2026年04月06日
先週も4本、「センチメンタル バリュー」「361 White and Black」「90メートル」「ヒックとドラゴン」
〇(スクリーンで鑑賞)「センチメンタル バリュー」
(★★★★☆)(2025年ノルウェー・フランス・デンマーク・ドイツ合作)
(原題:Affeksjonsverdi)
大物映画監督の父と2人の娘の長年にわたる愛憎劇とその行き着く先

往年の名映画監督グスタフ、おそらく最後になるであろう作品の脚本を書き上げる、15年ぶりに娘であり俳優のノーラの前に姿を現し、主演を打診するが、ノーラはこれを拒否、グスタフは過去に母と娘を捨て、家を出て行った経緯がある、ノーラは今もグスタフを許すことが出来ないのだ、それはグスタフも重々承知している、やむなくグスタフは人気女優を主演に据えて撮影準備に入るのだが・・・
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2025年カンヌ・グランプリ、アカデミー賞国際長編映画賞受賞作品、緊張感のあるショット、シーンが続く良作、家族の想い出、実家の様子、母親の運命などがフラッシュバックしながら、父と娘の葛藤が昇華されていきます、
2025年カンヌ・グランプリ、アカデミー賞国際長編映画賞受賞作品、緊張感のあるショット、シーンが続く良作、家族の想い出、実家の様子、母親の運命などがフラッシュバックしながら、父と娘の葛藤が昇華されていきます、
父に捨てられたノーラは妹のアグネスと2人で励まし合いながら生きて来ました、ノーラはグスタフの映画主演を断り、舞台演劇に出演していますが、グスタフの映画が母との想い出が詰まった実家で撮影される予定であることを知り、情緒不安定になります、一方グスタフは女優のレイチェルと撮影準備を進めていきますが、どうもしっくりこない様子、レイチェルもこの映画に自身が主演すべきかどうか自信が持てないでいます、
父と娘の気持ちは何度もすれ違います、積年の思いはそう簡単には氷解しません、ついに合理的な性格の妹のアグネスも父親と衝突、それがきっかけで親子3人の運命が動き始めます・・・ノルウェイ発の不器用な家族の愛情ドラマ、ぜひの鑑賞を!
〇(スクリーンで鑑賞)「361 White and Black」
(★★★!☆)(2061年日本)
こども時代から囲碁を通して心を通わせてきた3人、いや4人の成長物語

子どもの時に日本に住んでいた韓国棋界のスター パク、日本開催の大会に出場するために来日する、パクと一緒にこども囲碁教室で学んだ女流棋士の沙羅も日本棋界トップになっていた、そして、この2人と共に幼い頃に囲碁を学んだ兄弟がいた、兄は将来を嘱望されていたが病死、以来、弟の眞人は棋界から姿を消していたが、名前を隠しネット囲碁で実力を
発揮していた・・・
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めずらしい囲碁がテーマの映画、でも囲碁が分からなくても楽しめる青春エンタメ作品に仕立てられています、
めずらしい囲碁がテーマの映画、でも囲碁が分からなくても楽しめる青春エンタメ作品に仕立てられています、
眞人、実力はあるのですが、こどもの頃から人前で石を握るとパニックになって碁が打てなくなるという、なんとも気弱な青年、眞人を見つけ出した囲碁番組プロデューサーはある突飛な方法で眞人を大会に送り出します、ネットのハンドルネームで出場する謎の覆面棋士、眞人の周りは一転騒がしくなります、そして次々と敵を倒し、ついに日本代表の沙羅と対局することになるのですが・・・
囲碁という地味なテーマ、観客動員は難しいだろうなと思っていたら、結構観客は入っています、眞人役は日本の人気ダンスグループからキャスティング、パク役も韓国の人気歌手という事で、お目当ては主演の2人のようです、映画サイトの評価もご祝儀相場です、が、先に書いたように、ちょっと泣かされる青春エンタメ作品に仕上がっています、3人の成長を確かめてくださいませ、
ちなみにタイトルの「361」は碁盤の目の数、19×19=361、
〇(スクリーンで鑑賞)「90メートル」
(★★★!☆)(2026年日本)
難病になった母親を介護する高校3年生、運命を受け入れて黙々と生きていくのだが・・・

母親の美咲は難病を患い寝たきりの生活になってしまった、ヘルパーさんだけでは終日介護が出来ないので、高校3年生の一人息子 佑は昼夜を問わず母親の介護をしている、睡眠不足で勉強に身が入らず、部活のバスケ部仲間とも徐々に疎遠になっていく、バスケ部マネージャーの杏花は元気のない祐が気になり始めるが、佑は母親の事、家庭の事情を誰にも話そうとはしない・・・
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地味ですが良心的な1作です、とくにビックリするような事件は起こりません、介護に疲れ一人悩む佑、大学進学の第1志望は東京の大学、病の母を置いて実家を出て行くのがほんとうに正しいのか?杏花も家庭に問題を抱えながら、勉学に励み大学進学を目指しています、そして佑を励ます存在になっていきます、佑は杏花にだけ家庭の事情を話すようになり、2人の距離は縮まっていきます、が、これは恋愛物語ではありません、佑は人生の岐路に立って大事な決断をすることになります、
地味ですが良心的な1作です、とくにビックリするような事件は起こりません、介護に疲れ一人悩む佑、大学進学の第1志望は東京の大学、病の母を置いて実家を出て行くのがほんとうに正しいのか?杏花も家庭に問題を抱えながら、勉学に励み大学進学を目指しています、そして佑を励ます存在になっていきます、佑は杏花にだけ家庭の事情を話すようになり、2人の距離は縮まっていきます、が、これは恋愛物語ではありません、佑は人生の岐路に立って大事な決断をすることになります、
ちょっとした映画的レトリックが上手に機能してラストを迎えることになります、タイトルの「90メートル」の意味もやっと明かされます、平板ながらも良心的なアプローチが最後まで観応えのある作品を作りだしました、不自由な身体の母親を菅野美穂が熱演、観て損はなし、
◆(自宅で鑑賞)「ヒックとドラゴン」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:How to Train Your Dragon)
ある島に暮らすバイキングの一族は、長年にわたり宿敵のドラゴンと闘っていたのだが・・・

ドラゴンの襲撃を受けるバイキングの一族、族長の息子ヒックはひ弱な少年、ドラゴンと闘う事は許されていない、だがヒックは人一倍手先が器用でドラゴン退治の道具を考案し、ある日それを使って一匹のドラゴンを打ち落とすことに成功、だが、心優しいヒックは傷ついたドラゴンにとどめを刺せなかった・・・
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ヒックたち少年はドラゴン退治の戦士になるための訓練に参加しますが、ヒックはやはり戦闘は不得手、ある日、一人で森の中に迷い込んだヒックはいつか見逃してやったドラゴンが飛ぶことが出来ずにいるのを発見、尾ひれの一部が傷ついたことが原因です、ヒックは自作の尾ひれをドラゴンに取り付け、飛べるようにしてやろうとしますが、、、
ヒックたち少年はドラゴン退治の戦士になるための訓練に参加しますが、ヒックはやはり戦闘は不得手、ある日、一人で森の中に迷い込んだヒックはいつか見逃してやったドラゴンが飛ぶことが出来ずにいるのを発見、尾ひれの一部が傷ついたことが原因です、ヒックは自作の尾ひれをドラゴンに取り付け、飛べるようにしてやろうとしますが、、、
ドラゴンにも個性がありいろんな種類のドラゴンが登場します、それが物語後半の重要なファクターになります、ドラゴンはなぜ人を襲い、家畜を奪って行くのか?そして、ヒックはどのようにしてドラゴンの親玉を倒すのか?原題がこの物語の展開を的確に示しています、
安心して観られるファンタジーです、家族での鑑賞にピッタリ!
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syougai1pon at 05:30│Comments(0)│映画