エノラホームズの事件簿2

2022年11月14日

先週は5本、低予算邦画が躍動「MONDAYS」「映像研には手を出すな!」、凄い撮影「ミアとホワイトライオン」快調「エノーラ・ホームズの事件簿2」など

〇(スクリーンで鑑賞)「MONDAYS」
(★★★★!)(2022年日本)
同じ1週間を繰り返すタイムループに陥った広告代理店マンたちの脱出劇

11MONDAYS

小さな広告代理店、プレゼン準備のための泊まり込み作業を終えて迎えた月曜日の朝、なんとかプレゼンは無事終了するが、クライアントのワガママな要望に今週もハードな作業が続きそう、、、と、馬車馬のように1週間働いてまた次の月曜日の朝を迎えると、それは、、、先週とまったく同じ事が起こる月曜日だった!?



面白い!同じ月曜日の朝のシーンが何回も繰り返されながら物語が進行、タイムループに陥っていることが明らかになっていく段がとっても面白く目が離せない、やっとのことで全員がタイムループを共有、脱出に向けての計画を進めるためのプレゼンテーションも面白い、解決の段で腰砕けになりそうな予感も見事に乗り切って最後まで楽しめました、

タイムループやパラレルワールドものは、矛盾無く破綻無く上手に解決するのが難しい、いや、元々矛盾した設定なのでご都合主義的な終わり方しか無いのだが、、、本作はその結末をまったく違うモチーフを持ち出すことで上手にテーマをすり替えた、そこが監督の上手なところ、

主演の円井わんがチャーミング、マキタスポーツは良き役回り、観て損は無し、

(★★★★!)(2020年日本)
コミック原作、乃木坂46主演と侮るなかれ、アニメ愛たっぷりの青春コメディ

11映像研には

全員にクラブ活動が義務づけられている芝浜高校、生徒会が全員のクラブ活動を厳しく取り締まっている、みどりは“アニメは設定が命!”の監督肌、アニメータ志望のツバメ、プリデューサーのさやかの3人で「映像研究同好会」を設立するが、生徒会は乱立するクラブの統廃合に乗り出す、存続の危機を迎えた映像研は文化祭で自主制作アニメ映画を上映することでクラブの存続を図るが、、、



これまた面白い!とにかくアニメへの愛が深いのがヨロシイ、みどりの妄想的深~いアニメへの愛と蘊蓄がほとばしる映画作り作業が傑作、ステレオタイプの生徒会の過激な設定も笑えます、劇中の完成したアニメ映画をもっと観たかった気がするけど、、、制作費が足りなかったのかな?大作商業作品の予算を削ってこの映画に回して欲しかったなあ、と思える良質なコメディでした、もう1回観たい映画、

齋藤飛鳥、役者やのう^^)

(★★★★☆)(2022年米国)(原題:)
名探偵ホームズの妹エノーラシリーズ2作目、エノーラがキュートでスマート

11エノーラ2

1800年代後半、前回の事件解決で晴れて探偵事務所を開いたエノーラだったが依頼人はとんと現れない、そんな時、幼い少女から行方不明になった姉の捜索依頼がある、姉が勤めていたマッチ工場に潜入したエノーラは事件の匂いを嗅ぎつける、同じ頃兄のシャーロックも官憲の汚職事件を追いかけていた、手柄を争って兄と張り合うエノーラだったが事件は意外な展開をみせる、、、



シリーズ2作目も快調です、19世紀末のロンドンを舞台にキュートなおてんば探偵が活躍します、兄のシャーロックは相変わらず堅物ですが、妹にはなかなか優しい態度でホッとします、意外な事件の黒幕、宿敵モリアーティ教授も登場とサービス満点、肩の凝らない2時間、、休日の映画鑑賞に、

Netflixで配信中、

(★★★★☆)(2018年フランス)(原題:Mia et le lion blanc)
野生ライオンと少女の物語、そしてやりきれないレジャーハンティング問題も

11ミアとホワイト

南アフリカでライオン育成園を経営するミアの一家、心の病を抱える兄を支える母、育成園経営に苦しむ父、ミアが孤立感を高まらせていたある日、ホワイトライオンが生まれる、ミアと白いライオンは日々一緒に暮らし強い絆で結ばれていくが、いつか別れの日が来ます、



まず撮影手法が凄い、実際のホワイトライオンの誕生から3年の時間を掛けて、ミアとライオンの成長をリアルに追う形で撮影されています、ミアも3年間でずいぶん成長しました、もちろんライオンはもう成獣になります、それでもCG無しの実写だけでヒトとライオンの共演を撮影したのが凄い、

物語は今も南アフリカで合法的に行われているトロフィーハンティング(商業的な模擬野生動物狩り)問題をあぶり出します、ヒトだけが楽しみのために野生動物を殺す、この現実と減り続ける野生動物、考えさせられるテーマです、

ぜひ鑑賞を!



◆(自宅で鑑賞)「テイクオーバー」
(★★?☆☆)(2022年オランダ)(原題:The Takeover)
悪事を暴いたハッカーに襲いかかる闇の組織

11テイクオーバー

天才的ハッカーのメル、軽い気持ちで悪事を働く企業のシステムをダウンさせて憂さを晴らしている、が、ある日、メルが企業のシステムをダウンさせると、メルが殺人を犯す動画がさらされ警察から追われることに、さらに謎の集団もメルを追い始める、、、



序盤は快調なのですが、後半は脚本が粗く、え?なぜ?どうして?の連続、ちょっと失速してしまいました、珍しいアムスレルダムが舞台の物語、異国情緒は楽しめます、

恥ずかしながらハッカーの意味を誤解していました、ハッカー=コンピュータを利用した犯罪者?と思っていました、ハッカーは本来犯罪者ではなく『コンピュータシステムに詳しい人』という意味なんですね、犯罪を働くハッカーは“クラッカー”と呼ぼうという提案もあるそうです、なるほど、




syougai1pon at 05:30|PermalinkComments(0)