ビバリーヒルズコップ
2024年06月17日
先週も5本、「罪深き少年たち」「ありふれた教室」「ヴォルーズ」「ビバリーヒルズコップ」「ビバリーヒルズコップ2」
〇(スクリーンで鑑賞)「罪深き少年たち」
(★★★!☆)(2022年韓国)(原題:The Boys)
強盗殺人事件で逮捕された3人の少年、しかし、彼らには無罪の可能性が・・・
狂犬と呼ばれる刑事ファン、着任した警察署でどんどん実績を上げていく、そんな時、数年前に起きたスーパー強盗殺人事件の再調査を願う歎願が届く、この事件はスピード解決、少年3人が逮捕され刑が確定している、ファンが再調査を始めると署長や本部上層部から捜査中止を命じられる、なんとか新証拠を揃えて検事に再調査を直訴するが・・・
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1999年に韓国で実際にあった事件をベースに描かれています、韓国警察や検察の腐敗ぶり・隠ぺい体質は何度も描かれていますが、今作もなかなかあくどい連中が最後まで冤罪事件を隠蔽します、
1999年に韓国で実際にあった事件をベースに描かれています、韓国警察や検察の腐敗ぶり・隠ぺい体質は何度も描かれていますが、今作もなかなかあくどい連中が最後まで冤罪事件を隠蔽します、
ファンは荒っぽい捜査で署長のウケは悪いが強い正義感の持ち主、対する警察上層部や検察エリートは自分たちの間違いを認めようとせず、新証拠ももみ消してファンを左遷、ついに再捜査は始まらず、、、というステレオタイプの構図、全体にガサガサした展開で無実の少年たちが不憫になります、
ファンが左遷されて捜査は終了、上層部と検事の勝利かと思われましたが、時が経ち思わぬところから事件は再燃、ファンが再び動き出します、ラストの法廷劇ではサスペンスとカタルシスが溢れ出します、
クレジットでこの事件で処罰された警察官や検察官はいないとの事、哀しい、観て損は無し、
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〇(スクリーンで鑑賞)「ありふれた教室」
(★★★!☆)(2022年ドイツ)(原題:Das Lehrerzimmer)
中学校内で起こった盗難事件が思わぬ騒動に発展、教師に迫るじわじわとした恐怖
新任で熱心な教師カーラは中学1年生のクラスを担任、一見うまくいっているように見える学校だが、小さな問題が多発、喧嘩、生徒の喫煙、カンニング、そして盗難事件、同僚教師の不審な挙動を見かけたカーラは職員室で一計を案じ、盗難事件の証拠を掴む、穏便に事を済ますつもりだったカーラの思惑とは別に事態は急転、校長・同僚教師・生徒たちを巻き込んでカーラを取り巻く状況は最悪に・・・
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学校を舞台にした心理サスペンス、凄惨なシーンは一切ありません、でも、じわじわと真綿で首を絞められるような恐怖感が全編に漂っています、カーラが証拠を突き付けた相手は全面否認、そこからカーラの立場はどんどん悪くなります、被疑者の息子がクラスにいたことから生徒たちも能動的に事件に関わります、カーラに批判的な立場で授業放棄、学校新聞でも非難にさらされ、同僚からも信頼を失うカーラ、これは絶体絶命です・・・
学校を舞台にした心理サスペンス、凄惨なシーンは一切ありません、でも、じわじわと真綿で首を絞められるような恐怖感が全編に漂っています、カーラが証拠を突き付けた相手は全面否認、そこからカーラの立場はどんどん悪くなります、被疑者の息子がクラスにいたことから生徒たちも能動的に事件に関わります、カーラに批判的な立場で授業放棄、学校新聞でも非難にさらされ、同僚からも信頼を失うカーラ、これは絶体絶命です・・・
鑑賞中、ずっと居心地が悪いとはいえ、サスペンスとしては成功しているように感じていましたが、ラストが・・・絶体絶命のカーラには逃げ道は無かったのでしょうか、あのちょっとしたギミックで救われるということなのか?ちょっと尻切れトンボな印象でした、惜しい、でも、出来栄えとしては上々と評価すべきかな、、、
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◆(自宅で鑑賞)「ヴォルーズ」
(★★★!☆)(2023年フランス)(原題:Voleuses)
腕利きの女性窃盗トリオの活躍と苦悩を描くアクションコメディ
腕利きの泥棒チームリーダーのキャロルと武器のスペシャリスト アレックス、際どい任務を完了してゴッドマザーの元へ帰還、キャロルはマザーに引退を申し入れるが聞き入れられない、次の任務のために新メンバーの女性ドライバー サムを加えて、最後の任務という約束で名画盗みの計画を練る、現場では予定外の事態に遭遇するもなんとか成功、マザーの元へ戻るのだが・・・
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フランスのエスプリと香り満載のアクションコメディです、プロの窃盗犯ながら、キャロルとアレックスにはいろいろと悩みがある、仕事は一流だが、上手に生きていけない2人、劇中ではメインのアクションシーンが何回もありますが、その間で悩む女性3人がなんだか愛らしい、そしてラストはフランス映画らしい思わぬ展開に・・・
フランスのエスプリと香り満載のアクションコメディです、プロの窃盗犯ながら、キャロルとアレックスにはいろいろと悩みがある、仕事は一流だが、上手に生きていけない2人、劇中ではメインのアクションシーンが何回もありますが、その間で悩む女性3人がなんだか愛らしい、そしてラストはフランス映画らしい思わぬ展開に・・・
主演のキャロル役、TVドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」のアスリット役の俳優かと思って観ていましたが、別人でした、印象がとてもよく似ています、この方、メラニー・ロランという俳優さんで今作の主演・脚本・監督を務めています、なるほど女性監督でしたか、道理で、悩める女性の洒落た物語になっているのも腑に落ちます、
休日のお気楽鑑賞にピッタリです、
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◆(自宅で鑑賞)「ビバリーヒルズ コップ」
◆(自宅で鑑賞)「ビバリーヒルズ コップ」
(★★★!☆)(1984年米国)(原題:Beverly Hills Cop)
目の前で友人を殺された刑事が、犯人を追いビバリーヒルズへ
デトロイトでおとり捜査を得意とする敏腕刑事アクセル、ある日、古い友人が訪ね来るが、アクセルの目の前で何者かに殺害される、アクセルは手掛かりを追ってLAのビバリーヒルズへ、そこで悪徳画商が武器販売に関わっている証拠を掴むが、その荒っぽい捜査から地元警察からマークされるハメに、LAでは捜査権のないアクセルだが単独捜査を続行、ついに組織の尻尾を掴むが・・・
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1984年制作ですか、エディ・マーフィーが一躍スターダムにのし上がったアクションコメディ、とにかく口の立つアクセル、どんな窮地も口八丁手八丁で切り抜けます、ビバリーヒルズの豪邸を口先だけで自分の住居にしてしまう件は、もはや完全な詐欺師です^^)
1984年制作ですか、エディ・マーフィーが一躍スターダムにのし上がったアクションコメディ、とにかく口の立つアクセル、どんな窮地も口八丁手八丁で切り抜けます、ビバリーヒルズの豪邸を口先だけで自分の住居にしてしまう件は、もはや完全な詐欺師です^^)
対するはビバリーヒルズ警察の凸凹コンビ、堅物のタガートと心優しいローズウッド、アクセルのハチャメチャな捜査に手を焼くが、彼の正義感に触れて徐々に協力的になっていきます、ラストの豪邸での銃撃シーン、公開当時は結構派手なアクションに感じましたが、今観ると・・・ちょっとね、ま、40年前の作品ですから、でもダイニングルームでのトリッキーなシーンはサイコー、キャッチーなテーマ音楽と共に懐かしく鑑賞しました、
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◆(自宅で鑑賞)「ビバリーヒルズ コップ2」
(★★★☆☆)(1987年米国)(原題:Beverly Hills Cop2)
シリーズ2作目、今回もアクセルがビバリーヒルズで大暴れ
ビバリーヒルズで高級宝飾店を襲う強盗事件が頻発、前回の事件でアクセルとの友情を深めたビバリーヒルズ警察のボゴミル部長が犯人集団に襲撃され重体に、知らせを受けたアクセルは再びデトロイトからビバリーヒルズへ、タガードとローズウッドと共に部長襲撃の犯人を追う・・・
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大ヒットした1作目を受けて作られた2作目の悲哀、アクセルもLAの凸凹刑事コンビも絶好調なのですが、やはり1作目のインパクトが強すぎた、エディのおしゃべりも凸凹コンビのドタバタぶりも今一つ、犯人役の長身の女性はインパクトありますが・・・
大ヒットした1作目を受けて作られた2作目の悲哀、アクセルもLAの凸凹刑事コンビも絶好調なのですが、やはり1作目のインパクトが強すぎた、エディのおしゃべりも凸凹コンビのドタバタぶりも今一つ、犯人役の長身の女性はインパクトありますが・・・
シリーズ3作目もあります、観たけどもう憶えていません、U-NEXTでしか観れないのか?ま、エエか^^)
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)