先週も4本、「リンダ リンダ リンダ」「遠い山なみの光」「エノーラ・ホームズ2」「雪風」先週は5本、「ふつうの子ども」「一度死んでみた」「ババンババンバンバンパイア」「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」「1911」

2025年09月22日

先週は2本しか観られなかった、「タロウマン」「シティハンター」

(★★★!☆)(2005年日本)
1970年の万博会場に奇獣が出現、大暴れ、昭和特撮ヒーローものへのオマージュ作品

04タロウマン

1970年大阪万博会場に突如、未来からやって来た奇獣が出現、未来を夢見る大阪万博会場を「でたらめ」パワーで破壊する、これを迎え撃つのはCBG(地球防衛軍)、でたらめなパワーにはでたらめなパワーで対抗しないと勝てない!そこで、タロウマンが登場、岡本太郎の言葉を背負って奇獣と闘う・・・



「太陽の塔」があまりにも有名
(2025年ではそうでもないか)、1970年大阪万博「テーマ館」展示プロデューサーとなった岡本太郎、彼の数々の名言を引用しながら、昭和の特撮ヒーロー映画へのオマージュを込めた異色の作品、よくもまあ、この内容で105分間を撮りきったと感服いたしました、

物語は、“秩序と常識”に支配され活力を失った2025年の日本から寄獣が1970年の万博会場にワープ、でたらめ力で万博会場を破壊しようとします、寄獣に対抗できる「でたらめ力」を探して、CBG(地球防衛軍)は2025年の未来へと旅立ち、「でたらめ」な力で「でたらめ」な寄獣を撃破しようとするが・・・

と、まあ物語はでたらめなので^^)筋立てを追う事はありません、チープな特撮演出を楽しみながら、そこかしこに出て来る岡本太郎さんの名言と作品の数々を聞き流し、観流して、ウトウトしながらでたらめに鑑賞してください、そうすればこの映画の良さが分かります^^)

2025年、大阪・関西万博で盛り上がるこの年、55年前に夢見た日本は実現できているのか?、というメッセージも受け取りながら、それでも、どうひっくり返しても、サクッとでたらめな記事しか書けない!!そんな、とんでもない映画です、怖いもの見たさでの鑑賞をオススメします、


◆(自宅で鑑賞)「シティハンター」
(★★★!☆)(2024年日本)
相棒を殺されたリョウが新宿にまん延する新酒薬物犯罪を追う

04シティハンター

相棒の槇村と超人的能力で連続殺人を犯す事件を捜査していた冴羽獠、異常な能力を発揮する娘を追い詰めるが逃げられてしまう、さらに相棒の槇村が犠牲になる、槇村の妹・香は犯人探しを依頼するがリョウは相手にしない、新宿署の女刑事冴子も同様の事件を追っている、新種の違法薬物が事件に関与していることを知ったリョウは、単身新宿闇社会のドンと直談判、闇組織も新興勢力に手を焼いていた・・・



お馴染み「シティハンター」の実写版、コミックが世界中で大人気、アニメ版だけでなく実写版映画も過去に香港やフランスで制作されています、今回は鈴木亮平を主演に迎えての本家日本の実写版映画、

鈴木亮平の役作りは凄いです、アクションシーンを軽々とこなすかと思いきや、ムキムキ筋肉で裸踊りと大活躍、原作のリョウのイメージに割と近いんではないでしょうか?(コミックは読んでいませんが^^)

物語は、新種薬物の力で超人的な能力を発揮して殺人を犯す集団を、リョウが単身追い詰めるシリアスパートに、槇村の妹・香がまとわりつくコメディシチュエーションが乗っかってきますので、観ていて退屈はしません、鈴木亮平の俳優としての矜持を感じながらの休日お気楽鑑賞という、如何にも「シティハンター」らしい硬軟両面を受容する楽しみ方で観るのが良いでしょう、平たく言うと『肩のチカラを抜いて観るしかなし』、でも、観て損はなし、




syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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先週も4本、「リンダ リンダ リンダ」「遠い山なみの光」「エノーラ・ホームズ2」「雪風」先週は5本、「ふつうの子ども」「一度死んでみた」「ババンババンバンバンパイア」「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」「1911」