ノッティングヒルの洋菓子店
2020年12月14日
先週、映画館・自宅で観た映画~今週は2本、オススメは「壬生義士伝」、以前TVで観たけど再鑑賞、「ノッティングヒルの洋菓子店」はキュートだけど、、、
先週、映画館・自宅で観た映画~
今週は2本、オススメは「壬生義士伝」、以前TVで観たけど再鑑賞、「ノッティングヒルの洋菓子店」はキュートだけど、、、
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◆(自宅で鑑賞)「壬生義士伝」
(★★★★☆)(2002年日本)
剣に使い手だが貧乏侍の南部藩士吉村貫一郎は妻子を養うために脱藩、新撰組剣術指南役に就く、金に細かく武士らしからぬ行動を取る吉村を隊士の斉藤一は疎ましく思うが、剣の腕は一流、そして武士としても気構えも実は一流であった、新撰組で活躍するも鳥羽伏見の戦いの最中に戦死したと思われた吉村だが、その先には思わぬ物語があった、、、
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以前にTVで観たけど、あまり憶えていなかったので再度しっかり鑑賞、義に生きた吉村、妻子のために金を稼ぎ、徳川幕府を守るという義も貫いた、ま、観ている最中からそういう物語なんだろうな、と察しがつきます、
ただ、映画は斉藤一の回想という形で進み、そこに仕掛けられた映画的レトリックがラストでとっても効果を上げます、物語を楽しむというよりこのレトリックを迎える快感、これが監督の狙いでしょうか、
中井貴一、熱演!!上手でした、佐藤浩市も良いが三宅裕司に食われた感じかな、
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〇(スクリーンで鑑賞)「ノッティングヒルの洋菓子店」
(★★★☆☆)(2020年英国)
イザベラは親友のサラと念願の洋菓子店のオープン迎える準備で忙しい、そんな日、サラが事故で突然他界、目標を失ったイザベラだが、サラの娘、サラの母親、さらにサラの元恋人のパティシエが協力、4人で洋菓子店オープンにこぎ着けるが一向に売れない、4人は知恵を絞って奮闘するが、、、
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劇中では最初から店のことを“ベーカリー”と呼んでいます、日本語の感覚では“パン屋”さんなので、それがケーキ屋に変わるのかな?と思っていたらベーカリー=ケーキ屋さんでした^^)
スイーツがたくさん登場するスイートな映画ですがフード(食)映画ではありません、日本でこの映画を作ったなら絶対に食映画になるのだろうけど、英国では食映画という概念はないようです、スイーツはあくまで脇役なのでスイーツを食べるシーンは少ないし、シズルカットも少ない、日本なら絶対にむしゃむしゃ食べるシーンがあるはず、
物語のテーマは人間同士の関わり方、でも、4人の英国人気質みたいなところが今ひとつピンと来なかったので、どうも消化不良に終わった感じ、キュートな映画なんですけどね、
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英国映画で楽しみなのは老人が来ているファッション、男女を問わずやはりセンスが良いです、めちゃお洒落、これだけはいつも楽しみ、
英国映画で楽しみなのは老人が来ているファッション、男女を問わずやはりセンスが良いです、めちゃお洒落、これだけはいつも楽しみ、
原題の「Love Sarah」は洋菓子店の店名です、邦題の“ノッティングヒルの・・・”は??ホントにあの洋菓子店がノッティングヒルにあったかどうかも怪しい^^)ま、語感が良いのでイメージは拡がりますけどね、上手な邦題のようで、別のイメージを連想させる「ノッティングヒルの恋人」にあやかった残念な邦題、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)