2026年02月24日
オリンピック観ながら・・・先週は4本、「クライム101」「ブゴニア」「たしかにあった幻」「おーい、応為」

乾いた街LAで交錯する人間模様、クライムサスペンスですが、人物描写が凄い、息をするのも忘れそうなヒリヒリする140分間でした、
ついにデーヴィスの痕跡を見つけたルーが迫ってくる中、デーヴィスは最後の大きなヤマを踏みます、会社を裏切って情報を流したシャロン、その情報を掴んだ悪党オーモンも宝石めがけて乱入して来る・・・
〇(スクリーンで鑑賞)「ブゴニア」

ミシェルは画に描いたようなカリスマ経営者、それがいきなり誘拐され髪の毛を剃られ、エイリアン呼ばわりされます、自分は人間だと必死に主張するミシェルですが、テディは耳を貸しません、数日後の月食の夜に母船に連れて行くよう、なんども要求、最後には拷問まがいのことまで行います、
〇(スクリーンで鑑賞)「たしかにあった幻」

河瀨直美監督作品、正直苦手な監督なのですが、本作は面白かったです、ドキュメンタリータッチの医師たちのセミナーシーン、臓器移植シーン、それなりに観応えというか、引き込まれるものがありました、屋久島の素晴らしい自然を切り取った映像も素晴らしかったです、この辺りは監督の真骨頂、
◆(自宅で鑑賞)「おーい、応為」

北斎には5人か6人の子どもがいたようですが、その中で画の才能を引き継いだ娘・応為にスポットを当てた物語です、が、画への情熱に関する描写は余りありません、もちろん、劇中で北斎はずっと画を描いているのですが、それは北斎が生きている証、応為もまた画を描きますが、画そのものに焦点が合う事はありません、どちらかというと父と娘の物語、娘の半生記という感じ、お話は淡々と進みます、映像自体はしっかり作られていますが、物語にはちょっと物足りなさを感じるかも、
2026年02月16日
オリンピックも観ながら・・・先週は4本、「Rip」「ランニングマン」「恋愛裁判」「パンダのすごい世界」

クライムアクションというよりはクライムサスペンスという感じ、警察内部の勢力争いやFBIとの軋轢だけではなく、麻薬組織と繋がっている警官がいるのでは?という不安定な状況設定、デーンも現金八件を上司へ上告しない、部下に偽の情報を流すなど不審な挙動もある、多額の現金を目の当たりにして相棒とも仲たがい、捜査班の結束も壊れて行くようにも見えます、そこに外部からの攻撃で負傷者も出てしまう、さらには地元警察や強行作戦部隊、FBIも各々の思惑で動きだし・・・
〇(スクリーンで鑑賞)「ランニングマン」

格差社会が広がった近未来の設定、労働者階級の不満のはけ口として、支配階級が考え出した『ランニングマン』、あらゆる情報を駆使して追跡、見つかれば即殺害という非道な番組なのですが、労働者たちは狂喜して視聴しています、

タイトルやポスタービジュアルから“法廷劇”か?という印象もありましたが、法廷シーンはそう多くありません、

愛くるしいパンダの姿を追うというよりは、飼育員とパンダの交流、パンダの希少性と保護の実態から外交的側面まで、という硬派なドキュメンタリーです、それでもやはり可愛いパンダ、上映中に何度も笑みがこぼれ、小さな声を上げてしまいました、パンダ好きなら観てみては如何でしょうか?
2026年02月09日
先週は5本、「小屋番」「HELP 復讐島」「役者になったスパイ」「グッバイ、ジューン」「バレリーナ」(韓国版)



〇(スクリーンで鑑賞)「役者になったスパイ」

◆(自宅で鑑賞)「グッバイ、ジューン 幸せな人生の終い方」

母ジューンが末期がんで入院、クリスマスまで持つかどうか、普段はバラバラに暮らす3人姉妹と末っ子の長男が病院に集まる、わがままな父、変わり者の長女、次女と三女は喧嘩ばかり、優しい性格の長男が姉たちや父親を気遣ってはいるが、それぞれが抱える問題と上手に向き合えていない、そんな子供たちを観ながらジューンは自分らしい最期を迎えたいと願う一方、子どもたちのこれからにも気を配る・・・

2026年02月02日
先週は4本、「マーシー AI裁判」「バレリーナ」(ジョンウィック)「架空の犬と嘘をつく猫」「私を野球に連れてって」

裁判が始まった時点でのAIが判定するレイヴンの有罪確率は97.5%、あらゆる状況証拠がレイヴンの犯行を指し示しています、無実を叫び続けてもAIは冷淡、客観的証拠を元にした判断しか下しません、ただし、レイヴンの要求にも公平に応じ、すべての情報を開示提供しながらレイヴンの言い分を判定していく、という設定です、

「ジョン・ウイック」シリーズのスピンオフ作品、イヴはジョン・ウイックが所属する組織で暗殺者としての訓練を受け、一流の戦闘能力を身に付けますが、私的復讐を始めると、ジョン・ウィックがイヴを粛清するために登場します、が・・・なるほど、こんな事になりますか、という感じの意外な展開で終盤に突入します、

主人公は長男の山吹、5年区切りで彼の成長を描いていきます、優しすぎる山吹は母親に嘘の手紙を書き、同級生の彼女にも噓をつき上手に心を開くことが出来ません、祖父が他界し、祖母も入院することになると、山吹は家を出た妹を訪ねます、そこで次男の死は自分に責任があると今でも後悔していることを告白、やっと本音を吐き出した山吹、少し家族間の距離が縮まります、
◆(自宅で鑑賞)「私を野球に連れてって」

同名曲『私を野球に連れてって』(Take Me Out to the Ball Game)は現在もMLBの試合中、7回表の攻撃終了時に流されるのが慣例だそうです、米国の野球好きなら誰もが知っている歌です、日本でもいくつかの球団の試合で流されていました、また1987年に公開されたホイチョイプロダクション原作の映画『私をスキーに連れてって』はこの歌からモチーフを取った作品、主演の原田知世が可愛かった!スキーブームの火付けとなった作品、Yumingが劇中歌を4曲提供したのも話題に、
2026年01月26日
先週も5本、「ペリリュー」「ウォーフェア」「奇跡をつむぐ夜」「マーダーミステリー」「マーダーミステリー2」
〇(スクリーンで鑑賞)「ペリリュー 楽園のゲルニカ」
(★★★★☆)(2025年日本)
太平洋戦争末期、ペリリュー島での絶望的な戦いをリアルに描くアニメーション映画

1994年(昭和19年)パラオ、南海の美しい小島ペリリュー島守備隊に配属された、非力で力仕事は苦手だが心根は優しい田丸、画が得意なことから戦友の最期を書き記す“功績係”を命じられる、9月に圧倒的戦力の米軍が上陸、日本軍は奮戦するも敗退、なんとか生き延びた田丸も戦友とともにジャングルの中での長いゲリラ戦に参加することになる・・・
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三頭身のアニメキャラクターが活躍する悲惨な戦争の実態、細部にまで克明に描かれる戦場のリアリティがずっしりと鑑賞者の胸中に入り込んできます、
太平洋戦争中、もっとも激しい戦闘のひとつとなったペリリュー島での戦い、1万人以上の日本兵のうち、最後まで戦い生き残った34人の中に田丸がいました、圧倒的な兵力の差、到底勝てるとは思えない戦、そんな状況でも人間らしさを失わずいられるのか?いや、いくら優しい田丸でもそれは難しいようです、極限状態での人間の狂気を三頭身キャラクターが的確に伝えてくれます、
米軍倉庫から食料を盗み出したり、米兵の小銃を使用したりする劇中のエピソードは史実のようです、綿密に練り上げられた脚本が的確に戦争の恐ろしさを訴えて来ます、ぜひの鑑賞をお勧めします、
〇(スクリーンで鑑賞)「ウォーフェア」
(★★★★☆)(2025年米国)(原題:Warfare)
イラクの戦場で退路を断たれた特殊部隊の脱出劇を徹底的にリアルに描いた作品

2006年イラク、アルカイダ幹部狙撃任務を受けた特殊部隊が敵地に入り込む、監視を続けて要人狙撃のチャンスを窺う、周到な作戦のように思えたのだが、敵にその存在を気付かれ、奇襲を受け一気に危機が迫る、要請を出し救出車両が到着、脱出を試みるが失敗、部隊は絶体絶命の危機に陥る・・・
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「戦争アクション映画」と言うには戦闘シーンがリアル過ぎます、この物語にはヒーローも超人もいません、必死に生き延びようとするリアルな兵士たちだけ、緊張感に手に汗握る95分間です、
8人の特殊部隊2個小隊がイラクの民家に忍び込み、そこからアルカイダ要人の狙撃を狙います、冒頭の20分ほどはじっと息をひそめて狙撃のチャンスを窺うシークエンス、まだ戦闘は起こりませんが、このシークエンスの緊張感は半端ないです、じっと観ているだけで手に汗握ります、
敵の奇襲を受けてからの脱出戦闘シーンはとにかくリアルで怖いです、いつ死ぬか分からない恐怖、8人は特殊部隊の精鋭ですが、アクション映画のような無敵の兵士はいません、ただ必死に生き延びようと、もがき闘います、
実際にこの戦闘に参加した兵士たちの証言や記録をもとに作られた物語です、これまた戦争の恐ろしさと現実を見事に表現しています、鑑賞時の緊張感がハンパ無し、もう一度観ようと思っています、ぜひ鑑賞してください、
◆(自宅で鑑賞)「奇跡をつむぐ夜」
(★★★!☆)(2024年米国)(原題:Ordinary Angels)
アルコール依存症の女性が、ある難病児と出会い生きる意味を見つけ出す
ケンタッキーの小さな町、美容師のシャロンは行動的で気性が激しく離婚、娘とも疎遠になりアルコールに溺れている、親友から断酒の会への出席を勧められるが続かない、ある日シャロンは新聞で難病の少女の記事を目にする、少女の母親が亡くなり、少女も肝臓移植をしなければ余命数年、シャロンは衝動的に母親の葬儀に顔を出すが・・・
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実話をもとにしたハートフルな物語です、シャロンはとにかくまずは動くタイプ、少女の事を気の毒に思い、平服のまま見ず知らずの家族の葬儀に顔を出しひんしゅくをかいます、めげないシャロンは美容室で少女のためにチャリティカットを実施し、多額の支援をおこないますが、肝臓移植には多額の費用が掛かります、少女の父親エドは大工、必死に働いていますが無保険だったため治療費で借金がかさむばかリ、そこでシャロンは到底不可能と思われる奇策に打って出ます、
クライマックス、肝臓のドナーが見つかります、数時間のうちに少女を離れた大病院へ飛行機で搬送しなければなりませんが、折しもの大雪、必死に奔走するシャロンとエドですが、ついに時間切れになってしまいます、奇跡は起こらないのか・・・
◆(自宅で鑑賞)「マーダーミステリー」
(★★★!☆)(2019年米国)(原題:Murder Mystery)
先延ばしにしていた新婚旅行先で殺人事件に巻き込まれた夫婦のドタバタミステリー

警官のニックとミステリー好きの妻オードリー、先延ばしにしていた新婚旅行が実現、欧州へ向かう機内で知り合った大富豪のパーティーに出席するが、主催者が出席者の面前で殺害される、場違いなところにいた2人は警察から殺人容疑を受けるが、真犯人を捜しだすために隙を見て逃亡、果たして真犯人を見つけることは出来るのか?
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軽いタッチのコメディです、警官の夫とミステリー好きの妻という設定からして、とにかく事件に巻き込まれるのは必定、とぼけた2人の言動がどう見ても犯人に見えてしまうのも致し方なし、どんどん不利な状況になっていきますが、ミステリー好きのオードリーはちょっとした手掛かりから真犯人に迫っていきます、
スパイパロディ映画「ジョニーイングリッシュ」ばりの、ニックとオードリーのドタバタ奮闘劇は大いに楽しめます、休日のお気楽鑑賞にピッタリ!
◆(自宅で鑑賞)「マーダーミステリー2」
(★★★!☆)(2023年米国)(原題:Murder Mystery 2)
またもや事件に巻き込まれた2人、ドタバタアクションもパワーアップ

前作の活躍に味をしめた2人は探偵事務所を開業したが仕事は来ない、そんな時、友人の富豪から結婚式の招待状が、仕事が来ず暇な2人、ちゃっかりリゾートでの休暇も兼ねて出席することにするが、またもや2人の目の前で花婿が誘拐される事件が発生、交渉のため警察の専門部隊が介入、2人は解決を目指して独自に動き出すが、それがかえって事態を混乱させることに・・・
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シリーズ2作目、2人の探偵事務所は閑古鳥が鳴いています、前作で登場したインド人大富豪の結婚式出席で羽を伸ばすことにしたのですが、その大富豪が2人の目の前で誘拐されてしまいます、2人が解決に乗り出すと、、、もちろんそこからはお約束のドタバタ劇、舞台はパリへ移り、前作登場のパリ市警のおとぼけ刑事も2人に協力します、犯人グループとの最終対決はエッフェル塔の上、高所でのハラハラドキドキのドタバタアクションも楽しめます、
90分と短いので1作目~2作目と続けてみるのもお勧めすです、
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2026年01月19日
先週は5本、「ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン」「ワーキングマン」「ハウス オブ ダイナマイト」「CROSSING」「ラストマン」
(原題:Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery)

ダニエル・クレイブ主演の名探偵ブノア・ブランシリーズ第3弾、片田舎の教会、破戒神父、おどろおどろとした雰囲気の中で起こる殺人事件、と舞台と役者は揃っています、
ミステリーは2つ、1つ目は破戒神父が殺された密室殺人、衆人の目の前で小部屋に入ってすぐに殺人が行われますが、信者にもジャドにも実行は不可能に見えます、

はい、お馴染みジェイソン・ステイサムの一人舞台です、一度動き出した彼をだれも止めることは出来ません、麻薬組織の下っ端が始めた人身売買ビジネスを徹底的叩きのめします、

アクション映画ではありません、米国防衛に関わる軍、政府の各機関、ホワイトハウスの対応をリアルに描いたパニック映画です、
ロシア・中国ともミサイルへの関与を否定、北朝鮮は沈黙、しかし、軍からは敵国への報復攻撃が進言されます、着弾するのか?報復するのか?世界大戦が始まるのか?

トランスジェンダーの甥を探すロードムービーです、リアルなイスタンブールの下町の風景と人情がいくつかのエピソードで丁寧に描かれています、カメラがとらえる人々の裏にある何かが迫って来る感はありますが、単調な画と物語にも見えるので、ちょっと退屈な映画かもしれません、

う~ん、時間が合ったのでついウッカリ観てしまいました、上映回数が多い映画はこういう目によく合います^^)まず脚本が穴だらけ、最強バディの行動にリアリティは無く、銃撃カーアクションシーンは2時間ドラマレベルと、これではスクリーンに集中できません、
映画サイトでの評価が高いのは??主演2人の推し活なのか?なにかを期待したワタシが悪いのか?^^)・・・サブスクで充分、
2026年01月13日
先週は2本だけ、「緊急取調室 THE FINAL」「教場 Reunion」
〇(スクリーンで鑑賞)「緊急取調室 THE FINAL」
(★★★!☆)(2025年日本)
TVドラマシリーズの完結編?総理大臣の過去の秘密を暴く緊急取り調べ班

超大型の台風が2つ続けて襲来、大規模災害が予想される事態に政府は緊急会議を招集、が、その会議に招集者の長内総理が10分遅れて出席、物議を醸す、災害対応現場を視察中の長内総理を森下と名乗る男が襲撃、その場で逮捕される、緊急取り調べ班:キントリが聴取することになるが、森下は襲撃動機を語らない、そして森下は1つの要求は突き付ける、『長内総理をここに連れてきたら動機を話す』・・・
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TVドラマシリーズの完結編、というふれ込みですが、さてホントに完結するのかな?
森下は襲撃の際に『なぜ、会議に10分遅れたのか!?』『長内、説明しろ』と叫びます、なぜ総理が会議の遅れたのか?そこに事件の核心があると睨んだキントリは総理の事情聴取を求めますが、警察上層部が認めるはずもなく、さらに長内総理からはこの事案は穏便に済ませるように指示が出ます、なにかが隠されている、あの10分間に何が起こっていたのか?キントリは覚悟を決めて総理大臣の事情聴取に挑みます、
昨年の傑作映画「爆弾」に続いて取調室が主戦場になる映画です、展開にはそれなりに緊張感がありますが、物語の核心はなんとなく中盤でネタバレしてしまいます、あとはお馴染みキントリ班のチームワークを観て楽しむしかないかな、災害と総理の犯罪、ちょっと食い合わせが悪かったかもしれませんが、ま、正月気分で楽しむのも悪くないかな^^)
◆(自宅で鑑賞)「教場 Reunion」
(★★★!☆)(2026年日本)
2026年新作前後編作の前編(本作)は配信で公開、後編は劇場公開という仕組み

警察学校の風間、入校してきた警察官志望の若者たちの適性を見極め、容赦なく退校させる鬼教官、些細な嘘や挙動から生徒たちが隠している秘密を次々と見破っていく、風間の眼鏡にかなう者だけが警察官になれるのだ、そんな風間の周辺で不穏な動きが沸き起こって来る・・・
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これまたTVドラマシリーズの映画化、ドラマは全く見たことがありませんが、まずはこの一編からスタートしてもおおよその事は推測がつきます、風間教官はたしかに観察眼が優れており、生徒たちに警察官の適性があるかどうかをとことん突き詰めていきます、
なかなか良く出来たエピソードがいくつかありますが、まあちょっと行き過ぎ感もある滑稽なまでの軍隊式教育、ま、逆にこれくらい厳しくないと良き警察官は生まれない、というプロパガンダなのか?
風間は事件捜査中に片目を失明しているという設定なので、ずっと薄いサングラスを掛けています、だからか?キムタク主演映画の中では、もっともキムタクらしくないキャラクターが出来上がっており、最後まで観ることが出来ました、良い意味で役作りが出来ていた、ということであります、
さて、後編「教場 Requiem」は来る2月20日公開予定です、本作はこの後編への中継ぎ、本作終盤にはなにやら不穏な動きがあり、警察学校OB達も登場します、劇場で観るかな?どうだろう・・・
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2026年01月05日
年末年始は3本、「シャドウズ エッジ」「サムシングエクストラ!」「ベノム ラストダンス」
(原題:捕風追影、英題: The Shadow's Edge)
ジャッキー・チェン主演、香港・中国合作のクライムアクションムービー、展開もアイデアも格闘アクションもスピーディでキレッキレ、70歳を越えたジャッキーですが心配ご無用!映画も楽しさを存分に味わえます、
2024年フランスで大ヒットしたハートフルコメディです、間抜けな泥棒親子は成り行きで障がい者たちとサマーキャンプに参加することになりますが、機を見て逃走するつもり、ところが人の良い支援ボランティアのアリスはパウロを障がい者と勘違い、2人は障がい者と同じキャンプ生活を送る事になります、一刻も早く姿を消したい父親、キャンプ参加者たちとまともに向き合いませんが、共同生活をしているうちに泥棒親子の心にも変化の兆しが・・・
シリーズ3作目の最新作です、凶悪なエイリアン ヴェノムですが善人には危害を加えない、食べるのは悪人だけ!?という設定、政府は侵略者としてヴェノムを抹殺しようとしていますが、テディ博士はシンビオートは友好的な種族ではないかと研究中、
前半は必死に逃げるエディとヴェノムがコメディタッチで描かれます、そこにシンビオートハンターのエイリアンが現れたことでシリアスな対決モードに、研究施設には捕らえられた多数のシンビオートがいるのですが、研究所が破壊されたことから彼らも解放され、闘いに参戦します、邪神ヌルの復活は防げるのか?
2025年12月29日
先週も4本、「佐藤さんと佐藤さん」「星と月は天の穴」「悪魔祓い株式会社」「新解釈・幕末伝」

サチとタモツ、2人ともとても良き人間、互いを尊重しながら暮らす姿は理想的に観えます、

この映画には3人の小説家がいます、原作者の吉行淳之介、映画の主人公である矢添、そして劇中で書かれる小説の登場人物A氏、もちろんこの3人とも同一人物であることが前提の私小説の映画化です、

鉄拳がウリのマ・ドンソクが悪魔と闘う?ま、それはそれなりに理屈が用意されているのですが、基本はいつもの彼と同じ、拳で次々と悪魔の手下(まるでショッカー^^)を倒していきます、しかし、ラスボスとの闘いはシャロンがメイン、このパートがどうしても旧来の悪魔祓い映画と変らないので新味無し、
〇(スクリーンで鑑賞)「新解釈・幕末伝」

まず、全体を流れる物語はありません、坂本龍馬を軸に黒船来航、京都新選組、薩長同盟、船中八策など、誰もが知っている史実をコント仕立てで笑い飛ばすという内容、
2025年12月22日
先週も4本、「プラハの春」「ライド ライク ア ガール」「ミケランジェロプロジェクト」「ザ・エクスチェンジ」

1967年のチェコスロバキア、政府による言論弾圧は日に日に強くなり、自由なラジオ放送が出来なくなりつつあった、国営ラジオ局の国際報道局長ヴァイナーはそれに抵抗、自らラジオで意見表明を繰り返し、当局から目を付けられる、そんな時、あらたに技術局員としてトマーシュが採用される、叔父の紹介で国営放送に就職したトマーシュだったが、叔父からは局内の情勢を探るよう指示される・・・
『プラハの春』以前の国営放送は、政府の検閲を受け、指定された原稿しか読めない状況、危機感を募らせるヴァイナー以下の局員は、日々の放送で出来るだけの抵抗をしています、しかし、共産党幹部ドゥプチェクが突如民主化推進を表明、さらに、ヴァイナーは大統領の不正の証拠を掴み、その報道により見事に大統領を退陣に追い込み、民主化運動を守ることに成功します、これが『プラハの春』です、

オーストラリア最高峰のレース「メルボルンカップ」を女性騎手として初めて制したミシェル・ペインの半生記です、10人兄弟姉妹のうち8人が競馬騎手になったという一家、末っ子のミシェルは快活で勝気、家を出て単身騎手の道をまっしぐらに走りますが、新人女性騎手に騎乗のチャンスはなかなか巡ってきません、

ヒトラーは美術的素養に恵まれていたようですが、美術大学入試に失敗、その反動か?『総統美術館』なる施設を建設、そこに所蔵する一級美術品を各国から略奪・収集していました、さらに戦況が悪化すると次々に貴重な美術品を破壊して撤退、失われた美術品は膨大な量に及んでいます、

まず、この戦争の背景を簡単に理解する必要があります、直前にロシアがクリミア半島を一方的に併合、さらにウクライナ東部の親ロシア派が多く住む地域の分離独立を図り、これにウクライナ政府が対抗して起こったのがドンバス戦争です、ロシアの後ろ盾があるとはいえ、戦っているのは両軍ともウクライナ国民、いわば内戦状態だった訳です、劇中でもロシア語とウクライナ語が交錯、微妙な当時の関係が表現されています、
敵対する2人の父親が協力するというレトリックが良く出来ていると思いました、評価は高くないですが、この状況でのウクライナ映画、観る価値はあると思います、



