2025年08月12日
先週も4本、「長崎~閃光の影で」「MER南海ミッション」「ニーキャップ」「BALLAD」
〇(スクリーンで鑑賞)「長崎~閃光の影で」
(★★★!☆)(2025年日本)
長崎に原爆が投下された日からの看護学生の奮闘と悲しみの記録

1945年8月9日、米軍により長崎に原爆が投下された、大阪の看護学校から故郷長崎に疎開してきたスミ、アツ子、ミサヲの3人はそれぞれ別の場所で被ばく、しかし3人とも無事生き延び、救護所となった長崎日赤病院で再会、そこから被爆被害者の救護に奔走・奮闘するが、人員も薬も何もかも足らない絶望的な状況、3人は混乱と悲しみの中、徐々に希望を失って行く・・・
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戦後35語年経ってまとめられた「閃光の影で 原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記」(日本赤十字社長崎県支部)が原案、原子爆弾の事さえ知らなかった長崎市民が一瞬にして抹殺され、生き残った者は地獄の苦しみを味わう事になります、わずか70年前の物語です、
戦後35語年経ってまとめられた「閃光の影で 原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記」(日本赤十字社長崎県支部)が原案、原子爆弾の事さえ知らなかった長崎市民が一瞬にして抹殺され、生き残った者は地獄の苦しみを味わう事になります、わずか70年前の物語です、
当時の医療レベルからして、この大惨事に十分な対応するのは到底不可能でした、看護師の一人が呟きます、『薬を塗って、包帯巻いて、蛆虫を取って、それでみんな死んでいく』、まさにそういう地獄のような状況です、
在日朝鮮人への医療拒否、恐怖からの看護現場離脱、米軍上陸前の看護師への自殺用青酸カリの配布など、リアリティあふれる描写が心に響きます、敗戦を信じず凛として闘っていた看護師長が米兵になびく姿も攻められません、
戦後70年、先週は広島・長崎の原爆の日、今週は終戦記念日、風化が続きます、記憶に残していかなければならない1作です、ぜひの鑑賞を!
〇(スクリーンで鑑賞)「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション」
(★★★★☆)(2025年日本)
離島の火山が噴火、取り残された島民を救出すべく南海MERが出動するが・・・

全国に続々とMERが誕生する中、鹿児島~沖縄間の離島対応をする南海MERの試験運用が始まっていた、が、出動回数ゼロで半年の試験運用が終わろうとしており、東京MERの活躍だけが際立つ、そんな時、離島の火山が大噴火、80人余りの島民は脱出不可能、南海MERは現場に急行するが噴火状況が激しく島にも近づけない、自衛隊も海保もお手上げ、島民は絶体絶命に・・・
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TVドラマの劇場版シリーズ2作目、まあ、柳の下のドジョウ狙い、今度は火山噴火ですか、くらいの軽い気持ちで鑑賞したのですが・・・これがまあ良く出来ていて、スクリーンに釘付け、泣かされました、監督流石です、
TVドラマの劇場版シリーズ2作目、まあ、柳の下のドジョウ狙い、今度は火山噴火ですか、くらいの軽い気持ちで鑑賞したのですが・・・これがまあ良く出来ていて、スクリーンに釘付け、泣かされました、監督流石です、
噴火した島に近づけないMER、しかし状況は刻々と悪化、目の前の命をすくためアドバイザーとして南海MERに参加していたチーフドクター喜多見は、南海MERチーフの牧志と2人で上陸を決意、他のメンバーも協力しながら困難なミッションに挑戦します、次から次へと襲ってくる想定外の事態、さすがの喜多見も今度ばかりは死者ゼロを守り抜くことは出来ないと思われたのですが・・・
現場以外の周辺の状況設定が上手です、実績の上がらない南海MERを廃止しようとする官僚、大規模災害発生にも動けない東京MERと東京都知事、政治パートの物語も良く出来ています、緊急出動が無くのんびり釣りばかりしているチーフ牧志、それに不満を持つ南海MERのメンバー、しかし、この牧志が島民を救うキーマンとなります、分かっていながら思わず拍手を送りたくなる活躍、
なんとか島民非難の目途がついてからがサスペンス最高潮となります、これでもかと繰り返し襲って来るピンチにハラハラドキドキ、いやはや、超人的活躍の喜多見チーフです、
医療用語がテンポよく飛び交う手術シーンはもはやお家芸、テキパキ手慣れた感じです、鈴木、神に見えます、江口、好演、賀来かっこエエ、予告編は災害パニック映画のようですが実はヒューマンドラマ、観て損はなし、
(★★★!☆)(2024年英国・アイルランド合作)(原題:Kneecap)
母国語でヒップホップを歌うアイルランドの人気トリオ「ニーキャップ」の自伝的映画

北アイルランド・ベルファストで育ったニーシャとリーアム、音楽活動をしているが、麻薬取引にも絡んでいる、警察に逮捕された2人、ニーシャは警察の英語での取り調べを拒否、母国語であるアイルランド語で話しとおす、やむなく通訳として音楽教師のJJはニーシャの手帳にアイルランド語で書かれた歌詞に驚く、ニーシャには才能があることを見抜いたJJは覆面をかぶってライブに参加、3人グループが誕生する・・・
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時間が合ったので何の知識もなく観た映画、背景が少々ややこしいのと、物語が文字通りラリっているので^^爆)理解するのに時間が掛かりましたが、筋立てが分かってからは大いに楽しめました、はい、観後感も悪くない、ぶっ飛んだ映画ですが観てヨカッタです、
時間が合ったので何の知識もなく観た映画、背景が少々ややこしいのと、物語が文字通りラリっているので^^爆)理解するのに時間が掛かりましたが、筋立てが分かってからは大いに楽しめました、はい、観後感も悪くない、ぶっ飛んだ映画ですが観てヨカッタです、
簡単な方の背景から、北アイルランドは英国UK(Countries of the United Kingdom)を構成する4つの地域(イングランド・スコットランド・ウエールズ・北アイルランド)の1つであること、アイルランド共和国という国は別にUKの隣にあります、
難しかった背景は、北アイルランドはアイルランドから別れた地域で、古来住民はアイルランド語を話していた訳ですが、英国の一部となったことから公用語は英語、2022年までは母国語のアイルランド語を話すのが法律で禁じられていたようです、
この背景が物語を動かします、母国語でヒップホップを歌う事に邁進する2人、これに共鳴した音楽教師、麻薬と音楽、シーンも映像もイカれた場面が出て来ます、麻薬を取り締まる警察、麻薬撲滅団体、ニーシャの恋人の母親の刑事も乱入、あれこれ事件を起こしながらも、3人の歌がラジオに流れると大人気に、と、なんとも奇想天外な展開なのですが…
なんと、主人公の3人はすべて本人出演だそうです、あれま~、なんとなく素人っぽいとは思っていましたが、演技素人の3人なのに相当面白い映画に仕上がっています、はい、音楽映画としても楽しいのかも、ただ、英語とアイルランド語が飛び交うのですが、ほとんど区別がつかないので、その辺の面白さは日本人には分からないのかもしれません、
興味があれば鑑賞してみては・・・
◆(自宅で鑑賞)「BALLAD 名もなき恋のうた」
(★★★!☆)(2009年日本)
戦国時代にタイムスリップした少年と侍、姫との友情

埼玉県春日部市に住む川上真一、ある日近所のクヌギの大木の下で不思議な手紙を見つける、すると周りの風景が変わり、見知らぬ土地に迷い込んでしまった真一、そこは天正12年、戦国時代の小国・春日、隣国の大倉井から攻められとしている春日、武将の又兵衛は戦上手だが、多勢に無勢、又兵衛を案ずる城主の娘・連姫の願いが通じ、21世紀から真一を呼び寄せられたのだった・・・
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「3丁目の夕日」の山崎貴さんが原案から監督・脚本を担当、どこかで見たことがある物語だなと思ったら、原作引用は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」でした、なるほど、そういう事でしたか、“しんちゃん”の映画は面白いものが多いですからね、
「3丁目の夕日」の山崎貴さんが原案から監督・脚本を担当、どこかで見たことがある物語だなと思ったら、原作引用は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」でした、なるほど、そういう事でしたか、“しんちゃん”の映画は面白いものが多いですからね、
ということで、春日の国もスッキリ腑に落ちます、
物語は戦上手だが女性にはからっきし意気地のない又兵衛と連姫の恋物語が横軸、縦軸は真一を追ってタイムスリップしてきた真一の両親と真一の家族の物語です、合戦シーンはそれなりに見応えがありますが、血しぶきとかはない綺麗な合戦、ここらも監督の意向だったようです、
最後の映画的レトリックにはちょっとホロっと来ました、休日ののんびり鑑賞にピッタリ、
余談ですが、戦国時代へのタイムスリップというアイデアは半村良の「戦国自衛隊」、しんちゃんの映画も、これにインスパイアされていたと思う、半村良、凄い、
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syougai1pon at 08:19│Comments(0)