2026年07月06日
先週も4本、「アイ ワズ ア ストレンジャー」「イン ハー シューズ」「黒牢城」「ノータイム トゥ ダイ」
〇(スクリーンで鑑賞)「アイ ワズ ア ストレンジャー」
(★★★★☆)(2024年アメリカ・ヨルダン・パレスチナ合作)
(原題:I Was a Stranger)
内戦状態のシリアから脱出する難民の過酷な運命をリアルに描いた傑作

内戦が激化しているシリア、家族で誕生日を祝っていた医師アミラの家をミサイルが直撃、アミラと娘だけが瓦礫の下から救出される、国外脱出を決めたアミラと娘、軍の友人の手引きでなんとか国境までたどり着くが、そこには秘密警察が待ち構えていた・・・トルコの密航業者マルワンはアメリカ移住を夢見ている、法外な値段で難民を勧誘、粗末なゴムボートと少しの救命胴衣だけを用意して難民を嵐の海の送り出す・・・ギリシャの沿岸警備隊のスタヴロスは一人でも多くの難民を救おうと命を投げ出して懸命に救助にあたるのだが・・・
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2011年から始まったシリア内戦、2024年にアサド政権が倒されるまでに1400万人が難民として国外に逃げ出したそうです、本作はフィクションですが、シリア国民の国外脱出の様子をとてもリアルに描いています、出だしから映画的サスペンスの連続、息をするのも忘れてしまいそうな現実の悲劇を見せつけられる104分間です、
2011年から始まったシリア内戦、2024年にアサド政権が倒されるまでに1400万人が難民として国外に逃げ出したそうです、本作はフィクションですが、シリア国民の国外脱出の様子をとてもリアルに描いています、出だしから映画的サスペンスの連続、息をするのも忘れてしまいそうな現実の悲劇を見せつけられる104分間です、
何人かの登場人物の視点で描かれた5章に分かれていますが、物語はしっかり絡み合いながら的確にスピーディーに進んでいきます、そして、、、何人もの命が次々と奪われていきます、とても悲しい映画ですが、その出来栄えを称賛するのを躊躇することはありません、
映画冒頭で医師アミラはアメリカ国内の病院で働いています、少なくとも彼女はアメリカへ無事辿り着いたんだ、と思って観ていると、ラストに見事な映画的レトリックが待ち受けていました、やられました、、、物語が悲惨なので拍手喝采とはなりませんが、とても良く出来たラストシーンでした、監督・脚本の実力、本物です、
各国映画祭で40以上の賞を受賞しているようです、こういう映画こそ観て欲しいと思いました、ぜひスクリーンで鑑賞を!!
◆(自宅で鑑賞)「イン ハー シューズ」
(★★★!☆)(2005年米国)(原題:In Her Shoes)
性格真反対の姉妹が巻き起こす騒動の顛末、よく出来たハートフルコメディ

弁護士事務所でキャリアを積んでいる姉ローズの元に、奔放で野放図な妹マギーが転がり込んでくる、会うと喧嘩になる2人だが、ローズは妹マギーの我儘をつい許してしまう、ローズの車を傷つけ、大事な靴を壊し、夜な夜な遊び回るマギー、ある夜、ローズの家を訪ねて来たローズの恋人までマギーは寝取ってしまう、流石にブチ切れたローズはマギーを放り出す、行く当てのないマギー、もう死んだと思っていた祖母が生きていることを知り、祖母がいる老人ホームを目指すと、、、
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真面目一徹、なかなか恋も上手に出来ない姉、かたや、美貌を武器に調子よく生きている妹というステレオタイプの設定ですが、実は2人とも心の闇を抱えています、とくにマギーは学校もしっかり行っていないようで、字を読むのが苦手、真面目に働こうとしても、そういうハンディキャップが彼女の道を阻んで来たようです、
真面目一徹、なかなか恋も上手に出来ない姉、かたや、美貌を武器に調子よく生きている妹というステレオタイプの設定ですが、実は2人とも心の闇を抱えています、とくにマギーは学校もしっかり行っていないようで、字を読むのが苦手、真面目に働こうとしても、そういうハンディキャップが彼女の道を阻んで来たようです、
物語はマギーが祖母と再会したところからが本番、祖母もまた事情があり2人の孫娘を手放していましたが、マギーの置かれている状況をしっかり見極めて、マギーに老人ホームで真面目に働くことを勧めます、懸命に立ち直ろうとするマギー、老人たちに囲まれて少しずつ人生の本当の意味を理解するようになっていきます、一方、姉ローズもやっと生涯のパートナーとめぐり逢います、
ラストはローズとフィアンセが祖母の老人ホームを訪れ、マギーと突然の再会、またもや一悶着起こるのですが・・・
20年以上の前の作品、キャメロン・ディアスがセクシーで無知で、でも憎めないマギーを演じています、観後感良し、休日のお気楽鑑賞にピッタリです、
〇(スクリーンで鑑賞)「黒牢城」
(★★★☆☆)(2026年日本)
城内で起こる奇怪な事件を囚われの身の探偵・黒田官兵衛が解決する??

戦国時代、織田を裏切り有岡城に籠城中の荒木村重、秀吉の使者として来た黒田官兵衛を地下牢に閉じ込めてしまう、籠城が長引く中、城内で奇怪な事件が次々に起こる、解決の糸口が見えないことに苛立つ村重は、地下牢の官兵衛に事件を解決するように迫る、官兵衛は持ち前の洞察力で事件の真相に迫っていくのだが・・・
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戦国武将の中でも、際立って奇異な行動が目立つ荒木村重、冷静沈着で常に先を見据えた戦略を練る黒田官兵衛、この2人の物語なのですが、、、
戦国武将の中でも、際立って奇異な行動が目立つ荒木村重、冷静沈着で常に先を見据えた戦略を練る黒田官兵衛、この2人の物語なのですが、、、
時代劇には間違いないのですが、大きな合戦シーンがある訳でもなく、物語は城内で起こる奇怪な事件と、それを解決する探偵・官兵衛というお話、時代劇なのに推理モノ・・・これがどうもしっくり来ていません、というか、どっちつかずの中途半端な出来上がりになってしまいました、
各事件とも、家臣からの事件の報告⇒村重視点での事件解明過程⇒官兵衛の最終解釈(時にはそれさえも端折られています)の対話のみで物語は進みます、戦国時代設定とはいえ、推理劇にするならばもっと事件の謎に迫るヒントや、暗躍する人物の動きなど、村重視点以外の映画的レトリックが必要なはずなのですが、それがまったくない、同じような時代劇推理モノの「木挽町のあだ討ち」とは、全く違う出来栄えになったのは、この単調な対話劇のみの脚本にあると思います、一般論として監督と脚本は別の人が担当した方が良いのでしょうね、
事件の首謀者は推理小説のルールに則って序盤からしっかり登場しています、それが誰なのか?重厚な時代劇ロケセットと出演者の丁寧な演技に、犯人当てクイズはかき消されてしまい、それほど劇的ではありませんでした、残念、
有岡城は現在のJR「伊丹」駅西側一帯にあった大きなお城、たしかに摂津の国の要衝です、織田方には頭の痛い謀反だったでしょう、それを再認識できたのが収穫、サブスク解禁になったらご覧ください、
〇(スクリーンで鑑賞)「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」
(★★★!☆)(2021年米国)(原題:No Time to Die)
007シリーズ25作目、ボンド最期の事件!?久しぶりの鑑賞ですが、やはり面白かった、

MI6(英国諜報部)を引退したボンド、恋人マドレーヌに裏切られ傷心の日々、CIAの旧友フィリックスから助けを求められ現役復帰、誘拐された世界の脅威となる遺伝子レベル兵器を発明した科学者を保護する任務に就く、同時にMI6も動き出す、世界を飛び回りながら、ボンドは黒幕組織の秘密基地に潜入するのだが・・・
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ご存じD・クレイグの007最後の作品、劇中では引退したボンドに代わり新しい007が登場!?ボンドと張り合うのですが、やはり007はボンドじゃないと的な折り合いが付いて2人は協力することになります、MやQ、マネー・ペニーも健在です、キャストはずいぶん今風ですが^^)キューバでのアクションシーンの女性CIA捜査官がセクシーでメチャ有能でした^^)
ご存じD・クレイグの007最後の作品、劇中では引退したボンドに代わり新しい007が登場!?ボンドと張り合うのですが、やはり007はボンドじゃないと的な折り合いが付いて2人は協力することになります、MやQ、マネー・ペニーも健在です、キャストはずいぶん今風ですが^^)キューバでのアクションシーンの女性CIA捜査官がセクシーでメチャ有能でした^^)
冒頭で出て来る能面をかぶった殺人者が印象的、2回目鑑賞でも結構怖い、このアイデア、監督が出したのでしょうか?(監督は日系アメリカ人)、
今作ではレギュラー陣・盟友が死んでいきます、ちょっと悲しい、そしてラストではついに、、、う~ん、ボンドは本当にこれで最期なのでしょうか?次回作はどうなるのか?だれが007を演じるのか?ま、気長に待ちましょう、
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syougai1pon at 05:30│Comments(0)│映画