映画
2025年11月04日
先週は3本、「おいしい給食 炎の修学旅行」「さよならはスローボールで」「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
〇(スクリーンで鑑賞)「美味しい給食 炎の修学旅行」
(★★★!☆)(2025年日本)
シリーズ4作目、修学旅行でのご当地グルメバトルと給食を巡る他校との闘い

給食を美味しく食べることに情熱を燃やす教師・甘利田、生徒の粒来(つぶらい)は給食アレンジの天才、2人は青森・岩手への修学旅行でもご当地グルメを巡って静かな闘いを続けている、昼食会場で他校の生徒と遭遇するが、その中学では給食を無言で食べることを強いられていた、さらにかつての同僚女先生も登場、給食を巡って学校同士の闘いに発展する・・・
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主演の市原隼人がもはや甘利田先生意外には見えません^^)給食を食べることが生き甲斐の甘利田と、給食アレンジの天才・粒来の闘いはいつも粒来が一歩リード、もがき苦しむ甘利田先生のリアクションがどう見てもマンガ、なのに、ついつい笑ってしまうのは、この映画の狙いにまんまと嵌っている証拠、
主演の市原隼人がもはや甘利田先生意外には見えません^^)給食を食べることが生き甲斐の甘利田と、給食アレンジの天才・粒来の闘いはいつも粒来が一歩リード、もがき苦しむ甘利田先生のリアクションがどう見てもマンガ、なのに、ついつい笑ってしまうのは、この映画の狙いにまんまと嵌っている証拠、
今回は修学旅行という事で、わんこ蕎麦、せんべい汁など、普段の給食では見れない料理も登場して、楽しい闘いのフィールドが広がっています、さらに“給食は栄養補給”“素早く食べろ”という学校と遭遇、“給食は美味しく食べるもの”という持論を熱く語る甘利田がヒーローに見えてくるのだから、俳優の演技力は凄い、
どうやら5作目もあるような展開です、次はどこへ行くのか?甘利田先生の転勤先は・・・それは観てのお楽しみ、何も考えずに鑑賞しましょう!
〇(スクリーンで鑑賞)「さよならはスローボールで」
(★★★☆☆)(2024年米国・フランス合作)(原題:Eephus)
取り壊されることになった田舎町の野球場、最後の試合は・・・普段と変わりない

学校建設用地となったしなびた野球場、最後の試合は・・・特別なものは何もない、いつも通りビールを飲みながらのノンビリ・ダラダラ、試合は長時間に及び、審判は帰ってしまい、陽は暮れていく、それでも彼らは試合をやめようとしない・・・
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宣伝謳い文句通り、草野球の試合が続くだけです、大きな事件は起こりません・・・小さな事件は満載なのですが^^)
宣伝謳い文句通り、草野球の試合が続くだけです、大きな事件は起こりません・・・小さな事件は満載なのですが^^)
選手たちは田舎町の普通の男たち、試合内容は草野球以下レベル、ひたすらノンビリ、それでも選手一人ひとりに人生がある、家族がいる、悩みもある、目標もある、周りにはただ1組だけ応援に来た家族、いつも勝手にスコアブックを付けている男、市井の人たちの群像劇とも言えなくはないのですが、、、
たぶん、英語が分かるともっと面白いような気がしました、選手一人ひとりが愚痴るエピソードがじんわり沁み込んでくるような仕掛けだとは思うのですが、残念ながらそこまでは行きませんでした、ちょっと眠たくもなりました、
でも、野球映画、米国は好きですよね、それは良く分かります、原題はどうやら野球の球種=カーブよりも遅い変化球の事、遅いが効果的な球種、選手たちへのエールかな?
〇(スクリーンで鑑賞)「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
(★★★☆☆)(2025年日本)
ひとり身になった妻は孫と一緒の大学に通い始める、そして夫が残した数式の意味は?

夫が他界、妻の文子は一人暮らしになる、娘が仕事で海外へ行くことになり、孫の拓磨が文子と同居することになる、と、夫が残した文子の大学への入学申請書類が見つかる、一念発起、文子は大学へ通う事にする、そしてもう一つ、夫が残したのが謎の数式、文子と拓磨はその数式の意味を知ろうとするが、なかなか解けない・・・
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良心的でハートウォームな物語、他界した夫は文子に2つの贈り物を残していました、一つは大学での学習の機会、中卒だった文子はこれを受け入れます、そしてもう一つは謎の数式、これが物語の締めくくるキーになっています、拓磨の趣味はコーヒー、カフェをやるかどうか迷っています、文子と拓磨の母親の確執、などなど巧みに織り込まれたお話はそれなりに良く出来ているのですが・・・
良心的でハートウォームな物語、他界した夫は文子に2つの贈り物を残していました、一つは大学での学習の機会、中卒だった文子はこれを受け入れます、そしてもう一つは謎の数式、これが物語の締めくくるキーになっています、拓磨の趣味はコーヒー、カフェをやるかどうか迷っています、文子と拓磨の母親の確執、などなど巧みに織り込まれたお話はそれなりに良く出来ているのですが・・・
主演のアイドル俳優(「JO1」の豆原一成)の演技、これは致し方ないとして、画面と台詞が凡庸過ぎます、TVドラマよりも単調なカメラワークと、連続する説明的な台詞、最後までどのキャラクターも浮かび上がってきませんでした、これは監督・脚本家の責任、原作関係の制約もあったのかもしれませんが、映画としてはちょっと物足らな過ぎました、映画サイトでの評価がやたら高いのは主演応援評価・原作関係者評価でしょうね、
山を登っている人なら、数式の意味はすぐに分かります、
ただ、ラストの映画的レトリックにはちょっとやられました、そういう事でしたか、
ま、サブスクで充分かな、
ただ、ラストの映画的レトリックにはちょっとやられました、そういう事でしたか、
ま、サブスクで充分かな、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)
2025年10月27日
先週は4本、「秒速5センチメートル」「ホーリーカウ」「リバウンド」「オーシャンズ8」
〇(スクリーンで鑑賞)「秒速5センチメートル」
(★★★!☆)(2025年日本)
小学生で出会った二人の淡い恋と、それから人生の物語

1991年東京の小学校で友達になった貴樹と明里(あかり)、空を見上げながら互いの孤独を噛みしめていた、卒業間近に明里は栃木へ引越し、2人は離れ離れになってしまうが、翌年、雪の中、貴樹は栃木へ向かい、明里と再会、大人になったらもう一度、同じ場所で再開することを約束する、時は流れ、貴樹は種子島で高校生活を送っていたが、同級生にも心を開けないでいる、そして大人になった貴樹、ここでも恋人と心の底から通じ合うことが出来ない貴樹は、明里との約束の場所へ向かう事にする・・・
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新海誠監督のアニメ映画の実写化、なるほど、予備知識なしに見ても、なにやらアニメのような物語のような気がしました、
新海誠監督のアニメ映画の実写化、なるほど、予備知識なしに見ても、なにやらアニメのような物語のような気がしました、
小学生の時に出会った明里の事を忘れられないのか?それとも生来の孤独感なのか?とにかく、貴樹はすごくまっとうな大人になっているのですが、どうも回りの人との距離感が上手くとれないところがあります、高校の時には同級生の彼女の気持ちを分かりながら拒絶、会社でも同僚の恋人とぎくしゃくしています、一方の明里も素直に育っています、恋人との生活も充実しています、そんな2人が偶然により引き寄せられていくのですが・・・これがなかなか巡り合いません^^)
2人とも立派な大人になっていますが、貴樹は男らしく?なかなか態度を鮮明にしません、明里はきっぱり!みたいな感じで芯の強い女性、ラストのすれ違いは如何にもという感じですが、あざとさは感じませんでした、
たまにはこういう物語で心を洗うのもありかな、観て損はなし、
タイトルは“桜の花びらが落ちる速度”だそうです、
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タイトルは“桜の花びらが落ちる速度”だそうです、
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〇(スクリーンで鑑賞)「ホーリーカウ」
(★★★!☆)(2024年フランス)(原題:Holy Cow)
妹と2人暮らしになってしまった18歳の少年の青春ドラマ、無軌道だが純粋

フランスのチーズ作りが盛んな地方、事故で父親を亡くした18歳のトトンヌ、7歳の妹の世話をしながらのその日暮らし、将来への道筋が見えないまま、親友たち3人でクラブに出入りし、朝まで酒浸りの毎日、アルバイト先のチーズ工場でも野放図な態度で失敗を重ねるが、ある日チーズ作りコンテストで優勝すると賞金がもらえることを知る、トトンヌはチーズ作りに挑戦することを決める・・・
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トトンヌの父親はチーズ職人でした、父親の職業に興味を持てないのは男の子アルアル、父親を亡くしてからは荒れた生活を送るトトンヌですが、それなりの責任感で妹の世話はしています、18歳と7歳、これからどうして生計を立てていくのか?見通せない人生の道筋、不安から無軌道な生活を送りたくなるのも分かります、
トトンヌの父親はチーズ職人でした、父親の職業に興味を持てないのは男の子アルアル、父親を亡くしてからは荒れた生活を送るトトンヌですが、それなりの責任感で妹の世話はしています、18歳と7歳、これからどうして生計を立てていくのか?見通せない人生の道筋、不安から無軌道な生活を送りたくなるのも分かります、
チーズ作りへの挑戦も実は思い付きで無計画、生乳は知り合いの女性が営む牧場から盗みます、作り方もろくに勉強せずにチーズ作りに挑戦、失敗の連続、無軌道としか言いようのないトトンヌなのですが・・・これがなんとも不思議な輝きを放っているのです、如何にもキラキラした青春という感じ、
で、調べてみたら、この映画、出演者全員が演技経験のない素人だそうです、それでか!このなんとも言えないキラキラ感は、なるほどね、
ちなみにフランスのアルコール解禁は18歳、親同伴なら16歳からアルコールを飲めるそうです、そしてチーズはコンテチーズ、日本の店でも削り出しているのを見かける、大きな丸いあのチーズです、
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◆(自宅で鑑賞)「リバウンド」
◆(自宅で鑑賞)「リバウンド」
(★★★!☆)(2034年韓国)(原題:Rebound)
廃部寸前、部員2名の高校バスケ部の奇跡の大逆転!実話だそうです

元バスケットボール選手だったカンはバスケ部監督に就任する、が、早々に2名が退部、残りの部員は2名、校長は廃部することにするが、カンの熱意でなんとか存続、カンは単独で部員勧誘に奔走、なんとか6人の選手を揃えて全国大会に出場するが惨敗、さらに審判に抗議したカンのせいでチームは出場停止の処分を受ける・・・
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2012年に韓国国民を熱狂させた実話に基づく物語だそうです、マンガみたいな展開ですが、これが実話なら、そりゃ観ている人は熱狂したでしょうね、
2012年に韓国国民を熱狂させた実話に基づく物語だそうです、マンガみたいな展開ですが、これが実話なら、そりゃ観ている人は熱狂したでしょうね、
監督のカン自身も落ちこぼれですが、どん底から這い上がる根性は残っていました、なんとか集めた部員は、才能はあるがチームプレーには無頓着だったり、シュートが打てなかったりのデコボコなメンバー、期待していたエースはそんなチームに嫌気がさして他校へ転校してしまいます、しかしカンはあきらめません、振り切った戦術で全国大会出場に出場、快進撃を続け、徐々にチームを結束していくという成長の物語でもあります、
これが実話なんだから、世の中、何が起こるか分からない、何事も最後まであきらめていけないという教訓ですね、肝に銘じます、
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◆(自宅で鑑賞)「オーシャンズ8」
◆(自宅で鑑賞)「オーシャンズ8」
(★★★!☆)(2018年米国)(原題:Ocean's Eight)
世界最高のパーティ会場から世界最高の宝石を盗み出す7人、、、いや8人、

やっと出所した盗人のデビー、更生を誓うどころか刑務所内で練りに練った強盗計画をすぐさま実行に移す、旧知の相棒に詐欺師にスリ、プログラマーにデザイナーと次々と敏腕プロフェッショナルをスタッフに引き込む、狙うはメトロポリタン博物館で開催される世界最高のパーティ「メットガラ」の会場から1億5000万ドルのネックレス、周到な計画は順調に進むのだが・・・
どうもこれが3回目の鑑賞のようです^^)“オーシャンズシリーズ”といえば、やはり1作目の「オーシャンと11人の仲間」(1960)を思い出すのは昭和生まれ、F・シナトラ、D・マーティン、S・デイビスJrなどそうそうたる顔ぶれの楽しい泥棒映画、21世紀ではジョージ・クルーニー演じるダニーの「オーシャンズ11」(2001)が1作目扱いとなっています、
「オーシャンズ8」はダニーの妹のビーが主役、出所早々にすぐに仲間集め、周到な宝石強奪計画で宝石を盗むだけでなく、過去の恋人への鞘当てや、2段落ち、さらには3段落ちと、ラストまで結構楽しませてくれます、今作もサンドラ・ブロック、アン・ハサウェイ、ケイト・ブランシェットなど豪華キャスト、休日のお気楽鑑賞にはピッタリです、
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2025年10月20日
先週は3本+ドラマ、「チェーンソーマン」「ヒットマンズ ボディガード」「僕を育ててくれたテンダー・バー」「バラード」
〇(スクリーンで鑑賞)「チェンソーマン レゼ編」
(★★★!☆)(2025年日本)
襲いかかる悪魔レゼとチェンソーマン・デンジたちデビルハンターとの闘い

デンジは“悪魔”との契約でチェンソーマンとなり、近年蔓延る“悪魔”と闘うデビルハンターとして公安警察に勤務している、デンジは美少女のレゼと偶然知り合う、自由奔放なレゼに恋心を抱くデンジだったが、レゼこそ最強の“悪魔”だった・・・
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話題になっているので、予備知識無しで鑑賞、なるほどこういう物語なんですね、と納得、まずまず楽しめました、
話題になっているので、予備知識無しで鑑賞、なるほどこういう物語なんですね、と納得、まずまず楽しめました、
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」と同じような特殊能力者と悪モノ=今回は“悪魔”との闘いを描くコミック原作の映画、世界に“悪魔”が蔓延り、日本では公安警察が“悪魔”と対峙するために、“味方の悪魔”デビルハンターも活用しています、
基本は特殊能力合戦ですが、コメディタッチの味付けは「鬼滅の刃」の流れ、前半はデンジとレゼの恋物語の様相で進行しますが、もちろんレゼは最強の“悪魔”、その正体を現してからの残虐非道ぶりはちょっとやり過ぎ!?なくらい怖いです^^)結構、強そうだった公安警察のメンバーもあっという間に殲滅、デンジや他のデビルハンターが束になっても、レゼには敵いそうにありませんが・・・
やはり、原作コミックを知っているほうが楽しめると思いますが、スピーディな展開と、奇天烈なキャラクターとその闘いぶりはそれなりに楽しめました、まあ、話題の1作としてスクリーンを覗いてみるのも良いのでは・・・
◆(自宅で鑑賞)「ヒットマンズ・ボディガード」
(★★★★☆)(2017年米国)(原題:The Hitman's Bodyguard)
宿敵の暗殺者を護送することになった落ちぶれたボディガード、アクションコメディ

ボディガードとしてトリプルA評価を得ていたプライスだが、要人警護に失敗、恋人の警官アメリアにも愛想をつかされる、アメリアは独裁国家大統領の犯罪を暴く裁判の証人台に立つ一流暗殺者キンケイドを護送するが、警察内部に裏切り者がおり襲撃を受ける、警察が信用できない状況でアメリアはプライスに護送を依頼するが・・・
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軽快なアクションコメディ、プライスが失敗した要人警護の暗殺者がキンケイド、2人は犬猿の仲という設定、さらにプライスはアメリアが情報を流したのではないかと疑っています、そんな不安定な緊張関係の中、キンケイドを狙う組織の執拗な追跡をかわしながら、最強の2人が証人台に近づいていき、さらに要人警護失敗の真相も明かされるという良く出来た物語、犬猿の仲の2人の掛け合いが面白く、テンポよく転がっていくので、ストレスなく楽しめる118分となっています、
軽快なアクションコメディ、プライスが失敗した要人警護の暗殺者がキンケイド、2人は犬猿の仲という設定、さらにプライスはアメリアが情報を流したのではないかと疑っています、そんな不安定な緊張関係の中、キンケイドを狙う組織の執拗な追跡をかわしながら、最強の2人が証人台に近づいていき、さらに要人警護失敗の真相も明かされるという良く出来た物語、犬猿の仲の2人の掛け合いが面白く、テンポよく転がっていくので、ストレスなく楽しめる118分となっています、
シリーズ2作目が2021年に制作されています、
邦題は『ヒットマンとボディガード』というニュアンスですが、原題は『The Hitman's Bodyguard』=ヒットマンのボディガード、皮肉なタイトルからして洒落たコメディです、休日のお気楽鑑賞にピッタリ、
邦題は『ヒットマンとボディガード』というニュアンスですが、原題は『The Hitman's Bodyguard』=ヒットマンのボディガード、皮肉なタイトルからして洒落たコメディです、休日のお気楽鑑賞にピッタリ、
◆(自宅で鑑賞)「僕を育ててくれたテンダー・バー」
(★★★☆☆)(2021年米国)(原題:The Tender Bar)
父親から見捨てられた少年を見守る母親や叔父とその仲間たち、自叙伝原作のヒューマンドラマ

父親が家を出てゆき、母親ドロシーはJRを連れて実家に身を寄せる、バーを営む叔父のチャーリーは学歴はないが知識人、バーには無数の本が並び、JRに生きるために大切なことを教えてくれる、バーの常連たちもJRを温かく見守る、病魔に襲われた母親の期待に応えてJRは一流大学に進学、初恋、学生生活、そして就職、その都度、チャーリーの薫陶を受けJRは大人になっていく、
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著名作家の自叙伝の映画化、なるほど、JRの成長を描く物語に大きな起伏はありません、父親に捨てられたJRは父親への憧憬がありますが、父親のだらしなさを知っているチャーリーは父親に容赦ありません、JRに一人で生きていくための知識や考え方、行動を惜しみなく注ぎ込みます、JRもまた素直で真面目な少年、過酷な環境でもまっすぐに成長します、
著名作家の自叙伝の映画化、なるほど、JRの成長を描く物語に大きな起伏はありません、父親に捨てられたJRは父親への憧憬がありますが、父親のだらしなさを知っているチャーリーは父親に容赦ありません、JRに一人で生きていくための知識や考え方、行動を惜しみなく注ぎ込みます、JRもまた素直で真面目な少年、過酷な環境でもまっすぐに成長します、
とても良心的な物語なのですが、自叙伝という事もあり映画としてはちょっと物足らないかも、監督はジョージ・クルーニー、この人もとっても良心を大切にする人のようですね、
主人公の名前JRの由来も重要なキーになっています、呼び名は“ジュニア”ではなく“ジェイアール”、ダメダメな父親のジュニアではないという想いのようでした、
◆(自宅で鑑賞)「バラード 未解決事件捜査班」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:BALLARD)
未解決事件を専門に扱うチームの活躍と苦悩を描くドラマシリーズ

左遷されたカタチで閑職の『未解決事件捜査班』に配属されたバラード、そこには個性的なメンバーが揃っていた、議員の娘が失踪した連続殺人事件捜査から始まり、市警内部の不正捜査も指示される、その過程でメンバーの苦悩やバラード自身が負った心の傷も露わになっていく、さらに捜査情報の漏洩も発覚、市警の腐敗と陰謀に気付いたバラードは・・・
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映画ではなくドラマシリーズです、ドラマシリーズは普段はあまり観ません(観だすと映画を観る時間が無くなってしまうので^^)が、予告編を見て、なんか良さげなので、ついつい観出してしまいました、
映画ではなくドラマシリーズです、ドラマシリーズは普段はあまり観ません(観だすと映画を観る時間が無くなってしまうので^^)が、予告編を見て、なんか良さげなので、ついつい観出してしまいました、
事件捜査とバラードやメンバーの人間ドラマが上手に絡み合って、観応えのある物語になっています、そしてチームメンバーが個性的で楽しいです、チームの事務所設定やキャラクター設定も含め、日本の『時効警察』を連想する人も多いのではないでしょうか?今作はコメディではなくシリアスですが・・・シーズン2制作も決まっているようです、時間に余裕があればぜひ鑑賞を!
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2025年10月14日
先週はサスペンス4本、「ワンバトル アフター アナザー」「ブラックバッグ」「マイボディガード」「国家非常事態」
〇(スクリーンで鑑賞)「ワンバトル アフター アナザー」
(★★★★☆)(2025年米国)(原題:One Battle After Another)
過去の犯罪と、因縁の相手に娘を誘拐された父親の必死の追跡劇

10数年前、米国内での革命を目指していた過激派組織「フレンチ75」、中心的人物パーフィディアに協力するパット、2人は不法移民収容所から移民を救い出し、収容所長のロックジョーは屈辱を味わう、ロックジョーは執拗にパーフィディアらを追跡、パーフィディアはパットと一人娘を置いて海外へ逃亡する、、、そして現在、平穏に暮らしていたパットと娘のシャリーンの前に亡霊の如くロックジョーが現れ、シャリーンを誘拐する・・・
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独特のテイストのアクションサスペンス、執念深い収容所長のロックジョーが怖いです、タランティーノ作品のような乾いた恐怖を感じます、そして意外な展開と結末、
独特のテイストのアクションサスペンス、執念深い収容所長のロックジョーが怖いです、タランティーノ作品のような乾いた恐怖を感じます、そして意外な展開と結末、
物語は10数年前の「フレンチ75」による破壊工作と、それに対峙するロックジョー、そして10数年後のロックジョー執念の誘拐劇、という2つのパートで出来ています、パットはすでに革命の意志は無く、平穏な暮らしを求めていたのですが、ロックジョーには娘シャリーンと再会しなければならない理由がありました、それがとんでもなく悲しい結末を呼び込みます、
革命家の娘として訓練を受けて来たシャリーンの活躍も観どころ、とても悲しい状況に置かれるのですが、結局彼女がいちばん心も身体も強かった、大の大人はパニくるばかリ、
162分と長いですが退屈せずに鑑賞出来ました、ラストの荒野の1本道でのカーアクションにぞくぞくしました、観て損はなし、
〇(スクリーンで鑑賞)「ブラックバッグ」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:Black Bag)
英国の情報機関を舞台にしたクールな心理サスペンス、この監督はまたもや難解です

夫婦で英国国家サイバーセキュリティセンターに勤めるジョージとキャスリン、不穏な空気の同僚を自宅に招いての食事会の後、一人が毒殺される、さらに最高機密レベルのプログラムが流出、内部に裏切り者がいる可能性が高いことが判明、ジョージは内部調査に乗り出すが、妻のキャスリンも容疑者の一人、ちょっとして手掛かりからキャスリンの不審な行動が露わになり、ジョージの心が揺れ動く・・・
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とっても難解なスタートです、説明が少なく、どんどん物語は展開、毒殺はあるし、妻の行動は怪しいし、登場人物の顔と名前が一致しないまま中盤まで進みます、でも情報流出事件の中身が分かってからは比較的簡明、組織内の関係者=容疑者とジョージの駆け引きの意味も少しづつ分かってきます、さて、犯人は妻なのか?ここが焦点なのですが・・・
とっても難解なスタートです、説明が少なく、どんどん物語は展開、毒殺はあるし、妻の行動は怪しいし、登場人物の顔と名前が一致しないまま中盤まで進みます、でも情報流出事件の中身が分かってからは比較的簡明、組織内の関係者=容疑者とジョージの駆け引きの意味も少しづつ分かってきます、さて、犯人は妻なのか?ここが焦点なのですが・・・
疑いのある職員をウソ発見器にかけるシーンでの、ジョージの発する質問が辛辣で悪意があるように見えます、ましてや、夫婦で情報機関に勤務し、互いに相手の事が信じられないとなると、いや~、無理だなあ、ああいう生活は、、、と思ってしまうのですが(当たり前か^^)ジョージ以上にキャスリンは鉄のハートを持つ女性でした、
ラストは冒頭と同じジョージ家の大きなテーブルでの大団円、さて真犯人は?それは観てのお楽しみ^^)原題は情報組織での隠語=闇の中、というような意味、
◆(自宅で鑑賞)「マイ ボディガード」
(★★★!☆)(2004年米国)(原題:Man on Fire)
燃え尽きた腕利きスパイがメキシコで幼い娘のボディガードを引き受けるが・・・

CIAで暗殺任務に従事していたクリーシー、暗殺者としての生活に疲弊、引退しようとしていた、上司の勧めでメキシコの実業家の娘ピタのボディガードを引き受ける、生意気盛りのピタの反抗に手を焼きながらも、2人の間には友情らしきものも芽生え、クリーシーの乾いた心にも潤いが戻って来た矢先、ピタが誘拐されクリーシーも銃撃戦で被弾、なんとか命を取り留めたクリーシーの鬼気迫る追跡が始まる、
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メキシコの治安は非常に悪く、誘拐がビジネスとして成立しているような有様、富裕層は子供のボディガードを雇うのが当たり前のようです、ピタは利発で口が良く動く、最初は距離をとろうとしたクリーシーですが、穢れなきピタに魅せられます、と、警察車両が集まって来たかと思うと、誘拐犯が登場、銃撃戦の末、クリーシーは重症に、ピタは連れ去られます、警察が誘拐組織と手を組んでいるのです、なんとまあ、誘拐がビジネスになるはずです、
メキシコの治安は非常に悪く、誘拐がビジネスとして成立しているような有様、富裕層は子供のボディガードを雇うのが当たり前のようです、ピタは利発で口が良く動く、最初は距離をとろうとしたクリーシーですが、穢れなきピタに魅せられます、と、警察車両が集まって来たかと思うと、誘拐犯が登場、銃撃戦の末、クリーシーは重症に、ピタは連れ去られます、警察が誘拐組織と手を組んでいるのです、なんとまあ、誘拐がビジネスになるはずです、
クリーシーの情緒不安定さを象徴しているのでしょうが、テクニカルな映像エフェクトが少々過剰、それが無ければ、もっと星を付けたかもしれません、そして、意外な黒幕の登場と、もの悲しい結末、ちょっと鬱屈したアメリカ映画、でも21年前の作品としては秀逸、146分と少々長いですが自宅でゆっくり鑑賞してみては?
◆(自宅で鑑賞)「国家非常事態 首都爆破テロを阻止せよ」
(★★★!☆)(2023年マレーシア)(原題:War on Terror: KL Anarchy)
謎の集団が爆薬を強奪、爆破テロ計画を阻止する対テロ特殊部隊の活躍、

列車で輸送中の武器・爆薬が謎の集団に強奪される、首都クアラルンプールでの爆破テロの情報を得た対テロ特殊部隊は即応、デジタル捜査で犯人グループのアジトを突き止め急襲、激戦の末、テロリストは全滅、ボスを生け捕りすることに成功する、しかし、ボスの弟が爆破チームを率いてクアランプール市内に展開、対テロ特殊部隊もこれを追うが、ついに大爆発が起き、犠牲者が出てしまう・・・
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マレーシア制作の映画を観るのは初めてかもしれません、テロリストと特殊部隊の対決という分かりやすい物語ですが、これがなかなか面白かったです、アクション・銃撃戦シーンは迫力満点、日本映画界もウカウカしておられません、走る列車の屋根を走る強奪シーン、混み入ったアパートメントでの銃撃シーン、さらには市内の渋滞した車列での大激戦と観ていて楽しかったです、
マレーシア制作の映画を観るのは初めてかもしれません、テロリストと特殊部隊の対決という分かりやすい物語ですが、これがなかなか面白かったです、アクション・銃撃戦シーンは迫力満点、日本映画界もウカウカしておられません、走る列車の屋根を走る強奪シーン、混み入ったアパートメントでの銃撃シーン、さらには市内の渋滞した車列での大激戦と観ていて楽しかったです、
マレーシアの国民性は知りませんが、人物描写は韓国映画に似ているかもしれません、みんな血気盛んです、リーダーはバランスの取れた勇敢な女性、ついはみ出してしまう若い隊員、皆をサポートする分析係、そしてチームをまとめる隊長、
ラストに意外な事件が勃発、いきなり続編を思わせる展開に!エンドタイトルが始まっても視聴は止めないでください、
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2025年10月06日
先週は4本、「ブライアン・エプスタイン」「ファンファーレ!」「沈黙の艦隊 北極海大海戦」「366日」
〇(スクリーンで鑑賞)「ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男」
(★★★!☆)(2025年英国)(原題:Midas Man)
ビートルズを世に送り出した男の奮闘と孤独とその末路

1961年、ドイツハンブルグでのライブ、英国の若者4人組のステージが大きな話題になる、リバプールで家業の家具屋に精を出し、レコードショップも成功しているブライアン、話題の4人組のステージをクラブ「キャヴァーン」で観てその才能に驚く、4人組の演奏に未知の魅力を感じたブライアンは、家業を放棄して4人のマネージャになる、音楽業界は素人のブライアンだが、新たな音源を録音、持ち前のファイティングスピリットと信念でレコード会社に売り込みをかけるが・・・どのレコード会社も4人組に興味を示さない、
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ビートルズを発掘し、世に送り出し、世界の頂点に昇りつめた男の生涯を描いています、もちろんビートルズメンバーの演奏シーンもありますが、主人公はあくまでブライアン、だれも相手にしない若き4人の才能を信じて猪突猛進、『この4人はいつかエルビスを越える』という予言めいた確信を現実のものにしていきます、
しかし、絶頂期を迎えた後のブライアンには様々な苦悩が襲いかかります、性的志向を揶揄され、薬物に溺れていきます、売れるまでが楽しくて、頂点に登りつめると苦しくなるというアーティストやスタッフの宿命?(除くアルフィと郷ひろみ^^)、
ビートルズを発掘し、世に送り出し、世界の頂点に昇りつめた男の生涯を描いています、もちろんビートルズメンバーの演奏シーンもありますが、主人公はあくまでブライアン、だれも相手にしない若き4人の才能を信じて猪突猛進、『この4人はいつかエルビスを越える』という予言めいた確信を現実のものにしていきます、
しかし、絶頂期を迎えた後のブライアンには様々な苦悩が襲いかかります、性的志向を揶揄され、薬物に溺れていきます、売れるまでが楽しくて、頂点に登りつめると苦しくなるというアーティストやスタッフの宿命?(除くアルフィと郷ひろみ^^)、
ビートルズのステージシーンや4人のキャラ作りが相当イイ感じで仕上がっています、ポール役は話し方まで相当練習したのではないでしょうか?ジョージもイイ感じ、ジョンのタッパが少し足らないのは致し方なし、リンゴの前任ドラマーのピートが可哀そうでした、ビートルズを知っている世代が楽しめる映画ですが、ビートルズを知らない人も観てみては如何でしょうか?そのサウンドは案外楽しいかも、
〇(スクリーンで鑑賞)「ファンファーレ!ふたつの音」
(★★★★☆)(2025年フランス)(原題:En fanfare)
別々に育った音楽的才能豊かな兄弟の愛情物語、フランス映画らしいビターエンド

人気指揮者として世界を駆け回るティポ、ある日突然、白血病を宣告される、骨髄提供ドナーを探すことになり、妹が検査を受けるが不適合、というより2人は血縁関係にないことが判明する、長年秘密にしてきたティポの生い立ちを告白する母親、そして、ティポには実の弟ジミーがいることが判明、ティポはドナーになってもらうためにジミーの家を訪ねる、しかし、ジミーは突然兄と名乗り現れたティポに心を許すことが出来ない・・・
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出だしからテンポが良い、ティポの活躍と白血病発症、妹のドナー検査、母親の告白と、説明的なシーンを省いた、直感的に前段を理解させる手法が小気味良い、が、はじめてのティポとジミーの対面はうまくいきません、ここから物語は2人の心の動きを追ってじっくりと進みます、高名な指揮者として活躍する兄、炭鉱労働者として働き、地元楽団で演奏する弟、2人のこれまでの生い立ちや暮らしぶりの違いが大きな壁になります、しかし、兄からの敬意と死の予感を感じたジミーは骨髄提供を承諾、ティポは無事生きながらえる事になります、
出だしからテンポが良い、ティポの活躍と白血病発症、妹のドナー検査、母親の告白と、説明的なシーンを省いた、直感的に前段を理解させる手法が小気味良い、が、はじめてのティポとジミーの対面はうまくいきません、ここから物語は2人の心の動きを追ってじっくりと進みます、高名な指揮者として活躍する兄、炭鉱労働者として働き、地元楽団で演奏する弟、2人のこれまでの生い立ちや暮らしぶりの違いが大きな壁になります、しかし、兄からの敬意と死の予感を感じたジミーは骨髄提供を承諾、ティポは無事生きながらえる事になります、
と、ここから2人の豊かな才能が響き合い、素晴らしい演奏で幕を閉じるのかと思いきや、物語は終盤に意外な方向に転がります、ここらはフランス映画のセンスとエスプリ、ビターエンド、日本語で言うと「悲喜こもごも」という感じでしょうか?ほろ苦い、いや、もっともっと苦い苦いエンディングが待っています、それでも観後感は悪くない、
個人的にはストレートな結末でも良かったような気がします、
〇(スクリーンで鑑賞)「沈黙の艦隊 北極海大海戦」
(★★★★☆)(2025年日本)
原潜「やまと」はNYへ向かう、途中、北極海では米国最新鋭原潜がこれを迎え撃つ

東京湾大海戦で勝利し、独立国「やまと」を宣言した海江田は、平和軍設立のため米国大統領との対話を求めNYへ向かう、総理大臣の竹下は「やまと」を国家として承認、総選挙で国民の審判を仰ごうとする、保守与党は分裂し、選挙結果が「やまと」の命運を決めることになる、一方米国は「やまと」をテロリストとみなし、北極海で迎え撃つために最新鋭原潜を派遣、他国の軍隊を排除した海域で1対1の対決が始まるが、米国原潜の性能は「やまと」をはるかに上回るものだった・・・
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これだけ荒唐無稽なお話なのに、おもわず息を吞んでしまう展開は主演兼プロデューサーを務める大沢たかおの手腕でしょう、米艦隊や潜水艦同士の戦闘シーンはしっかりできているし、政治ドラマパートも観応えがあります、米国側のドラマパートがやはり日本的に観えてしまうのは致し方なしか、
これだけ荒唐無稽なお話なのに、おもわず息を吞んでしまう展開は主演兼プロデューサーを務める大沢たかおの手腕でしょう、米艦隊や潜水艦同士の戦闘シーンはしっかりできているし、政治ドラマパートも観応えがあります、米国側のドラマパートがやはり日本的に観えてしまうのは致し方なしか、
相手が見えない潜水艦同士の戦闘はもどかしいというか怖いです、一発当たれば撃沈、どう考えても絶体絶命のピンチを何度も迎える「やまと」ですが(とくに終盤の米艦隊との戦闘、あれは絶対に負けると思いますが)、これがまた粘るんです、はい、最後の必殺ジャンプはちょっとやり過ぎなような気がしますけどね^^笑)
政治パートの物語も政治家キャラも面白かった、保守系政党にこんなに多くの気骨のある政治家がいたら、日本にも希望はある、
風吹ジュン、夏川結衣好演、津田健次郎当たり役を得ました、観て損はなし、
風吹ジュン、夏川結衣好演、津田健次郎当たり役を得ました、観て損はなし、
◆(自宅で鑑賞)「366日」
(★★★☆☆)(2024年日本)
20年の時を越えて育まれた様々な愛のカタチを描く人間ドラマ

2003年沖縄、女子高校生の美海(みう)は2年先輩の湊(みなと)と知り合う、趣味の音楽が共通点のふたり、落ち込んでいた湊に美海はMD(ミニディスク)に元気が出る曲を入れて手渡す、湊も美海にMDで返答し、ふたりは付き合う事になる、音楽業界を目指す湊は東京の大学に進学、2年後美海も東京の大学に進学し同棲するようになる、このまま幸せな未来が訪れると信じていた美海だが、ある日突然、湊は別れを切り出す・・・
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沖縄と東京、2003年から2024年までの時間が交錯しながら美海と湊、そして高校時代から美海を慕う同級生、美海の娘などが恋物語を紡いでいきます、が、難病あり、それも2度までも、そこからのすれ違い、でも狂った物語の歯車を修正することは出来ず、美海は同級生と結婚し、美海の娘が単身東京にいる湊を訪ねたりと、物語やふたりの心情に入れ込むどころか、なんで??マーク連続の展開で終盤を迎えます、ふたりを繋ぐキーツールのMDもそんなに上手には機能していません、残念、
沖縄と東京、2003年から2024年までの時間が交錯しながら美海と湊、そして高校時代から美海を慕う同級生、美海の娘などが恋物語を紡いでいきます、が、難病あり、それも2度までも、そこからのすれ違い、でも狂った物語の歯車を修正することは出来ず、美海は同級生と結婚し、美海の娘が単身東京にいる湊を訪ねたりと、物語やふたりの心情に入れ込むどころか、なんで??マーク連続の展開で終盤を迎えます、ふたりを繋ぐキーツールのMDもそんなに上手には機能していません、残念、
主演ふたりは清々しい、沖縄の澄み切った海と空は美しい、それを観て、ふんわりとした恋物語だと割り切って観るしかないのかな、、、タイトルは閏年2月29日生まれの美海にちなんで、、、サブスクでご鑑賞を、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)
2025年09月29日
先週は5本、「ふつうの子ども」「一度死んでみた」「ババンババンバンバンパイア」「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」「1911」
〇(スクリーンで鑑賞)「ふつうの子ども」
(★★★★☆)(2025年日本)
ふつうの小学生の何気ない生活から巻き起こる騒動、子役が素晴しい

小学校4年生(10歳)の唯士(ゆいし)はいたって普通の小学生、宿題の作文「私の毎日」で普通なことを書いたが今一つウケなかった、同級生の心愛(ここあ)は大人の無責任な行動が地球環境を破壊していると、作文で怒りをあらわにする、これを見た唯士は心愛に恋をし、環境問題に興味があるふりをして心愛に接近する、心愛はもう一人の同級生陽斗と唯士の3人でゲリラ的な抗議行動を始めるのだが・・・
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とにかく唯氏役の子役が良い、オープニングの家から学校に向かい、教室で授業を受けるシーン、ドキュメンタリーかと思わせる自然な演技、この主役を選んだ段階で、この映画は70%ほど成功しています、これだけアップにして画になる役者をよくぞ見つけて来ました、
とにかく唯氏役の子役が良い、オープニングの家から学校に向かい、教室で授業を受けるシーン、ドキュメンタリーかと思わせる自然な演技、この主役を選んだ段階で、この映画は70%ほど成功しています、これだけアップにして画になる役者をよくぞ見つけて来ました、
物語は環境問題にのめり込む心愛、お調子者の陽斗、そして不純な動機(恋だから純粋か^^)で付いて行く唯士、3人は活字を貼りこんだ環境問題啓蒙チラシを作り、あちこちに貼って歩きます、少し反応があったことで、3人の行動はエスカレート、地域でも話題になり始め、そしてついに3人の行動が元で事故まで起こってしまいます、
教師も校長も一人の人間として描かれています、3人の母親も個人として描かれています、この辺りはしっかり撮っておられる感じがして好感、結末は少し後味が悪い、なぜこの物語でなければならなかったのか?という気持ちを湧いてきますが、ラスト近くの唯士の勇気と、ラストシーンに少し救われます、監督作品の一連の流れの中で観ると違うのかもしれませんが、もう少しこどもらしい終点でも良かったかな、
でも、エエ映画でした、少しオマケで★4つ!監督の今後も楽しみです、
◆(自宅で鑑賞)「一度死んでみた」
(★★★★☆)(2020年日本)
理科系理屈づくめの父親と、反抗するパンクな娘の一風変わった愛情物語

製薬会社社長の計はとにかく研究一筋、世の中を『観察と実験』だけで計っている、そんな計に猛反発する娘の七瀬はパンクロックバンドのステージで「デスデス」(死ね!)と叫んでいる、計の会社で開発中の若返り薬の権利を巡って、大手との合併計画が持ち上がるが、計はこれを一蹴、と開発機密情報が漏洩していることが発覚、計は偶然出来た『24時間後に生き返る』薬を飲んで死んだふりをし、あの世から社内のスパイを見つけようとするのだが・・・
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四角四面の父親と大学4年生の娘、そりゃうまく行くはずがないさ!というコメディです、芸達者な2人のやり取りだけでも結構楽しめますが、そこに存在感が全く無い“ゴースト”と呼ばれる社員松岡が噛み混むことで、物語が相当面白くなっています、前半のネタ撒き(伏線張り)パートが後半でしっかり回収されるのが小気味良い、公開時、キワモノかと思って観ませんでしたが、なんのなんの、なかなかの出来栄えです、
四角四面の父親と大学4年生の娘、そりゃうまく行くはずがないさ!というコメディです、芸達者な2人のやり取りだけでも結構楽しめますが、そこに存在感が全く無い“ゴースト”と呼ばれる社員松岡が噛み混むことで、物語が相当面白くなっています、前半のネタ撒き(伏線張り)パートが後半でしっかり回収されるのが小気味良い、公開時、キワモノかと思って観ませんでしたが、なんのなんの、なかなかの出来栄えです、
堤真一が好演、この人は器用ですね、吉沢亮もゴースト役を得て成功、個人的には大友康平の掬い方が気に入りました(「パッチギ!」と同じ役回り)、監督の伝手(つて)か?その他豪華俳優陣がズラリと出演、野口聡一さんの存在感を消すため(伏線回収のため)だけに古田新太を起用するとは、やりますなあ、
サブスクでぜひ鑑賞を!
◆(自宅で鑑賞)「ババンババンバンバンパイア」
(★★★!☆)(2025年日本)
風呂屋に住み込む吸血鬼が狙うのは18歳童貞の血、これまた良く出来たコメディ

銭湯に住み込みで働く森蘭丸、実は450歳のバンパイア、銭湯の一人息子李仁(りひと)が18歳になったら、その血を吸う事を念願としている、その李仁は同級生の葵を好きになる、童貞喪失を阻止しようと葵に接近する蘭丸、すると葵は蘭丸が吸血鬼であることを見抜き、蘭丸さま!と慕うようになる、さらにバンパイアハンターや武闘派の蘭丸の兄吸血鬼も現れ、李仁や葵ばかりでなく、蘭丸にも危機が訪れる・・・
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これまた伏線張りまくりの、そして上手に回収しまくりの上等コメディでした、公開時に観ておけばヨカッタかも、いやサブスクで充分かな、
これまた伏線張りまくりの、そして上手に回収しまくりの上等コメディでした、公開時に観ておけばヨカッタかも、いやサブスクで充分かな、
450年も生きて来た吸血鬼が銭湯でなぜ懸命に働いているのか?とか、ツッコミどころ満載ですが、そんな細々したところを気にしてはイケマセン、「一度死んでみた」同様、張りまくった伏線の回収を観てニヤッと笑うようなシュッとしたコメディです、
蘭丸役はここでもまた吉沢亮、この人はコメディが合っているのかもしれませんね、と思ったら「一度死んでみた」と同じ監督でした、そりゃこうなるか!^^)休日ののんびり鑑賞にピッタリ、
〇(スクリーンで鑑賞)「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」
(★★★!☆)(2025年米国・ドイツ合作)(原題:The Phoenician Scheme)
アフリカのフェニキア国の開発計画を巡る奇想天外な冒険談

富豪ザ・ザ・コルダはアフリカの「フェニキア国」のインフラ整備事業で大儲けを企んでいる、が、事業の進捗状況が思わしくない、計画がとん挫するのを防ぐために、娘の修道女リーズルを相談役に資金調達のため出資者を巡る旅に出る、が敵の多いコルダ、飛行機が戦闘機に撃墜されたり、出資者との決闘になったりと、波乱万丈の旅を続ける・・・
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これまたコメディです、なんとなく英国センスの匂いがしますが、米国・ドイツの合作、飛行機が何度墜落しても死なないコルダ、そこに何か意味があるのか?良く分からないバスケットボール決闘などなど、ナンセンスな場面が続きます、そこに象徴的なインサートカットと、相当入れ込んだ造りになっているのですが・・・寝落ちました、スイマセン・・・
これまたコメディです、なんとなく英国センスの匂いがしますが、米国・ドイツの合作、飛行機が何度墜落しても死なないコルダ、そこに何か意味があるのか?良く分からないバスケットボール決闘などなど、ナンセンスな場面が続きます、そこに象徴的なインサートカットと、相当入れ込んだ造りになっているのですが・・・寝落ちました、スイマセン・・・
物語が退屈という訳ではないのですが、どうも集中できませんでした、好みの問題ですかね、もう一度スクリーンで観るかもしれませんが、サブスク待ちでも良いかな・・・
〇(スクリーンで鑑賞)「1911」
(★★★☆☆)(2011年中国・香港合作)(原題:辛亥革命)
中華民国建国のきっかけとなった辛亥革命の全容を追う大河ドラマ

アヘン戦争に敗れた中国・清朝は衰退の一途を辿っていたが、朝廷での国家存亡の危機感は薄かった、米国にいた孫文は共和国設立を目的とした反乱を計画、参謀の黄興は本土に戻り武装蜂起に加わるが、反乱は失敗、それでも孫文はあきらめることなく、中華民国建国へ向けて闘い続ける・・・
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中国の歴史大河ドラマです、清朝を滅ぼし中華民国を建国した孫文と参謀黄興の奮闘を描いています、と、この辺りはほとんど学校でも教えない歴史の狭間、観ていても良く分からないことが多かったです、
中国の歴史大河ドラマです、清朝を滅ぼし中華民国を建国した孫文と参謀黄興の奮闘を描いています、と、この辺りはほとんど学校でも教えない歴史の狭間、観ていても良く分からないことが多かったです、
孫文の共和国計画はすんなりいったわけではなく、何度も挫折しています、日本にも縁が深く、4年間ほど亡命生活を送ったようです、苦難の果てに建国した中華民国と日本は戦争になり、さらに国民党となった流れは、中国共産党との戦いに敗れ、台湾にその血統は引き継がれ現在に至っている、というくらいしか知識なし、なので物語自体の核心が良く分かりませんでした、というこちら側の問題もあり、映画自体はちょっと平板だったかな、ジャッキー・チェンが黄興役で出演、アクションシーンも多くあるのですが・・・
隣大国の歴史に興味があれば鑑賞を・・・
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syougai1pon at 07:35|Permalink│Comments(0)
2025年09月22日
先週は2本しか観られなかった、「タロウマン」「シティハンター」
〇(スクリーンで鑑賞)「大長編 タロウマン 万博大爆発」
(★★★!☆)(2005年日本)
1970年の万博会場に奇獣が出現、大暴れ、昭和特撮ヒーローものへのオマージュ作品

1970年大阪万博会場に突如、未来からやって来た奇獣が出現、未来を夢見る大阪万博会場を「でたらめ」パワーで破壊する、これを迎え撃つのはCBG(地球防衛軍)、でたらめなパワーにはでたらめなパワーで対抗しないと勝てない!そこで、タロウマンが登場、岡本太郎の言葉を背負って奇獣と闘う・・・
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「太陽の塔」があまりにも有名(2025年ではそうでもないか)、1970年大阪万博「テーマ館」展示プロデューサーとなった岡本太郎、彼の数々の名言を引用しながら、昭和の特撮ヒーロー映画へのオマージュを込めた異色の作品、よくもまあ、この内容で105分間を撮りきったと感服いたしました、
「太陽の塔」があまりにも有名(2025年ではそうでもないか)、1970年大阪万博「テーマ館」展示プロデューサーとなった岡本太郎、彼の数々の名言を引用しながら、昭和の特撮ヒーロー映画へのオマージュを込めた異色の作品、よくもまあ、この内容で105分間を撮りきったと感服いたしました、
物語は、“秩序と常識”に支配され活力を失った2025年の日本から寄獣が1970年の万博会場にワープ、でたらめ力で万博会場を破壊しようとします、寄獣に対抗できる「でたらめ力」を探して、CBG(地球防衛軍)は2025年の未来へと旅立ち、「でたらめ」な力で「でたらめ」な寄獣を撃破しようとするが・・・
と、まあ物語はでたらめなので^^)筋立てを追う事はありません、チープな特撮演出を楽しみながら、そこかしこに出て来る岡本太郎さんの名言と作品の数々を聞き流し、観流して、ウトウトしながらでたらめに鑑賞してください、そうすればこの映画の良さが分かります^^)
2025年、大阪・関西万博で盛り上がるこの年、55年前に夢見た日本は実現できているのか?、というメッセージも受け取りながら、それでも、どうひっくり返しても、サクッとでたらめな記事しか書けない!!そんな、とんでもない映画です、怖いもの見たさでの鑑賞をオススメします、
◆(自宅で鑑賞)「シティハンター」
(★★★!☆)(2024年日本)
相棒を殺されたリョウが新宿にまん延する新酒薬物犯罪を追う

相棒の槇村と超人的能力で連続殺人を犯す事件を捜査していた冴羽獠、異常な能力を発揮する娘を追い詰めるが逃げられてしまう、さらに相棒の槇村が犠牲になる、槇村の妹・香は犯人探しを依頼するがリョウは相手にしない、新宿署の女刑事冴子も同様の事件を追っている、新種の違法薬物が事件に関与していることを知ったリョウは、単身新宿闇社会のドンと直談判、闇組織も新興勢力に手を焼いていた・・・
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お馴染み「シティハンター」の実写版、コミックが世界中で大人気、アニメ版だけでなく実写版映画も過去に香港やフランスで制作されています、今回は鈴木亮平を主演に迎えての本家日本の実写版映画、
お馴染み「シティハンター」の実写版、コミックが世界中で大人気、アニメ版だけでなく実写版映画も過去に香港やフランスで制作されています、今回は鈴木亮平を主演に迎えての本家日本の実写版映画、
鈴木亮平の役作りは凄いです、アクションシーンを軽々とこなすかと思いきや、ムキムキ筋肉で裸踊りと大活躍、原作のリョウのイメージに割と近いんではないでしょうか?(コミックは読んでいませんが^^)
物語は、新種薬物の力で超人的な能力を発揮して殺人を犯す集団を、リョウが単身追い詰めるシリアスパートに、槇村の妹・香がまとわりつくコメディシチュエーションが乗っかってきますので、観ていて退屈はしません、鈴木亮平の俳優としての矜持を感じながらの休日お気楽鑑賞という、如何にも「シティハンター」らしい硬軟両面を受容する楽しみ方で観るのが良いでしょう、平たく言うと『肩のチカラを抜いて観るしかなし』、でも、観て損はなし、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)
2025年09月16日
先週も4本、「リンダ リンダ リンダ」「遠い山なみの光」「エノーラ・ホームズ2」「雪風」
〇(スクリーンで鑑賞)「リンダ リンダ リンダ」
(★★★★☆)(2005年日本)
高校文化祭のステージでキラキラ輝く4人組バンドの青春日記、名作リバイバル上映

文化祭が近づいてきたある日、バンドメンバーのギタリストが指を骨折、それが発端で内輪揉め、ボーカルも脱退してしまう、残された3人もステージをあきらめかけるが、ちょっとした偶然から、韓国から留学で来ていた“ソンちゃん”をバンドに誘うと、ソンちゃんはやるという、4人は文化祭に向けて練習を始めるが・・・
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高校バンド映画のさきがけかな、とにかくバンドメンバー4人が瑞々しくキラキラ輝いているのが羨ましい、これが青春だ!!^^)
高校バンド映画のさきがけかな、とにかくバンドメンバー4人が瑞々しくキラキラ輝いているのが羨ましい、これが青春だ!!^^)
4人が演奏することになった曲はザ・ブルーハーツの「リンダリンダリンダ」♬、急遽、ギターに転向した恵の演奏はイマイチ、ボーカルのソンちゃんは日本語さえたどたどしい、どんなステージになるのか?不安はいっぱいです、が、終盤の文化祭ステージは期待通りの“鳥肌モノ”の展開となります、ソンちゃんの第一声がヤバい!映画的カタルシス満載!!
バンドメンバー内の葛藤、淡い恋物語、小さな冒険、見守る頼りない先生、韓国人留学生との交流、誰もが通って来た高校時代がこんなだったらどれほど素晴らしいだろう、ま、そういう訳にはいかないのが現実ですが、、、
20年前の映画ですが、いまだ色褪せないのは名作と呼ばれる所以(ゆえん)でしょう、予告編の松本隆さんのコメントが響きます、『ブルーハーツに嫉妬した』、機会があればぜひ観てください、
〇(スクリーンで鑑賞)「遠い山なみの光」
(★★★!☆)(2025年日本)
終戦直後の長崎での真実とは?戦後、英国に移り住んだ親子の愛情物語

終戦後の長崎、悦子は夫と2人の静かな暮らし、子どもを身籠っていた、近所のバラック小屋には佐知子と幼い娘の万里子が暮らしている、2人の暮らしぶりが危ういので悦子は気になって仕方がない、時は流れ、1980年代の英国、悦子は英国でひとり老後を過ごしていた、娘のニキが久しぶりに訪ねて来る、不安な夢を見ると言う悦子、ニキは悦子の長崎での暮らしぶりに興味を持ち、悦子に当時の事を語るように迫る・・・
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物語は1955年頃の長崎と、1980年代の英国を行き来しながら進んでいきます、謎めいた出だしは久しぶりに本格人間ドラマを予感させる展開です、軸になるのは悦子と娘のニキ、ニキは悦子から、長崎で出会った佐知子の話を聞きだしていきます、が、そこにはなにか正体不明の脆さが、さらに悦子にはもう一人、上の娘がいたことが分かってきます・・・
物語は1955年頃の長崎と、1980年代の英国を行き来しながら進んでいきます、謎めいた出だしは久しぶりに本格人間ドラマを予感させる展開です、軸になるのは悦子と娘のニキ、ニキは悦子から、長崎で出会った佐知子の話を聞きだしていきます、が、そこにはなにか正体不明の脆さが、さらに悦子にはもう一人、上の娘がいたことが分かってきます・・・
本作の最大の映画的レトリックは終盤手前で露呈します、そうかな?そうだろうな、という感じ、悦子が見る夢がキーになっています、
しかし、中盤までのミステリアスな布石が、終盤でなにか腰砕けな感じになってしまいました、ざっくり書くと“日本パート”は良く出来ていますが、“英国パート”がちょっと感情移入しにくいかな?という感じ、日本と英国の親子観・家族観の違いからかな、真実が見えて来る過程がワタシにはちょっと物足らなかったです、惜しい、
吉田羊の英語が堂に入ってました、素晴らしい、三浦友和好演、観て損はなし、
◆(自宅で鑑賞)「エノーラ・ホームズの事件簿2」
(★★★!☆)(2022年米国)(原題:Enola Holmes 2)
シャーロックの妹エノラが工場で働く女性行方不明事件を追う、シリーズ2作目

前回の事件で手柄を揚げたエノーラは探偵事務所を開くが、女性探偵に依頼は来ない、事務所をたたむ決心をしたエノーラの元に、ひとりの貧しい少女が来る、行方不明の姉を探してほしいと言う、依頼人登場に張りきるエノーラ、少女や姉が働いていたマッチ工場に潜入し捜査を開始する、同じ頃、ホームズもまた難事件を抱えて苦闘していた・・・
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とにかく元気ハツラツのエノーラ、無鉄砲ですが推理力はホームズ並みの実力、女性が満足な職に就けなかった時代を知力と行動力で闊歩していきます、
とにかく元気ハツラツのエノーラ、無鉄砲ですが推理力はホームズ並みの実力、女性が満足な職に就けなかった時代を知力と行動力で闊歩していきます、
物語はマッチ工場の経営者と政府の怪しげな関係に発展、ホームズが苦闘する事件自体が、実は彼への挑戦状だったことから、2つの事件が繋がり、ホームズ兄妹が図らずも共闘することになります、が、行き過ぎた捜査からエノーラは警察からも追われる羽目に、ホームズエノーラ救出に奮闘しますが、敵は意外なとこにいました・・・
シリーズ2作目、未鑑賞かとサブスクで観始めて・・・ラストの大団円シーンで鑑賞済に気付きました^^)映画アルアル、たくさん観すぎですか、休日ののんびり鑑賞にピッタリ、カメラ目線で語りかけて来るキュートなエノーラを楽しんでください、
〇(スクリーンで鑑賞)「雪風 YUKIKAZE」
(★★★☆☆)(2025年日本)
第2次世界大戦、数々の戦場で活躍し、終戦まで沈むことが無かった幸運艦「雪風」の物語

1942年ミッドウェイ海戦で日本海軍は空母4隻を失い大敗する、駆逐艦「雪風」は海に投げ出された兵士の救助を行い、最後まで戦闘海域を離れなかった、その後もほぼすべての海戦に出撃、先陣を切る勇猛さも発揮、時には甚大な損傷を被るが、常に多くの兵士の命を救い無事帰還することから、海軍内では“幸運艦”と呼ばれるようになる・・・
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日本海軍の駆逐艦が主人公の物語、地味な存在の駆逐艦が主役とは、なかなかの企画だと思います、
日本海軍の駆逐艦が主人公の物語、地味な存在の駆逐艦が主役とは、なかなかの企画だと思います、
駆逐艦は最も小さな軍艦、いや、実は旧日本海軍の区分では軍艦でさえなかったようです、主力艦(空母・戦艦)の護衛、対艦水雷(魚雷)戦闘、対潜水艦爆雷戦闘、兵員物資輸送、そして沈没艦乗員の救助と多岐にわたる駆逐艦の任務、海軍のなんでも屋さんというセリフもありました、そんな駆逐艦の活躍にスポットあてたのには価値があります、
CGの進化で表現できるようになった艦船戦闘が魅力の一つのはずなんですが・・・予算が無かったのでしょうね、残念ながら戦闘シーンの画が狭いです、対空戦闘や艦橋の兵士の顔のアップだけで海上戦闘シーンを語るのは無理でした、ここにもっと予算を投入出来たら、もっと見応えのある映画になったと思います、沖縄特攻の大和の戦闘シーン・沈没シーンがほぼ皆無、これでは映画への没入感は生まれません、良心的な映画だけに残念、サブスクで鑑賞で良いと思います、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)
2025年09月08日
先週は4本、「木曜殺人クラブ」「8番出口」「海辺へ行く道」「鬼滅の刃 無限城」
◆(自宅で鑑賞)「木曜殺人クラブ」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:The Thursday Murder Club)
高級高齢者施設で起こる連続殺人を解明するのは4人の老人、その名も『木曜殺人クラブ』

英国の高級高齢者施設で優雅な老後を送る知性派エリザベスと行動派のロン、論理派のイブラヒムの3人は『木曜殺人クラブ』で過去の未解決事件の推理を楽しんでいる、事件を解くには医学的知識が必要になり、新しく施設に入居してきた元看護士のジョイスを仲間に引き入れる、そんな時、施設売却の噂が飛び交い、施設のオーナーが死体で発見される、4人は現実の殺人事件の解決に乗り出すのだが、、、
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元は貴族の館だったであろう高級施設で余生を過ごすのにどれほどお金がかかるのだろう?これって普通の英国人ではどういう風に映るんだろう?と思って観ていたら、製作は米国でした、米国の旧領主国への憧憬みたいなことなのかな?
元は貴族の館だったであろう高級施設で余生を過ごすのにどれほどお金がかかるのだろう?これって普通の英国人ではどういう風に映るんだろう?と思って観ていたら、製作は米国でした、米国の旧領主国への憧憬みたいなことなのかな?
余暇に推理を巡らす4人が現実の殺人事件を解決するというコメディ、リーダー格のエリザベスが昔“MI6”に勤務していたというのはジョークなのか?本当なのか?ま、そんなことは気にせずに、のんびり安心して観ていられる仕上がりです、
事件は施設の取り壊し再開発への疑惑、影のオーナーが凶悪犯だったり、過去の殺人事件の影が忍び寄ってくるなど、賑やかに進行、伏線シーンが上手に回収されるので、なるほどと納得、4人に協力してくれる婦人警官もエエ感じです、
気楽に楽しめる1本です、ロン役はP・ブロスナンだったんですね、気がつかなかった、
〇(スクリーンで鑑賞)「8番出口」
(★★★!☆)(2025年日本)
恋人との関係がこじれかけた男が地下通路から抜け出せなくなってしまう

地下鉄の車内、赤ん坊の泣き声に怒るオヤジ、そんな光景を尻目に男は降車、改札を通って出口を目指して地下通路を歩いて行くが・・・いつまでたっても出口に辿り着かない、同じ通路、すれ違う同じおじさん、ここから抜け出すルールは「8番出口から出ろ」「異変があれば引き返す」「異変が無ければそのまま進む」、訳の分からないまま男は8番出口を目指す・・・
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ゲームが原作のようです、なるほど、
際物かなと思いながら、時間が合ったので鑑賞、期待していなかった分最後まで鑑賞出来ました、迷い込んだ地下通路は3回角を曲がるとまた元の通路に戻ってしまうという、現実にあったら絶対に大声を出してしまうような狭い世界、95分間、ほぼ全編がこの世界で物語が進行します、
ゲームが原作のようです、なるほど、
際物かなと思いながら、時間が合ったので鑑賞、期待していなかった分最後まで鑑賞出来ました、迷い込んだ地下通路は3回角を曲がるとまた元の通路に戻ってしまうという、現実にあったら絶対に大声を出してしまうような狭い世界、95分間、ほぼ全編がこの世界で物語が進行します、
ゲームの少しずつルールが分かって来ます、成功すると案内表示が0番出口から1番、2番と増えていきます、でも8番出口にはなかなかたどり着かない、この繰り返しなのですが、少しずつ異変の内容が変化していくのが面白い、映画の中ではいくつもの異変がさりげなく挿入されています、でもスルーされていくので、無意識に異変を探すようになりました、これはこれで監督の狙いに嵌っているのでしょうね、
でも、こんな映画を作る意味がどこにあるんだろう?と、100回くらいに及ぶ同じ地下通路の歩行シーンを観ていたのですが・・・
ラストシーンはちょっとやられた感ありました、なるほどね、この物語は迷い込んだ男の心のうちのお話だったのかもしれません、人生の迷路に迷い込んだ男、なんとなくラストシーンは腑に落ちました、これが監督のやりたかったことかな、ま、サブスクで観ても良いかも、
〇(スクリーンで鑑賞)「海辺へ行く道」
(★★★!☆)(2025年日本)
アートで溢れる海辺の町で起こるささやかな出来事を綴る一編

瀬戸内の海辺の町、アーティスト移住を推進しているこの町には妙な人間がそこかしこにいる、中学の美術部員奏介は怪しげなアート作品を作ったり、演劇部の書割を書いたり、新聞部の手伝いをしたりと忙しい、少年に人魚の人形制作を依頼する美術愛好家、キレない包丁を売り歩く詐欺師カップル、不動産会社の理沙子の家に転がり込む売れない芸術家、理沙子の友人はその芸術家を追う闇金、理沙子は芸術家を逃がすために、少年たちに部屋の中に穴を掘って欲しいと依頼する・・・
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摩訶不思議で、妙に爽快感もある不思議な1本です、小さな海辺の町でいくつかの物語が脈絡なく、あちこちに転がって行きます、原作はコミックで、シリーズの何作かを1本の映画にまとめたようです、なるほどね、だからいろんなエピソードが混ざっているんですね、
摩訶不思議で、妙に爽快感もある不思議な1本です、小さな海辺の町でいくつかの物語が脈絡なく、あちこちに転がって行きます、原作はコミックで、シリーズの何作かを1本の映画にまとめたようです、なるほどね、だからいろんなエピソードが混ざっているんですね、
そういう成りたちなので、物語の細部についてあれこれ気にしても仕方がない、小豆島オールロケの海と空、闊歩疾走するする少年たちの姿をそのまま受け入れるしかないようです、こういう映画は正直苦手で、140分と少々長いのですが、まあ退屈せずに最後まで鑑賞出来たので、人を惹き付けるなにかがあるのでしょうね、
麻生久美子、高良健吾、剛力彩芽(最近、役者に復帰したようですね)、宮藤官九郎、坂井真紀など、キャストも豪華と言えば豪華、興味があればご鑑賞を、
〇(スクリーンで鑑賞)劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
(★★★!☆)(2025年日本)
「鬼滅の刃」最終決戦の3部作第一章、という事のようです

鬼殺隊の首領が襲われ重傷に、炭治郎やすべての“柱”たちは総力戦で鬼の根城・無限城に攻め込む、そこには最強の鬼である6体の“上弦の鬼”が待ち構えていた、バラバラにされた柱たちは無限城を駆け巡り、各所で鬼の上弦vs鬼殺隊の柱の壮絶な戦いが始まる、2体の上弦を倒すも、柱も次々と死んでいく、炭次郎も上弦の鬼に立ち向かうが・・・
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って、スイマセン、コミックを読んでいないので、細かな展開はよく分かりません、物語は病床に横たわる鬼殺隊首領で始まり、そこからいきなり無限城を疾走する柱たちに、ここまでに至る様々なエピソードが挿入される形で進行、ファンにはたまらないシーンや描写があるようです、、、
って、スイマセン、コミックを読んでいないので、細かな展開はよく分かりません、物語は病床に横たわる鬼殺隊首領で始まり、そこからいきなり無限城を疾走する柱たちに、ここまでに至る様々なエピソードが挿入される形で進行、ファンにはたまらないシーンや描写があるようです、、、
155分と長いです、炭次郎が戦う上弦の鬼にまつわるエピソードがこれでもかというくらい続き、ちょっと退屈になりましたが、なんとか鑑賞完走、
ファンの方は必見ですよね、そうでない方も、ま、おそらく今年度邦画興行収益No.1になる映画(8月末時点、国内299億円)、歴代でもおそらくトップになるのでは?という1作です、ちらっと観てみるのも良いかも、、、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)
2025年09月01日
先週も2本だけ、「マンジャーレ!」「遠い空の向こうに」
◆(自宅で鑑賞)「マンジャーレ!ノンナのレストランへようこそ」
(★★★!☆)(2025年米国)(原題:Nonnas)
祖母と母親の手料理を再現しようとレストランを開く男のロマン

幼い頃からくいしん坊だったイタリア系アメリカ人のジョー、祖母と母親の素敵な料理と愛情に包まれてNYブルックリンで育った、が、祖母も母親も他界し、生きる気力を失ってしまう、親友からはなにか母親の想い出になることを始めるように勧められる、目の前に浮かぶスタテン島へ渡り、売りに出ている古いレストランを見たジョーは何の計画もなくそのレストランを買い取り『おばあちゃんの手料理』を出す店を開業することにするが・・・
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レストランを買い取ったジョーは母親の親友や、高校時代の彼女のご近所さんなど、4人のおばあちゃん(ノンナ)を雇い入れ、想い出の家庭料理レストランを目指します、しかし、4人のノンナは衝突ばかリ、開店資金も足らず親友が父親から引き継いだクラシックカーを担保に借金して助けてくれます、なんとか開店したものの、なぜか客はひとりも来ません、わずか数週間でジョーは閉店を決断せざる得ない状況に・・・
レストランを買い取ったジョーは母親の親友や、高校時代の彼女のご近所さんなど、4人のおばあちゃん(ノンナ)を雇い入れ、想い出の家庭料理レストランを目指します、しかし、4人のノンナは衝突ばかリ、開店資金も足らず親友が父親から引き継いだクラシックカーを担保に借金して助けてくれます、なんとか開店したものの、なぜか客はひとりも来ません、わずか数週間でジョーは閉店を決断せざる得ない状況に・・・
4人のノンナ、親友夫婦、高校の同級生、みなジョーの実直で不器用な人柄に魅かれて集まってきます、これでおしまいかと思った時、ジョーの熱意がついに実を結びます、
ま、誰もが思い浮かべる結末が待っています、驚くような事件も起こりません、でも、観終わったら幸せな気分になり、美味しい料理が食べたくなるのは間違いなし、実話に基づいており、モデルになったレストランは今もNYスタテン島にあるそうです、観るとお腹が減ります^^)が、ぜひの鑑賞をオススメします、
◆(自宅で鑑賞)「遠い空の向こうに」
(★★★★☆)(1999年米国)(原題:October Sky)
宇宙に向かってロケットを打ち上げることに夢中になった高校生たち

1957年ソ連は初の人工衛星打ち上げに成功する、ウエストバージニアの炭鉱の町コールウッドに住む高校生のホーマーは夜空を飛び去る人工衛星スプートニクを観て、自らの夢を見つける、数学が得意なクラスの変わり者を誘い、悪友2人と共にロケット造りに熱中する、しかし、父親は炭鉱の主任、コールウッドでは大人になると炭鉱に入る運命、父親はホーマーの夢などお構いなし、が、炭鉱事故があり父親が大怪我をすると、ホーマーは高校を中退、炭鉱に入ることを選ぶ、
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ロケット造りの話ではありますが、物語は高校生の友情、そして父と息子の愛情物語です、
ロケット造りの話ではありますが、物語は高校生の友情、そして父と息子の愛情物語です、
数学が苦手だったホーマーは猛勉強、ロケットボーイズと呼ばれる仲間とともに10数発の手造りロケットを打ち上げますが失敗続き、時には住民を危険にさらし、さらにロケットで山火事を起こした罪で警察に逮捕されてしまいます、それでもロケットボーイズに理解を示す担任女性教師や、技術者、炭鉱関係者に助けられながら、全米高校化学コンテストの決勝まで進みます、
実話に基づく物語、ホーマーが師と仰ぐ米国ロケット工学の第一人者のフォン・ブラウン博士はWWⅡでV2ロケットなどを作ったドイツ人科学者、ソ連との冷戦で米国が囲い込んでロケット技術を磨いていたんですね、皮肉と言えば皮肉、
4人のロケットボーイズは様々な職業に就きますが、ホーマーはNASAでアポロ計画に参加したようです、拍手、「スタンドバイミー」のような風景が広がる良き映画です、必見、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)