2026年03月30日
先週も4本、「ゴールデンカムイ」「THE GUILTY」「セブンダイヤルズ」「東京逃避行」
〇(スクリーンで鑑賞)「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」
(★★★☆☆)(2026日本)
シリーズ3作目、映画第2弾、金塊に魅せられ網走監獄に引き寄せられる杉元たち

金塊を奪いそれを隠したといわれる“のっぺらぼう”が収監されている網走監獄、金塊の在り処を聞き出そうと杉本とアシリバは白石の手引きで網走監獄へ密かに入獄!?を計画、そこに土方歳三一派も合流、監獄内では襲撃に備えて看守たちが武装して待ち構えている、なんとか“のっぺらぼう”の独房に侵入した杉元だが、独房にいたのは囮、そこに鶴見中尉率いる第七師団軍が乱入、網走監獄はあっという間に戦場と化す・・・
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ドラマシリーズを間に挟んでのシリーズ3作目、ハイライトは網走監獄での大規模戦闘シーンなのですが、そこに至るまでの導入部分がモタモタしています、アイヌグルメのシークエンスは楽しみに一つなのですが、、、う~ん、今一つ、
ドラマシリーズを間に挟んでのシリーズ3作目、ハイライトは網走監獄での大規模戦闘シーンなのですが、そこに至るまでの導入部分がモタモタしています、アイヌグルメのシークエンスは楽しみに一つなのですが、、、う~ん、今一つ、
さらにハイライトの網走監獄での戦闘シーン、数百人の極悪犯が解放されたことで大暴動になるのですが、第七師団が機関銃や駆逐艦まで動員したことから、杉元が活躍する場もない大雑把な戦闘シーンとなってしまいました、杉元とのっぺらぼうの最期の語らいもダラダラ、
観どころは人物相関、皆の思惑が複雑に絡み合う中での、スパイ、裏切り、恋愛と親子愛、いろんな感情と利害が戦闘の最中に明らかになっていきます、そしてついに・・・不死身の杉元も頭部に銃弾をくらい死んでしまう!!??
シリーズはまだ続きます、中継ぎ2作目の宿命で少しダレてしまいましたが、次回作に期待、
◆(自宅で鑑賞)「THE GUILTY ギルティ」
(★★★!☆)(2021年米国)(原題:The Guilty)
LAの緊急通報センターの通信係が拉致された女性の救出に手を尽くすのだが・・・

警察官のジョー、捜査中に発砲し、その審理が終わるまで緊急通報センターの通信係を命じられている、次々と掛かって来る多様な通報を捌いていくジョー、そんな中、気になる通報を受けた、どうやら女性が拉致され車で移動している様子なのだ、情報は電話でのとぎれとぎれの会話だけ、パニックになっている女性、それでもジョーは巧みに捜査を続け、彼女の救出に執念を燃やす・・・
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ほぼ全編が通信センター内だけで進行していきます、拉致された女性の状況描写は電話の会話と音声だけ、それでもよく練られた会話から窮地に陥った女性の姿が目の浮かんでくるのは、良く出来た映画的レトリック、徐々に女性の立場や環境が明らかになっていきます、ジョーはハイウェイパトロールや市警と連携しながら、犯人を追い詰め、女性自宅からは子供の救出に成功、しかしそこには悲劇の証拠が・・・
ほぼ全編が通信センター内だけで進行していきます、拉致された女性の状況描写は電話の会話と音声だけ、それでもよく練られた会話から窮地に陥った女性の姿が目の浮かんでくるのは、良く出来た映画的レトリック、徐々に女性の立場や環境が明らかになっていきます、ジョーはハイウェイパトロールや市警と連携しながら、犯人を追い詰め、女性自宅からは子供の救出に成功、しかしそこには悲劇の証拠が・・・
2018年デンマーク制作の映画「THE GUILTY ギルティ」のハリウッド・リメイク作品、緊急通報の会話だけで事件の輪郭を明らかにしていくサスペンスは今作も健在、被害者をなかなか助けられないもどかしさに手に汗を握ります、ジョーの推理力と会話力だけが武器のクライムサスペンス、、、ですが、なんのなんの、結末は二転三転、アッと驚く真相が用意されています、
映画的レトリックを最大限に活用した1作、サブスクで鑑賞できます、
◆(自宅で鑑賞)「アガサ・クリスティーのセブンダイヤルズ」
(★★★!☆)(2026年英国)(原題:Agatha Christie’s Seven Dials)
英国貴族の豪邸で殺人事件が発生、婚約者の女性は独り捜査に乗り出すが・・・

カントリーハウスで盛大に催されたパーティの翌朝、ゲストの一人、将来有望な青年の死体が寝室で発見される、警察が捜査に乗り出すが殺人かどうかも判然としない、青年と恋におちていた館の主の娘アイリーンは、殺人に違いないと直感、青年の同僚らと犯人探しに乗り出すが、協力的だった同僚も殺害されてしまう・・・
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アガサ・クリスティー原作の小説をドラマ化、3話170分ほどの作品ですが、分かりやすい作りなので、退屈せずに鑑賞できます、
アガサ・クリスティー原作の小説をドラマ化、3話170分ほどの作品ですが、分かりやすい作りなので、退屈せずに鑑賞できます、
青年の寝室には7つの時計が置かれています、いつも朝寝坊をする青年へのちょっとしたいたずらだったのですが・・・これが思わぬ方向へ事件を発展させることになります、不可解な動きをする青年の同僚たちやパーティを主催したアイリーンの母親、捜査にあたる警視さえなにか秘密を隠しているようです、頭脳明晰なアイリーンは持ち前の行動力でついに犯人を追い詰めますが・・・その先にあった真相とは?
如何にもクリスティ作品という仕上がりです、個人的にクリスティ好きなのでオマケの★^^)
〇(スクリーンで鑑賞)「東京逃避行」
(★★★!☆)(2026年日本)
夜の新宿歌舞伎町に集まる少女たち、彼女たちはなにから逃げているのか?

自分の居場所を見つかられず新宿歌舞伎町に逃げて来た日和(ひより)、彼女がSNSで発信している「東京逃避行」が若者の共感を呼んでいた、歌舞伎町に逃げ込んで来た飛鳥は偶然日和と知り合い、居場所のない少女たちのために自費でシェルターを作るエドの世話になる、それを手伝うメリオ、だが、メリオは半グレ組織のクスリ密売を手伝うようになる、身の危険を感じた飛鳥は日和の手を引いて夜の新宿を逃げ回ることになる・・・
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歌舞伎町トー横は多くの少女が集まるエリア、今作でもトー横で暮らす少女たちの姿が描かれています、なぜ少女たちはトー横に集まるのか?それが今作の核心でした、
歌舞伎町トー横は多くの少女が集まるエリア、今作でもトー横で暮らす少女たちの姿が描かれています、なぜ少女たちはトー横に集まるのか?それが今作の核心でした、
が、前半はとにかく走って走って逃げまくる飛鳥と日和、このシークエンス、疾走感があるか?というと・・・無い^^)疾走はしているけども映画的疾走感は無し、残念、長い時間追っかけっこが続くのですが、そこに地理的・時間的整合性は無く、とにかく走る少女を追いかけるカメラと、不意に現れる半グレの追手、という感じ、なんとなく撮ってみました感がアリアリ、これを最後まで観せられるのか!?と絶望的な気分になるのですが・・・
後半、一転して物語の核心に迫っていく展開に、ああ、撮りたかったのはこっち側だったんですか、それならそうと早く言ってくれればヨカッタのに、という感じ、少女たちのためにシェルターを作ったエドにも災厄が降りかかり、少女たちを救えないことに途方に暮れる警察官、そして、日和や飛鳥はなぜ歌舞伎町に逃げ込んで来たのか?そこにある危機とは?
家庭にも学校にも居場所が無い、と感じるこどもたちが多くいる現実にスポットライトを当てたことに拍手、「逃避行」という言葉に引っ張られ過ぎた前半が惜しいですが、観るべき価値のある物語だと思いました、後半盛り返して★増量、
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syougai1pon at 05:30│Comments(0)