パッチギロケ地?なぎら健壱著・・・日本フォーク私的大全

2005年08月25日

なぎら健壱ー酒場漂流記

台風が近づいています、帰りは凄い雨でした落ち込みゆっくりした台風で、明日の朝もまだ影響があるようです汗

文庫本を1冊紹介します、本の紹介は初めてかな?
「酒場漂流記」(なぎら健壱著:ちくま書房)720円
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なぎら健壱さん・・・1952年生まれ、私より3つ年上です、1970年の中津川フォーク・ジャンボリーに「怪盗ゴールデンバッドの唄」で飛び入り出演、そのままデビューしちゃったエピソードは有名です。私の高校生の時の記憶では「悲惨な戦い」のイメージが強いですが、「葛飾にバッタを見た」のほうが有名なんでしょうか?今年の“春一番”では「昭和の銀次」を聴きました、最近はこの曲がお気に入りです。NHKの懐かしのフォークソング・・・みたいな番組のコメンテーターなど幅広く活躍されてますね。

で、本の内容ですが・・・ほんと、私好みの内容で一気に読んでしまいました。・・・東京の酒場、それもなんと言うのでしょうか、居酒屋?うーん、一杯飲み屋?とにかく懐かしい匂いのする酒場をひたすら飲み歩く・・・という内容です、お店はモツ焼き&焼酎、煮込みなどが基本、文中のイラスト担当の栗山邦正とひたすら飲み歩く、そしてつぶれる、また飲む、店の親父さんやお母さんへの鋭い観察も楽しい、でもひたすら飲む、電車を乗り越す、牛のシャレコウべを煮る??訳の分からない肉を食べる、蕎麦を喰う、そして・・・酔いつぶれる笑顔
紹介されている店は、
深川森下町「山利喜」、須田町「まつや」、新宿御苑「赤ちょうちん」、佃島「末廣」、浅草「神谷バー」、吉祥寺「いせや」などなど・・・栗山さんの絶妙なイラストがお店の雰囲気を彷彿とさせます。

この文章は1983年以前に書かれたものです、もうない店もあるかもしれません、文庫本の発行も1995年のようで、文庫本あとがきでも、すでになくなったお店が何店か書いてあります。
でも、吉祥寺の「いせや」はこの前行きましたし、まだたくさんのお店があると思います。
さあ、行くぞーーーー、って感じです、今週は深川辺りをうろつこうかなあラブ

フォークファン&呑み助には、必読の1冊でした。




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この記事へのコメント

1. Posted by koro83018   2005年08月25日 23:28
台風、お気をつけ下さい。
2. Posted by テリー   2005年08月26日 07:27
ありがとうございます、台風11号は午前4時30分千葉市付近意上陸、5時頃に目が覚めたのですが、時折強い風が吹いて、近所でメリメリバリバリという音が・・・・私の借家は新しい建物なのですが、近所は古い家が多いので、ちょっと心配でした。
でも、もう大丈夫のようです。

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