2024年03月11日
先週は4本、「続 夕陽のガンマン 」「FALL」「ネクスト ゴール ウインズ」「アバター ウェイ オブ ウォーター」
先週は4本、「続 夕陽のガンマン 」「FALL」「ネクスト ゴール ウインズ」「アバター ウェイ オブ ウォーター」
◆(自宅で鑑賞)「続 夕陽のガンマン 地獄の決斗」
(★★★★!)(1967年タリア・スペイン・西ドイツ合作)
(原題:I due magnifici straccioni)
(原題:I due magnifici straccioni)
イーストウッド主演、マカロニウエスタンの傑作、やっと観ました
アメリカ南北戦争末期、ブロンディとチェコは賞金が掛かった犯罪人をネタに詐欺まがいの手法で荒稼ぎをしているが、仲たがいをしてコンビを解消、荒野に取り残されたチェコはブロンディを追う、一方、エンジェルは一人の南軍兵士を探して次々と関係者を抹殺していく、目当ては隠された20万ドルの金貨、この3人が奇妙な偶然に導かれて金貨争奪戦に発展、3人の最後の決闘の行方は・・・
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1967年制作、C・イーストウッド主演のイタリア製西部劇=マカロニウエスタン、マカロニウエスタンというと、なにやらレプリカ西部劇のような印象もありますが、この作品はホントに面白い、3時間近い長尺ですが最後まで飽きずに鑑賞できました、
1967年制作、C・イーストウッド主演のイタリア製西部劇=マカロニウエスタン、マカロニウエスタンというと、なにやらレプリカ西部劇のような印象もありますが、この作品はホントに面白い、3時間近い長尺ですが最後まで飽きずに鑑賞できました、
イーストウッド主演となっていますが、3人対等で主演格、いや、相棒役のチェコの方が人間味豊かで出番も一番多いので、彼が影の主演と言えるかもしれません、
金貨争奪戦の派手なガンアクションもありますが、西部で生きる庶民の人間模様、無意味な南北戦争の悲惨さ、チェコの生い立ち物語など、アクション以外の要素もたっぷり盛り込んだ、いわば西部大河ドラマのような様相も呈しています、音楽・効果音も面白い、若かりしイーストウッドを存分に観られるのも嬉しいです、ぜひ観てほしい作品です、
ちなみに、米国では“スパゲッティ ウエスタン”と呼ばれたイタリア製西部劇、和名“マカロニ ウエスタン”は映画評論家の淀川長治氏の命名だそうです、
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◆(自宅で鑑賞)「FALL」
◆(自宅で鑑賞)「FALL」
(★★★!☆)(2022年英国・米国合作)(原題:Fall)
地上600mの電波塔の先端に取り残された2人の決死の脱出劇
同伴クライミング中の事故で夫を失ったベッキーは1年近くふさぎ込み酒におぼれる毎日、友人クライマーのハンターは現状から抜け出すために、再び挑戦すべきだと提案する、登るのは荒野にぽつんと立っている高さ600mの電波塔、ベッキーは渋々承諾、2人は無事先端まで到着、ベッキーはトラウマを克服できたかと思われた瞬間、登って来た梯子が崩れ落ち、2人は高さ600mの先端に取り残されてしまう!!
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電波塔の先端は直径1m程のスペース、直下の梯子が崩れ落ち、降りるのは不可能、手元にあるのは15mのロープ、スマホ、撮影用のドローン、双眼鏡、信号弾、そして2人の勇気と知恵だけ、はたしてこれでこの危機を脱することが出来るのか?という物語、
電波塔の先端は直径1m程のスペース、直下の梯子が崩れ落ち、降りるのは不可能、手元にあるのは15mのロープ、スマホ、撮影用のドローン、双眼鏡、信号弾、そして2人の勇気と知恵だけ、はたしてこれでこの危機を脱することが出来るのか?という物語、
スマホで救援を呼ぼうとするが高すぎて電波が入らない、信号弾やドローンを使ったあの手この手の奇策も不運に見舞われ、最後に遺された手段は無理!と叫びたくなるような危険すぎるチャレンジになります、
ワタシ、高所恐怖症です、とても正視できないシーンの連続なので、スクリーンでの鑑賞は回避しました、正解でした、自宅でも前半は画面から目をそらすシーン続出、地上600mは下を観るだけで怖い、それでも慣れてくるもので、後半は正視できるようになりました^^)
高所恐怖症の方は観ないほうが良いかも、
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〇(スクリーンで鑑賞)「ネクスト ゴール ウインズ」
〇(スクリーンで鑑賞)「ネクスト ゴール ウインズ」
(★★★☆☆)(2023年英国・米国合作)(原題:Next Goal Wins)
W杯サッカー予選史上、最弱の米領サモア代表チーム、初得点を目指して奮闘するが・・・
米領サモアの代表チーム、2001年W杯サッカー予選で史上最多失点0対31で歴史的敗北を期する、再起を誓う地元サッカー協会は米国本土に有能な監督の派遣を依頼、リーグ戦で成績を残せなかった監督トーマスに白羽の矢が立つ、嫌々サモアに赴いたトーマスを待っていたのは代表チームとは名ばかりのヤル気のない選手たちだった・・・
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実話ベース、31失点も実話のようです、代表チームといっても兼業選手ばかり、協会の会長も前監督も素人、ろくな練習メニューもなく負け続けるチームに、トーマスも音を上げ何度もチームを放り出してしまいます、この監督の性格もどうかなと思いますが、そこにも悲しい物語がありました、
実話ベース、31失点も実話のようです、代表チームといっても兼業選手ばかり、協会の会長も前監督も素人、ろくな練習メニューもなく負け続けるチームに、トーマスも音を上げ何度もチームを放り出してしまいます、この監督の性格もどうかなと思いますが、そこにも悲しい物語がありました、
でも、深刻なお話ではありません、南国サモアののんびりした環境の中、ユーモアたっぷりにチームの挑戦を描いています、いわば『がんばれ!ベアーズ』の大人サッカー版、こういう、どう見ても勝てなさそうなチームがひょっとしたら勝つのではないか?という物語はやはり面白い、最後は米領サモア代表を応援してしまいます、
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◆(自宅で鑑賞)「アバター ウェイ オブ ウォーター」
◆(自宅で鑑賞)「アバター ウェイ オブ ウォーター」
(★★★!☆)(2022年米国)(原題:Avatar: The Way of Water)
アバター2作目、逃げ延びた森の民が海の民と共に人間側アバターと戦います
神秘の星パンドラ、元海兵隊員のジェイク伍長は森の民となり妻と4人の子供と平和に暮らしている、しかし人類が再びパンドラ侵攻を開始、裏切り者とされたジェイク一家は海の民が住む辺境の島まで逃げ延び、そこで一時の平安な時を過ごす、人類は捕鯨会社の船を接収、ジェイク一家のいる島に迫る、ジェイクと海の民は人類との戦いに突入する、
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こちらも192分と長尺、全編ほぼCG、人類とは違う姿形のパンドラの民はどうして撮影したんだろう?と思える精密な動きと表情なのだが・・・結局はずっとCGを見せられると、どうしても慣れてしまいます、1作目のようなCG技術のすばらしさに息を飲む、という事が無いのが実際の感想、中盤の1時間程はCGの素晴らしさを見せつけるためのシーンの連続、ちょっと退屈、終盤の1時間でやっと物語が動き、アクションシーンになる頃にはパンドラの民の顔も見分けられるようになり楽しめましたが・・・
こちらも192分と長尺、全編ほぼCG、人類とは違う姿形のパンドラの民はどうして撮影したんだろう?と思える精密な動きと表情なのだが・・・結局はずっとCGを見せられると、どうしても慣れてしまいます、1作目のようなCG技術のすばらしさに息を飲む、という事が無いのが実際の感想、中盤の1時間程はCGの素晴らしさを見せつけるためのシーンの連続、ちょっと退屈、終盤の1時間でやっと物語が動き、アクションシーンになる頃にはパンドラの民の顔も見分けられるようになり楽しめましたが・・・
ここまでCGが多いと逆に実写部分が新鮮で魅力的に見えるという事実を確認、という皮肉な結果に、映画はやはり実写がメイン、そこにCGが加わる事での視覚効果を楽しむのが本道と再確認しました、
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syougai1pon at 05:30│Comments(0)│映画