独酌酔言

2024年11月14日

独酌酔言:大人になると時間が早く流れるのはなぜ?+脳の記憶容量問題

このテーマ、どこかで書いたような気がしますが、また書いてみます、

というのも、別もテーマとの合体による新しい解釈が出来るような気がしているからです、

では、まず1つ目のテーマ、

『大人になると時間が早く流れるのはなぜ?』

これはまあ有名というか、大人はみんな実感していることなので、

基本的なところだけ押さえておきましょう、

『時間が早くなる』という事はないので、

『大人になると「時間が早く流れる」ように感じる』という事ですね、

この現象を説明しているのが『ジャネーの法則』

こちらのページが詳しいです ⇒

『生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する』

この法則に基づくと、

5歳の1日は50歳の10日間にあたる長さ、ということになるそうです、

大人は子供の10倍のスピードで時が流れて行っている、という事ですね、

では、なぜ時が早く流れていると感じるのか?

先のページでは「人生に占める割合が変わるから」
という説が紹介されています、


つまり、大人になって長い時間を経験していくと、

相対的に今の一瞬の割合が少ないので、短く感じる、というような理屈です、

なるほど!と思いますが、どうもそんなに強い説得力を持ちません
(個人的見解^^)

それよりも、2つ目の説の方が説得力があります、

「物事になれて生活が単調になるから」

子供の頃は新しいモノに触れる毎日が続き、
好奇心が満ち溢れていますが、


大人になると単調な繰り返しの毎日になり、時間が早く流れる、

という考え方です、

うん、この方がしっくりきます、
(個人的高揚^^)


これに対応する解決策ですが、興味深いのを一つ紹介しておきます、

楽しい出来事を作って待ち時間を楽しむ

待ち時間と言いうのは長く感じますよね、
(おお!たしかに!!せっかちなワタシも待ち時間は長く感じますぞ)
(ひげじいか!?^^)


なので、楽しい出来事の予定をバンバン入れて、

その待ち時間をゆっくり楽しむ、という方法です、

先を急ぐので、詳しくは先のページをお読みくださいませ、

NHK「チコちゃんに叱られる」でもこのテーマの答えを出しています、

答えは・・・
『人生にトキメキがなくなったから』
先の説と同じですね、


子供の頃は毎日がトキメキの連続

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ところが、大人になるとトキメキがなくなる

心が動かなくなるので、時間の流れを早く感じる、という事です、

食事の時間の例が書かれています、これが分かりやすい、

子どもは・・・

今日のおかずはなんだろう?
人参が星形に切ってある!
好物のポテサラが付いている!!

と、ワクワクドキドキの時間を過ごしていますが、

大人は・・・ただ、食べるだけといった要領です、

つまり『ワクワクドキドキをたくさん詰め込んだ生活』をすれば、

少しは時間が長く感じられる、という事です、

さて、ここまでは周知の情報、目新しくはないですが、

独酌酔言的には、独自の視点でもう一つの事象に注目

これは大発見ではないかと思っていたので、ここで書きます、
(アンタが大発見なんか出来るわけないじゃろ!)

こちらも「チコちゃんに叱られる」からの情報ですが、
(こちらのHP⇒を参考に書いています)

『家の鍵を掛けたかどうか、忘れるのはなぜ?』という命題への答えです、


答えは・・・
ヒトは『ルーティーンワークになっている行動は記憶に残さない』から~、
(チコちゃん風^^)


ヒトの脳の記憶容量はおよそ17.5TBと言われているそうです、

(あくまで一説)


17.5TBというと結構な容量と感じますが、
長い人生、すべてを記憶するわけにはいきません、

で、ヒトの脳は「自宅の鍵を掛ける」といった、

刺激が少ない・毎日やっている・ルーティーン作業は記憶に残さない

という安全回路を使って容量オーバーにならないように、

物事を記憶すべきかどうかを選択しているようです、

そう、大人になってからの、
毎日同じようなルーティーンな生活は記憶に残らないのです、


昔の事はよく憶えている
けれども、昨日のランチメニューは憶えていない

という大人アルアルがありますが、


これは、脳がそのランチメニューに刺激を感じておあらず、

記憶する必要なし!と判断しているからかもしれません、

で、1つ目のテーマへの対応策、

『ワクワクドキドキをたくさん詰め込んだ生活』と、ここで繋がります、

刺激があれば、少しでも記憶に残る可能性があります、

先週1週間、あなたはどんな毎日を送ったか?憶えていますか

先週1週間にあった出来事を、いくつ書き出すことが出来ますか


実はワタシも白紙の先月のカレンダーを渡されて、

アナタの先月の行動を書き込めと言われたら、

正確にはほとんど書けないと思います、怖い・・・

で、少しでも時間を長く感じて、記憶もたくさん残す方法の提案です、

ワタシは未来の予定はほぼすべてスマホに入れていますが、

手帳の1か月見開きカレンダーにも書き込みます、


で、実際に起こったこと、

行った酒場や(酒呑みです^^)、観た映画など、行った場所など、

実際に起こったことを、追加で手帳に書き込んでいます、


未来の予定より、実際に起こった出来事の方が圧倒的に多い訳ですから、

手帳への書き込みは相当量になります、

これが、先週自分がどんな生活をしていたのか?を確認する有効なツールになっています、

先週、何をしていたかが分かると時間が長く感じます、


先週の出来事の記憶が無い
と、
その1週間は無かったも同然なのですから、

記憶が無いと、より早く時間が流れていると感じるのです、

で、大人になっても少しでも時間を長くする方法、

『ワクワクドキドキする予定をたくさん作る』

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これに足すことの、日記でもメモでも良い、
『起こった出来事を書き留める』ことで、

少しでも時間を長く感じるではないか!?という事を発見したのです、


これは発見じゃないかな?

(うむ、大した発見ではなさそうじゃが)

『テリーの法則』

ワクワクドキドキする予定を入れて
終わってからそれを書き留めると時間はゆっくり流れる


如何でしょうか?

『ジャネーの法則』には勝てないか、、、

いや、勝てるか!?^^)

ではまた来週、

『ジャネーの法則』だけに、じゃあね~~、なんちゃって、
(ヒゲじいやねんな、今週は^^)



syougai1pon at 09:50|PermalinkComments(0)