが少なかったのは残念、もっと何度もチラ見せさせた方が面白かったかな、



◆(自宅で鑑賞)「LUCY ルーシー」
(★★★☆☆)(2014年フランス)(原題:Lucy)
謎の物質が脳の機能を全開、超人的な能力を身につけていくルーシー

03ルーシー

友人に運び屋を頼まれたルーシーはヤクザ組織に取り込まれ、体内に謎の物質を埋め込まれ密輸を強制されるが、トラブルで謎の物質を摂取したことから猛烈なスピードで脳が活性化、次々と超人的な能力を身につける、そして、追ってくるヤクザ組織に対してルーシーは一人反撃に出る、


リュック・ベンソン監督作品、冒頭からテンポ良く事件は転がっていきます、脳科学学者のシーンが繰り返し出てきますが、終盤で種明かし、ちょっと強引なところもありますが、簡潔に89分でまとめられた物語は観やすく分りやすい、休日のお気楽鑑賞に、

最初のシーンで観たことがあることに気付きましたが、結局そのまま最後まで鑑賞、良く出来ていたと云うことかな?監督の手腕?





syougai1pon at 05:30│Comments(0)

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先週の5本、オススメは「Ribbon」「JUNK HEAD」「博士と彼女のセオリー」、お気楽に「アンチャーテッド」「レッド ノーティス」。先週は4本、★5つ「湯を沸かすほどの熱い愛」、秀作「マヤの秘密」、「ガンパウダー ミルクシェイク」、そして「MIFUNE THE LAST SAMURAI」。