極悪女王
2024年10月15日
先週も5本、「侍タイムスリッパー」「極悪女王」「しあわせ食堂」「メカニック ワールドミッション」「ゴジラ対ビオランテ」
〇(スクリーンで鑑賞)「侍タイムスリッパー」
(★★★★!)(2024年日本)
幕末から現代の時代劇撮影所にタイムスリップした侍が、自らの信念を貫く
幕末、会津藩士2人と長州藩士が対峙、まさに剣を交える瞬間に落雷があり、会津藩士の新左衛門は現代の時代劇撮影所にタイムスリップする、その風体からエキストラと間違えられる新左衛門、見るものすべてが理解できず生きる希望を失いかけた時、助監督の優子に助けられ、撮影所近くの寺に住み込み、エキストラとして働くことになる、徐々に現代での生活にも慣れていく新左衛門、迫真の斬られ役演技が認められ時代劇スターの敵役に抜擢されるのだが・・・
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自主制作映画、単館公開からスタートし、その面白さが話題を呼び全国公開にこぎつけた話題作、
自主制作映画、単館公開からスタートし、その面白さが話題を呼び全国公開にこぎつけた話題作、
いや~面白かったです、侍が時代劇撮影の現場にタイムスリップするというアイデアは、この物語のきっかけにすぎません、前半は新左衛門が21世紀の世界で戸惑う姿を描くコメディ、これはこれでお面白い、ま、そうなんだろうなと思って観ていると、中盤から新左衛門のキャラがどんどん際立っていきます、侍の魂を失わず、必死に斬られては倒れる新左衛門、自らが生きていた時代の物語を後世に残すことに生きる意味を見出していきます、そして大抜擢された大型時代劇の相手はなんと・・・それは観てのお楽しみ、
監督の時代劇愛が新左衛門にも乗り移って、とても良い“時代劇Love”な映画に仕上がっています、東映京都撮影所も全面協力、終盤の殺陣は息が詰まります、ラストも洒落ている、
低予算でも良い映画が出来るという見本、必見です、自主制作映画と時代劇への応援の意味も込めてぜひ鑑賞してください、
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◆(自宅で鑑賞)「極悪女王」
(★★★★☆)(2024年日本)
女子プロレスの悪役として暴れまわったダンプ松本の入門から引退まで
幼い頃から女子プロレスに憧れていた松本香、甲斐性のない父親から逃げるように全日本女子プロレスのオーディションを勝ち抜いて入門、同期の長与千種との友情を育みながらトレーニングに励むが芽は出ない、長与は飛鳥と組みクラッシュギャルズとして一躍スターダムにのし上がる、そんな時、香の父親が問題を起こす、実家のアパートに戻った松本は家族が崩壊していくのを見て、怒りを爆発させる、そしてある日、悪役ダンプ松本がリングに現れる・・・
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1980年代に活躍したダンプ松本の半生記、事実を基にしたフィクションですが、登場人物はすべて実名、ゆりやんレトリバァが体当たり演技でダンプ松本を見事に演じ切っています、キワ物企画かと思って観たら、これがとんでもなく面白く、エピソード5話ほぼ一気観でした、
1980年代に活躍したダンプ松本の半生記、事実を基にしたフィクションですが、登場人物はすべて実名、ゆりやんレトリバァが体当たり演技でダンプ松本を見事に演じ切っています、キワ物企画かと思って観たら、これがとんでもなく面白く、エピソード5話ほぼ一気観でした、
物語はビューティーペアのブレイク、ジャガー横田の活躍、クラッシュギャルズの絶頂、そして、それと対をなすダンプ松本率いる極悪同盟の誕生と、全女プロレスの歴史を辿っていきます、女子プロレスをほとんど観たことがないワタシも、劇中のファイトシーンには観入ってしまいます、
しかし、もっとも秀逸なのはリングの裏側にある人間ドラマ、香の家庭問題、長与との友情、横田・飛鳥のプロレスへの情熱、興行主の横暴とプロレス愛と、リングで何度も血まみれになりながらも人間ドラマが底流で躍動、人物がしっかり描かれており泣けます、とっても面白かったです、5話5時間40分程ありますがあっという間に観れます、ぜひの鑑賞を!
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◆(自宅で鑑賞)「しあわせ食堂」
(★★★★☆)(2019年オーストラリア)(原題:不明)
小さな食堂で巻き起こる一晩の騒動を優しく描くハートフルコメディ
オーストラリアの街角、小さなギリシャ料理レストランがある、今宵はベリーダンサー来演ということで店主は張り切っているが、料理人やスタッフの面々はそれぞれに問題を抱えている、やって来た客の中にダンサーと離婚調停中の夫がいることが判明!?ダンサーは踊るのを拒否、店主の息子は自動車事故を起こし、さらに行儀の悪いレストラン評論家が無理難題を押し付けてくる、きりきり舞いの店主ですが・・・
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小さなレストランの中だけで物語は進行します、ギリシャ人の店主、トルコ人の料理人、息子の元恋人のウエイトレス、女優志望のアルバイト、子どもの親権を争っているダンサーと夫、悩み多き市井の人たちの愛憎模様が軽いタッチで描かれていきます、すべてがハッピーエンドという訳ではありません、それでも明日に向かって生きていく逞しい面々、
小さなレストランの中だけで物語は進行します、ギリシャ人の店主、トルコ人の料理人、息子の元恋人のウエイトレス、女優志望のアルバイト、子どもの親権を争っているダンサーと夫、悩み多き市井の人たちの愛憎模様が軽いタッチで描かれていきます、すべてがハッピーエンドという訳ではありません、それでも明日に向かって生きていく逞しい面々、
ネットで検索してもなかなか出てこない埋もれた作品ですが、観後感はとても良いです、探し出して鑑賞してください、
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◆(自宅で鑑賞)「メカニック ワールドミッション」
◆(自宅で鑑賞)「メカニック ワールドミッション」
(★★★!☆)(2016年米国)(原題:Mechanic: Resurrection)
引退した凄腕暗殺者が人質を救うため、困難な暗殺指令に挑む
正確無比な計画と実行力で数々の暗殺任務をクリアしてきたビショップは、引退してひっそりと暮らしているが、ある日謎の集団の襲撃を受け、友人を頼って避難、避難先でDV被害の女性ジーナを助けるが、ジーナもまた組織の手先、ビショップはジーナの命と引き換えに実行不可能な3つの暗殺を請け負う事になる・・・
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シリーズ2作目ですが1作目は観ていません、ビショップは成功率100%の暗殺者です、銃の扱いはもちろん、不可能と思われるミッションを緻密な計画と実行力でクリアしていきます、ジーナを救うために2件の暗殺を完了しますが、最後の暗殺計画で事態は思わぬ方向へ展開、というMIPとワイルドスピードを掛け合わせて2で割ってみました、というような作品ですが、物語がちょっと弱い、スピーディに展開していきますが、え?なんでこうなるの!?という不具合が何か所かあります、
シリーズ2作目ですが1作目は観ていません、ビショップは成功率100%の暗殺者です、銃の扱いはもちろん、不可能と思われるミッションを緻密な計画と実行力でクリアしていきます、ジーナを救うために2件の暗殺を完了しますが、最後の暗殺計画で事態は思わぬ方向へ展開、というMIPとワイルドスピードを掛け合わせて2で割ってみました、というような作品ですが、物語がちょっと弱い、スピーディに展開していきますが、え?なんでこうなるの!?という不具合が何か所かあります、
ま、細かいことは気にせずにJ・ステイサムの活躍を楽しみましょう、
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◆(自宅で鑑賞)「ゴジラ対ビオランテ」
(★★★☆☆)(1989年日本)
今回のゴジラの敵は、ゴジラ細胞から生まれた植物怪獣ビオランテ
新宿で自衛隊の新兵器スーパーXと激闘を繰り広げたゴジラ、廃墟に残されたG細胞を採取し、ゴジラ研究を進める白神博士と娘のエリカだが、悪の組織による爆破テロでエリカは死んでしまう、失意の白神博士は再度G細胞を手に入れると、エリカのDNAとG細胞を植物に移植、エリカの魂を不滅のものにしようとしたのだが失敗、植物怪獣ビオランテを生み出してしまう、それ察知したゴジラが覚醒、またもや日本に上陸する・・・
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“平成ゴジラシリーズ”と言われる新世代スタッフによるゴジラ映画ですが、CG・VFXゴジラの時代から見ると着ぐるみゴジラは如何にもほんわかのんびりしているように観えます、それでも今作は物語性や人間ドラマパートが評価されているようです、自衛隊の描き方も斬新、
“平成ゴジラシリーズ”と言われる新世代スタッフによるゴジラ映画ですが、CG・VFXゴジラの時代から見ると着ぐるみゴジラは如何にもほんわかのんびりしているように観えます、それでも今作は物語性や人間ドラマパートが評価されているようです、自衛隊の描き方も斬新、
ワタシも久しぶりに鑑賞、ゴジラ好きです、なのでこれはこれで良し!!とします、
若き日の鈴木京香がスーパーX2のオペレーターとして出演、これもよく憶えていますわ^^)
若き日の鈴木京香がスーパーX2のオペレーターとして出演、これもよく憶えていますわ^^)
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syougai1pon at 05:30|Permalink│Comments(0)