先週も4本、「この夏の星を見る」「スーパーマン」「ビー・ハッピー」「ディープ カバー」先週も4本、「長崎~閃光の影で」「MER南海ミッション」「ニーキャップ」「BALLAD」

2025年08月04日

先週も4本、「でっちあげ」「バッドジーニアス」「インビジブルゲスト」「私たちが光と想うすべて」

〇(スクリーンで鑑賞)「でっちあげ」
(★★★★☆)(2025年日本)
ある日突然、子どもに体罰をしていると訴えられた教師の行き着く先

07でっちあげ

2003年、小学校教師の森下は校長に呼び出される、生徒の氷室ヒロトが森下から体罰・いじめを受けていると両親が抗議に来ていた、身におぼえの無い森下は否定するが、校長と教頭は氷室夫妻に平身低頭、事を大きくしないために、森下に謝罪を強要する、保護者懇談会で謝罪した森下の記事が週刊誌に掲載され、殺人教師と呼ばれた森下、TVのワイドショーでも大きく取り上げられ、森下は社会的に抹殺されそうになる・・・



事実に基づいた物語というクレジットが付いています、タイトル通り、森下の体罰・いじめはでっちあげなのか?ヒロトの母親律子の証言と、森下の証言は大きく食い違います、ヒロトの素行をみても、森下の性格を考えても、これは律子の“でっちあげ”ではないかという疑念が生まれますが、

両親の抗議を鵜呑みにして、ひたすら事を覆い隠そうとするステレオタイプの校長と教頭、そこから週刊誌もTVのコメンテーターも律子の言い分だけを信じて森下を抹殺していきます、極端ではありますが、ここらの映画的レトリックは強烈で、観ていて学校やマスコミへの憤慨の気持ちで爆発しそうになります、

訴えられた森下を守ろうとするのは貧乏弁護士、森下を慕う保護者は闘えませんが精一杯の事はします、そして森下を信じて疑わない妻と子どもがいます、はたして森下は裁判に勝てるのか??

ストレスフルな物語ですが必見の1本、


(★★★!☆)(2024年米国)(原題:Bad Genius)
天才少女が学内のカンニング騒動に巻き込まれるが・・・その先にはもっと大きな事件が

07バッドジーニアス

中国系アメリカ人の天才少女リン、貧乏な父親は苦労して奨学金を得、リンを名門私学に入学させる、校内で仲間外れにされていたリンに同級生グレースが接近、楽しい学校生活を送るようになるが、グレースの彼氏パットは落第寸前、そこでグレースはリンにテストのカンニングを懇願、断り切れずにリンも協力するが、これが学校にバレてしまう、なんとか退学処分を逃れたリンだが、パットは更なる不正の実行をリンに迫る・・・



カンニングのアイデアが面白く、サスペンスに満ちたシーンの連続、展開もスピーディで最後まで面白く鑑賞出来ました、

学内テストのカンニングがバレた時点で、リンの学校生活も終わるのかと思いきや、天才少女を手放したくない学校、なんとか首が繋がったリンですが、グレースとパットはより困難なテストのカンニングをリンに迫ります、友人の天才も巻き込んでこれを受けてしまうリン、ここらがちょっと??苦しいところですが、後半のカンニング大作戦は巧妙かつ大胆、シリアスなタッチで転がって行くので思わず観入ってしまいました、

リンたちは成功を収めたように見えますが、思わぬところに落とし穴が・・・そこからの苦悩、そしてラストシーンのリンがキラキラ輝いて見える映画的レトリックでの逆転劇、ワタシは気に入りました!

大ヒットしたタイ映画(2017年)のハリウッドリメイク作品、


(★★★★☆)(2016年スペイン)(原題:Contratiempo)
成功した実業家が不倫相手と同乗中に交通事故を起こす、そこから始まる泥沼

07インビジブルゲスト

不倫相手ローラの殺人容疑で起訴されているドリアの元に、刑事事件専門の敏腕弁護士グッドマンが訪れる、3時間後の審理で検察は新たな証人を立てて来るという情報が入る、グッドマンは裁判に勝つために真実をすべて語るようにドリアに迫る、ドリアは事の発端となった交通事故と、その事故をもみ消すために同乗していたローラと2人で仕組んだ偽装工作を徐々に話し始める・・・



物語はドリアの部屋で進行、回想の形で不倫~交通事故~偽装工作~不審な目撃者~脅迫~ローラの殺害と、物語は複雑かつ予測不能な展開をみせます、グッドマンに諭され徐々に事実を告白するドリア、二転三転するドリアの証言に観客は右往左往、ローラ殺害の真犯人は?そして、ドリアとローラを追い詰めているのはいったい誰なのか?

とっても面白い物語で、最後まで目が離せない展開ですが・・・どうも、最初から既視感がありました、うん?これは観たことがあるのかな?いや、ちょっと違う、でも事故車を隠蔽処理するシーンはたしかに観たような気がする、と思っていたら、この映画には4作のリメイク作品があるようです、そのうちの1作は韓国版「告白、あるいは完璧な弁護」、これは確かに鑑賞しました、そのせいでの既視感かな?

とにかく、映画の構成自体が見事な映画的レトリックで語られており、ラストのアッと驚く逆転劇には誰もが驚くと思います、気持ちよく騙されてください、

サブスクで鑑賞できるので、ぜひの鑑賞を、


〇(スクリーンで鑑賞)「私たちが光と想うすべて」
(★★★☆☆)(2024年フランス・インド・オランダ・ルクセンブルク合作)
(原題:All We Imagine as Light)
さまざまな制約の中で生きるインド人女性の日々の暮らしと友情、

07光と思える

ムンバイの病院で働く看護師のプラバ、父親が決めた相手と結婚したが夫はドイツで働いており音信不通、年下の同僚アヌは陽気な性格、恋人と秘密の時間を楽しんでいる、病院の友人の立ち退き騒ぎや、奔放なアヌへの嫉妬、プラバを取り巻く環境は女性が一人で生きていくには過酷すぎるようですが・・・



第77回(2024年)カンヌ国際映画祭で、インド映画として初めてグランプリに輝いた作品です、シアターも平日にも関わらず大勢の観客で賑わっていました、

物語は淡々と進みます、あまり状況説明がなく(ワタシも序盤でウトウトしてしまったので)、細部の意味や展開が良く分かりませんでした、一緒に住んでいたのでアヌは妹かと思って観ていましたし(お恥ずかしい)、アヌの恋人がイスラム教徒というのも認知できず(ウトウト時間か)・・・

全体の印象としては、少々暗いかな、というくらい、

という事で、この映画に関してはあまり書けることがありません、スイマセン、でもカンヌグランプリ作品、

もう1度見に行くかな?^^涙)

邦題は原題に忠実で、かつ美しい日本語を見つけましたね、




syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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