ラストナイツ
2024年05月13日
先週は4本、「タイガー 裏切りのスパイ」「ゴジラ-1.0」「シン ゴジラ」「ラスト ナイツ」
〇(スクリーンで鑑賞)「タイガー 裏切りのスパイ」
(★★★!☆)(2023年インド)(原題:Tiger 3)
インドとパキスタンの衝突危機を救うインドのスーパースパイ タイガーの活躍
インドの諜報機関RAWのスパイ、無敵のタイガー、インドとパキスタンの緊張関係を緩和するためにパキスタンの女性首相が話し合いの意向を示す、しかしその裏でタイガーの仇敵がパキスタン軍部と共にクーデターを計画、危機を察知したタイガーだが、妻のゾヤがパキスタンの2重スパイである疑惑が浮上、妻を信じるタイガー、しかし証人を守る任務中にタイガーたちを襲ってきたのは、なんと妻のゾヤだった!!
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インド映画でスパイ映画は初めて見ました、シリーズ3作目ですが初見でも十分楽しめます、世界観は007+MIP+ジョン・ウイックな感じ、ロケでヨーロッパ各地を飛び回るタイガーは007、敵地に乗り込む仕掛けとチーム編成はMIP、ガンフーアクションはジョン・ウイックな感じ、これだけ詰め込んでいるのでなんちゃってな部分も多々あり、本編は実質135分程ですが見応えあります、
インド映画でスパイ映画は初めて見ました、シリーズ3作目ですが初見でも十分楽しめます、世界観は007+MIP+ジョン・ウイックな感じ、ロケでヨーロッパ各地を飛び回るタイガーは007、敵地に乗り込む仕掛けとチーム編成はMIP、ガンフーアクションはジョン・ウイックな感じ、これだけ詰め込んでいるのでなんちゃってな部分も多々あり、本編は実質135分程ですが見応えあります、
背景にあるのはインドとパキスタンの長年に渡る憎悪敵対関係、何処の世界でも隣国とは仲が悪いようです、でもタイガーは平和と民主主義を尊ぶスパイ、物語からのメッセージも両国関係の平和裡な進展を望んでいます、
全編156分の長尺、でもあっという間です、時系列が行き来する出だしは少しモタモタしますが、アクションシーンが始まってからはノンストップ、エンドロールでしっかり踊る(インド映画のお約束)ので本編はそれほど長くないです^^)前の2作も観てみるかな、
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◆(自宅で鑑賞)「ゴジラ-1.0」
(★★★★☆)(2023年日本)
アカデミー賞獲得のゴジラ映画最高峰作品、サブスク解禁であらためて鑑賞
昭和20年、敗戦濃厚の日本軍、特攻隊の敷島は不時着した島で恐竜のような生物に襲われる、整備部隊は全滅するが敷島は生き残ってしまう、引き揚げて東京でなんとか暮らす敷島、両親を失った典子と赤ん坊を引き取り、生活費を稼ぐために機雷掃海の危険な仕事に就く、そんな時、日本南方で米軍艦が謎の事故で大破、さらに巨大生物ゴジラが東京に上陸、東京の街を破壊し尽くす、敗戦国日本に軍隊はなく、米軍もソ連と対峙しており、ゴジラ殲滅作戦は民間の旧海軍兵士有志に託されることになる、ゴジラ上陸で典子を失った敷島は再び特攻作戦を実行する、
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あらためて観て、本作のVFX技術の精度の高さを再確認、納得のアカデミー賞視覚効果賞受賞作品です、
あらためて観て、本作のVFX技術の精度の高さを再確認、納得のアカデミー賞視覚効果賞受賞作品です、
水面のゴジラ、水中のゴジラ、軍艦の表現、昭和20年代の東京の再現、そしてそこに現れ東京を蹂躙するゴジラ、見事に昭和の世界にゴジラが踏み込んできて、東京を破壊し、暴れまわるインパクトある描写が成立しています、
先週観た「ゴジラ×コング 新たなる帝国」は、CGで作られた世界に人物だけが実写で入り込んだような世界観、それとは全く違う、現実世界にゴジラを連れてくる、これに成功したからこそのアカデミーの評価だと思います、
サブスクで鑑賞できます、ぜひ鑑賞してください、大人も子供も楽しめます、
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◆(自宅で鑑賞)「シン ゴジラ」
(★★★★☆)(2016年日本)
「ゴジラ-1.0」前までは、個人的ゴジラ映画No.1作品、やはりこれも面白い
東京湾から謎の巨大生物が蒲田に上陸、当初は上陸後に死んでしまうとみられていた巨大生物は変態を遂げてどんどん進化,東京を蹂躙して海に帰っていく、ゴジラと名付けられた巨大生物がふたたび鎌倉に上陸、最新装備の自衛隊の防衛戦をいとも簡単に突破するが、品川駅付近で活動を停止する、、、
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こちらもゴジラ映画の傑作、日本映画で初めてゴジラがCGで描かれました、そのCGゴジラの出来がとっても良い、ゴジラの造形だけの出来でみれば「ゴジラ-1.0」よりこちらの方が好きかも、
こちらもゴジラ映画の傑作、日本映画で初めてゴジラがCGで描かれました、そのCGゴジラの出来がとっても良い、ゴジラの造形だけの出来でみれば「ゴジラ-1.0」よりこちらの方が好きかも、
物語はゴジラ映画王道の1つ、ゴジラvs自衛隊+日本政府の対応という話法ですが、人間ドラマ部分のリアリティが高く、CGゴジラと相まって相当精度の高い作品になっています、総理大臣が死んだり、米軍が核攻撃を目論むなど、これまでにないサスペンスも満載です、
「ゴジラ-1.0」と本作に共通するのは、自衛隊の武器兵器や太平洋戦争時の軍艦航空機が正確に愛情をもって比較的正確に描かれているところ、空想科学新兵器は出て来ません、両作ともなんとか納得できるギリギリのところでゴジラ撃退作戦が実行されます、好きやなあ、この感じ、
本作も、大人も子供も一緒に楽しめます、ぜひ自宅で鑑賞を、
過去記事はこちら ⇒
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◆(自宅で鑑賞)「ラスト ナイト」
(★★★!☆)(2015年米国)(原題:Last Knights)
腐敗した政府に主君を謀殺された騎士団の復讐の物語
中世の何処か、バルトーク卿は領民の安寧を願い領地を治めている、が、帝国の大臣からの賄賂要求を撥ねつけたために謂われなき罪に問われ、その場で自身の部下騎士団長ライデンにより首をはねられる、後継を頼まれていたライデンだが主君の首を落としたことから自暴自棄になり、酒浸りの毎日を送ることに、ライデンらの復讐を恐れる大臣は1年にわたりライデンの監視を続け、ついにライデンは心神喪失と判断、監視を解くが・・・
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と、上の記事を読むともうお気づきかもしれませんが、「忠臣蔵」を下敷きにした中世ヨーロッパ版仇討ち物語です、大石内蔵助役の騎士団長ライデンは機が熟すまで酒浸りも毎日を送りますが、監視が解けると覚醒、部下たちも集結、綿密な計画のもとに少数精鋭で帝国の城に攻め込むことになります、
と、上の記事を読むともうお気づきかもしれませんが、「忠臣蔵」を下敷きにした中世ヨーロッパ版仇討ち物語です、大石内蔵助役の騎士団長ライデンは機が熟すまで酒浸りも毎日を送りますが、監視が解けると覚醒、部下たちも集結、綿密な計画のもとに少数精鋭で帝国の城に攻め込むことになります、
随所に「忠臣蔵」を思わせる台詞やシークエンスが登場、日本人俳優の伊原剛志が清水一学(吉良方の剣客)のような役回りで本格出演、英語の台詞もこなしています、他に韓国人俳優やアジア系も多く出演、多様性の忠臣蔵というところかな、まずまず楽しめました、
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)