2025年09月22日
先週は2本しか観られなかった、「タロウマン」「シティハンター」
〇(スクリーンで鑑賞)「大長編 タロウマン 万博大爆発」
(★★★!☆)(2005年日本)
1970年の万博会場に奇獣が出現、大暴れ、昭和特撮ヒーローものへのオマージュ作品

1970年大阪万博会場に突如、未来からやって来た奇獣が出現、未来を夢見る大阪万博会場を「でたらめ」パワーで破壊する、これを迎え撃つのはCBG(地球防衛軍)、でたらめなパワーにはでたらめなパワーで対抗しないと勝てない!そこで、タロウマンが登場、岡本太郎の言葉を背負って奇獣と闘う・・・
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「太陽の塔」があまりにも有名(2025年ではそうでもないか)、1970年大阪万博「テーマ館」展示プロデューサーとなった岡本太郎、彼の数々の名言を引用しながら、昭和の特撮ヒーロー映画へのオマージュを込めた異色の作品、よくもまあ、この内容で105分間を撮りきったと感服いたしました、
「太陽の塔」があまりにも有名(2025年ではそうでもないか)、1970年大阪万博「テーマ館」展示プロデューサーとなった岡本太郎、彼の数々の名言を引用しながら、昭和の特撮ヒーロー映画へのオマージュを込めた異色の作品、よくもまあ、この内容で105分間を撮りきったと感服いたしました、
物語は、“秩序と常識”に支配され活力を失った2025年の日本から寄獣が1970年の万博会場にワープ、でたらめ力で万博会場を破壊しようとします、寄獣に対抗できる「でたらめ力」を探して、CBG(地球防衛軍)は2025年の未来へと旅立ち、「でたらめ」な力で「でたらめ」な寄獣を撃破しようとするが・・・
と、まあ物語はでたらめなので^^)筋立てを追う事はありません、チープな特撮演出を楽しみながら、そこかしこに出て来る岡本太郎さんの名言と作品の数々を聞き流し、観流して、ウトウトしながらでたらめに鑑賞してください、そうすればこの映画の良さが分かります^^)
2025年、大阪・関西万博で盛り上がるこの年、55年前に夢見た日本は実現できているのか?、というメッセージも受け取りながら、それでも、どうひっくり返しても、サクッとでたらめな記事しか書けない!!そんな、とんでもない映画です、怖いもの見たさでの鑑賞をオススメします、
◆(自宅で鑑賞)「シティハンター」
(★★★!☆)(2024年日本)
相棒を殺されたリョウが新宿にまん延する新酒薬物犯罪を追う

相棒の槇村と超人的能力で連続殺人を犯す事件を捜査していた冴羽獠、異常な能力を発揮する娘を追い詰めるが逃げられてしまう、さらに相棒の槇村が犠牲になる、槇村の妹・香は犯人探しを依頼するがリョウは相手にしない、新宿署の女刑事冴子も同様の事件を追っている、新種の違法薬物が事件に関与していることを知ったリョウは、単身新宿闇社会のドンと直談判、闇組織も新興勢力に手を焼いていた・・・
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お馴染み「シティハンター」の実写版、コミックが世界中で大人気、アニメ版だけでなく実写版映画も過去に香港やフランスで制作されています、今回は鈴木亮平を主演に迎えての本家日本の実写版映画、
お馴染み「シティハンター」の実写版、コミックが世界中で大人気、アニメ版だけでなく実写版映画も過去に香港やフランスで制作されています、今回は鈴木亮平を主演に迎えての本家日本の実写版映画、
鈴木亮平の役作りは凄いです、アクションシーンを軽々とこなすかと思いきや、ムキムキ筋肉で裸踊りと大活躍、原作のリョウのイメージに割と近いんではないでしょうか?(コミックは読んでいませんが^^)
物語は、新種薬物の力で超人的な能力を発揮して殺人を犯す集団を、リョウが単身追い詰めるシリアスパートに、槇村の妹・香がまとわりつくコメディシチュエーションが乗っかってきますので、観ていて退屈はしません、鈴木亮平の俳優としての矜持を感じながらの休日お気楽鑑賞という、如何にも「シティハンター」らしい硬軟両面を受容する楽しみ方で観るのが良いでしょう、平たく言うと『肩のチカラを抜いて観るしかなし』、でも、観て損はなし、
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2025年09月16日
先週も4本、「リンダ リンダ リンダ」「遠い山なみの光」「エノーラ・ホームズ2」「雪風」
〇(スクリーンで鑑賞)「リンダ リンダ リンダ」
(★★★★☆)(2005年日本)
高校文化祭のステージでキラキラ輝く4人組バンドの青春日記、名作リバイバル上映

文化祭が近づいてきたある日、バンドメンバーのギタリストが指を骨折、それが発端で内輪揉め、ボーカルも脱退してしまう、残された3人もステージをあきらめかけるが、ちょっとした偶然から、韓国から留学で来ていた“ソンちゃん”をバンドに誘うと、ソンちゃんはやるという、4人は文化祭に向けて練習を始めるが・・・
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高校バンド映画のさきがけかな、とにかくバンドメンバー4人が瑞々しくキラキラ輝いているのが羨ましい、これが青春だ!!^^)
高校バンド映画のさきがけかな、とにかくバンドメンバー4人が瑞々しくキラキラ輝いているのが羨ましい、これが青春だ!!^^)
4人が演奏することになった曲はザ・ブルーハーツの「リンダリンダリンダ」♬、急遽、ギターに転向した恵の演奏はイマイチ、ボーカルのソンちゃんは日本語さえたどたどしい、どんなステージになるのか?不安はいっぱいです、が、終盤の文化祭ステージは期待通りの“鳥肌モノ”の展開となります、ソンちゃんの第一声がヤバい!映画的カタルシス満載!!
バンドメンバー内の葛藤、淡い恋物語、小さな冒険、見守る頼りない先生、韓国人留学生との交流、誰もが通って来た高校時代がこんなだったらどれほど素晴らしいだろう、ま、そういう訳にはいかないのが現実ですが、、、
20年前の映画ですが、いまだ色褪せないのは名作と呼ばれる所以(ゆえん)でしょう、予告編の松本隆さんのコメントが響きます、『ブルーハーツに嫉妬した』、機会があればぜひ観てください、
〇(スクリーンで鑑賞)「遠い山なみの光」
(★★★!☆)(2025年日本)
終戦直後の長崎での真実とは?戦後、英国に移り住んだ親子の愛情物語

終戦後の長崎、悦子は夫と2人の静かな暮らし、子どもを身籠っていた、近所のバラック小屋には佐知子と幼い娘の万里子が暮らしている、2人の暮らしぶりが危ういので悦子は気になって仕方がない、時は流れ、1980年代の英国、悦子は英国でひとり老後を過ごしていた、娘のニキが久しぶりに訪ねて来る、不安な夢を見ると言う悦子、ニキは悦子の長崎での暮らしぶりに興味を持ち、悦子に当時の事を語るように迫る・・・
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物語は1955年頃の長崎と、1980年代の英国を行き来しながら進んでいきます、謎めいた出だしは久しぶりに本格人間ドラマを予感させる展開です、軸になるのは悦子と娘のニキ、ニキは悦子から、長崎で出会った佐知子の話を聞きだしていきます、が、そこにはなにか正体不明の脆さが、さらに悦子にはもう一人、上の娘がいたことが分かってきます・・・
物語は1955年頃の長崎と、1980年代の英国を行き来しながら進んでいきます、謎めいた出だしは久しぶりに本格人間ドラマを予感させる展開です、軸になるのは悦子と娘のニキ、ニキは悦子から、長崎で出会った佐知子の話を聞きだしていきます、が、そこにはなにか正体不明の脆さが、さらに悦子にはもう一人、上の娘がいたことが分かってきます・・・
本作の最大の映画的レトリックは終盤手前で露呈します、そうかな?そうだろうな、という感じ、悦子が見る夢がキーになっています、
しかし、中盤までのミステリアスな布石が、終盤でなにか腰砕けな感じになってしまいました、ざっくり書くと“日本パート”は良く出来ていますが、“英国パート”がちょっと感情移入しにくいかな?という感じ、日本と英国の親子観・家族観の違いからかな、真実が見えて来る過程がワタシにはちょっと物足らなかったです、惜しい、
吉田羊の英語が堂に入ってました、素晴らしい、三浦友和好演、観て損はなし、
◆(自宅で鑑賞)「エノーラ・ホームズの事件簿2」
(★★★!☆)(2022年米国)(原題:Enola Holmes 2)
シャーロックの妹エノラが工場で働く女性行方不明事件を追う、シリーズ2作目

前回の事件で手柄を揚げたエノーラは探偵事務所を開くが、女性探偵に依頼は来ない、事務所をたたむ決心をしたエノーラの元に、ひとりの貧しい少女が来る、行方不明の姉を探してほしいと言う、依頼人登場に張りきるエノーラ、少女や姉が働いていたマッチ工場に潜入し捜査を開始する、同じ頃、ホームズもまた難事件を抱えて苦闘していた・・・
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とにかく元気ハツラツのエノーラ、無鉄砲ですが推理力はホームズ並みの実力、女性が満足な職に就けなかった時代を知力と行動力で闊歩していきます、
とにかく元気ハツラツのエノーラ、無鉄砲ですが推理力はホームズ並みの実力、女性が満足な職に就けなかった時代を知力と行動力で闊歩していきます、
物語はマッチ工場の経営者と政府の怪しげな関係に発展、ホームズが苦闘する事件自体が、実は彼への挑戦状だったことから、2つの事件が繋がり、ホームズ兄妹が図らずも共闘することになります、が、行き過ぎた捜査からエノーラは警察からも追われる羽目に、ホームズエノーラ救出に奮闘しますが、敵は意外なとこにいました・・・
シリーズ2作目、未鑑賞かとサブスクで観始めて・・・ラストの大団円シーンで鑑賞済に気付きました^^)映画アルアル、たくさん観すぎですか、休日ののんびり鑑賞にピッタリ、カメラ目線で語りかけて来るキュートなエノーラを楽しんでください、
〇(スクリーンで鑑賞)「雪風 YUKIKAZE」
(★★★☆☆)(2025年日本)
第2次世界大戦、数々の戦場で活躍し、終戦まで沈むことが無かった幸運艦「雪風」の物語

1942年ミッドウェイ海戦で日本海軍は空母4隻を失い大敗する、駆逐艦「雪風」は海に投げ出された兵士の救助を行い、最後まで戦闘海域を離れなかった、その後もほぼすべての海戦に出撃、先陣を切る勇猛さも発揮、時には甚大な損傷を被るが、常に多くの兵士の命を救い無事帰還することから、海軍内では“幸運艦”と呼ばれるようになる・・・
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日本海軍の駆逐艦が主人公の物語、地味な存在の駆逐艦が主役とは、なかなかの企画だと思います、
日本海軍の駆逐艦が主人公の物語、地味な存在の駆逐艦が主役とは、なかなかの企画だと思います、
駆逐艦は最も小さな軍艦、いや、実は旧日本海軍の区分では軍艦でさえなかったようです、主力艦(空母・戦艦)の護衛、対艦水雷(魚雷)戦闘、対潜水艦爆雷戦闘、兵員物資輸送、そして沈没艦乗員の救助と多岐にわたる駆逐艦の任務、海軍のなんでも屋さんというセリフもありました、そんな駆逐艦の活躍にスポットあてたのには価値があります、
CGの進化で表現できるようになった艦船戦闘が魅力の一つのはずなんですが・・・予算が無かったのでしょうね、残念ながら戦闘シーンの画が狭いです、対空戦闘や艦橋の兵士の顔のアップだけで海上戦闘シーンを語るのは無理でした、ここにもっと予算を投入出来たら、もっと見応えのある映画になったと思います、沖縄特攻の大和の戦闘シーン・沈没シーンがほぼ皆無、これでは映画への没入感は生まれません、良心的な映画だけに残念、サブスクで鑑賞で良いと思います、
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2025年09月08日
先週は4本、「木曜殺人クラブ」「8番出口」「海辺へ行く道」「鬼滅の刃 無限城」
◆(自宅で鑑賞)「木曜殺人クラブ」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:The Thursday Murder Club)
高級高齢者施設で起こる連続殺人を解明するのは4人の老人、その名も『木曜殺人クラブ』

英国の高級高齢者施設で優雅な老後を送る知性派エリザベスと行動派のロン、論理派のイブラヒムの3人は『木曜殺人クラブ』で過去の未解決事件の推理を楽しんでいる、事件を解くには医学的知識が必要になり、新しく施設に入居してきた元看護士のジョイスを仲間に引き入れる、そんな時、施設売却の噂が飛び交い、施設のオーナーが死体で発見される、4人は現実の殺人事件の解決に乗り出すのだが、、、
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元は貴族の館だったであろう高級施設で余生を過ごすのにどれほどお金がかかるのだろう?これって普通の英国人ではどういう風に映るんだろう?と思って観ていたら、製作は米国でした、米国の旧領主国への憧憬みたいなことなのかな?
元は貴族の館だったであろう高級施設で余生を過ごすのにどれほどお金がかかるのだろう?これって普通の英国人ではどういう風に映るんだろう?と思って観ていたら、製作は米国でした、米国の旧領主国への憧憬みたいなことなのかな?
余暇に推理を巡らす4人が現実の殺人事件を解決するというコメディ、リーダー格のエリザベスが昔“MI6”に勤務していたというのはジョークなのか?本当なのか?ま、そんなことは気にせずに、のんびり安心して観ていられる仕上がりです、
事件は施設の取り壊し再開発への疑惑、影のオーナーが凶悪犯だったり、過去の殺人事件の影が忍び寄ってくるなど、賑やかに進行、伏線シーンが上手に回収されるので、なるほどと納得、4人に協力してくれる婦人警官もエエ感じです、
気楽に楽しめる1本です、ロン役はP・ブロスナンだったんですね、気がつかなかった、
〇(スクリーンで鑑賞)「8番出口」
(★★★!☆)(2025年日本)
恋人との関係がこじれかけた男が地下通路から抜け出せなくなってしまう

地下鉄の車内、赤ん坊の泣き声に怒るオヤジ、そんな光景を尻目に男は降車、改札を通って出口を目指して地下通路を歩いて行くが・・・いつまでたっても出口に辿り着かない、同じ通路、すれ違う同じおじさん、ここから抜け出すルールは「8番出口から出ろ」「異変があれば引き返す」「異変が無ければそのまま進む」、訳の分からないまま男は8番出口を目指す・・・
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ゲームが原作のようです、なるほど、
際物かなと思いながら、時間が合ったので鑑賞、期待していなかった分最後まで鑑賞出来ました、迷い込んだ地下通路は3回角を曲がるとまた元の通路に戻ってしまうという、現実にあったら絶対に大声を出してしまうような狭い世界、95分間、ほぼ全編がこの世界で物語が進行します、
ゲームが原作のようです、なるほど、
際物かなと思いながら、時間が合ったので鑑賞、期待していなかった分最後まで鑑賞出来ました、迷い込んだ地下通路は3回角を曲がるとまた元の通路に戻ってしまうという、現実にあったら絶対に大声を出してしまうような狭い世界、95分間、ほぼ全編がこの世界で物語が進行します、
ゲームの少しずつルールが分かって来ます、成功すると案内表示が0番出口から1番、2番と増えていきます、でも8番出口にはなかなかたどり着かない、この繰り返しなのですが、少しずつ異変の内容が変化していくのが面白い、映画の中ではいくつもの異変がさりげなく挿入されています、でもスルーされていくので、無意識に異変を探すようになりました、これはこれで監督の狙いに嵌っているのでしょうね、
でも、こんな映画を作る意味がどこにあるんだろう?と、100回くらいに及ぶ同じ地下通路の歩行シーンを観ていたのですが・・・
ラストシーンはちょっとやられた感ありました、なるほどね、この物語は迷い込んだ男の心のうちのお話だったのかもしれません、人生の迷路に迷い込んだ男、なんとなくラストシーンは腑に落ちました、これが監督のやりたかったことかな、ま、サブスクで観ても良いかも、
〇(スクリーンで鑑賞)「海辺へ行く道」
(★★★!☆)(2025年日本)
アートで溢れる海辺の町で起こるささやかな出来事を綴る一編

瀬戸内の海辺の町、アーティスト移住を推進しているこの町には妙な人間がそこかしこにいる、中学の美術部員奏介は怪しげなアート作品を作ったり、演劇部の書割を書いたり、新聞部の手伝いをしたりと忙しい、少年に人魚の人形制作を依頼する美術愛好家、キレない包丁を売り歩く詐欺師カップル、不動産会社の理沙子の家に転がり込む売れない芸術家、理沙子の友人はその芸術家を追う闇金、理沙子は芸術家を逃がすために、少年たちに部屋の中に穴を掘って欲しいと依頼する・・・
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摩訶不思議で、妙に爽快感もある不思議な1本です、小さな海辺の町でいくつかの物語が脈絡なく、あちこちに転がって行きます、原作はコミックで、シリーズの何作かを1本の映画にまとめたようです、なるほどね、だからいろんなエピソードが混ざっているんですね、
摩訶不思議で、妙に爽快感もある不思議な1本です、小さな海辺の町でいくつかの物語が脈絡なく、あちこちに転がって行きます、原作はコミックで、シリーズの何作かを1本の映画にまとめたようです、なるほどね、だからいろんなエピソードが混ざっているんですね、
そういう成りたちなので、物語の細部についてあれこれ気にしても仕方がない、小豆島オールロケの海と空、闊歩疾走するする少年たちの姿をそのまま受け入れるしかないようです、こういう映画は正直苦手で、140分と少々長いのですが、まあ退屈せずに最後まで鑑賞出来たので、人を惹き付けるなにかがあるのでしょうね、
麻生久美子、高良健吾、剛力彩芽(最近、役者に復帰したようですね)、宮藤官九郎、坂井真紀など、キャストも豪華と言えば豪華、興味があればご鑑賞を、
〇(スクリーンで鑑賞)劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
(★★★!☆)(2025年日本)
「鬼滅の刃」最終決戦の3部作第一章、という事のようです

鬼殺隊の首領が襲われ重傷に、炭治郎やすべての“柱”たちは総力戦で鬼の根城・無限城に攻め込む、そこには最強の鬼である6体の“上弦の鬼”が待ち構えていた、バラバラにされた柱たちは無限城を駆け巡り、各所で鬼の上弦vs鬼殺隊の柱の壮絶な戦いが始まる、2体の上弦を倒すも、柱も次々と死んでいく、炭次郎も上弦の鬼に立ち向かうが・・・
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って、スイマセン、コミックを読んでいないので、細かな展開はよく分かりません、物語は病床に横たわる鬼殺隊首領で始まり、そこからいきなり無限城を疾走する柱たちに、ここまでに至る様々なエピソードが挿入される形で進行、ファンにはたまらないシーンや描写があるようです、、、
って、スイマセン、コミックを読んでいないので、細かな展開はよく分かりません、物語は病床に横たわる鬼殺隊首領で始まり、そこからいきなり無限城を疾走する柱たちに、ここまでに至る様々なエピソードが挿入される形で進行、ファンにはたまらないシーンや描写があるようです、、、
155分と長いです、炭次郎が戦う上弦の鬼にまつわるエピソードがこれでもかというくらい続き、ちょっと退屈になりましたが、なんとか鑑賞完走、
ファンの方は必見ですよね、そうでない方も、ま、おそらく今年度邦画興行収益No.1になる映画(8月末時点、国内299億円)、歴代でもおそらくトップになるのでは?という1作です、ちらっと観てみるのも良いかも、、、
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2025年09月01日
先週も2本だけ、「マンジャーレ!」「遠い空の向こうに」
◆(自宅で鑑賞)「マンジャーレ!ノンナのレストランへようこそ」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:Nonnas)
祖母と母親の手料理を再現しようとレストランを開く男のロマン

幼い頃からくいしん坊だったイタリア系アメリカ人のジョー、祖母と母親の素敵な料理と愛情に包まれてNYブルックリンで育った、が、祖母も母親も他界し、生きる気力を失ってしまう、親友からはなにか母親の想い出になることを始めるように勧められる、目の前に浮かぶスタテン島へ渡り、売りに出ている古いレストランを見たジョーは何の計画もなくそのレストランを買い取り『おばあちゃんの手料理』を出す店を開業することにするが・・・
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レストランを買い取ったジョーは母親の親友や、高校時代の彼女のご近所さんなど、4人のおばあちゃん(ノンナ)を雇い入れ、想い出の家庭料理レストランを目指します、しかし、4人のノンナは衝突ばかリ、開店資金も足らず親友が父親から引き継いだクラシックカーを担保に借金して助けてくれます、なんとか開店したものの、なぜか客はひとりも来ません、わずか数週間でジョーは閉店を決断せざる得ない状況に・・・
レストランを買い取ったジョーは母親の親友や、高校時代の彼女のご近所さんなど、4人のおばあちゃん(ノンナ)を雇い入れ、想い出の家庭料理レストランを目指します、しかし、4人のノンナは衝突ばかリ、開店資金も足らず親友が父親から引き継いだクラシックカーを担保に借金して助けてくれます、なんとか開店したものの、なぜか客はひとりも来ません、わずか数週間でジョーは閉店を決断せざる得ない状況に・・・
4人のノンナ、親友夫婦、高校の同級生、みなジョーの実直で不器用な人柄に魅かれて集まってきます、これでおしまいかと思った時、ジョーの熱意がついに実を結びます、
ま、誰もが思い浮かべる結末が待っています、驚くような事件も起こりません、でも、観終わったら幸せな気分になり、美味しい料理が食べたくなるのは間違いなし、実話に基づいており、モデルになったレストランは今もNYスタテン島にあるそうです、観るとお腹が減ります^^)が、ぜひの鑑賞をオススメします、
◆(自宅で鑑賞)「遠い空の向こうに」
(★★★★☆)(1999年米国)(原題:October Sky)
宇宙に向かってロケットを打ち上げることに夢中になった高校生たち

1957年ソ連は初の人工衛星打ち上げに成功する、ウエストバージニアの炭鉱の町コールウッドに住む高校生のホーマーは夜空を飛び去る人工衛星スプートニクを観て、自らの夢を見つける、数学が得意なクラスの変わり者を誘い、悪友2人と共にロケット造りに熱中する、しかし、父親は炭鉱の主任、コールウッドでは大人になると炭鉱に入る運命、父親はホーマーの夢などお構いなし、が、炭鉱事故があり父親が大怪我をすると、ホーマーは高校を中退、炭鉱に入ることを選ぶ、
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ロケット造りの話ではありますが、物語は高校生の友情、そして父と息子の愛情物語です、
ロケット造りの話ではありますが、物語は高校生の友情、そして父と息子の愛情物語です、
数学が苦手だったホーマーは猛勉強、ロケットボーイズと呼ばれる仲間とともに10数発の手造りロケットを打ち上げますが失敗続き、時には住民を危険にさらし、さらにロケットで山火事を起こした罪で警察に逮捕されてしまいます、それでもロケットボーイズに理解を示す担任女性教師や、技術者、炭鉱関係者に助けられながら、全米高校化学コンテストの決勝まで進みます、
実話に基づく物語、ホーマーが師と仰ぐ米国ロケット工学の第一人者のフォン・ブラウン博士はWWⅡでV2ロケットなどを作ったドイツ人科学者、ソ連との冷戦で米国が囲い込んでロケット技術を磨いていたんですね、皮肉と言えば皮肉、
4人のロケットボーイズは様々な職業に就きますが、ホーマーはNASAでアポロ計画に参加したようです、拍手、「スタンドバイミー」のような風景が広がる良き映画です、必見、
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2025年08月25日
お盆は2本だけ、「入国審査」「プリンセス トヨトミ」
〇(スクリーンで鑑賞)「入国審査」
(★★★!☆)(2023年スペイン)(原題:Upon Entry)
新天地米国を夢見てスペインからやって来た2人、だが、入国審査が進まない・・・

バルセロナからNYに降り立った2人、エレナがグリーンカードに当選、恋人のディエゴと共に職のあるフロリダへ向かう予定だったが、入国審査で何か問題があったのか?事情も告げられないまま別室に連れていかれる、乗継便の時間を気にする2人、だが、そんなことはお構いなしに入国審査官は執拗に2人の入国動機を詮索する・・・
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ほとんどが空港内の入国審査施設?の建物内、それも狭い会議室内でのサスペンス満載の会話劇、入国審査官の冷たいまなざしがホントに怖いです、
ほとんどが空港内の入国審査施設?の建物内、それも狭い会議室内でのサスペンス満載の会話劇、入国審査官の冷たいまなざしがホントに怖いです、
審査官の質問はホントにこんな内容なのでしょうか?すごく怖いです、米国に来た動機、グリーンカード取得の経緯、米国内での予定、母国での生活ぶり、住んでいる部屋の様子、未婚の2人の関係、知り合った場所、恋愛期間、果てはセックスの回数まで、、、ディエゴはなんとか事を穏便に済まそうとしますが、エレナは反抗的、しかし、審査官の『入国できるかどうかはワタシの裁量ひとつ』の一言が重くのしかかります、
なぜ別室に呼ばれたのか?その理由は徐々に明らかになってきます、ディエゴの過去に疑惑が、さっきまで米国での2人の明るい生活を夢見ていたエレナは愕然、2人の間に亀裂が走ります、
77分の小品ですが、入国審査が始まってからはサスペンス満載で目が離せません、はたして2人の愛は?そして無事入国できるのか?それは・・・観てのお楽しみ・・・
◆(自宅で鑑賞)「プリンセス トヨトミ」
(★★★☆☆)(2011年日本)
大阪全体が機能停止!?400年間、大阪市民が守ってきた秘密とは?

会計検査院の副長松平と呑気な鳥居、若手の旭の3人は実施検査のため来阪、何件かの検査を行って行く、空堀商店街辺りの茶子は幼馴染の大輔がいじめられているのを庇う男勝りの中学生、松平たちが空堀商店街の「OJO」という社団法人の検査を行う、ふとしたことから松平は「OJO」がなにかを隠しているのではないかという疑念を持ち、周辺を調査し始める、するとお好み焼き屋の亭主真田が秘密を打ち明けるとやって来る・・・
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奇想天外な構想で人気を博した万城目学の原作を映画化、『大坂夏の陣』で滅びたはずの豊臣家の末裔が営々と生きながらえ、それを大阪市民が護り通しているというお話、大坂城からの抜け穴伝説からの着想ですね、「OJO」がその秘密を守っている組織であることが明らかになるまでは、それなりにコメディとして楽しめますが、後半はちょっと失速気味、狂言回しの鳥居(綾瀬はるか)がエエ味出していたのに、後半は活躍の場が無く残念でした、
奇想天外な構想で人気を博した万城目学の原作を映画化、『大坂夏の陣』で滅びたはずの豊臣家の末裔が営々と生きながらえ、それを大阪市民が護り通しているというお話、大坂城からの抜け穴伝説からの着想ですね、「OJO」がその秘密を守っている組織であることが明らかになるまでは、それなりにコメディとして楽しめますが、後半はちょっと失速気味、狂言回しの鳥居(綾瀬はるか)がエエ味出していたのに、後半は活躍の場が無く残念でした、
中井貴一、堤真一、岡田将生、他の周辺のキャストも豪華、綾瀬はるかも天然ボケ全開、茶子の活躍も楽しめる、それだけにモッタイナイ、後半はもっと映画的な展開があってもヨカッタのかな・・・
若かりし綾瀬はるかのアクションも観たかったかも^^)休日ののんびり鑑賞にどうぞ、
あ、この映画のロケ地の1つになったお好み焼き屋さんへ行ったなあ、懐かしい、
あ、この映画のロケ地の1つになったお好み焼き屋さんへ行ったなあ、懐かしい、
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2025年08月18日
先週も4本、「この世界の片隅に」「ランナウェイ ルナ」「ジュラシックワールド」「猿の惑星キングダム」
〇(スクリーンで鑑賞)「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」
(★★★★☆)(2016年日本)
戦争を生き抜く一市民のすずさんの人生、ニューバージョンで戦後80年を期に再上映

昭和19年、広島に住むすずさん、いつもぼんやりしているが画を描くのが大好きな普通の少女、18歳で見知らぬ男性と結婚、呉に移り住む、義理の両親や姑との生活もなんとかこなしていく、が、戦況は徐々に悪化、毎日のように広島や呉へ空襲警報が鳴り響く、すずさんや家族にも試練が訪れる・・・
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2016年公開作品、戦後80年の2025年、未公開シーンを追加したニューバージョンで再上映です、ポスターには“さらにいくつもの”という副題?が添えられています、前作2回鑑賞、今回が3回目の鑑賞になりますが、追加シーンのすべてが分かった訳ではありません、座敷童の件(くだり)の謎解きがされるシーンは無かったような気がします、
2016年公開作品、戦後80年の2025年、未公開シーンを追加したニューバージョンで再上映です、ポスターには“さらにいくつもの”という副題?が添えられています、前作2回鑑賞、今回が3回目の鑑賞になりますが、追加シーンのすべてが分かった訳ではありません、座敷童の件(くだり)の謎解きがされるシーンは無かったような気がします、
いつもぼんやりしているすずさん、周りからあれこれ揶揄(からか)われます、嫁入り先でも可愛い失敗続きですが、心根が綺麗、姑ともなんとか折り合いをつけて、この家で生きて行こうと健気に頑張ります、そんな普通の市民の生活を平板に丁寧に描くことで、戦争の悲惨さを際立させていきます、
空襲で姪っ子を死なせてしまい、自らも右腕を失ったすずさん、それでも家族のために必死に働き、お国に尽くすすずさんが愛おしい、今年はすずさん100歳の年だそうです、すでに継承が難しくなってきている戦争体験、映画が果たす役割もあるという事です、ぜひ見て欲しい秀作です、
◆(自宅で鑑賞)「ランナウェイ ルナ、17歳の逃亡者」
(★★★!☆)(2017年ドイツ)(原題:Luna's Revenge/Luna)
避暑地でいきなり襲撃を受け家族を失ったルナの逃避行と反撃

幼い妹と両親の4人、気の進まない家族旅行に出掛けたルナ17歳、湖畔のバンガローで過ごしていると、見知らぬ男たちがやって来る、父親は男たちに「家族を巻き込むな」と警告、事態の収束を図ろうとしていると、偶発的なきっかけで男の一人が発砲、パニックになった母親と妹が撃たれ、ルナは父親と逃げることになる・・・
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ドイツ映画、92分の小品、でも結構楽しめましたよ、タイトルから“走って走って逃げる”物語かと思いきや、さほど走りません^^)いきなりの惨劇には驚きますが、どうやら父親はロシアのスパイ、長年、ドイツ国内で諜報活動を行っていたようです、その内部抗争に巻き込まれるルナ、なんとか警察に保護されますが、そこにもロシアスパイの魔の手が・・・という展開、
ドイツ映画、92分の小品、でも結構楽しめましたよ、タイトルから“走って走って逃げる”物語かと思いきや、さほど走りません^^)いきなりの惨劇には驚きますが、どうやら父親はロシアのスパイ、長年、ドイツ国内で諜報活動を行っていたようです、その内部抗争に巻き込まれるルナ、なんとか警察に保護されますが、そこにもロシアスパイの魔の手が・・・という展開、
事情が分かってからもサスペンスが続きます、そして、90分後にとっても逞しく強くなった^^笑)ルナが反撃、自らの正義を貫くのが痛快です、キーとなる機密上の方の在り処の伏線も洒落ていました(分かりやすいので誰でも気付きます)、休日ののんびり鑑賞に最適、
〇(スクリーンで鑑賞)「ジュラシック・ワールド 復活の大地」
(★★★☆☆)(2025年米国)(原題:Jurassic World: Rebirth)
17年ぶりに島へ上陸すると、そこは新たな異種生物の世界になっていた

17年前の事故で閉鎖された「ジェラシックパーク」、異種交配研究で残されたDNAが心臓病の特効薬になることが判明、DNA採取のために7人のチームが編成され、島へ向かう、早々に巨大な水生生物と遭遇するがなんとかDNA採取に成功、しかし、船は失われる、DNA採取を続けながら旧施設へ向かう一行の前には異種交配で進化した生物が姿を現す、彼らは無事島から脱出できるのか?
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お馴染み『ジュラシック』シリーズの最新作で、新シリーズ1作目という位置付けだと思いますが・・・どうも、うまく行かなかったようです、もちろんCGによる恐竜世界の再現は観どころもあるし、アクションもハラハラドキドキの連続なのですが、、、
お馴染み『ジュラシック』シリーズの最新作で、新シリーズ1作目という位置付けだと思いますが・・・どうも、うまく行かなかったようです、もちろんCGによる恐竜世界の再現は観どころもあるし、アクションもハラハラドキドキの連続なのですが、、、
なんともステレオタイプな展開、孤島に上陸、学者と傭兵、ビジネスしかアタマにない製薬会社のイカれた社員、手練れの傭兵も異種生物には敵いません、一人またひとりと犠牲になっていく、と、これまで何度も観て来た物語、既視感いっぱいです、さらに途中で家族連れ4人を保護、この家族がアクセントになるはずでしたが、、、これもどうもうまく行っていない、
でも、一番うまくいってないのは異種生物の表現、実在(と思われる)恐竜の再現はまだ好意的に受け入れられますが、異種交配をして生まれた“恐竜みたいな異種生物”がまったくダメでした、ガッカリ(個人的な感想です)、とくにラスボスは恐竜には見えません、エイリアンかクリーチャー、これで物語の根幹が崩れ去りましたね、ま、サブスクで鑑賞かな、
◆(自宅で鑑賞)「猿の惑星 キングダム」
(★★★☆☆)(2024年米国)(原題:Kingdom of the Planet of the Apes)
「猿の惑星」新シリーズ4作目、エイプが支配者となって数世代後の戦記

人間が滅亡、その後、人間とエイプの共存時代があったが、人間は次第に知能が退化、今はエイプが支配者だ、鷹を操るエイプのホーク族は平和に暮らしていたが、王国を作りつつある独裁者プロキシマスの侵略をうけ、王国へ連れていかれる、生き残ったホーク族のノアは一族を救出に向かう途中で智恵者のラカと出会い、エイプと人間の歴史を学ぶ、そこに謎の人間女性ノヴァも合流、王国を目指すことになる、
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これまた原作物の新シリーズ、猿の表現は驚くほど進化しており、CGとは思えない表情や感情を表現することに成功しています、が、これが今のハリウッド、テクニックは進化していますがそこに物語が無い、今回の“王国”の筋立ても既視感あり、というか、前半のホーク族襲撃シーン以外は心震えるシーンがほとんどありません、だいたい想像がつく展開、ハリウッド的悪者と善者のよるせめぎ合い、ラストで、今回の筋立ての必然性と新たな展開を示唆するシーンが出て来ますが、ワクワクするかと言われれば???
これまた原作物の新シリーズ、猿の表現は驚くほど進化しており、CGとは思えない表情や感情を表現することに成功しています、が、これが今のハリウッド、テクニックは進化していますがそこに物語が無い、今回の“王国”の筋立ても既視感あり、というか、前半のホーク族襲撃シーン以外は心震えるシーンがほとんどありません、だいたい想像がつく展開、ハリウッド的悪者と善者のよるせめぎ合い、ラストで、今回の筋立ての必然性と新たな展開を示唆するシーンが出て来ますが、ワクワクするかと言われれば???
ハリウッドの技術とジャパンコミックの物語性を組み合わせたら、もっと面白いものが出来るかもね、こちらもサブスク鑑賞で十分です、
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2025年08月12日
先週も4本、「長崎~閃光の影で」「MER南海ミッション」「ニーキャップ」「BALLAD」
〇(スクリーンで鑑賞)「長崎~閃光の影で」
(★★★!☆)(2025年日本)
長崎に原爆が投下された日からの看護学生の奮闘と悲しみの記録

1945年8月9日、米軍により長崎に原爆が投下された、大阪の看護学校から故郷長崎に疎開してきたスミ、アツ子、ミサヲの3人はそれぞれ別の場所で被ばく、しかし3人とも無事生き延び、救護所となった長崎日赤病院で再会、そこから被爆被害者の救護に奔走・奮闘するが、人員も薬も何もかも足らない絶望的な状況、3人は混乱と悲しみの中、徐々に希望を失って行く・・・
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戦後35語年経ってまとめられた「閃光の影で 原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記」(日本赤十字社長崎県支部)が原案、原子爆弾の事さえ知らなかった長崎市民が一瞬にして抹殺され、生き残った者は地獄の苦しみを味わう事になります、わずか70年前の物語です、
戦後35語年経ってまとめられた「閃光の影で 原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記」(日本赤十字社長崎県支部)が原案、原子爆弾の事さえ知らなかった長崎市民が一瞬にして抹殺され、生き残った者は地獄の苦しみを味わう事になります、わずか70年前の物語です、
当時の医療レベルからして、この大惨事に十分な対応するのは到底不可能でした、看護師の一人が呟きます、『薬を塗って、包帯巻いて、蛆虫を取って、それでみんな死んでいく』、まさにそういう地獄のような状況です、
在日朝鮮人への医療拒否、恐怖からの看護現場離脱、米軍上陸前の看護師への自殺用青酸カリの配布など、リアリティあふれる描写が心に響きます、敗戦を信じず凛として闘っていた看護師長が米兵になびく姿も攻められません、
戦後70年、先週は広島・長崎の原爆の日、今週は終戦記念日、風化が続きます、記憶に残していかなければならない1作です、ぜひの鑑賞を!
〇(スクリーンで鑑賞)「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション」
(★★★★☆)(2025年日本)
離島の火山が噴火、取り残された島民を救出すべく南海MERが出動するが・・・

全国に続々とMERが誕生する中、鹿児島~沖縄間の離島対応をする南海MERの試験運用が始まっていた、が、出動回数ゼロで半年の試験運用が終わろうとしており、東京MERの活躍だけが際立つ、そんな時、離島の火山が大噴火、80人余りの島民は脱出不可能、南海MERは現場に急行するが噴火状況が激しく島にも近づけない、自衛隊も海保もお手上げ、島民は絶体絶命に・・・
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TVドラマの劇場版シリーズ2作目、まあ、柳の下のドジョウ狙い、今度は火山噴火ですか、くらいの軽い気持ちで鑑賞したのですが・・・これがまあ良く出来ていて、スクリーンに釘付け、泣かされました、監督流石です、
TVドラマの劇場版シリーズ2作目、まあ、柳の下のドジョウ狙い、今度は火山噴火ですか、くらいの軽い気持ちで鑑賞したのですが・・・これがまあ良く出来ていて、スクリーンに釘付け、泣かされました、監督流石です、
噴火した島に近づけないMER、しかし状況は刻々と悪化、目の前の命をすくためアドバイザーとして南海MERに参加していたチーフドクター喜多見は、南海MERチーフの牧志と2人で上陸を決意、他のメンバーも協力しながら困難なミッションに挑戦します、次から次へと襲ってくる想定外の事態、さすがの喜多見も今度ばかりは死者ゼロを守り抜くことは出来ないと思われたのですが・・・
現場以外の周辺の状況設定が上手です、実績の上がらない南海MERを廃止しようとする官僚、大規模災害発生にも動けない東京MERと東京都知事、政治パートの物語も良く出来ています、緊急出動が無くのんびり釣りばかりしているチーフ牧志、それに不満を持つ南海MERのメンバー、しかし、この牧志が島民を救うキーマンとなります、分かっていながら思わず拍手を送りたくなる活躍、
なんとか島民非難の目途がついてからがサスペンス最高潮となります、これでもかと繰り返し襲って来るピンチにハラハラドキドキ、いやはや、超人的活躍の喜多見チーフです、
医療用語がテンポよく飛び交う手術シーンはもはやお家芸、テキパキ手慣れた感じです、鈴木、神に見えます、江口、好演、賀来かっこエエ、予告編は災害パニック映画のようですが実はヒューマンドラマ、観て損はなし、
(★★★!☆)(2024年英国・アイルランド合作)(原題:Kneecap)
母国語でヒップホップを歌うアイルランドの人気トリオ「ニーキャップ」の自伝的映画

北アイルランド・ベルファストで育ったニーシャとリーアム、音楽活動をしているが、麻薬取引にも絡んでいる、警察に逮捕された2人、ニーシャは警察の英語での取り調べを拒否、母国語であるアイルランド語で話しとおす、やむなく通訳として音楽教師のJJはニーシャの手帳にアイルランド語で書かれた歌詞に驚く、ニーシャには才能があることを見抜いたJJは覆面をかぶってライブに参加、3人グループが誕生する・・・
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時間が合ったので何の知識もなく観た映画、背景が少々ややこしいのと、物語が文字通りラリっているので^^爆)理解するのに時間が掛かりましたが、筋立てが分かってからは大いに楽しめました、はい、観後感も悪くない、ぶっ飛んだ映画ですが観てヨカッタです、
時間が合ったので何の知識もなく観た映画、背景が少々ややこしいのと、物語が文字通りラリっているので^^爆)理解するのに時間が掛かりましたが、筋立てが分かってからは大いに楽しめました、はい、観後感も悪くない、ぶっ飛んだ映画ですが観てヨカッタです、
簡単な方の背景から、北アイルランドは英国UK(Countries of the United Kingdom)を構成する4つの地域(イングランド・スコットランド・ウエールズ・北アイルランド)の1つであること、アイルランド共和国という国は別にUKの隣にあります、
難しかった背景は、北アイルランドはアイルランドから別れた地域で、古来住民はアイルランド語を話していた訳ですが、英国の一部となったことから公用語は英語、2022年までは母国語のアイルランド語を話すのが法律で禁じられていたようです、
この背景が物語を動かします、母国語でヒップホップを歌う事に邁進する2人、これに共鳴した音楽教師、麻薬と音楽、シーンも映像もイカれた場面が出て来ます、麻薬を取り締まる警察、麻薬撲滅団体、ニーシャの恋人の母親の刑事も乱入、あれこれ事件を起こしながらも、3人の歌がラジオに流れると大人気に、と、なんとも奇想天外な展開なのですが…
なんと、主人公の3人はすべて本人出演だそうです、あれま~、なんとなく素人っぽいとは思っていましたが、演技素人の3人なのに相当面白い映画に仕上がっています、はい、音楽映画としても楽しいのかも、ただ、英語とアイルランド語が飛び交うのですが、ほとんど区別がつかないので、その辺の面白さは日本人には分からないのかもしれません、
興味があれば鑑賞してみては・・・
◆(自宅で鑑賞)「BALLAD 名もなき恋のうた」
(★★★!☆)(2009年日本)
戦国時代にタイムスリップした少年と侍、姫との友情

埼玉県春日部市に住む川上真一、ある日近所のクヌギの大木の下で不思議な手紙を見つける、すると周りの風景が変わり、見知らぬ土地に迷い込んでしまった真一、そこは天正12年、戦国時代の小国・春日、隣国の大倉井から攻められとしている春日、武将の又兵衛は戦上手だが、多勢に無勢、又兵衛を案ずる城主の娘・連姫の願いが通じ、21世紀から真一を呼び寄せられたのだった・・・
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「3丁目の夕日」の山崎貴さんが原案から監督・脚本を担当、どこかで見たことがある物語だなと思ったら、原作引用は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」でした、なるほど、そういう事でしたか、“しんちゃん”の映画は面白いものが多いですからね、
「3丁目の夕日」の山崎貴さんが原案から監督・脚本を担当、どこかで見たことがある物語だなと思ったら、原作引用は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」でした、なるほど、そういう事でしたか、“しんちゃん”の映画は面白いものが多いですからね、
ということで、春日の国もスッキリ腑に落ちます、
物語は戦上手だが女性にはからっきし意気地のない又兵衛と連姫の恋物語が横軸、縦軸は真一を追ってタイムスリップしてきた真一の両親と真一の家族の物語です、合戦シーンはそれなりに見応えがありますが、血しぶきとかはない綺麗な合戦、ここらも監督の意向だったようです、
最後の映画的レトリックにはちょっとホロっと来ました、休日ののんびり鑑賞にピッタリ、
余談ですが、戦国時代へのタイムスリップというアイデアは半村良の「戦国自衛隊」、しんちゃんの映画も、これにインスパイアされていたと思う、半村良、凄い、
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syougai1pon at 08:19|Permalink│Comments(0)
2025年08月04日
先週も4本、「でっちあげ」「バッドジーニアス」「インビジブルゲスト」「私たちが光と想うすべて」
〇(スクリーンで鑑賞)「でっちあげ」
(★★★★☆)(2025年日本)
ある日突然、子どもに体罰をしていると訴えられた教師の行き着く先

2003年、小学校教師の森下は校長に呼び出される、生徒の氷室ヒロトが森下から体罰・いじめを受けていると両親が抗議に来ていた、身におぼえの無い森下は否定するが、校長と教頭は氷室夫妻に平身低頭、事を大きくしないために、森下に謝罪を強要する、保護者懇談会で謝罪した森下の記事が週刊誌に掲載され、殺人教師と呼ばれた森下、TVのワイドショーでも大きく取り上げられ、森下は社会的に抹殺されそうになる・・・
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事実に基づいた物語というクレジットが付いています、タイトル通り、森下の体罰・いじめはでっちあげなのか?ヒロトの母親律子の証言と、森下の証言は大きく食い違います、ヒロトの素行をみても、森下の性格を考えても、これは律子の“でっちあげ”ではないかという疑念が生まれますが、
事実に基づいた物語というクレジットが付いています、タイトル通り、森下の体罰・いじめはでっちあげなのか?ヒロトの母親律子の証言と、森下の証言は大きく食い違います、ヒロトの素行をみても、森下の性格を考えても、これは律子の“でっちあげ”ではないかという疑念が生まれますが、
両親の抗議を鵜呑みにして、ひたすら事を覆い隠そうとするステレオタイプの校長と教頭、そこから週刊誌もTVのコメンテーターも律子の言い分だけを信じて森下を抹殺していきます、極端ではありますが、ここらの映画的レトリックは強烈で、観ていて学校やマスコミへの憤慨の気持ちで爆発しそうになります、
訴えられた森下を守ろうとするのは貧乏弁護士、森下を慕う保護者は闘えませんが精一杯の事はします、そして森下を信じて疑わない妻と子どもがいます、はたして森下は裁判に勝てるのか??
ストレスフルな物語ですが必見の1本、
〇(スクリーンで鑑賞)「BAD GENIUS バッド・ジーニアス」
(★★★!☆)(2024年米国)(原題:Bad Genius)
天才少女が学内のカンニング騒動に巻き込まれるが・・・その先にはもっと大きな事件が

中国系アメリカ人の天才少女リン、貧乏な父親は苦労して奨学金を得、リンを名門私学に入学させる、校内で仲間外れにされていたリンに同級生グレースが接近、楽しい学校生活を送るようになるが、グレースの彼氏パットは落第寸前、そこでグレースはリンにテストのカンニングを懇願、断り切れずにリンも協力するが、これが学校にバレてしまう、なんとか退学処分を逃れたリンだが、パットは更なる不正の実行をリンに迫る・・・
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カンニングのアイデアが面白く、サスペンスに満ちたシーンの連続、展開もスピーディで最後まで面白く鑑賞出来ました、
カンニングのアイデアが面白く、サスペンスに満ちたシーンの連続、展開もスピーディで最後まで面白く鑑賞出来ました、
学内テストのカンニングがバレた時点で、リンの学校生活も終わるのかと思いきや、天才少女を手放したくない学校、なんとか首が繋がったリンですが、グレースとパットはより困難なテストのカンニングをリンに迫ります、友人の天才も巻き込んでこれを受けてしまうリン、ここらがちょっと??苦しいところですが、後半のカンニング大作戦は巧妙かつ大胆、シリアスなタッチで転がって行くので思わず観入ってしまいました、
リンたちは成功を収めたように見えますが、思わぬところに落とし穴が・・・そこからの苦悩、そしてラストシーンのリンがキラキラ輝いて見える映画的レトリックでの逆転劇、ワタシは気に入りました!
大ヒットしたタイ映画(2017年)のハリウッドリメイク作品、
◆(自宅で鑑賞)「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」
(★★★★☆)(2016年スペイン)(原題:Contratiempo)
成功した実業家が不倫相手と同乗中に交通事故を起こす、そこから始まる泥沼

不倫相手ローラの殺人容疑で起訴されているドリアの元に、刑事事件専門の敏腕弁護士グッドマンが訪れる、3時間後の審理で検察は新たな証人を立てて来るという情報が入る、グッドマンは裁判に勝つために真実をすべて語るようにドリアに迫る、ドリアは事の発端となった交通事故と、その事故をもみ消すために同乗していたローラと2人で仕組んだ偽装工作を徐々に話し始める・・・
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物語はドリアの部屋で進行、回想の形で不倫~交通事故~偽装工作~不審な目撃者~脅迫~ローラの殺害と、物語は複雑かつ予測不能な展開をみせます、グッドマンに諭され徐々に事実を告白するドリア、二転三転するドリアの証言に観客は右往左往、ローラ殺害の真犯人は?そして、ドリアとローラを追い詰めているのはいったい誰なのか?
物語はドリアの部屋で進行、回想の形で不倫~交通事故~偽装工作~不審な目撃者~脅迫~ローラの殺害と、物語は複雑かつ予測不能な展開をみせます、グッドマンに諭され徐々に事実を告白するドリア、二転三転するドリアの証言に観客は右往左往、ローラ殺害の真犯人は?そして、ドリアとローラを追い詰めているのはいったい誰なのか?
とっても面白い物語で、最後まで目が離せない展開ですが・・・どうも、最初から既視感がありました、うん?これは観たことがあるのかな?いや、ちょっと違う、でも事故車を隠蔽処理するシーンはたしかに観たような気がする、と思っていたら、この映画には4作のリメイク作品があるようです、そのうちの1作は韓国版「告白、あるいは完璧な弁護」、これは確かに鑑賞しました、そのせいでの既視感かな?
とにかく、映画の構成自体が見事な映画的レトリックで語られており、ラストのアッと驚く逆転劇には誰もが驚くと思います、気持ちよく騙されてください、
サブスクで鑑賞できるので、ぜひの鑑賞を、
サブスクで鑑賞できるので、ぜひの鑑賞を、
〇(スクリーンで鑑賞)「私たちが光と想うすべて」
(★★★☆☆)(2024年フランス・インド・オランダ・ルクセンブルク合作)
(原題:All We Imagine as Light)
さまざまな制約の中で生きるインド人女性の日々の暮らしと友情、

ムンバイの病院で働く看護師のプラバ、父親が決めた相手と結婚したが夫はドイツで働いており音信不通、年下の同僚アヌは陽気な性格、恋人と秘密の時間を楽しんでいる、病院の友人の立ち退き騒ぎや、奔放なアヌへの嫉妬、プラバを取り巻く環境は女性が一人で生きていくには過酷すぎるようですが・・・
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第77回(2024年)カンヌ国際映画祭で、インド映画として初めてグランプリに輝いた作品です、シアターも平日にも関わらず大勢の観客で賑わっていました、
第77回(2024年)カンヌ国際映画祭で、インド映画として初めてグランプリに輝いた作品です、シアターも平日にも関わらず大勢の観客で賑わっていました、
物語は淡々と進みます、あまり状況説明がなく(ワタシも序盤でウトウトしてしまったので)、細部の意味や展開が良く分かりませんでした、一緒に住んでいたのでアヌは妹かと思って観ていましたし(お恥ずかしい)、アヌの恋人がイスラム教徒というのも認知できず(ウトウト時間か)・・・
全体の印象としては、少々暗いかな、というくらい、
という事で、この映画に関してはあまり書けることがありません、スイマセン、でもカンヌグランプリ作品、
もう1度見に行くかな?^^涙)
邦題は原題に忠実で、かつ美しい日本語を見つけましたね、
邦題は原題に忠実で、かつ美しい日本語を見つけましたね、
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2025年07月28日
先週も4本、「この夏の星を見る」「スーパーマン」「ビー・ハッピー」「ディープ カバー」
〇(スクリーンで鑑賞)「この夏の星を見る」
(★★★★!)(2025年日本)
星に興味を持った中高校生たちの鮮やかで熱い青春群像劇、極上の出来映え

茨城の高校、天文部に2人の新人アサとリクが入部、それぞれに星や宇宙に関する夢がある、同じ頃、長崎五島列島の高校でも星を追う部員たちがいた、が、2020年、COVID-19が流行、ソーシャルディスタンスや部活縮小と彼らの青春の貴重な時間が失われていく、2年生になったアサは望遠鏡で星を探す「スターキャッチコンテスト」をリモートで開催することを発案、都内の中学や高校も参加して開催が決定する・・・
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なんとも清々しく、凛とした映画でした、個人的には2025年邦画では最高評価かな、
(「国宝」とはまた違う次元)
なんとも清々しく、凛とした映画でした、個人的には2025年邦画では最高評価かな、
(「国宝」とはまた違う次元)
茨城でも五島でも高校生活を謳歌するはずだった天文部員たちを襲ったコロナ禍、さまざまな制約や誤解誹謗などが彼らを取り巻いていきます、こんなはずじゃなかった青春、しかし、星への想いを持つ先生や天文台館長が彼らの夢を育んでくれます、
「スターキャッチコンテスト」の描写がとっても良い、望遠鏡で星を探すという行為を、こんなにワクワクドキドキするシーンに仕立て上げた監督・スタッフに拍手、星の名前を知らなくても充分に楽しめます、実際、コンテストのシーンがこの物語の最高潮かもしれません、でも、その後も、しっかり登場人物たちの心の叫びを紡いでくれます、良い映画でした、
上映館は少ないですが必見です、ぜひ映画館で観てください、あ~~、長野辺りの山に登って満点の星空が観たくなりました、
〇(スクリーンで鑑賞)「スーパーマン」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:Superman)
スーパーマンを貶める罠が次から次へと、侵略者として責め立てられるスーパーマン

戦争勃発を阻止したスーパーマン、しかし、天才科学者ルーサーはスーパーマンが米国大統領の許可なく国際紛争に介入したと非難、スーパーマンは実は地球侵略を狙うエイリアンだと決めつける、おりしも怪獣が現れスーパーマンは市民の救助に力を注ぐが、超人グループ『ジャスティス・ギャング』が怪獣を退治、市民の心もスーパーマンから離れていく、政府から出頭するよう命令を受けたスーパーマンは、ルーサーの監獄に軟禁されることになる・・・
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「スーパーマン」の新シリーズ1作目のようです、過去作はあまり見ていないのですが、新しい世界観でのスタートの1作だと思って、細かな所は気にせず楽しみましょう、
「スーパーマン」の新シリーズ1作目のようです、過去作はあまり見ていないのですが、新しい世界観でのスタートの1作だと思って、細かな所は気にせず楽しみましょう、
普段は新聞記者、恋人のロイス・レイン、人間のために体を張って働く超人、この辺りは原作通り、ですが、新しい世界にはすでに他の超人も何人かいるという設定、スーパーマンが唯一の正義ではないのかもしれない、スーパーマンは危険なエイリアンだという展開もなるほどという感じ、天才科学者でスーパーマンを憎むルーサー、米国政府まで手玉に取ってスーパーマンを苦しめます、そして愛犬クリプトが映画初登場?暴れん坊のクリプトが最後は大活躍!?
ロイスのファッションやスーパーマンのスーツなど、ちょっと野暮ったく見えるのが狙いなんでしょう、スーパーマンの実家の描写も含めて妙にホンワカした世界も映し出されます、このテイスト、案外気に入りました、
あまり期待せずに、たまたま時間があったので観たのですが、悪くない、拾いものの1本でした、観て損はなし、
◆(自宅で鑑賞)「ビー・ハッピー 羽ばたけ 夢の舞台で」
(★★★!☆)(2025年インド)(原題:Be Happy)
天才ダンス少女がコンテストに参加、優勝を目前にして悲劇がおとずれる

天才ダンス少女のダーラー、母を交通事故で失い、父のシヴと義理の祖父ナーダルと田舎町で暮らしている、ダーラーのダンスの才能を見抜いたダンス教師のマギー、ムンバイに引っ越してダンス教室に通うように誘う、ナーダルはムンバイ行きに後ろ向きだったが、ダーラーの才能を伸ばすべきだというナーダルの説得に応じ、2人でムンバイに引っ越す、ダーラーはダンステクニックを磨き順風満帆、コンテストで優勝目前まで登り詰める、しかし・・・そんなダーラーに病魔が襲いかかる、
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インドのダンス映画!そうでなくても踊りまくるインド映画、さらにダンス映画となるとこれは・・・という心配は無用です、父と娘、祖父にダンス教師を巡る愛情物語です、
インドのダンス映画!そうでなくても踊りまくるインド映画、さらにダンス映画となるとこれは・・・という心配は無用です、父と娘、祖父にダンス教師を巡る愛情物語です、
ダンスコンテストのシーンは圧巻です、ダーラー以外の出場者のダンスもキレッキレ、編集も上手で圧巻のダンスステージが楽しめます、ダーラーのダンスシーンもそれなりですが、さすがに優勝戦まで進むにつれシーンが短くなるのは致し方なし、父親や祖父のダンスシーンも楽しめます、
病魔がダーラーに襲い掛かると、物語は一変、薬の副作用で髪の毛をそり落としたダーラー(でも頭の形は完璧、とても美しい坊主頭です)、はたして彼女は病魔に打ち勝つことが出来るのか?いや、打ち勝ってほしい!と願いながらラストを向かえることになります、
最後はやはり踊りました^^)そしてダーラーの運命は・・・インド映画としてはスッキリ128分にまとまっています、観て損はなし、
◆(自宅で鑑賞)「ディープ・カバー 即興潜入捜査」
(★★★!☆)(2025年英国)(原題:Deep Cover)
売れない即興コメディアンが警察の潜入捜査に協力することになったのだが・・・

俳優のカット、即興劇の教室で細々と食いつないでいる、ある日、店に警察を名乗る男が現れ、麻薬組織の尻尾を掴むための簡単な仕事を頼まれる、カットは報酬欲しさに、売れない俳優マーロン、冴えないサラリーマンのヒューの3人で仕事を受ける、売人から麻薬を買うだけの演技のはずが、手筈が狂いマーロンやヒューのアドリブ演技で組織のボスにまで会うハメに、なんとか即興で難を逃れた3人だが、警察からは組織にもっと深く潜入することを強要される・・・
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気楽に楽しめるサスペンスコメディです、カットは収入が安定せず汲々としています、マーロンは役作りにのめり込むあまり、次から次へとアドリブを連発、事態はどんどん悪化していきます、いじめられキャラのヒューの飄々とした頓珍漢な受け答えが、逆に組織の信頼を得てしまうという、よくあるパターンながら笑えます、
気楽に楽しめるサスペンスコメディです、カットは収入が安定せず汲々としています、マーロンは役作りにのめり込むあまり、次から次へとアドリブを連発、事態はどんどん悪化していきます、いじめられキャラのヒューの飄々とした頓珍漢な受け答えが、逆に組織の信頼を得てしまうという、よくあるパターンながら笑えます、
でも、警察内部の不正なども絡んできて、最後まで飽きずに観ることが出来ました、休日のお気楽鑑賞で、
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2025年07月21日
先週も4本、「カーテンコールの灯」「ONCEダブリンの街角で」「35年目のラブレター」「エクスペンダブルズ4」
〇(スクリーンで鑑賞)「カーテンコールの灯」
(★★★★☆)(2024年米国)(原題:Ghostlight)
過去の悲劇から立ち直ろうとする家族3人の物語

道路工事現場で働くダンはカッとなって無謀運転手を締めあげてしまい職を失いそうになる、妻のシャロンは無分別な行動に出る娘のデイジーに手を焼き、周りの事が見えなくなっている、ある日ダンは顔見知りの女性リタから素人演劇サークルに誘われる、気乗りしないダンだが、仕事と妻、娘のことで鬱々とした毎日を過ごす中で、徐々に演劇の魅力に目覚めていくダン、家族に内緒で演劇の練習に通い始めますが・・・
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娘のデイジーは利発で行動的、しかし、抱えているトラウマのため衝動を抑えられず、裁判の調停者やカウンセラーと衝突、学校も停学処分にと大荒れ、このデイジーが主人公の物語かと思いきや、
娘のデイジーは利発で行動的、しかし、抱えているトラウマのため衝動を抑えられず、裁判の調停者やカウンセラーと衝突、学校も停学処分にと大荒れ、このデイジーが主人公の物語かと思いきや、
この物語の発端の少し前に、ある悲劇が3人の家族を襲っています、その悲劇は物語が進む中で徐々に明かされていきます、本当は心根優しい家族ですが、その悲劇のトラウマを乗り越えることが出来ず、3人ともが暗い迷路に迷い込んでいるのです、原題がその雰囲気を表しています、そして、ダンが演じる「ロミオとジュリエット」のストーリーと家族の苦悩が上手にシンクロするのが上手、
ダンの行動に疑念を持ったデイジーが秘密を探ります、この辺りのサスペンスも良く出来ていて、このままだと家族崩壊か!?と思わせる上手な演出、そこからは過去の悲劇を乗り越える3人の前向きな物語が展開、ワクワクしながらスクリーンを見つめることになります、
観後感良し!良い映画です、ぜひの鑑賞をオススメします、
〇(スクリーンで鑑賞:リバイバル上映)「ONCEダブリンの街角で」
(★★★!☆)(2006年アイルランド)(原題:Once)
路上弾き語りミュージシャンが才気あふれる彼女と出会います

アイルランド・ダブリンの街角で自作の曲を弾き語る“男”、ある日、彼の歌を絶賛するチェコ出身の“女”が現れる、2人は親しくなり、女のために作った曲を2人で演奏すると、素晴らしいはハーモニーが生まれる、男はロンドンに出て歌手デビューを目指すことを決意、仲間を集めてスタジオでデモ音源を作る事にする・・・
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2007年に公開され、低予算ながら全米で評判を呼んだ作品のリバイバル上映、主演の男女は共にプロミュージシャン、2人でバンドも組んでいたようです、全編、主演2人の歌唱シーンで埋めつく尽くされています、映像もMV・PVを思わせるノリでの撮影、87分間気持ちよく優しい音楽に浸ることが出来ます、
2007年に公開され、低予算ながら全米で評判を呼んだ作品のリバイバル上映、主演の男女は共にプロミュージシャン、2人でバンドも組んでいたようです、全編、主演2人の歌唱シーンで埋めつく尽くされています、映像もMV・PVを思わせるノリでの撮影、87分間気持ちよく優しい音楽に浸ることが出来ます、
女に恋をし始める男、彼女には別居中の夫と小さな娘がいたことから、男の恋は叶いませんが、出来上がったデモ音源にはそれ以上の愛情が詰め込まれています、はたして男はロンドンで成功するのか?それが分かる前に物語は終わります、あくまでも男と女の出会いと昇華の物語、
◆(自宅で鑑賞)「35年目のラブレター」
(★★★!☆)(2025年日本)
読み書きが出来ずに初老を迎えた男と、その夫を支えた妻の愛情物語

戦時中の劣悪な家庭環境の中で育ったせいで読み書きが出来ない西畑保、最愛の妻・きょう子、彼女にも文盲を秘密にして結婚したが、すぐにバレてしまう、保は離婚を覚悟したが、きょうこは微笑みながら「ワタシがアンタの目と手になってあげる」と言う、2人の娘にも恵まれた保は一念発起、夜間学級に通い、妻のきょう子に自筆のラブレターを書くことを約束するが・・・
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読み書きが出来なくても気の良い保、一生懸命に働き一家を支えてきました、65歳の頃、偶然見かけた夜間学級の生徒の中に自分より年上の人を見つけ一念発起します、しかし、なかなか学習は進みません、1年が2年と学校生活はどんどん長引いていきます、何度も挫折しかける保をきょう子は励まし続け、そして、やっと保はラブレターを書き上げますが・・・
読み書きが出来なくても気の良い保、一生懸命に働き一家を支えてきました、65歳の頃、偶然見かけた夜間学級の生徒の中に自分より年上の人を見つけ一念発起します、しかし、なかなか学習は進みません、1年が2年と学校生活はどんどん長引いていきます、何度も挫折しかける保をきょう子は励まし続け、そして、やっと保はラブレターを書き上げますが・・・
タイトルの「35年目のラブレター」は保が書き上げた1通で終わりかと思いきや、上手な映画的レトリックで2通目のラブレターも出て来ます、これが涙モノ、そしてエンディングでは3通目も、最後まで観客を引っ張り続けたのが成功の要因かな、
鶴瓶師匠がやはり鶴瓶師匠にしか見えないのは致し方なし、原田知世、出来過ぎた妻です、観て損はなし、
◆(自宅で鑑賞)「エクスペンダブルズ4」
(★★!☆☆)(2025年米国)(原題:The Old Guard 2)
人気アクション俳優を招集するシリーズ第4作、ですが・・・

“エクスペンダブルズ”、死をも顧みず危険な任務を遂行する使い捨て傭兵軍団、リーダー格のバーニーはCIAからの依頼を遂行するために旧知の猛者リーを軍団に引き入れる、新たなメンバーでミッションに挑むがテロリストの攻撃でリーダーのバーニーが戦死、リーら残ったメンバーは弔い合戦を挑む・・・
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“エクスペンダブルズ”=使い捨て、消耗品というような意味、危険なミッションに見合う報酬もなく闘い続ける傭兵軍団、というところでしょうか、
“エクスペンダブルズ”=使い捨て、消耗品というような意味、危険なミッションに見合う報酬もなく闘い続ける傭兵軍団、というところでしょうか、
シリーズ1作目にはリー役のJ・ステイサムもすでに登場、A・シュワルツェネッガーがカメオ出演、その後はシュワルツェネッガー、B・ウイルスが全編出演、チャック・ノリス、
ジャン=クロード・ヴァン・ダム、H・フォードなど、往年のアクションスターが出演するという、なんとも際どい企画シリーズです、が、今作では目立った新味はなし、バーニー死亡という展開も、ま、だれもが安心して観ていられる展開というところでした、
休日ののんびり鑑賞なら、、、
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