2024年12月02日
先週は5本、「アングリースクワッド」「グラディエーター」「ボディガード」「ルート29」「エージェント アンヌ」
〇(スクリーンで鑑賞)「アングリースクワット 公務員と7人の詐欺師」
(★★★★☆)(2024年日本)
コンゲームムービー、真面目な税務署員が詐欺で税金を取り立てる!?
真面目な税務署員の熊沢、悪徳脱税者の橘との話し合いの場で部下の望月が暴走、橘は熊沢を傷害で訴える、税務署長の仲介で熊沢と橘は和解することになるが、熊沢は屈辱的な扱いを受ける、さらに過去の橘との許せない因縁も発覚、怒りが収まらない熊沢に詐欺師の氷室が接近、熊沢に詐欺で橘から金を奪い取ろうと持ち掛ける・・・
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面白かった!コンゲームムービーなので、どんでん返しは想定内、それよりも上手な編集、思わせぶりなカット、細かな伏線、洒落た台詞など、しっかりと観客を騙さない映画作りのクオリティが高いです、さらに他のコンゲームムービーとの大きな違いは人物キャラが良く練り込まれていること、内野聖陽が見事、税務署員が詐欺チームに入るという設定にリアリティを与える熱演です、この人は役者やなあ、今作成功の立役者です、岡田将生もとても良い、強い想いを持つ氷室をクールに好演、悪役小澤征悦は徹底的にワルを演じ切りました、
面白かった!コンゲームムービーなので、どんでん返しは想定内、それよりも上手な編集、思わせぶりなカット、細かな伏線、洒落た台詞など、しっかりと観客を騙さない映画作りのクオリティが高いです、さらに他のコンゲームムービーとの大きな違いは人物キャラが良く練り込まれていること、内野聖陽が見事、税務署員が詐欺チームに入るという設定にリアリティを与える熱演です、この人は役者やなあ、今作成功の立役者です、岡田将生もとても良い、強い想いを持つ氷室をクールに好演、悪役小澤征悦は徹底的にワルを演じ切りました、
「カメラを止めるな!」の上田監督作品、最大の映画的レトリックは副題、『公務員と7人の詐欺師』となっています、が結成された詐欺チームは熊沢を入れて7人、ふむふむ、騙す方と騙される方以外の登場人物も物語に噛み込んできます、この辺りも良く出来ているのですが、後輩の望月、税務署長、熊沢の友人刑事、はてさて、もう1人の詐欺師は誰なのか?それは観てのお楽しみです、ワタシは・・・分かりました^^)自慢!
必見の映画です、
◆(自宅で鑑賞) 「グラディエーター」
(★★★★☆)(2000年米国)(原題:Gladiator)
ローマ帝国皇帝の後継を巡る政争から追放され、家族を惨殺された将軍の復讐劇
ローマ帝国軍を率いる将軍マキシマス、ゲルマニアを打ち破りローマ帝国の基盤を安定させる、この戦を終えて故郷に帰ることを望むマキシマスだったが、皇帝からローマ帝国皇帝を継ぐよう懇願される、一方、皇帝の息子コモドゥスは皇帝継承を父に迫る、皇帝継承を拒否されたコモドゥスは父親を殺害、病死と偽って皇帝に就任する、コモドゥスの陰謀を見破ったマキシマスは囚われの身に、マキシマスの家族は惨殺される、辛うじて生き延びたマキシマスだが奴隷として買われ、剣闘士(グラディエーター)として生死を掛ける見世物剣闘に出ることになる、そこでも無敵のマキシマスは頭角を現し、再びローマに戻ってくる・・・
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新作「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」が公開されるので、1作目を復習鑑賞、やはり面白かったです、無能な若きローマ皇帝、家族を惨殺され奴隷の身に落ちた有能な将軍の復讐劇、そりゃ感情移入してしまいます、
新作「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」が公開されるので、1作目を復習鑑賞、やはり面白かったです、無能な若きローマ皇帝、家族を惨殺され奴隷の身に落ちた有能な将軍の復讐劇、そりゃ感情移入してしまいます、
剣闘士としてローマに現れたマキシマス、仮面をつけて闘いますが正体がバレると、ローマ市民は熱狂、マキシマス人気が沸騰したため、皇帝は彼を抹殺することが出来ません、どんな条件の悪い闘いも勝ち続けるマキシマス、苦悩する皇帝、事態は緊張の極みに昇り詰め最後の闘いが始まります、
2作目は未鑑賞、復讐もしたのでソロソロ観るかな、
◆(自宅で鑑賞)「ボディガード」
(★★★!☆)(1992年米国)(原題:The Bodyguard)
人気絶頂のボーカリストと、彼女を警護することになったボディガード
人気歌手のレイチェル、彼女の周辺で不審な出来事が頻発、ついに殺害予告までが届く事態に、大統領警護をしていたフランクに身辺警護の白羽の矢が立つがフランクは気が進まない、とりあえず面談に応じたフランクだが、レイチェルや周りのスタッフがフランクを邪魔者扱いに、フランクは即日辞退するも付き人に遺留される、後日、ライブハウスでのステージの控室にも脅迫状が、さらに観客がヒートアップして大混乱に、フランクがなんとかレイチェルを助け出し2人の間に信頼と愛情は生まれる・・・
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ボディガードという存在をあらためて認識した映画、そういうと日本にも「ザ・ガードマン」という人気群像ドラマがありました、フランクはプロ中のプロ、的確な警備体制を指示しますが、、、案外、脆いところもあります、大統領と人気歌手の違いかな、考えてみたら人気歌手の方が明らかに危険度・リスクが高い中でエンターテイメントしているんですね、いつもそこにある危機、
ボディガードという存在をあらためて認識した映画、そういうと日本にも「ザ・ガードマン」という人気群像ドラマがありました、フランクはプロ中のプロ、的確な警備体制を指示しますが、、、案外、脆いところもあります、大統領と人気歌手の違いかな、考えてみたら人気歌手の方が明らかに危険度・リスクが高い中でエンターテイメントしているんですね、いつもそこにある危機、
レイチェルをホイットニー・ヒューストンが、フランクをケビン・コスナーが演じます、当時人気絶頂の2人の共演は話題になりました、もちろん劇場で鑑賞しましたが、今回鑑賞するとやはり時の流れを感じます、もっとハラハラしたような記憶がある別荘のシーンもそうでもなかった、彼女の伝記映画「ホイットニー・ヒューストン」でもこの映画については触れられていました、ホイットニー自身も人気絶頂ながら悩んでいた時期、人気者もつらいもんです、
〇(スクリーンで鑑賞) 「ルート29」
(★★!☆☆)(2024年日本)
他人に頼まれ、ひとりの娘を姫路から鳥取まで連れていく事になった女性の物語
鳥取の清掃会社で働くのり子、ある日、病院を清掃していると入院患者から娘ハルをここに連れて来てほしいと頼まれる、患者は死期が近いようだ、他人との関りを好まないのり子だが、なぜか会社の車を盗み姫路へ向かう、姫路でハルを見つけたのり子は2人で鳥取を目指して走り始める、ほんの1日ほどの旅の予定だったが・・・
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原作は詩集、監督は「こちらあみ子」デビューからの2作目、難しい企画に取り組んだものです、摩訶不思議な物語、になればよかったのですが、心象シーン、印象的なアートカット、夢かうつつか的シークエンス、謎の登場人物、かみ合わない台詞・・・ゴメンナサイ、さっぱり響きませんでした、
原作は詩集、監督は「こちらあみ子」デビューからの2作目、難しい企画に取り組んだものです、摩訶不思議な物語、になればよかったのですが、心象シーン、印象的なアートカット、夢かうつつか的シークエンス、謎の登場人物、かみ合わない台詞・・・ゴメンナサイ、さっぱり響きませんでした、
綾瀬はるか、大沢一菜、市川実日子、高良健吾、伊佐山ひろ子、渡辺美佐子と若手からベテランまでの強力キャストなのに、、、無駄遣いとは言いませんが、綾瀬はるかはこんな観念的な物語には似合わない女優です、彼女を一度も笑わせなかったのも間違いかな、、、モッタイナイ、まあ、個人的に元々苦手なタイプの映画なので辛い評価です、お許しを、
いつかサブスクでどうぞ、
◆(自宅で鑑賞)「エージェント・アンヌ」
(★★☆☆☆)(2023年フランス・スイス合作)(原題:Seule: les dossiers Silvercloud)
引退し静かに暮らしていた諜報部員に迫る危機
雪山の小屋でひとり静かに暮らすエリザベス、しかし彼女は元ロシアスパイのアンヌ、ある日、彼女の元に過去の事件に関する証拠を提供するように求める連絡が、当時の同僚からは証拠隠滅を迫られる、命を危険を感じたアンヌは脱出を試みるが・・・
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スパイ活劇かな?と思って観たら、登場人物はほとんどアンヌだけ、あとは電話やメールでのやり取りを追う会話劇、設定が曖昧なので、と言うか、曖昧な怖さが狙いのような気もしますが、切迫するサスペンスが生まれませんでした、後半のアクションも稚拙、観どころにはなりませんでした、
スパイ活劇かな?と思って観たら、登場人物はほとんどアンヌだけ、あとは電話やメールでのやり取りを追う会話劇、設定が曖昧なので、と言うか、曖昧な怖さが狙いのような気もしますが、切迫するサスペンスが生まれませんでした、後半のアクションも稚拙、観どころにはなりませんでした、
これまた、いつかサブスクで、いや、今サブスクで観れます、でも観なくても大丈夫、
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syougai1pon at 05:30│Comments(0)│映画