2018年12月07日
先週観た映画~「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(★★★★☆)
先週観た映画
「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(★★★★☆)
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虐待がテーマの映画、
漫画家の歌川たいじさんの同名コミックエッセイが原作、実話なのかな、
タイジは幼少の頃から母親から壮絶な虐待を受け、愛のない生活を送ってきた、度重なる母親の理不尽な行動についに17歳で家を飛び出し、以来たった一人、心を閉じて生きていく、
趣味の劇団で知り合った友人や会社の同僚たちから少しづつ愛情を受けて心を開いていくタイジだが、やはり母親と分かり合えない、そんな時に叔母から母親の過去を聞き、、、
母親と向き合う覚悟を決めたタイジだが、やはり母親はタイジに対して冷徹な言動を繰り返す、いったいこの親子にはなにが足らないのか、、、
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吉田羊演じる母親の言動・虐待行為が理解できないだけに観ていてストレスの溜まる前半も健気な幼少期のタイジに救われます、
中盤は幼少期と青年期の成長の過程が映画的な手法で上手に表現されていきます、監督と脚本の果実、
そして後半、母親の人生の歯車が狂い始めたことが皮肉にもタイジの心を再び母親へ向かわせる、ここらの流れがちょっと淡泊すぎる気もするが、タイジのひたむきな心持が真実なんでしょう、
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タイジの3人の親友が良い、いかにもいそうな、で、なかなかいないだろう友人たち、友情の物語でもあったんだ、はい、結構泣けました、
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虐待という少々とっつきにくいテーマ、観るかどうか迷ったのですが、ま、観てヨカッタ、予想以上に明るい気持ちでエンディングを迎えることができました、
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星は4つで良いと思います、
(ざっくり★評価)
★★★★★=ぜひ観て欲しい
★★★★ =観て損はなし
★★★ =時間があれば観てみよう
★★ =観なくても良いです
★ =観たらがっかりするかも
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syougai1pon at 05:30│Comments(0)│映画