映画

2018年06月09日

先週観た映画~「モリのいる場所」 (★★☆☆☆)

先週観た映画~「モリのいる場所」 (★★☆☆☆)

201805モリのいる場所

画家・熊谷守一をモデルにした老いのドラマ、か?


画家の“モリ”こと守一は大きな庭のある家に妻と二人で暮らしている、
モリはこの数十年間、ほとんど外には出ず、庭の昆虫や魚などを観察して過ごし、世間との関係を絶っている、が、その家には、画商や写真家、書の依頼など多くの人が毎日訪れる、

賑やかな来客が続くが、モリは唯我独尊、国からの文化勲章授与でさえ面倒だと断ってしまう始末、
ところが、隣りにマンションが建設されることになり庭の日当たりに影響が出ることが判明、モリの心がざわめいてくる、、、




とても真似できない生き方を実践した芸術家の生活を切りとった作品かと思って鑑賞、

昆虫や魚、鳥や植物の撮影は見るべきものがあります、庭の造形仕事も素晴らしい、もちろん樹木希林と山崎勉も好演、表札や囲碁のエピソードも面白かった、このまま気分よく観終えられたらヨカッタのですが、、、


監督の意図はまったく分かりませんが、主人公二人の自然体の生活の中に映画的な不純物が無神経に投げ込まれます、


ドリフのギャグ、マカロニウエスタンなSE音楽、SF的登場人物、これらの不純物で映画が醸し出そうだった芳醇な香りが消し飛んでしまいました、簡単に云うと白けました、


観後感が悪いので、どうしても辛口になるなあ、

スイマセン、ま、観なくてもイイです、





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2018年06月01日

先週観た映画~「孤狼の血」(★★★☆☆)

先週観た映画~「孤狼の血」(★★★☆☆)

201805孤狼の血

ヤクザ映画かと思いきや警察小説映画か、


広島の呉原市(架空)、暴対法施行直前の昭和63年、暴力団の勢力争いが再燃する中、新人刑事の日岡はマル暴のベテラン刑事大上とコンビを組まされる、
警察官としての規律は持ち合わせず、法律無視は当たり前、暴力団からの賄賂も平気で受け取る大上の捜査手法に嫌気がさす日岡、


行方不明になった暴力団関係者の捜査を進める中、偶発的に殺人事件が発生、抗争は一気に過熱、大上の思惑をも超える急展開をみせていく、
そして、14年前の殺人事件が大上刑事の犯行である可能性が浮上、警察幹部、監察、大上、日岡、それぞれが抱える秘密と思惑と共に事件は最悪の事態に、、、

基本、ヤクザ映画、暴力映画は見ない主義、ですが周りでこの映画の話題がポツポツ出るので観てみました、

冒頭から暴力描写がどぎついので、観なきゃよかったとも思いましたが、話は面白い、原作が良く出来ているのでしょう(原作未読)、


原作共々「警察小説×『仁義なき戦い』」という事らしいですが、「警察小説」映画として製作(暴力描写をソフトに)しても十分耐えられるストーリーでした、伏線もしっかりしていて、大上刑事の真の姿が興味深い、過激な暴力描写はちょっと、、、宣伝ポスターも“ヤクザ映画”視点にウエイト置いてます、もったいない、ま、こういう映画=東映の真骨頂みたいな面もあるのでしょうが、


後味、悪い半分、すっきり半分、怖いもの観たさでどうぞ、







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2018年05月26日

先週観た映画~「パティ・ケイク$」(★★★☆☆)

先週観た映画~「パティ・ケイク$」(★★★☆☆)

201805パティケイク$

ラップ音楽映画、


太っちょのパティはラップでの成功を夢見て、日々歌詞を書き綴りながらデビューの機会を待っている、が現実は厳しく、家族はバラバラ、周りからはバカにされ、仕事も上手くいかず徐々にその夢は遠ざかって行く、


偶然、仕事で大物ラッパーO-Zの面前へ行くチャンスを得たパティは思い切ってラップを披露するが、O-Zの評価は得られず仕事も失ってしまう、、、絶望感が彼女を襲う、、、




ラップ、全然興味ないです、ライブも行ったことないです、


が、この映画で少しラップの良さが分かったような気がします、というより本場のラップは凄い!迫力満点の歌唱シーンに引き込まれます、


映画で聴いたのがヨカッタ、原詞は分かりませんが、字幕スーパーがあるのでラップの歌詞・意味が伝わってくる、迫力映像と相まってなかなか楽しい体験となります、映画でラップを聴くメリットありです、


それと外国音楽映画の常ですが、俳優の歌唱力、ステージ表現が凄い!本職かと思う出来栄え、相当練習しています、当たり前のことですが、

吹き替えや演奏シーンをごまかすことが多い日本映画も見習ってほしいです、


見てヨカッタ、





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2018年05月19日

先週観た映画~「ロンドン、人生はじめます」(★★★☆☆)

先週観た映画~「ロンドン、人生はじめます」(★★★☆☆)

201805ロンドン人生

洒落た英国映画、

夫を亡くし、ロンドンの高級住宅街のマンションに住むエミリー、マンションのセレブな住民達となんとか上手くやって行こうとするが、どうも反りが合わずストレスが溜まっていく、

そんな折、公園の中のあばら家で暮らすホームレスのドナルドと出会う、環境が全く違う二人は反発しながらも次第に魅かれあう、が、ドナルドの住むあばら家が不法占拠で訴えられ、撤去されることに、、、


なによりダイアン・キートンが魅力的、72歳、年相応の美しさ、これが女優というものですな、

そして、彼女の衣装がとても素敵、シャツ、セーター、ジャケット、パンツ、コート、スカーフ、帽子、全部めちゃくちゃ趣味が良い、衣装を観ているだけで楽しめます、


これまた邦題がしっくりこない、原題は「Hampstead」、ハムステッドやね、ロンドンの高級住宅街、文化人も多く住んでいるらしいです、それがストーリーのフックになっている、


観て、幸せな気分になりましょう、





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2018年05月12日

先週観た映画~「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(★★★☆☆)

先週観た映画~「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」 (★★★☆☆)

201805アベンジャーズIW

「MARVEL」映画って云うんですか?


そう、アメリカンコミックから生まれた一連の映画、映画館で観たことなかったので、これ観ておいたらそれでエエかな?な感じで鑑賞、


とにかく、もうSFXの出来の良さとかには驚くことも、感動することもない訳ですから、あとはストーリーや人物にどれだけ入り込めるか?がカギだったわけですが、、、


超人がワンサカ登場しますが、知っているのはスパイダーマン、アイアンマン、それにハルクくらい、キャプテン・アメリカもなんか衣装が違うし、その他のみなさまとなるとチンプンカンプン、


あ、ブラック・パンサーさんは映画館の予告編で観たなあ、この人がそうなのか!
このキツネは任天堂のキャラやっけ?てな調子、


なにやら洒落たセリフも多かったようですが、伏線や関係性が分からないのでついていけず、


ま、これでもうMARVEL映画は十分な感じです、





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2018年05月04日

先週観た映画~「女は二度決断する」(★★★★☆)、

先週観た映画~「女は二度決断する」 (★★★★☆)、

201804女は二度決断する

トルコ移民と結婚したカティヤは親子3人で幸せな生活を送っていたが、突然の爆破テロで夫と子供を失う、
捜査の結果、ヒトラーを信奉するネオナチの夫婦が逮捕される、
どう考えても犯行を犯しているのだが、巧みな弁護側の戦術により判決の行方は分からなくなっていく、、、
家族を失い、悲嘆にくれたカティヤがした決断とは?

またもやナチスをテーマにした法廷劇、今年「否定と肯定」に続いて2本目、ナチス絡みとなると6本目くらい、

ネオナチによる実際の事件を下敷きにした、ハンブルグが舞台のドイツ映画、

なんともやり切れない事件の発生と、その後の展開、そして結末と、怒りが収まらない後味の悪い映画ではありますが、それだけに人種差別テロが如何に残忍で自己中心的なものであるかが身に沁みてきます、

主演のダイアン・クルーガーは本作で2017年・第70回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞、強く弱い、家族を失った女性を熱演、

邦題はなんかイケてない、原題は『Aus dem Nichts』、

メジャー館で上映しても良い作品かと思います、ぜひ観てください、










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2018年04月29日

先週観た映画~「名探偵コナン ゼロの執行人」(★★☆☆☆)

先週観た映画~「名探偵コナン ゼロの執行人」(★★☆☆☆)

201804コナンゼロの執行人

親子で観に行ったら、結構親も盛り上がれる!という噂を聞いて、時間が合ったので入ってみました、

が、

思ったより盛り上がれず、まあ、そりゃそうか、

公安という警察組織に闇に切りこんだお話ですが、ちょっと無理があったよう、結末までの説得力不足(って云うか、子供ターゲットですから~^^)、定番の眠りの小五郎もなく、映画常連の敵役、助っ人の出演がないのも淋しい、

TVでの放映をお待ちください、






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2018年04月20日

先週観た映画~「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」(★★★☆☆)

先週観た映画~「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」 (★★★☆☆)

201804ヴァレリアン
201804ヴァレリアン2

リュック・ベッソン監督作品ということと、1960年代に出版された原作のコミック「バレリアンとローレリーヌ」が、映画「スター・ウォーズ」シリーズにも影響を与えたと云われているらしいので鑑賞することに、


28世紀の宇宙、連邦捜査官のバレリアンとローレリーヌは“変換器の最後の1匹”の確保を命じられるが・・・・・ま、ストーリーは書かなくても良いでしょう、観たら分かります^^)
“変換器”の設定が面白いです、


たしかに「スター・ウォーズ」を意識したかのようなデザイン(宇宙船、宇宙人、ロボット、悪人)や、似たシークエンス(ごみ置き場、狭い空間での宇宙船バトル、宇宙人酒場など)が出てきます、


が、これはどちらが先なのか?分からないなあ、
お話の設定や運びが「スター・ウォーズ」シリーズの下敷きになったようですが、デザインやシーンはあえて「スター・ウォーズ」を意識して作ったのかも、


2時間、何も考えずに観て、楽しんで、スカッとする!んな映画で良いのではないかな、


気分がもやもやしてるんだったら、観に行ったらどうでしょうか、






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2018年04月14日

先週観た映画~「ペンタゴン・ペーパーズ」。

先週観た映画~「ペンタゴン・ペーパーズ」 (★★★★☆)


これまた映画らしい映画でした、
偶然とはいえ、公開タイミングが今というのも興味深い、

201804ペンタゴンP

1971年、泥沼化するベトナム戦争に関する機密文書をNYタイムス紙がスクープする、
ニクソン大統領は記事差し止め訴訟で新聞社への圧力を強める、

 
ライバル誌のワシントン・ポスト紙も更なら機密文書を入手、
しかし、政府の圧力を危惧する役員と、これを記事にすべきかどうかで社内の意見が分かれる、
判断は亡き夫の後を継いだ女性経営者に委ねられるが、、、




いつの時代も政治家は“不都合な真実を隠したがる”ものであることを再確認、


劇中の台詞が良いです(だいたいこんな感じやった)、

 『報道の自由を守るには、報道するしかない』
 『いつも完璧である訳ではないが、いつも最高の記事を目指している』




この事件の後、史上最大のスキャンダル「ウォーターゲート事件」でニクソン大統領は辞任する、
この時もニクソンは“不都合な真実”をもみ消そうとしている、


さて、我が国の首相は?


ぜひ、観たほうが良い映画、





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2018年04月07日

先週観た映画~「ウィンストン・チャーチル」(★★★★☆)

先週観た映画~「ウィンストン・チャーチル」(★★★★☆)


映画らしい映画でした、セットや撮影が素晴らしいですね、こういう映画好きです、
アカデミー主演男優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞も伊達じゃない、


今年に入って観たナチス関連の映画が5本目?これはユダヤ資本の意図的投資ですか?
(ちなみに今年のナチス関連映画は「否定と肯定」「ヒトラーに屈しなかった国王」「ローズの秘密の頁」「ウィスキーと二人の花嫁」)、


予告編では戦争シーンが挿入されていますが、戦争シーンはほとんどありません、
政治ドラマ、ほとんどが政治家同士の会話、政治家の私生活、退屈なはずのストーリー展開、が、2時間はあっと云う間です、




201803チャーチル

「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」

1940年、ポーランド・北欧侵攻に続き、フランス・オランダ・ベルギー侵攻を開始したナチスドイツ、危機が目前に迫り、英国は挙国一致内閣の首相に政界一の嫌われ者“ウインストン・チャーチル”を指名、しかし、ナチスドイツは予想をはるかに超えるスピードで侵攻、ダンケルクには英国兵他約40万人が追いつめられる、

米国の支援もままならず(当時は中立)、ナチスとの講和を探る政敵との闘争の中、
チャーチルはダンケルクからの英国兵救出作戦を指示、英国王の薫陶もあり徹底抗戦を決心する、




偏屈な変り者として描かれているチャーチル、この姿が本当かどうかは知りませんが、素晴らしいのは英国の政治家も軍人も“国民目線”であること、英国王はカナダへの亡命を拒否、「答えは国民の声にある」とチャーチルを諭す、ナチスに屈しない!民主主義が根付いた国の強み、感動的でありました、


そして「チャーチルは戦後の総選挙で敗北」とエンドタイトルで、、、これもまた民主主義か、




観て損はないお奨めの映画です、






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