CODA
2022年01月31日
先週も5本、オススメは「コーダ あいのうた」、過去作では「プラダを着た悪魔」「麻雀放浪記」も
先週も5本、オススメは「コーダ あいのうた」、過去作では「プラダを着た悪魔」「麻雀放浪記」も
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〇(スクリーンで鑑賞)「コーダ あいのうた」
〇(スクリーンで鑑賞)「コーダ あいのうた」
(★★★★★)(2021年米国・フランス・カナダ合作)(原題:CODA)
聾唖者家族の中で唯一唄の才能を授かった女子高校生のハートフルムービー
両親と兄は耳が聴こえない高校生ルビーは手話通訳として船に乗り込み稼業の漁業を手伝っている、歌うことが好きなルビーは高校の課外活動で合唱クラブに入部、そこで教師から歌唱の才能を見出される、音楽大学への進学も勧められ夢を抱くルビー、しかし家族で唯一の健常者のルビーがいない隙に進学を諦めるざる事態が起こってしまう、、、
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フランス映画「エール!」(2014)のリメイク、もちろん物語の骨子は同じ、結末が分っているけれども、、、それでも、ラストは泣かされてしまいました、
フランス映画「エール!」(2014)のリメイク、もちろん物語の骨子は同じ、結末が分っているけれども、、、それでも、ラストは泣かされてしまいました、
アメリカ東海岸、漁業一家という設定がぴったりはまったような気がします、障がいがありながら自由奔放に暮らす両親、下ネタも楽しく笑えます、ルビーも溌剌と家族と暮らしいるのがとってもハッピーな感じ、それでも健常者と障がい者の間に今もある壁に突き当たります、
ラスト近くでは映画的な仕掛けがあります、そこでは健常者では分らない聾唖者の世界を少しだけ体験することになります、とっても効果的なレトリックだったと思います、爽やかに泣けます、オススメです、
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◆(自宅で鑑賞)「プラダを着た悪魔」
◆(自宅で鑑賞)「プラダを着た悪魔」
(★★★★☆)(2006年米国)(原題:The Devil Wears Prada)
NYのファッション雑誌最前線を舞台にしたハートフル出世コメディ
ジャーナリスト志望のアンドレア、ファッション雑誌の女性社長秘書の仕事にありつく、が冴えないファッションを小馬鹿にされ悪戦苦闘、無理難題を秘書達に押しつけてくる女性社長ミランダは絶対的存在の悪魔、アンドレアは生来の利発さでミランダに立ち向かい寝る間を惜しまずに働き、ついにミランダにも認めてもらうが、代償として失ったモノは大きかった、、、
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「マイインターン」に続いてアン・ハサウェイ主演、メリル・ストリープとの丁々発止のやりとりが楽しい、ミランダの秘書はファッション業界では最大のステータス、ジャーナリスト志望で冴えないファッションのアンドレアを雑誌編集部の同僚は鼻で笑うが、高級ブランドを身につけて颯爽と変身したミランダを見て息をのむことに、やはりアン・ハサウェイは魅力たっぷりです、
「マイインターン」に続いてアン・ハサウェイ主演、メリル・ストリープとの丁々発止のやりとりが楽しい、ミランダの秘書はファッション業界では最大のステータス、ジャーナリスト志望で冴えないファッションのアンドレアを雑誌編集部の同僚は鼻で笑うが、高級ブランドを身につけて颯爽と変身したミランダを見て息をのむことに、やはりアン・ハサウェイは魅力たっぷりです、
「マイインターン」同様、仕事で成功を収めると私生活で大切なモノを失うのはアン・ハサウェイの役回り、そしてミランダの私生活もまた微妙、それでも決して弱みを見せないミランダにも拍手を、
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◆(自宅で鑑賞)「麻雀放浪記」
◆(自宅で鑑賞)「麻雀放浪記」
(★★★★☆)(1984年日本)
戦後の日本、博打に命を賭ける男女の数奇な運命、名優勢揃いの名作
まだ荒廃が続く戦後の日本、博才のある“坊や”は博打で生活することを決意して次々とその世界の人間と関わりを持ち、博打の世界での力を上げていくが、、、
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TVでしか見たことがなかったので鑑賞、とにかく博打打ち達と周辺の人間の生き様が凄い、戦後間もない時期とはいえ、大金や家の権利、果ては恋人までも博打の形にしてしまう博打打ちの執念には圧倒されます、
TVでしか見たことがなかったので鑑賞、とにかく博打打ち達と周辺の人間の生き様が凄い、戦後間もない時期とはいえ、大金や家の権利、果ては恋人までも博打の形にしてしまう博打打ちの執念には圧倒されます、
1984年制作ですが、モノクロの世界感と監督(和田誠)の手腕が相まって終戦直後の匂いが画面にプンプン、真田広之若い!!鹿賀丈史、名古屋章、高品格、加藤健一、全員一歩も引けをとらない鬼気迫る打ちっぷり、加賀まりこ、大竹しのぶ、2人とも今と変わら無い容姿が凄い、他にも懐かしい顔がたくさん出てきます、それだけでも楽しい映画、
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〇(スクリーンで鑑賞)「さがす」
〇(スクリーンで鑑賞)「さがす」
(★★★☆☆)(2022年日本)
ある日、突然姿を消した父親をさがす!が、その裏には怖ろしい事件が潜んでいた
大阪西成、生きがいを失ってフラフラ暮らす父親と暮らす楓、ある日、父親が懸賞金の掛かった殺人犯を見たと言い残し姿を消してしまう、楓は父親の行方をさがし回り、瀬戸内海の小さな島にたどり着くが、そこには、、、
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出だし快調、軽やかなリズムとリアルな風景の中で父親が姿を消し、それを“さがす”娘の疾走、そして謎の青年の登場と、ここまではとても楽しめます、ところがその裏にある物語を過去に遡って追い始めると、とたんにリズムが乱れました、
出だし快調、軽やかなリズムとリアルな風景の中で父親が姿を消し、それを“さがす”娘の疾走、そして謎の青年の登場と、ここまではとても楽しめます、ところがその裏にある物語を過去に遡って追い始めると、とたんにリズムが乱れました、
なぜまず見た目の結末を先に観せなかったのか?解せません、猟奇的な部分がなくても成立したように思うのでそれも残念、観後感が悪すぎます、
大阪西成でロケ撮しています、見憶えのある風景が随所に出てきてそれは楽しかった、
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◆(自宅で鑑賞)「劇場版 おいしい給食 Final Battle」
◆(自宅で鑑賞)「劇場版 おいしい給食 Final Battle」
(★★★★☆)(2020年日本)
学校給食大好きな教師と生徒が立ち向かうのは?軽く楽しむグルメコメディ
教師の甘利田の生きがいは給食の時間だ、毎日の給食を心から愛しみ楽しんで食す、生徒の神野も負けず劣らずの給食好き、2人は張り合いながら、全身全霊で給食と向き合っているが、ある日2人にとって信じられない自体が勃発!
給食をテーマにした蘊蓄満載、コアなテーマで1本作りました、というような映画かと思いきや、終盤は結構エエ話で盛り上がり、神野の校内放送には少し泣かされました、なるほどここらが評価の源泉ですね、
しかし、現在の給食のクオリティの高さには驚かされます、食パンと脱脂粉乳、主菜が1品の60年前とは大違い!(当たり前か^^)
マカロニカレー、白身魚のスティック、鯨の竜田揚げ、懐かしいな、
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syougai1pon at 05:00|Permalink│Comments(0)