先週も4本、「キングダム魂の決戦」「新凱旋門物語」「Mr.ノボカイン」八ヶ岳登山報告「小屋番」先週も4本、「開戦前夜」「隣人たち」「スパイダーマン BND」「ゲットスマート」

2026年08月03日

先週も4本、「デッドマンズ・ワイヤー」「プライベート・ケース」「ガス人間」「トイストーリー5」

〇(スクリーンで鑑賞)「デッドマンズ・ワイヤー」
(★★★!☆)(2026年米国)(原題:Dead Man's Wire)
不動産投資会社に恨みを持つ男が人質を取って自らの主張を世に出そうとするのだが・・・

07デッドマンワイヤー

不動産投資会社を訪れたトニー、副社長と面談を始めるやいなや、ショットガンを取り出し副社長の首にワイヤーを巻き付け、ショットガンの引き金に繋ぐ、駆け付けた警察が包囲する中、堂々と人質を自宅まで連れ帰り、誘拐の理由を告げる、そして、投資会社の不正を暴き、社長の謝罪を求めるためにラジオ局と接触するのだが・・・



1977年に実際にあった事件をベースにしたクライム・サスペンス、ヒリヒリした誘拐劇の一部始終をリアルに描いています、

トニーはなんとか苦しい生活から這い上がろうと、土地を購入、ショッピングセンター建設を予定していました、が、投資会社の不正な裏工作で建設が立ち行かなくなったと思い込んでいます、その憤りの果てが誘拐事件になった訳です、

引き金と人質の首がワイヤーで繋がっている『デッドマンズ・ワイヤー』、警察も迂闊には手を出せません、目の前に犯人と人質がいるのに何もできないもどかしさ、トニーは正気を失っているのか?いや、正気は保っているようにも見えます、ラジオ局DJが警察との連絡窓口になり、最後はTVカメラの前でトニーと人質が記者会見をすることになるのですが、、、

事件の結末、そしてその後の裁判までが描かれます、果たしてトニーの運命は?

リアル感のある映像と効果的な音楽にヒリヒリしながら、ラストでトニーは・・・いやいや、これは書けません、スクリーンでトニーの行く末をご覧ください、


〇(スクリーンで鑑賞)「プライベート・ケース」
(★★★!☆)(2025年フランス)(原題:Vie privée)
患者が急死、その死の真相を巡って遺族や周囲から揺さぶられる精神科医

07プライベートケース

パリで精神科医を開業しているアメリカ人リリアン、ある日、友人であり患者だったポーラの自死を知らされる、葬儀に出席するとポーラの夫から罵倒され追い返される、翌日、ポーラの娘がリリアンを訪ねて来る、リリアンにはポーラの死の責任があるのではないかと詰め寄られる、リリアンもポーラが自死するとは思えない、と、リリアンの車に傷がつけられ、部屋が何者かに荒らされる、ポーラは誰かに殺されたと確信したリリアンは単身捜査に乗り出すが・・・



こちらも息の詰まるようなサイコ・サスペンスです、主演はジョディ・フォスター、「タクシードライバー」が1976年、現在63歳かな、ヒタヒタと追いつめられていく精神科医を好演しています、

ポーラの死から始まる不可解な事件、患者の話した内容を録音したMD(なぜかリリアンはこれにこだわっています)が盗まれたことから、リリアンはポーラの娘を疑い、次は夫に疑惑の目を向けます、さらにポーラの叔母の不審死と、なにやら犯罪の匂いがするのですが・・・中盤からはリリアンの言動にも怪しいところが出て来ます、元夫と一緒にポーラの夫を執拗につけまわし、証拠を掴もうとするリリアン、ひょっとするとこれはリリアンの妄想劇ではないか、観ているほうは何が真実なのか?分からなくなってきます、

派手なアクションはありません、ラストではリリアンとポーラの夫が直接対決、意外な真実が浮かび上がってきます、なるほど、さて真実は何処に・・・これまたスクリーンで観るしかないですな^^)


◆(自宅で鑑賞)「ガス人間」
(★★★!☆)(2026年日本)
奇怪な連続殺人事件、犯人は自らを『ガス人間』と名乗り、次々と犯行を重ねていく

07ガス人間

TV記者京子が担当する番組の生放送中に有名学者が宙に浮かんで爆発するという、とんでもない事件が起こる、捜査一課の岡本が捜査を担当、京子とは因縁がある、この突飛押しもない事件は『ガス人間』と名乗る犯人がSNSに現れたことから、事件の様相が一変、『ガス人間』は過去の政府と警察の不正を暴くために関係者を殺害していくと予告、京子の情報で『ガス人間』を包囲した警察だが、ガス化して飛び回る『ガス人間』に圧倒され全滅してしまう・・・



Netflix制作、全8話のドラマシリーズです、現在視聴可能です、

東宝が1960年に製作した映画「ガス人間第一号」をリブート、韓国映画界からプロデューサー・脚本を迎えて異例のスケールで撮影を敢行、豪華なキャスト、韓流脚本だけあってビックリの展開がラストまで続く作品となっています、

『ガス人間』はどうやら気体化した人間、服を着ていると人間ですが、ガス状になると無敵です、警察もヤクザも全く歯が立ちません、でも、一応弱点らしきものもあり、暴れた後は寝たりしています、そしてもっとビックリな真相は・・・

『ガス人間』が暴こうとしているのは、日本政府と警視庁が闇に葬った過去の不正、えらい壮大な物語です、過去の凄惨な出来事の描写もなかなかえげつないです、さらに岡本と京子の因縁、京子の素性、警察内部の闇、そして都知事選まで絡んできます、ラスト前は想定内、でもラストは・・・あれやこれやテンコ盛りですが・・・ガス人間はそんなに活躍しません、怖いのは・・・やはり人間でした、

ちょっと長いですが、ガンバって鑑賞してください、蒼井優・小栗旬熱演、広瀬すず新境地!

ちなみにベースとなった東宝映画「ガス人間第一号」、この時期は「ゴジラ」(1954年)「ゴジラの逆襲」(1955年)がヒットした後、東宝はSF怪奇映画を立て続けに公開していました、「美女と液体人間」「電送人間」「透明人間」「マタンゴ」などなど、流石のワタシも全部は観ていませんが、「妖精ゴラス」(1962年)「海底軍艦」(1963年)はスクリーンで鑑賞、「マタンゴ」(1963年)はたしかTVで鑑賞、これは怖かった、


〇(スクリーンで鑑賞)「トイストーリー5」
(★★★★☆)(2026年米国)(原題:Toy Story 5)
おもちゃたちが楽しく暮らすボニーの家に、そこになんとタブレット端末がやって来た!

07トイストーリー501

友達が出来ないボニー、一人でおもちゃを使った“ごっこ遊び”に夢中になっている、近所の子どもはタブレットを使ったチャットやゲームに夢中、見かねた両親は子供用タブレット『リリーパッド』を買い与える、おもちゃの事なんかすっかり忘れて、リリーパッドに夢中になるボニー、おもちゃたちは押し入れの隅に追いやられる、おもちゃ絶滅の危機!?カウガールのおもちゃジェシーはボニーを取り戻すべく立ち上がる!!??のだが・・・



シリーズ5作目にして、初めてスクリーンで「トイストーリー」を鑑賞しました
(ちょうど時間が余ったので^^)、で、結論から書くと・・・とっても良い作品、面白かった、いや~~、観てよかった、と言うのが正直な感想、これは子供向け作品じゃないですね、

07トイストーリー502

ボニーが愛する伝統的なおもちゃたち、このおもちゃを駆逐するのが最新技術の粋を集めたタブレットです、チャットも出来るリリーパッド、ボニーにもすぐにチャット友達が出来ます、喜ぶ両親、なんとかボニーの気持ちを取り戻そうとするジェシーやウッディ、バズといったお馴染みのおもちゃたちですが、形成は圧倒的に不利、このまま伝統的おもちゃたちはお払い箱に入れられてしまうのか???

子供たちのスマホやタブレット、SNSとの付き合い方が社会問題になっていますが、本作はそれへのひとつの答えを映画物語というカタチで見事に表現しています、劇中ではボニーがチャット友達にディスられてしまい悲しい思いをします、一方、ボニー同様、タブレットよりも“ごっこ遊び”が好きな友達も登場、伝統的おもちゃたちの奮闘が最新のリリーパッドの気持ちさえ動かしていきます、

上手だなと思ったのは、デジタル以前に生まれた、「アナログ通信が出来るおもちゃ」や「アナログカメラおもちゃ」など、彼らもまた時代遅れになっている訳ですが、ジェシー達との見事な連係プレイでボニーを救うのに一役買います、

じっと画面を見つめて遊んでいる子供たちよ、たまには外に出て遊んでみよう!“ごっこ遊び”をしてみよう!と、大人たちに呼びかけている、そんな物語でした、




syougai1pon at 05:30│Comments(0)映画 

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