すばらしき世界

2021年02月22日

先週、映画館・自宅で観た映画~先週観た3本ともなかなかの映画だと思います、「すばらしき世界」、上手な監督やなあ~、と思いました。

先週、映画館・自宅で観た映画~

先週観た3本ともなかなかの映画だと思います、
「すばらしき世界」、上手な監督やなあ~、と思いました、


〇(スクリーンで鑑賞)「すばらしき世界」
(★★★★☆)(2021年日本)

202102すばらしき世界

殺人の罪で14年間服役、出所した元ヤクザの三上は今度こそ更生しようと心に誓って再出発を図るが、一本気な三上、就職先もなく生活保護を受けて暮らす自分の不甲斐なさに忸怩たる想いがある、チンピラに絡まれている他人を助けて思わず喧嘩をしてしまい、更生の道を踏み外してしまいそうになるが、三上を見守る人たちもいる、、、



「ヤクザと家族」についで“出所してきたヤクザの生き辛さ”がモチーフになっています、いずれも『硬直化した日本社会の価値観」への批判的な視点で描かれていますが、その視線の方向は全く違うモノ、そして結末も真逆なのですが、両作とも悲しみしか残らない、日本人の非一律・非同質なモノへの不寛容さに関してはつくづく悲しい、でも、ヤクザという存在の絶対的矛盾についてはやはり壁を突き抜けることは出来ないんだな、と本作を観て思いました、

監督は上手ですね、キャラクターが立っているし、思わず笑ってしまうシーンも多い、劇中の良い人たち同様に三上の更生が成功して欲しいと願う気持ちになる、道を踏み外しそうな三上にハラハラ、だからハッピーエンドであっても良いかなとも思いますが、、、それが出来ないのが“ヤクザという存在の絶対的矛盾”を乗り越えられない日本社会、いや、ワタシの不寛容さなのかもしれません、



役者がみなさん素晴らしいです、役所広司さん、仲野太賀さんは大成功、脇役もみなさんイキイキしています、「ヤクザと家族」でヤクザだった北村有起哉さんが今回はケースワーカーでとっても良い人、さすがの役者さんです、

ヤクザを扱った映画ですが、今回は★付け可能でした、

(★★★★☆)(2012年フランス・スペイン合作)

202102シェフ!

天才的な料理の才能に恵まれているジャッキーだが、その天才肌ゆえに職場で疎まれ一つの職場に定着できない、恋人から定職に就くように諭されアルバイト生活を始めるが、ひょんなことから三つ星レストランのシェフに見いだされ就職に成功、しかしレストランオーナーとシェフとの確執に巻き込まれ、恋人からも三行半を突きつけられピンチに!!



85分の小品、これくらいの長さで楽しめる映画は良い映画、テンポ良く進む物語、天才的なジャッキーの才能に非の打ち所がないのも映画的、

前にも何かの映画評で書きましたが、本作も日本的グルメ映画ではありません、料理がテーマだし、ジャッキーの台詞ではレシピが溢れ出しますが、食するシーンはほとんどなし、格付け調査員も一口食べるだけで料理を絶賛、美味しい美味しいと料理にむしゃぶりつく日本グルメ映画的シーンはなし、あの感覚って東洋的感覚なのかな?韓国映画の食事シーンには出て来ますからね、

気楽に楽しめるので休日の自宅鑑賞に最適の1作、



〇(スクリーンで鑑賞)「さんかく窓の外側は夜」
(★★★☆☆)(2021年日本)

202102さんかく窓の外

幼い頃から霊が見えてします三角(みすみ)、ある日除霊師の冷川にその能力を見込まれて心霊探偵の仕事に就く、警察から依頼された遺体探しで結果を出す三角、しかし彼らの前に強力な霊能力を持つ謎の少女ヒウラが現れる、彼女は呪いの力で次々と殺人を犯していた、冷川と三角は彼女との対決に挑むのだが、事態は意外な展開を見せる、、、



こういう怖そうな映画は観ない主義、怖いから^^)でも、他に時間の合う映画がなかったので鑑賞、、、で、予想外に良く出来た映画でした、

単純な善側の心霊探偵vsワルモノ悪霊との単純な対決モノかと思いきや、筋立てはなかなか凝ったモノ、登場人物の立場がどんどん変わっていく様が面白かった、ここをもっと前面に押し出せばヨカッタのに、と思わせる出来映え、

しかし、クライマックスのオカルトシーンはやはりいただけず、もっとシンプルで怖そうな描写があったような気もするし、過去の惨事の描写も舞台が大きすぎてかえって平板に見えてしまった、

それでも期待以上に集中して観れたので良作、ということかな、
滝藤賢一さん、嵌りました!
北川景子さん、30秒でスクリーンから消えてしまったのにはビックリ!!^^)
続編あるのか?




syougai1pon at 05:30|PermalinkComments(0)