スオミの話をしよう
2024年09月24日
先週は5本、「ぼくのお日さま」「ヒットマン」「マッドマックス」「マッドマックス2」「スオミの話をしよう」
〇(スクリーンで鑑賞)「ぼくのお日さま」
(★★★!☆)(2024年日本)
スポーツが苦手な男の子が、淡い恋心と共にフィギアスケートに魅せられる
スポーツの苦手なタクヤ、夏は野球、冬はアイスホッケーのクラブに入っているが、どうもチームに馴染めない、同じスケートリンクでフィギアスケートの練習をしているさくらのスケーティングに魅せられる、その様子を観ていたコーチの荒川はタクヤにフィギアスケートの基本を教える、そして、さくらとペアを組んでアイスダンスに挑戦しないかと勧める・・・
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冬は雪深い田舎町、コーチの荒川は名の知れたスケータでしたが、恋人を頼ってこの町にやってきます、タクヤは気は優しいが吃音がありスポーツも苦手、さくらはフィギアスケートの英才教育を受けています、どうみてもフィギアスケートをやりそうにないタクヤが、さくらのジャンプの真似をして氷上で何度も転ぶシーンが微笑ましいです、
冬は雪深い田舎町、コーチの荒川は名の知れたスケータでしたが、恋人を頼ってこの町にやってきます、タクヤは気は優しいが吃音がありスポーツも苦手、さくらはフィギアスケートの英才教育を受けています、どうみてもフィギアスケートをやりそうにないタクヤが、さくらのジャンプの真似をして氷上で何度も転ぶシーンが微笑ましいです、
この3人の物語は何事もなく澄み切ったままの世界で完結するかと思いきや、思わぬところから綻び始めます、さくらの勘の鋭さにビックリ、おそらくタクヤはなにも分からぬまま一人取り残されてしまいます、
ハッピーエンドではありませんが、余韻のあるラストカットに好感、この先、タクヤとさくらはどうなっていくのか?観後感は良い佳作です、
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〇(スクリーンで鑑賞)「ヒットマン」
(★★★!☆)(2023年米国)(原題:Hit Man)
嘱託殺人のおとり捜査官が殺人を依頼してきた女性と恋におちる
大学で哲学の教鞭をとりながら、地元警察の撮影録音技術スタッフとして働いているゲイリー、ある日、殺し屋役のおとり捜査官が停職となり、急遽代役でプロの殺し屋を演じることになる、これが意外にも大成功、見事に殺人依頼者の逮捕に成功する、そのまま数々の嘱託殺人依頼者を逮捕していくゲイリー、ある日、夫の殺人を依頼してきたマディソンに一目惚れしたゲイリーは、マディソンを諭し殺人を思いとどまさせるが、、、
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独身で猫と暮らす大学教授のゲイリーだが、おとり捜査官として殺し屋を演じ始めると人が変わります、様々なタイプの殺し屋に変装しながら次々と殺人の依頼者を逮捕する大活躍、しかし、好事魔多し、夫の殺人を依頼してきたマディソンを説得して殺人を未然に防ぎ、偶然再会したマディソンと恋仲になるまでは良かったのですが、正体を明かさずマディソンと付き合っているうちに、思いがけない事件に巻き込まれます、
独身で猫と暮らす大学教授のゲイリーだが、おとり捜査官として殺し屋を演じ始めると人が変わります、様々なタイプの殺し屋に変装しながら次々と殺人の依頼者を逮捕する大活躍、しかし、好事魔多し、夫の殺人を依頼してきたマディソンを説得して殺人を未然に防ぎ、偶然再会したマディソンと恋仲になるまでは良かったのですが、正体を明かさずマディソンと付き合っているうちに、思いがけない事件に巻き込まれます、
こんなに嘱託殺人=殺人の代行依頼があるとは思えないし、毎回違う殺し屋に変装する意味も良く分からない^^)でも、まあそこは良しとして、終盤の事件の後味が悪いです、これで終わって良いのか?2人は幸せになれるのか?コメディアクションにしては観後感が良くないです、ま、観て損はないですが、
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◆(自宅で鑑賞)「マッドマックス」
(★★★★☆)(1979年豪州)(原題:Mad Max)
悪事を重ねる暴走族vsハイウエイパトロール警官、今観ても疾走感が凄い
治安が悪化していくオーストラリアの田舎町、ナイトライダーと名乗る悪漢は警察の追跡を寄せ付けない、高速パトカーを操るマックスが追跡を開始、ナイトライダーを追い詰め葬り去る、と、街にはナイトライダーを崇拝する暴走族が続々と現れ傍若無人の所業、警察はこれに対抗するが、警官にも死者が出て、マックスの家族にも危機が迫る、
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公開当時、世界中で大ヒットしたシリーズ第1作、M・ギブソンが若い!2作目以降は地球が破滅した後の世界観で展開しますが、この1作目は近未来とはいえ、基本的には警察サスペンス、マックスの家族が危機にさらされるシークエンスの演出が怖い、ハラハラドキドキです、
公開当時、世界中で大ヒットしたシリーズ第1作、M・ギブソンが若い!2作目以降は地球が破滅した後の世界観で展開しますが、この1作目は近未来とはいえ、基本的には警察サスペンス、マックスの家族が危機にさらされるシークエンスの演出が怖い、ハラハラドキドキです、
ローアングルのカメラで疾走するスピード感は今観ても迫力満点、冒頭10分間の追跡劇は当時の観客の度肝を抜きました、よちよち歩きの子供が道路に出てくるシーンや、暴走族の手首が車にぶら下がっているシーンなどは秀逸、お話にちょっと拙いところもありますが、45年経っても色褪せないオーストラリア発・初のサスペンス満載のアクション映画、観直す価値あり、
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◆(自宅で鑑賞)「マッドマックス2」
(★★★!☆)(1981年豪州)(原題:Mad MaxⅡ)
シリーズ第2作、世界破滅後、マックスはガソリンを求める暴走族と対峙する
世界大戦で地球は破滅、マックスは独り荒野を彷徨っている、ガソリンを求めて生成を行っている基地に向かうが、そこはすでに暴走族集団の標的になっていた、ガソリンと引き換えに暴走族と戦うことを承諾したマックスだが、、、
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2作目からは世界破滅後の世界観の物語、この世界観が2024年最新作の「マッドマックス フュリオサ」まで続いています、
2作目からは世界破滅後の世界観の物語、この世界観が2024年最新作の「マッドマックス フュリオサ」まで続いています、
ガソリンを生成している平和的な集団と凶悪暴走族との闘い、マックスはあくまでガソリンと引き換えに暴走族と対峙しますが、今回もマックスは苦戦の連続、世界はどんどん劣化していきます、カーアクションも疾走感より暴力的アクションに変化、ある意味現在の「マッドマックス」シリーズの原典的作品です、1作目の警官映画が懐かしく感じます、
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〇(スクリーンで鑑賞)「スオミの話をしよう」
(★★!☆☆)(2024年日本)
三谷幸喜作品、誘拐されたスオミを巡り5人の夫・元夫が繰り広げるドタバタ喜劇
有名作家の妻スオミが行方不明に、誘拐を疑った刑事2人が自宅に入る、実は刑事の草野はスオミの前夫、さらに家事を取り仕切る男、草野の上司、新進起業家とスオミの前夫4人が勢ぞろい、スオミが誘拐されたことが判明すると5人の夫・前夫はスオミを救い出すために激論を展開、しかし、5人が語るスオミはまるで別人、5つの顔を持つスオミとはいったい何者なのか?そんな時、誘拐犯からの要求が届く、
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三谷さんお得意のシチュエーションコメディ、富豪の妻で謎多き美女のスオミが誘拐されたことで生まれるサスペンスとお笑い、スオミの本当の顔は?誘拐犯の真の目的は?その辺りが狙いだったのでしょうが、残念ながら今回は不発、
三谷さんお得意のシチュエーションコメディ、富豪の妻で謎多き美女のスオミが誘拐されたことで生まれるサスペンスとお笑い、スオミの本当の顔は?誘拐犯の真の目的は?その辺りが狙いだったのでしょうが、残念ながら今回は不発、
富豪の豪邸が舞台、そこに前夫4人が集まるという設定にリアリティがなくすでにコメディ、冒頭からシリアスな誘拐劇の影は薄く、コメディ前提で鑑賞することになるので、人物からにじみ出る面白みがほとんどなし、これまでのホテル、法廷、空港、収録スタジオなどにはシリアスな問題があり、そこで動き回る人間から笑いが生まれる、というコメディの方程式が成立しなかったのが痛い、
スオミがなぜ様々な顔を持っているのか?の謎解きの説得力も弱かった、ということでサブスクでの鑑賞で良いかと思います、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)