先週も4本、「木挽町のあだ討ち」「僕と世界の方程式」「朽ちないサクラ」「ウォーマシーン」先週も4本、「ゴールデンカムイ」「THE GUILTY」「セブンダイヤルズ」「東京逃避行」

2026年03月23日

先週も4本、「ナースコール」「ウィキッド 永遠の約束」「宝島」「スウェーディッシュ コネクション」

〇(スクリーンで鑑賞)「ナースコール」
(★★★★!)(2025年スイス・ドイツ合作)(英題:Late Shift)
看護師不足・ベッド満床の病院で懸命に働く看護師を描く、サスペンス満載のヒューマンドラマ

03ナースコール

プロ意識の高い看護師のフロリア、この日の遅番は看護師が病欠、忙しい夜を迎えていた、手術待ち、手術後の療養、ガン治療、検査待ち、終末期など、さまざまな患者の看護は休む暇もない、次々と的確に仕事をこなしていくフロリア、しかし、安定していた患者が急変、さらにカスハラ患者の罵声に耐えられえなくなり、ついに献身的意識が高いフロリアの忍耐も限界に・・・



勤務が始まってすぐにサスペンスが始まります、10数人の入院患者に向き合い、凄まじいスピードで仕事をこなしていくフロリア、しかし、ルーティン作業だけでは済まないのが病院、痛み止めの要求、ドクターの説明の要求、姿を消す患者、酸素吸入をしながら煙草を吸う患者、忘れ物を捜せと言う患者、それらの要求にひたすら我慢強く対応するフロリアの無駄のない動きを観ているだけの前半、ここがサスペンス満載、ホントにギリギリ、綱渡りのフロリアに代わって鑑賞者がとんでもなく強いストレスを感じることになります、

後半はいろんな事件が起こります、あまりの仕事の多さにさすがのフロリアも限界に達します、ミスを犯し、悔いを残し、ついには患者に向かって暴言を吐いてしまいます、分かる!ワタシだったらもっと早くキレていました!

と、サスペンスとストレス満載の90分間ですが、ラストはあれこれあったエピソードが良い感じで上手に回収されていきます、少しホッとしますが・・・明日もフロリアは勤務する思うと・・・

スイス制作の上質ヒューマンドラマ、日本の病院モノとは一味違うドラマを楽しんでください、


(★★★!☆)(2025年米国)(原題:Wicked: For Good)
シリーズ2作目、引き裂かれた2人の魔女の友情と恋の行方は・・・

03ウイキッド

オズの国の陰謀で「悪い緑の魔女」になったエルファバ、森の中に潜みながら、動物の姿に変えられてしまった人達のためにオズの国と闘っていた、一方「善い魔女」になったグリンダは親衛隊長との結婚式を控えていた、2人の絆は大きく引き裂かれていく運命にあった、それでも、なんとかエルファバの無実を証明しようとするグリンダ、そこに地上から落ちて来た一人の少女が登場、2人の運命も大きく動き出す、



前作で「善い魔女」と「悪い緑の魔女」になった2人の友情はついに壊れてしまうのか?
どこまでも意地悪なオズの魔法使い、そして無邪気に「悪い魔女」を成敗しようとするオズの民と少女、2人のやり取りのミュージカルシーンは“ハリウッド映画”そのもの、大スクリーンで観る価値はありました、ただ前半はモタモタした感じもありちょっと退屈、

後半のビックリの展開からの悲しい?愛しい?結末までは結構楽しめます、本作も心優しい映画的トリックが仕掛けられていますのでご安心を、やっぱりこの2人の関係はこうでなくっちゃね、ぜひスクリーンで確認してくださいませ、


◆(自宅で鑑賞)「宝島」
(★★★☆☆)(2025年日本)
戦後の沖縄、数奇な運命が交錯する若者たちの運命を描く大河サスペンス

03宝島

1952年(昭和37年)、米国占領下の沖縄、米軍基地に忍び込んで物資を盗む「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた、基地に忍び込んだある夜、「予定外の戦果」があり、その日を最後にリーダーのオンが姿をくらませる、10数年後、オンを捜すために刑事になったグスク、教師のヤマコ、オンの弟レイ、基地問題や麻薬、米兵の暴行犯罪などの「戦争の亡霊」と闘いながら生きていく3人、1970年、基地の街コザで大規模な暴動が発生、それをきっかけにオンが見つけた「予定外の戦果」の正体が明らかになっていく・・・



戦後、日本国で唯一米国の統治下にあった沖縄県、オンの行方を追いながら、県民が背負った重荷や屈辱を時系列で追っていきます、朝鮮動乱、米軍機墜落事故、ベトナム戦争、麻薬、米兵による暴行事件や飲酒運転による事故、すべてが米国によって仕切られ、県民が報われることはありませんでした、

物語の焦点は「予定外の戦果」の正体なのですが、そこに行きつくのに3時間11分はいくら何でも長すぎます、ワタシはサブスクで2回に分けて観ました、沖縄戦後史には感銘を受けましたが、道のりが長すぎて映画的核心への盛り上がりが今一つ、とくにラスト前の米軍基地内での大団円?では説明台詞が長すぎてちょっと???「戦果アギヤー」らしい疾走感が欲しかったです、

観て損はないけれど・・・


(★★★!☆)(2026年スウェーデン)(原題:The Swedish Connection)
第2次世界大戦末期、中立国スウェーデンでユダヤ人救済に活躍した外務省職員の実話

03スウェーディッシュ

スウェーデン外務省法務局長のイェスタ、地下の薄暗い事務所で書類に埋もれながら仕事をしている、彼の元にはユダヤ人からのビザ申請書が多数寄せられているが、事実上ナチスドイツに屈服していたスウェーデン、ユダヤ人のビザ申請書は黙殺されていた、ある日配属されてきた女性秘書ルート、彼女は放置されているビザ申請書を見て憤慨、ビザを発行すべきだとイェスタに迫る、ルートの熱意に押されたイェスタはビザ発行に向けて動き出す・・・



ナチスドイツからユダヤ人を救うために尽力した人物を描いた映画、米国版「シンドラーのリスト」、日本版「杉原千畝」と同じジャンルの映画です、

当時、スウェーデン以外の北欧各国はナチスドイツの支配下にあり、辛うじて中立を保っていたスウェーデンも、実質的にはナチスドイツのさまざまな要求を吞まざる得ない状況だったようです、そんな中、冴えない役人のイェスタやその仲間が「ペンと書類とちょっとしたアイデア(嘘^^)」でユダヤ人を救って行きます、

地味な映画ですが、登場人物の勇気と熱意に拍手を送りましょう、独特のテイストの演出だなと思ってみていたら、俳優さんはスウェーデンのコメディアンが多いそうです、なるほど、軽妙なタッチの大切な真実の物語、ぜひの鑑賞を!!





syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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