2025年11月17日
先週は3本、「ボンフェッファー」「旅と日々」「スペシャルフォース」
〇(スクリーンで鑑賞)「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」
(★★★!☆)(2024年米国・ベルギー・アイルランド合作)
(原題:Bonhoeffer: Pastor. Spy. Assassin.)
教会もナチスによって汚染されていく時代、反ナチス行動を貫いた牧師の物語

1940年代、ヒトラーを崇拝するナチスに台頭によりドイツの教会も汚染されつつあった、純粋な宗教心から牧師ボンフェッファーは権力にひれ伏さない姿勢を鮮明にするが、ナチスによる神への冒涜は止まない、ボンフェッファーは行動のみが教会を救うと信じ、自ら反ナチス運動に身を投じ、スパイとなりナチスに接近し、ヒトラー暗殺計画にも関与するが・・・
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ナチスによる宗教迫害、日本人には遠いテーマかもしれません、ユダヤ人を迫害したヒトラーは聖書の内容まで修正、キリストをアーリア人として書き換えていたそうです、ちょっとビックリ、どう考えても宗教界の危機ですが、それに抗う力を持った者はいません、そこでボンフェッファーが立ち上がります、英国や米国内でナチスの暴挙を訴えますが、まだ英国・米国とも参戦前、思うように反ナチス運動は広がりません、そこで自らがスパイとなりナチス内部に潜入、暗殺計画も積極的に進めます、
ナチスによる宗教迫害、日本人には遠いテーマかもしれません、ユダヤ人を迫害したヒトラーは聖書の内容まで修正、キリストをアーリア人として書き換えていたそうです、ちょっとビックリ、どう考えても宗教界の危機ですが、それに抗う力を持った者はいません、そこでボンフェッファーが立ち上がります、英国や米国内でナチスの暴挙を訴えますが、まだ英国・米国とも参戦前、思うように反ナチス運動は広がりません、そこで自らがスパイとなりナチス内部に潜入、暗殺計画も積極的に進めます、
副題だけみれば『ヒトラー暗殺計画』物語のサスペンス映画の印象ですが、『暗殺計画』描写はほんの1パートにすぎません、主題は当時の宗教界の危機と、宗教界を救おうとする牧師ボンフェッファーの行動と影響力、
あらゆるものを汚染したヒトラーとナチス、この記憶を留めておこうとする映画作り、たしかに21世紀の映画の役割のひとつです、原題は『ボンフェッファー:牧師・スパイ・暗殺者』、
〇(スクリーンで鑑賞)「旅と日々」
(★★★☆☆)(2025年日本)
2つの物語を観念的な映像で紡ぐ、つげ義春の漫画2題を映像化


韓国人脚本家の季の筆はなかなか進まない、“少年と少女の一夏の想い出”を書いた脚本は短編映画となるが、出来映えがどうも腑に落ちない、自分には脚本家の才能がないのではないか?悩みを抱えて李は雪の田舎町に旅に出る、温泉旅館に空き部屋は無く、やむなく山中の古びた1軒屋に泊まることにする・・・
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この監督の前作はリアリティのある良作、今作は観念的な2つの物語、つげ義春の漫画2作を1本の映画にまとめているようで、前半は夏の海岸が舞台の瑞々しい若者の物語、後半は閉ざされた雪景色の静寂の中での物語、一応の流れは作られていますが、脈絡なく2本の映画を観せられた感もあります、
この監督の前作はリアリティのある良作、今作は観念的な2つの物語、つげ義春の漫画2作を1本の映画にまとめているようで、前半は夏の海岸が舞台の瑞々しい若者の物語、後半は閉ざされた雪景色の静寂の中での物語、一応の流れは作られていますが、脈絡なく2本の映画を観せられた感もあります、
前半の河合優実はこれからの可能性を確信させる魅力にあふれています、後半の堤真一はさすがの演技、どう見ても田舎のオッサンにしか見えない^^)主演のシム・ウンギョン、日本映画界にしっかり根を下ろしている彼女ですが、今回はちょっと不完全燃焼かな?
映像的効果は狙い通りかもしれませんが、物語のうねりが起こらなかったのが惜しい、企画のハードルが高かったかな、ちょっと辛い評価になってしまいました、
◆(自宅で鑑賞)「スペシャル・フォース」
(★★★!☆)(2011年フランス)(原題:Forces speciales)
自国ジャーナリスト救出のために6人の精鋭が敵地に送り込まれる

アフガニスタン、タリバン系武装組織の悪行を取材していた女性ジャーナリスト・エルサが組織に拉致される、フランス政府はエルサの救出を指示、大規模な作戦計画が練られるが、計画は突然変更され、6人の精鋭のみでの救出作戦となる、なんとか彼女の保護に成功したものの、救出ヘリ部隊との連絡手段を失い、徒歩での脱出を余儀なくされる・・・
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6人は精鋭です、武装組織のアジトを急襲、次々と敵を倒してエルサの救出に成功しますが、無線機が破壊されて自力で脱出することに、という設定にちょっと無理がありますが、とにかく逃げる、武装組織のボスとエルサには確執があり、執拗な追跡劇が始まります、
6人は精鋭です、武装組織のアジトを急襲、次々と敵を倒してエルサの救出に成功しますが、無線機が破壊されて自力で脱出することに、という設定にちょっと無理がありますが、とにかく逃げる、武装組織のボスとエルサには確執があり、執拗な追跡劇が始まります、
物語後半でハタと気付きました、これは黒澤明監督の「七人の侍」へのオマージュです、6人の精鋭にエルサを加えた7人!なるほど、武装組織との戦闘で一人、また一人と倒れていく様を観て気付きました、さて、原作通りなら生き残るのは3人ですが・・・はたして・・・
サブスクで放送中、オマージュだと思って観たら、案外楽しめます、
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syougai1pon at 05:30│Comments(0)│映画