2025年09月01日
先週も2本だけ、「マンジャーレ!」「遠い空の向こうに」

レストランを買い取ったジョーは母親の親友や、高校時代の彼女のご近所さんなど、4人のおばあちゃん(ノンナ)を雇い入れ、想い出の家庭料理レストランを目指します、しかし、4人のノンナは衝突ばかリ、開店資金も足らず親友が父親から引き継いだクラシックカーを担保に借金して助けてくれます、なんとか開店したものの、なぜか客はひとりも来ません、わずか数週間でジョーは閉店を決断せざる得ない状況に・・・
◆(自宅で鑑賞)「遠い空の向こうに」

ロケット造りの話ではありますが、物語は高校生の友情、そして父と息子の愛情物語です、
2025年08月25日
お盆は2本だけ、「入国審査」「プリンセス トヨトミ」

ほとんどが空港内の入国審査施設?の建物内、それも狭い会議室内でのサスペンス満載の会話劇、入国審査官の冷たいまなざしがホントに怖いです、
◆(自宅で鑑賞)「プリンセス トヨトミ」

奇想天外な構想で人気を博した万城目学の原作を映画化、『大坂夏の陣』で滅びたはずの豊臣家の末裔が営々と生きながらえ、それを大阪市民が護り通しているというお話、大坂城からの抜け穴伝説からの着想ですね、「OJO」がその秘密を守っている組織であることが明らかになるまでは、それなりにコメディとして楽しめますが、後半はちょっと失速気味、狂言回しの鳥居(綾瀬はるか)がエエ味出していたのに、後半は活躍の場が無く残念でした、
あ、この映画のロケ地の1つになったお好み焼き屋さんへ行ったなあ、懐かしい、
2025年08月18日
先週も4本、「この世界の片隅に」「ランナウェイ ルナ」「ジュラシックワールド」「猿の惑星キングダム」

2016年公開作品、戦後80年の2025年、未公開シーンを追加したニューバージョンで再上映です、ポスターには“さらにいくつもの”という副題?が添えられています、前作2回鑑賞、今回が3回目の鑑賞になりますが、追加シーンのすべてが分かった訳ではありません、座敷童の件(くだり)の謎解きがされるシーンは無かったような気がします、

ドイツ映画、92分の小品、でも結構楽しめましたよ、タイトルから“走って走って逃げる”物語かと思いきや、さほど走りません^^)いきなりの惨劇には驚きますが、どうやら父親はロシアのスパイ、長年、ドイツ国内で諜報活動を行っていたようです、その内部抗争に巻き込まれるルナ、なんとか警察に保護されますが、そこにもロシアスパイの魔の手が・・・という展開、

お馴染み『ジュラシック』シリーズの最新作で、新シリーズ1作目という位置付けだと思いますが・・・どうも、うまく行かなかったようです、もちろんCGによる恐竜世界の再現は観どころもあるし、アクションもハラハラドキドキの連続なのですが、、、

これまた原作物の新シリーズ、猿の表現は驚くほど進化しており、CGとは思えない表情や感情を表現することに成功しています、が、これが今のハリウッド、テクニックは進化していますがそこに物語が無い、今回の“王国”の筋立ても既視感あり、というか、前半のホーク族襲撃シーン以外は心震えるシーンがほとんどありません、だいたい想像がつく展開、ハリウッド的悪者と善者のよるせめぎ合い、ラストで、今回の筋立ての必然性と新たな展開を示唆するシーンが出て来ますが、ワクワクするかと言われれば???
2025年08月12日
先週も4本、「長崎~閃光の影で」「MER南海ミッション」「ニーキャップ」「BALLAD」

戦後35語年経ってまとめられた「閃光の影で 原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記」(日本赤十字社長崎県支部)が原案、原子爆弾の事さえ知らなかった長崎市民が一瞬にして抹殺され、生き残った者は地獄の苦しみを味わう事になります、わずか70年前の物語です、

TVドラマの劇場版シリーズ2作目、まあ、柳の下のドジョウ狙い、今度は火山噴火ですか、くらいの軽い気持ちで鑑賞したのですが・・・これがまあ良く出来ていて、スクリーンに釘付け、泣かされました、監督流石です、

時間が合ったので何の知識もなく観た映画、背景が少々ややこしいのと、物語が文字通りラリっているので^^爆)理解するのに時間が掛かりましたが、筋立てが分かってからは大いに楽しめました、はい、観後感も悪くない、ぶっ飛んだ映画ですが観てヨカッタです、

「3丁目の夕日」の山崎貴さんが原案から監督・脚本を担当、どこかで見たことがある物語だなと思ったら、原作引用は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」でした、なるほど、そういう事でしたか、“しんちゃん”の映画は面白いものが多いですからね、
2025年08月04日
先週も4本、「でっちあげ」「バッドジーニアス」「インビジブルゲスト」「私たちが光と想うすべて」

事実に基づいた物語というクレジットが付いています、タイトル通り、森下の体罰・いじめはでっちあげなのか?ヒロトの母親律子の証言と、森下の証言は大きく食い違います、ヒロトの素行をみても、森下の性格を考えても、これは律子の“でっちあげ”ではないかという疑念が生まれますが、

カンニングのアイデアが面白く、サスペンスに満ちたシーンの連続、展開もスピーディで最後まで面白く鑑賞出来ました、

物語はドリアの部屋で進行、回想の形で不倫~交通事故~偽装工作~不審な目撃者~脅迫~ローラの殺害と、物語は複雑かつ予測不能な展開をみせます、グッドマンに諭され徐々に事実を告白するドリア、二転三転するドリアの証言に観客は右往左往、ローラ殺害の真犯人は?そして、ドリアとローラを追い詰めているのはいったい誰なのか?
サブスクで鑑賞できるので、ぜひの鑑賞を、

第77回(2024年)カンヌ国際映画祭で、インド映画として初めてグランプリに輝いた作品です、シアターも平日にも関わらず大勢の観客で賑わっていました、
邦題は原題に忠実で、かつ美しい日本語を見つけましたね、
2025年07月28日
先週も4本、「この夏の星を見る」「スーパーマン」「ビー・ハッピー」「ディープ カバー」

なんとも清々しく、凛とした映画でした、個人的には2025年邦画では最高評価かな、
(「国宝」とはまた違う次元)

「スーパーマン」の新シリーズ1作目のようです、過去作はあまり見ていないのですが、新しい世界観でのスタートの1作だと思って、細かな所は気にせず楽しみましょう、

インドのダンス映画!そうでなくても踊りまくるインド映画、さらにダンス映画となるとこれは・・・という心配は無用です、父と娘、祖父にダンス教師を巡る愛情物語です、

気楽に楽しめるサスペンスコメディです、カットは収入が安定せず汲々としています、マーロンは役作りにのめり込むあまり、次から次へとアドリブを連発、事態はどんどん悪化していきます、いじめられキャラのヒューの飄々とした頓珍漢な受け答えが、逆に組織の信頼を得てしまうという、よくあるパターンながら笑えます、
2025年07月21日
先週も4本、「カーテンコールの灯」「ONCEダブリンの街角で」「35年目のラブレター」「エクスペンダブルズ4」

娘のデイジーは利発で行動的、しかし、抱えているトラウマのため衝動を抑えられず、裁判の調停者やカウンセラーと衝突、学校も停学処分にと大荒れ、このデイジーが主人公の物語かと思いきや、

2007年に公開され、低予算ながら全米で評判を呼んだ作品のリバイバル上映、主演の男女は共にプロミュージシャン、2人でバンドも組んでいたようです、全編、主演2人の歌唱シーンで埋めつく尽くされています、映像もMV・PVを思わせるノリでの撮影、87分間気持ちよく優しい音楽に浸ることが出来ます、

読み書きが出来なくても気の良い保、一生懸命に働き一家を支えてきました、65歳の頃、偶然見かけた夜間学級の生徒の中に自分より年上の人を見つけ一念発起します、しかし、なかなか学習は進みません、1年が2年と学校生活はどんどん長引いていきます、何度も挫折しかける保をきょう子は励まし続け、そして、やっと保はラブレターを書き上げますが・・・

“エクスペンダブルズ”=使い捨て、消耗品というような意味、危険なミッションに見合う報酬もなく闘い続ける傭兵軍団、というところでしょうか、
2025年07月14日
先週も4本、「愛されなくても別に」「フォーチュンクッキー」「ヘッド オブ ステイト」「オールドガード2」
〇(スクリーンで鑑賞)「愛されなくても別に」
(★★★★☆)(2025年日本)
過酷な家庭環境の中を生き抜いてきた、そして生き抜いていく2人の女性

大学生の宮田は週6勤務で深夜のコンビニでバイトをしている、就職のために大学進学を望んだが、母親からは『自分で学費を出せ』と言われ、懸命に働いている、バイトの仲間の江永は長年父親から家庭内暴力を受けていた、そんな過酷な環境でも、2人は自らの尊厳を失わずに力強く1人で生きて行こうとする・・・
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宮田の母親は掃除や洗濯を宮田任せにして、男を自宅に連れ込むルーズな性格、それでも宮田は健気に毎月8万円を家に入れています、自分が不幸な環境にあることをグッと飲み込んで頑張る宮田、しかし、バイト仲間の江永の壮絶な家庭事情を聞いて、自分の不幸など取るに足らないのだと愕然とします、江永もまたそんなことを乗り越えて逞しく生きていこうとします、学友の木村は親からの仕送りで暮らす裕福な学生だが、木村もまた過保護な親との関係に悩んでいて・・・
とにかく、悲惨で悲しい環境の学生が3人登場します、不幸が消える気配はありません、はたしてこの映画のテーマはなんなんだろうと思案しながら観ていました、不幸の度合いに重い軽いは無いという事か?愚劣な親の責任を問うのか?それとも、やはり家族の絆の大切さを説くのか?
予想は外れて、エンディングでは大きな愛のようなチカラがすべての不幸と罪を包み込んでしまいます、劇中で2人の母親が 『あなたを愛している』というセリフを娘に連発します、なるほど、そういう事か、家族という形態を「愛されなくても別に」側から切り取った珍しい作品、
こんなにも不幸満載の映画なのに観後感がとってもヨカッタです、観終わった後には宮田と江永がこれからをしっかり生きていくという確証が得られます、主演の南沙良は存在感あり、若手監督の力量に拍手、必見です、
〇(スクリーンで鑑賞)「フォーチュンクッキー」
(★★★!☆)(2023年米国)(原題:Fremont)
米国に移住したアフガニスタン人の女性の生活を、抑揚のない語り口で描く独立系シネマ

カリフォルニア州フリーモントで中国系企業のクッキー工場に勤めるドニヤはアフガニスタンから移住してきた、“フォーチュンクッキー”に占いの紙を詰める淡々とした作業、ボーイフレンドを作る気もない、そして、アフガニスタンでの経験から不眠症に悩まされている、ある日、フォーチュンクッキーに入れる“占い文“を書いていた女性が急死、代わってドニヤが“占い文”を書く担当になる、鬱々とした気分の日々、ドニヤは自分の携帯番号を書いた占い文を1枚だけクッキーに入れる・・・
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モノクロ映像で淡々と語られるドニヤの日常、抑揚の無い語り口で物語は淡々と進みます、正直、平坦過ぎてちょっと眠たくなる時間帯もありました、
ドニヤが自分の携帯番号をクッキーに入れたことから、物語が意外な方向に展開!!するかと思いきや、なんとその“占い文”はクッキー工場関係者の手に、ドニヤの立場も危うくなります、それでも未知の男から連絡があり、ドニヤは待ち合わせの場所までクルマで向かう事に・・・あれ?これは・・・
ドニヤが不眠症の治療で訪れる神経科医、この医者が結構病んでいるように見える皮肉が面白かった、そして、終盤で登場する「白い鹿」、あれはいったいなんの象徴だったのでしょうか?分かりませんでした、
評価が難しい作品ですが、酷い出来でも無い、ワタシの評価は少しオマケ、鑑賞して評価を聴かせてください、
◆(自宅で鑑賞)「ヘッドオブ ステイト」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:Heads of State)
米国大統領と英国首相の乗ったエアフォース1が撃墜されるが・・・

スペインでの作戦に失敗、CIAとMI6は多くの犠牲者を出し、最高機密システムにもアクセスされてしまう、欧州での国際会議に出席する米国大統領ウイルは英国首相サムと事前会談、しかし2人は水と油、スペインでの作戦失敗もあり殴り合い寸前に、なんとか両国の友好的ムードを醸成しようと、2人は大統領専用機エアフォース1で一緒に移動することにするが、謎の組織により撃墜されてしまう、大統領と首相も死亡したと報道されるが…
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なかなか面白いスパイアクション映画でした、米国大統領は共和党、穏健な英国首相と話がかみ合いませんが、墜落するAF1からなんとか脱出した2人は組織の追跡を受けながら、なんとか反撃に出ようとします、その中で徐々に縮まる2人の距離、というのが物語のエッセンス、ここらは結構楽しめます、
最高機密システムを手に入れた悪の組織はしつこく2人を追い詰めます、次々と打ち破られていくセーフガードと犠牲になっていく政府職員たち、冒頭のスペイン工作で失敗を犯したMI6の女性エージェントも敗者復活戦で応援参加、弔い合戦の様相でラストまでテンポよく転がり続けます、ガンファイトと接近戦アクション、そしてユーモアたっぷりの2人の会話、休日ののんびり鑑賞にピッタリです、
Amazonプライムの最新作、サブスクで視聴可能です、観て損はなし、
◆(自宅で鑑賞)「オールドガード2」
(★★!☆☆)(2025年米国)(原題:The Old Guard 2)
古代より不死の戦士として戦ってきたオールドガードシリーズの第2作
不死の戦士アンディは“死ぬことができる”存在として最後の闘いに臨もうとしていた、不死者の裏切り者ブッカー、アンディに復讐を誓うクイン、アンディはクインの誤解を解こうとするが聞き入れられず、仲間6人と共にブッカーとクインの罠が待つ場所に向かい、最後の決戦を挑む・・・
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5年ぶりの新作、前作も鑑賞しましたが筋立てはすっかり忘れていました、ので、どうも“不死者”に関する前半のやり取りは理解できない部分が多かったです、何千年と生きて来たアンディは、前作で“不死者”から普通の人間に変わったようで、仲間にも不死でなくなる現象が現れ、彼らはあれこれ悩み問答するのですが・・・
途中で気づきました、これって3部作ですか、3作目もあるよね、きっと、なので2作目特有の間延び感が中盤を覆います、いろいろ理屈が並ぶ退屈な時間、3作にするための時間稼ぎ^^)そう思って観ると最後の決戦で決着がつかないのも当たり前、脱不死者の死者も出ますが、決着はシリーズ3作目に先送り、う~ん、仕方ない、最後まで見届けましょう、
シャーリーズはスタイル抜群の戦士です^^)頑張ってください、
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2025年07月07日
先週も4本、「F1」「からかい上手の高木さん」「コンサルタント」「コンサルタント2」

カーレースには興味なし、が、スクリーンで展開される迫力満点のレースシーンには心が震えました、実際のF1レースを1シーズン追いかけての撮影、そこに物語部分が加えられている訳ですが、ソニーの運転技術と勝利への執念、チーム一体となった闘いの一部始終が違和感なく脳みそを直撃します、こんなレース映画は初めてです、

島の中学校の同級生と10年ぶりに再会、この設定だけで今から始まる恋物語の爽やかさが浮かんできます、カラッと元気でいつも笑顔の高木さん、なかなか本当の気持ちを伝えられない内気な西片とのコントラスト、これだけで微笑ましく、ずっと観ていられるラブストーリーですが・・・もちろん、高木さんにも言い出せない秘密があります、
◆(自宅で鑑賞)「ザ・コンサルタント」

堅物の会計士と凄腕暗殺者という設定がまず成功しています、どちらもウルフが持つ特殊な能力(おそらくサヴァン症候群)です、ウルフの場合は数字、そして集中力が必要とされる暗殺にその才能が特化しているようです、それでいて格闘戦でも抜群の俊敏さも持ち合わせている、というのはちょっと超人過ぎるかもしれません、その上、同じ能力を持つ子供たちを擁したバックアップ組織も機能します、強い味方、

ウルフを追い詰めるはずの財務省の上役が暗殺され、ウルフがその捜査に協力するという逆転からスタート、そこに弟の暗殺者ブラクストンも参戦、財務省捜査官と3人4脚の捜査が始まりますが・・・ウルフもブラクストンも遵法意識は全くなし、違法捜査に脅迫・拷問、これにあきれたメディナは戦線離脱、捜査は打ち止めかと思いきや、ウルフは容疑者の女性とその息子が追い込まれている状況までも見抜きます、ここから物語は南米コスタリカの人身売買組織との戦いへと展開していきます、
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2025年06月30日
先週も4本、「脱走」「ジャンクワールド」「荒野のストレンジャー」「エクステリトリアル」

タイトルや予告編から“ひたすら逃げまくる”ロードムービーかと思いきや、ギュナムが逮捕されてから物語は意外な展開をみせます、共犯として逮捕されたギュナムを救い出したのは幼馴染で今は保衛部(憲兵隊?)のヒョンサン少佐、ギュナムを脱走犯逮捕の英雄として救い出し、師団本部付きの役職を与えます、これで軍の中で安泰に暮らせとギュナムを諭しますが、ギュナムはヒョンサンを出し抜き、今度は本当に脱走、監禁されていたドンヒョクも救い出します、2人の脱走は果たして成功するのか?
〇(スクリーンで鑑賞)「ジャンクワールド」

たった一人で1本の映画「ジャンクヘッド」(2017年)を作り上げた監督のシリーズ第2作、前作よりパワーアップした内容となっています、まず登場キャラが盛り盛り3倍増、ストップモーションアニメーションのシーンも相当チカラの入ったものになっています、105分間観ているとほぼ人間の動きに見えて来るから不思議^^)
登場人物は全編『謎の言語』をゴニョゴニョと話すのですが(日本語字幕付き)、この喋りが面白い!なにやら日本語らしきフレーズが絶妙の距離感を持って聞こえてきて楽しいです、今回もスタッフ表記はほぼ監督さん一人、でも今回はそれなりの応援スタッフがいるようです、エンドタイトルの制作シーンも興味深いです、
これを(ほぼ)一人で作り上げた監督に栄光あれ!次回作でシリーズ完結だそうです、フォースと共に^^)
◆(自宅で鑑賞)「荒野のストレンジャー」

さて、この最強の風来坊はいたい何者なのか?最後のセリフからある想像が湧きたちます・・・え!?それじゃあこの風来坊は!?まさか・・・この辺りの感触を邦題が取り入れています、

米国領事館内だけで物語は進行します、さっきまで確かにいたはずの息子がいなかったことにされる恐怖、鑑賞者としてはサラの妄想なのか?それとも何者かの陰謀なのか?判然としないまま、サラの単独抵抗が続きます、この辺りの展開とサラのアクションはそれなりにサスペンスあり、