先週も4本、「人はなぜラブレターを書くのか」「ソング サング ブルー」「ボブ マーリー」「宇宙戦争」今週は4本、「地獄に堕ちるわよ」「プラダを着た悪魔2」「エイぺックス プレデター」「オール ニード ユー イズ キル」

2026年05月11日

連休中は5本、「サムライ」「SAKAMOTO DAYS」「ザ・スーパーマリオ」「アルコ」「ルノアール」

〇(スクリーンで鑑賞)「サムライ」4Kレストア
(★★★!☆)(1967年フランス)(原題:Le Samouraï)
アラン・ドロン演じる孤独な殺し屋、フランス版フィルム・ノワールの代表作

05サムライ

一匹狼の殺し屋ジェフ、恋人の娼婦にアリバイ工作を頼みナイトクラブの経営者の暗殺に成功するが、逃げる間際にクラブ歌手のヴァレリーに顔を見られてしまう、パリ警察の市内一斉捜索でジェフも検挙される、警察署での目撃者の面通しにかけられるジェフ、しかし、ヴァレリーはジェフを観て何故か『彼は犯人ではない』と証言する・・・



ヴァレリーの偽証でなんとか逮捕を免れたジェフですが、証拠を消そうとする依頼主から命を狙われる羽目に、逆襲を企てるジェフ、謎の動きをするヴァレリー、執拗にジェフを追う警察と事態は混迷、依頼主はジェフと和解し新たな殺人の依頼をします、その新たなターゲットは・・・

フィルム・ノワール=『黒い映画』(仏語)、暗い色調の犯罪映画を表す映画用語です、全編に漂う陰鬱とした世界観、60年近く前の作品が4Kレストア版で見事に蘇りました、

フランス映画界も日本大好きですね、タイトルの「サムライ」、よくある意味無くつけられた雰囲気タイトルかと思いきや、ジェフの生き様はまさしくサムライ、ラストではジェフが見事なサムライ魂を見せます、クールな登場人物たちと端正なカメラワーク、少ない台詞、フランス映画全盛期の名作です、ぜひの鑑賞を、


〇(スクリーンで鑑賞)「SAKAMOTO DAYS」
(★★★!☆)(2026年日本)
無敵の殺し屋サカモトが引退、家族と幸せな生活を・・・送れるはずがない

05SAKAMOTO

05SAKAMOTO02

完璧な仕事ぶりで名を馳せ、殺し屋業界では知らぬ者はいないサカモトだが、コンビニで働く葵に一目惚れ、葵の懇願で殺し屋を廃業、小さなコンビニ坂本商店を営み家族3人で暮らしている、が、殺し屋組合のルールを破って勝手に引退したサカモトを粛正するために10億円の賞金が掛けられたことから、サカモトの元へ多くの殺し屋が殺到、果たして誰がサカモトを仕留めることになるのか・・・



コミック原作のアクションコメディです、引退したサカモトは一気に肥満体形になり、まるで別人、かつての雄姿はもう見られないのか?と思いきや、肥満でも動きは俊敏、並み居る敵をバッタバッタと倒していく、という如何にもコミック世界の物語です、サカモトは新陳代謝が高く、少し運動するとすぐに元のスリムなサカモトに戻るという設定なので、肥満サカモトとスリムサカモトの両方のアクションが楽しめます、

格闘アクションシーンもそれなりの出来、特に前半のコンビニ内などでのアクションは観どころですが、後半、次々と異様な殺し屋が殺到しだすと、原作に忠実なのか?映画のアイデアなのか?超人超絶殺し屋が多すぎて少々食傷気味になります、少し残念、

特殊メイクとCGで再現できた肥満サカモトの活躍が観どころかな、上戸彩のコメディパートも楽しかったです、全体評価が高いのは目黒連人気でしょうか、割り引いて鑑賞してください、


(★★★!☆)(2026年日本・米国合作)(原題:The Super Mario Galaxy Movie)
ご存じ、マリオとルイージがクッパJr.にさらわれたロゼッタ姫救出のために奮闘

05マリオ02

星の国のロゼッタ姫がクッパJr.にさらわれてしまう、土管修理工のマリオとルイージはピーチ姫のキノコ王国で捕らわれの身になっているクッパを見守っていた、クッパは改心し平穏な生活が続いていたのだが、ロゼッタ姫がさらわれたことを知ったマリオとルイージは救出ため宇宙へ飛び出す、その隙にクッパを救い出したクッパJr.、壮大なクッパ王国構想を練っており、改心したはずのクッパも再び野望を抱き始める・・・



今や、世界中で知らない人はいないかもしれない、NINTENDOキャラクター最強のマリオ、今作でも弟のルイージ、ヨッシー、ピノキオ、ピーチ姫という主要キャラクターはもちろん、ゲーム世界のキャラクターとアクションを映画の中で上手に引き立てて楽しめる作品に仕上がっています、2次元・ブロック形態のマリオがよくぞここまで成長したものだと感心しました、ゴジラもビックリの進化形です^^)

クッパが改心して優しくなっていたのも何故かうれしい、マリオ世界以外のキャラクターも総出演の様相で、ドンキー・コングやフォックス・マクラウド、果てはゲームウォッチ(誰も知らないか)の人?形黒子まで登場と遊び心も満載、宮本茂さんの名前をタイトルで観た時は感激しました、家族で楽しめる安心の1作、ぜひ鑑賞を、


〇(スクリーンで鑑賞)「ARCO アルコ」
(★★★!☆)(2025年フランス)(原題:Arco)
時を越えた少年と少女の友情物語、最新フランスアニメーション作品

05アルコ

時を旅行できるようになった未来社会、年齢制限でまだ時間旅行が出来ないアルコ、姉の時空スーツ盗んで一人時空を飛び回る、そして行きついた先は2075年、そこで少女イリスと知り合う、未来に帰る方法を捜しながら、2人は友情を深めていく・・・



フランス制作のアニメーション作品、ストーリーやキャラクター作り、世界観設計などは日本作品(ジブリに傾倒?)の影響を強く受けている印象です、時空旅行する時には虹が出るという設定、その虹を観たことがある謎の凸凹3人組がアルコの存在に気付いてことから事態は緊迫、アルコは無事未来へ帰ることが出来るのか?といった趣向のアクションシーンもそれなりに楽しめます、

時間の関係で日本語吹き替え版を鑑賞、毎度、達者な声優陣ですが、山里さん(南海キャンディーズ)だけはやっぱり顔が浮かんでしまいました^^)


◆(自宅で鑑賞)「ルノアール」
(★★★☆☆)(2025年日本・フランス・シンガポール・フィリピン合作)
バブル直前?11歳の少女の眼を通してみた大人の世界と、その世界を気ままに泳ぎ回る少女

05ルノアール

1980年台後半、11歳のフキは両親と3人暮らし、父親は病に倒れ入院、母親は気を吐いて働いている、妄想癖のあるフキは大人の世界を垣間見ながら、独り自由気ままに現実と想像の世界の狭間で生きていく・・・



とくに筋立ては無いように感じました、当時の日本の風俗や世相を細かく切り取りながら、少女の目線で大人社会の現実と矛盾を描いていく?みたいな映画なのでしょうか?ちょっとワタシが苦手な作品です、心象シーン、抽象シーン、夢が多発、う~ん、でも2025年のカンヌ映画祭コンペディション部門に出品されています、カンヌ好みか、

1980年代後半の超能力ブームや催眠術、似非健康食品ブームに伝言ダイヤル、フキはそれらを自由に取り込みながらも、こどもらしからぬ冷めた目線で大人たちを見つめていきます・・・日本人が観るとこういうふうに観えると思うのですが、外国での評価はちょっと違うようです、そりゃ当時の日本の世相・風俗までは分からないか、逆にそれだから作品に奥行きみたいなものが出たのかもしれません、ある意味、ジャポニズム映画かも、





syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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先週も4本、「人はなぜラブレターを書くのか」「ソング サング ブルー」「ボブ マーリー」「宇宙戦争」今週は4本、「地獄に堕ちるわよ」「プラダを着た悪魔2」「エイぺックス プレデター」「オール ニード ユー イズ キル」