モリコーネ

2023年01月23日

先週は4本、天才作曲家に喝采「モリコーネ」、仰天のラスト「灼熱の魂」、他に「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」「モンスター ハンター」

(★★★★★)(2021年イタリア)(原題:Ennio)
喝采!多くの映画ドラマ音楽を手がけた天才作曲家の素顔に迫るドキュメンタリー

01モリコーネ

生涯に500作以上の映画ドラマ音楽を世に送り出した天才作曲家エンリコ・モリコーネ、誰もが知っている作品を追いながら、彼の作り出した独創的な映画音楽の魅力を余すところなく紹介する圧巻のドキュメンタリー、余分な演出はなく、余分なナレーションもなし、彼の作品の紹介と映画人のコメントのみで2時間37分があっという間に通り過ぎていきます、必見です!



これはもう文字では説明出来ない、観るしかない・聴くしかないです、次から次へと紹介されるモリコーネ作品に圧倒されます、C・イーストウッドのスパゲティ・ウエスタン(日本ではマカロニ・ウエスタ)作品での独創性に驚愕、高校生の時に聴いたジョーン・バエズの「勝利への賛歌」もモリコーネの作品だと知ってビックリ、「アンタッチャブル」「ワンス アポン ア タイム イン アメリカ」での劇的な成功に唖然、これでもかと映画音楽の凄さを見せつけられます、

アカデミー賞受賞シーンは泣けたなあ、これは間違いなく傑作ドキュメンタリー、文句なしの★5つ!!ぜひ観て欲しい映画です、



◆(自宅で鑑賞)「灼熱の魂」
(★★★★?)(2010年カナダ・フランス合作)(原題:Incendies)
数奇な運命を辿った母親の真実を見つけた時、驚愕のラストが待っています

01灼熱の魂

突然我を失い死んだ母親、双子の姉と弟には奇妙な遺言が残される、死んだはずの父親といないはずの兄に宛てた手紙を届けること、その手紙が届けられた後に姉弟に真実が告げられることになるという遺言、戸惑いながらも姉は母親の母国レバノンへ向かう、母親が2人を出産した当時のレバノンではキリスト教とイスラム教の内戦中、母親はその戦火に巻込まれていた、姉は粘り強く母親の過酷な過去を解きほぐしていくが、、、



遺言状の指示通りに死んだはずの父親と、いないはずの兄を探す姉の現在の姿と、過去の母親の歩んだ凄惨な人生が交互に描かれて物語は進んでいきます、徐々に明かされる母親の過去と秘密、それに向き合う勇気を持っていた姉ですが、、、行き着いた真実は余りにも過酷で信じがたいもの、やや作り込み過ぎた感もありますが、最後までグイグイ引っ張られてしまいます、

そんなことにならなければ良いなあ、と思っていた最悪の結末、、、うむ、これで良いのだろうか???

(★★★★☆)(2017年米国)(原題:Jumanji  Welcome to the Jungle)
謎のゲーム「ジュマンジ」の世界に迷い込んだ5人のアクションアドベンチャー

01ジュマンジ2

高校の落ちこぼれ4人組、罰として居残り作業を命じられた地下室で見つけた謎のゲーム「ジュマンジ」を起動すると4人はあっという間にジャングルに放り出される、そこは「ジュマンジ」の世界、ミッションをクリアしない限り元の世界へ戻れない、ライフは1人3つ、3回死ぬとゲームオーバー=元の世界へは永遠に戻れなくなる、4人は各々の個性と能力を活かしてミッションに挑む、



D・ジョンソンを主役に迎えたシリーズ2作目、というかここからの新シリーズですね、ゲームの世界に迷い込むというシチュエーションは変わらず、高校生4人それぞれが現実の自分とは真逆のキャラクターでゲームに挑むというアイデアが成功、結構楽しめるエンターテイメントになっています、ゲームキャラは5人、4人組の他にもう1人、ゲームの世界で彷徨っている若者がいるのですが、それは、、、

上手なのがラストシークエンス、校長先生の言葉が蘇る映画的レトリックは少し泣けます、単なるドタバタアクションで終わらせなかった脚本家に拍手、



◆(自宅で鑑賞)「モンスター ハンター」
(★☆☆☆☆)(2020年米国)
もう一つの別世界へ紛れ込んだ米軍兵士はモンスターと闘うことになるが、、、

01モンスターハンター

アルテミス率いる特殊部隊は砂漠で謎の砂嵐に巻込まれる、砂嵐が治った後の世界は巨大なモンスターが闊歩する別世界だった、精鋭兵士隊も次々とモンスターに殺害されていくが、別世界の戦士ハンターがアルテミスの危機を救う、そして2人は力を合わせて巨大モンスターとの闘いに臨む、、、



大ヒットゲーム「モンスターハンター」の映画化、物語はその序章?別世界に彷徨い混んだ兵士アルテミスの脱出劇になっています、、、が、にしても意味不明のカットや画像処理、長すぎる心象シーンとクローズアップなどなど、いったい何がしたかったのか?意味不明、どうにも物語が盛り上がりませんでした、

映画上映前のスクリーンでよくお目に掛かった山崎紘菜も不完全燃焼、ジョボビッチの碧眼だけが印象的、ま、観なくても大丈夫です、





syougai1pon at 05:30|PermalinkComments(0)