オリンピックも終わっちゃった・・・先週は3本、「ほどなくお別れです」「第10客室の女」「プロメテウス」先週も4本、「木挽町のあだ討ち」「僕と世界の方程式」「朽ちないサクラ」「ウォーマシーン」

2026年03月09日

先週は4本、「レンタルファミリー」「災」「フェラーリ」「夜勤事件」

〇(スクリーンで鑑賞)「レンタルファミリー」
(★★★★☆)(2025年米国)(英題:Rental Family)
売れない俳優が、偽の家族を演じる「レンタルファミリー」の会社で働くことになるが・・・

03レンタルファミリー

日本のCMで一躍有名になった米国人俳優のフィリップ、そのまま日本に居着いたが大きな俳優の仕事は無く、端役仕事ばかり、ある日、急に呼び出された仕事は他人の葬儀に参列するレンタルファミリーの仕事、気乗りしないフィリップだがレンタルファミリーを続けることにする、次の仕事は有私立中学の入学面接に「別居している父親」役として出席することだった・・・



ホントにこういうニーズがあるのかどうか?知りませんが、劇中では結婚式や葬儀、吞み会やカラオケのサクラ、代理謝罪など、ありとあらゆる“なりすまし”の依頼が来ます、そして出会った私立中学入学を目指す少女美亜、彼女には小さい頃に生き分かれた実の父親であると思い込ませることが条件でした、本当の父親のように振る舞うフィリップ、美亜と何度も会ううちに彼の心に変化が現れます、

日本人女性HIKARI監督作品、彼女の先品は初めて観ましたが映像がシャープで綺麗です、東京オールロケの風景がとてもよく撮れています、こういう画を撮る監督は何人もいますが、ともすると映像美に溺れる傾向もあります、が、この監督は風景と同じくらい、物語や人物像をシャープにリアルに描き出す才能に恵まれているようです、

ある意味、人をだますレンタルファミリーなのに、物語はほんわかと温かい空気感に包まれてエンディングを迎えます、レンタルファミリーの社長や、老いた俳優のエピソードも泣けます、上品な映画的レトリック、

とてもヨカッタ!ぜひの鑑賞をお勧めします、


〇(スクリーンで鑑賞)「災 劇場版」
(★★★!☆)(2026年日本)
次々に起こる不審な事故死、その死の周辺にはいつも同じ男がいる??

03災

日本各地で起こる不審死、しかし犯罪を示す証拠はなく事故死として処理されていく、刑事の堂本はわずかな手掛かりから、これが連続殺人ではないかと疑うが、誰も聞く耳を持たない、証拠もない、そんなある日、一緒に捜査をしていた先輩刑事も突然自殺死してしまう、残されたメモから堂本は連続殺人犯の存在を確信するのだが・・・



2025年にWOWOWで全6話放送された同タイトルドラマを劇場版128分に再編集、時も場所も違う不審死が6件、そこに至る経緯をフラッシュバックのように追いながら、突然の「災」の恐怖を描きます、堂本は徐々に連続殺人犯の正体に迫っていきますが・・・ドラマ版は観ていませんが、再編集とは思えない巧妙な編集で緊張感のある1本に仕上がっています、

いろんな問題を抱えているとはいえ、そこに死の匂いはしない普通の人たち、その彼らが一瞬にしてこの世からいなくなってしまう!?怖いです、そして、その周辺に幽霊のように姿を現す謎の男、そこに動機はありそうにありません、死は天災のようなものなのか?「災」というタイトルがぴったりと嵌っています、

しかし、日本の警察の眼をかいくぐって、こんな連続殺人が可能なのだろうか?刑事堂本は相当核心に近づいているようにも見えますが、その結末は・・・香川照之怪演!観て損はなし、


◆(自宅で鑑賞)「フェラーリ」
(★★★!☆)(2023年米国・英国・イタリア・サウジアラビア合作)
(原題:Ferrari)
最速のレースカー作りに情熱を傾けた男・フェラーリの実像

03フェラーリ

1957年、業績不振の自動車メーカー・フェラーリの社長エンツォ・フェラーリ、こどもを病気で失い、妻との仲は冷え切っている、愛人との間に男の子がおり認知を迫られている、高価な車の売れ行きは芳しくない、破産寸前に追い込まれたエンツォはイタリア最大の過酷なロードレース“ミレッミリア”で優勝して経営を立て直そうとするが・・・



誰もが知っている高級スポーツカー“フェラーリ”の創業10年後の物語、もちろんレースシーン満載ですが、これは自動車レースの物語ではなく、公私にわたって苦悩する社長エンツォの物語です、他社が『レースで勝って車を売る』のに対して、エンツォは堂々とこう言い放ちます、『レースに出場する資金を稼ぐために車を売っている』、レースへの情熱は凄いのですが、会社経営は苦手だったようです、

レースはサーキット場ではなく、1000マイル(約1600km)にも及ぶ公道で行われます、そこで待っていた運命とは・・・レプリカのフェラーリで撮影されたレースシーンは迫力満点ですが、事故がつきものの自動車レース、今とは比べものにならないくらい危険なレースだったようです、優秀なドライバーが散っていくのはとても悲しい・・・


〇(スクリーンで鑑賞)「夜勤事件 The Convenience Store
(★★!☆☆)(2063年日本)
深夜のコンビニで起こる奇怪な現象の数々、そしてついに死者まで出ることに・・・

03夜勤事件

深夜のコンビニで勤務する結貴乃、ある日そのコンビニで不気味な怪奇現象が起こり始める、店長の死体が地下室から見つかる、警察の事情聴取を受ける結貴乃、そこで結貴乃は事件の夜の4日前から謎のSDカードが4枚送り付けられてきていたことを話し始める、そして刑事にその画像を見るように強く迫る、その訳は・・・



83分と短く、余った時間にちょうど嵌ったので鑑賞、めったに観ないホラーでした^^汗)

怪奇現象の原因となる事件が一応はありますが、とにかく怪奇現象アリのホラーなので筋道は通っていません、で、怖いかと言うとそうでもない、主演が俳優ではないようなので、迫真の演技もない、4枚のSDカードに映っている映像が物語の軸ですが、、、これもひょんな展開から刑事が窮地に、あれあれ?という感じ、

でも客席はそれなりに埋まっていました、主人公はアイドルグループから、先輩店員は人気ダンスグループからのキャスティングという事で若者の姿が目立ちました、映画を観てくれるのは嬉しいですが、どうせならもっと良い作品を観て欲しいかな、

サブスクで充分かな、あ、ファンの方がいたらゴメンナサイ、




syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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